「続・伝説のレイプ・・・ (前編)」
このところ官能作品を書きあげたり、ライフワークのレイプ案件をまとめたり、
雑誌の編集者から簡単なインタビューを受けたりと続いていた。
そんな中で行われたエロ事師たちと行った座談会。
痴漢師・盗撮マニア・ランジェリーコレクターやプロストーカー、
そしてレイパーまでもが参加して行われた事もあり、とても得る物があった。
しかし・・・
後から知った事だが、その事がきっかけで大変な事が起きてしまったのだ。
嫌な予感はあったのだが、それが現実のものとなってしまうとは・・・
その座談会にアシスタントとして参加してくれた、
ご当地アイドル・撮影会モデルとして活躍している女の子が彼らの餌食になってしまった。
私は後悔している。そして反省している。
あれほどのメンバーを一堂に集めてしまった事、そして、
そこに御馳走を放り込んでしまったような結果になってしまった事を。
数々のレイプ事件を取材して来たし、それをまとめて編集したり、また、
レイプも織り込んだ官能作品も発表して来た。そんな自分の身近で、
そして自分が関係して起きてしまったレイプ事件。
私は今、反省・自戒の意味も込めて・・・
今回の事を受けて、もう一度自分の取材して来た資料を読み返してみようと思った。
“伝説のレイプ”で触れられたのは一部の案件。そこに触れなかった沢山の案件、そして、
あれ以降の取材や資料収集から得たものを今一度読み解き、それを整理してみたくなった。
私は少し静かな場所に身を置きたくなった。雑踏を遮断し、意味の濃い文字に集中したい。
知人の紹介で提供してもらった東伊豆にある大きな元保養所であった建物。
一時期大学のヨット部が利用していた時期もあり、今は友人の関連会社の持ち物。
使われていない場所。広く豪華な場所だが、今は時間が止まったままの場所。
まぁ、それにも理由があるのだが・・・
ここで事件があった。レイプ事件だ。
大学のヨット部が利用していた頃、
大学生がここで働いていた食事担当の女性を集団レイプしてしまった事件。
もう年齢も上の女性で、合宿のストレスの先を豊満であったその女性に・・・
私はこの場所に入った時、話を聞いた資料をもとにその場所を回った。
その女性が仕事をしていたであろう厨房。彼らに縛り付けられて脱がされたという、
ビリヤード台が置かれていたであろう場所。さらに、
全裸にした彼女を集団で弄んだという浴室。今は埃、そして蜘蛛の巣が広がっている。
寂しく静かで、ただただ広いこんな場所を借りた事。
私が使わせてもらうのは自分で掃除したたった一部屋だが、
ダンボール箱で3箱、それをトランクに押し込んでここに持って来た意味。
過去の沢山の案件、その資料を読みながら、時にリアルなこの場所、
それも実際に彼ら、そしてその女性が行為を受けたこの場所を感じて過ごしてみようと。
本当に最低限、身の回りの片付けも終わり拭きあげたテーブルに資料を置き、
ポットのお湯も準備出来た。
もう忘れかけたその資料、久しぶりに読み返してみよう。
さぁ・・・
私が本格的にレイプ関連の調査を始めた直後だったと思う。
旅館で働く知人から噂話を聞いた。元々旅館やホテルというのは色事・痴話の宝庫、
特別には感じていないが、取材を始めた直後だったしリアルは印象に残るもの。
派遣添乗員の女性と若い客室係の女性が客室で行われた宴会の席でレイプされた案件。
手違いがあったようで、立腹した客からのクレーム対応だった様だが・・・
宴会の席に座らされ強引に酒を飲まされ、そして脱がされてしまったようだ。
そのまま二人して男たちにレイプされてしまった。
あぁ、この案件、もう忘れていた・・・
女性のロックシンガーがライブハウスの楽屋でバンドのメンバーたちに輪姦された・・・
確か女性自身は元々アイドル出身か何かだったと記憶している。
自分だけ有名人である事、そのプライドがあったのかメンバーたちとは溝があったようだ。
この件のあと、彼女、ヌード写真集を出した記憶がある。曖昧だが・・・
ナチュラリストなんて言葉、その頃は珍しかった。
バイクで一人旅をしていた女性ライダーが無人の混浴露天風呂で男二人にレイプされた。
憶えている。そうそう、露天風呂でレイプされた後も外国製ワゴン車で連れ回された事件。
自然の中に身を置く清々しさ、けれどその危険性、それを改めて感じた記憶がある。
昼間から夜まで連れ回され犯され、でも、命が助かって良かったケースだと思う。
自分がレイプに関する事を調べ始めて、過去に何回か少年たちの事件に遭遇している。
考えて見ればこの案件もそのケースに漏れない。
公共のトレーニングジムで受付をしていたボディビルダーの女性が、
騙されて呼び出された更衣室で少年たちにレイプされてしまったケース。
肉体派の女性にレイプは不釣り合いな気もしたが、実際はそうでもない様で・・・
私は比較的最近にも居酒屋の女将さんがひどい目にあってしまったケースを知っている。
けれど、これは遥か昔に取材したものだ。女性一人でいることは危険なんだと改めて思う。
閉店が近い時間になってやって来た二人組の客に居酒屋の女将さんがレイプされた。
確か、寂しい場所で営業していて、この日は店内に客も残っていなかったようで。
最初は感じの良かった客もそのうちに変貌し、女将さんにビール瓶を・・・
キャリアウーマンなんて言葉は当たり前過ぎて言われなくなった気がする。
頑張っている女性は本当に多い。頑張り過ぎて一人で抱え込んでしまって・・・
会社の事・上司の事・同僚の事・部下の事まで。彼氏との時間を無くしてまで働く女性。
とても悲しい印象が残った案件、よく覚えている。
最初は責任感からの行き違いだったはずだ。大切にしようとした部下の女の子の裏切り。
部下の女の子の計画に乗った男たちが一人暮らしの女性店長の自宅を占拠して輪姦レイプ。
味を覚えた男たちは彼女を閉店後の店内でもオモチャにしてしまう。悲しい話だ。
やがて彼氏はそれに気づく時を迎える。自分の彼女が若い男たちに自由にされている所、
それを自分自身に目で確認することになる。レイプは人生を狂わせる・・・
あぁ・・・ 確かにあった、この事件。これも忘れていた事件だ。
優等生主婦が夫の代わりに出向いた町内会の作業の現場で、
初老の男たちに拘束レイプをされてしまう痛々しい話。いい年をした男たち、
でも、彼らも男に変わりなく、それも、むしろ若い男たちよりも何ていうか・・・
技があるし厭らしさが深い。結婚して家庭を持った女性・主婦なんて立場はとても大人。
でも、もう人生の終わりが見えているような男たちからすれば若々しく生々しい存在。
自分で気が付かなくても周辺に強い匂いを放っていたりする。
時には自業自得と思えるような被害者も存在する。存在自体が犯されるべき人のように。
探偵社の調査員の女性が車両での張り込み最中にクルマに乗り込まれレイプされる。
しかもそのあと、連続して他の人間たちに屋外で輪姦をされた事件だ。
自分に非がある状況の時、それもだらしない性質なら同情も難しく思える、そんなケース。
いつも思っていた・・・ あんなに寂しい場所で一人水着でいるなんて大丈夫なのかと。
季節外れのビーチでサーフィンに励んでいた女性サーファーが車内に連れ込まれ輪姦を。
風や波で悲鳴も届かないような場所。それに逃げるにも助けを呼ぶにも人里離れた場所。
男たちに囲まれる危険を考えた事はないのだろうか・・・
そんな印象を受けた事を今でも覚えている。でも、取材を続ける中、
“波に集中している時には何も見えない”そんな言葉を他の女性サーファーから聞いた。
また犠牲者が出てしまうかもしれない。
ファミリーレストラン。賑やか・和やか、そんな印象しかない明るい場所だ。
最初この事件を知った時には少し驚いた。確かにファストフードや列車の車内トイレ、
そんなところでもレイプ事件は起こっている。だから不思議ではない事になるが・・・
営業中のファミレスの男子トイレでパートのウェイトレス女性が犯された事件。
男子トイレとは言え、営業中にレイプされてしまうなんて、ショッキングだ。
レイプ的欲望を抱える男性は多い。軽いものなら多くの男性にあるだろう。
不意に入ったトイレで目の前に明るい色のスカートのお尻部分が突き出されたなら、
それはきっと興奮するかもしれない。しかし・・・
そのままそれにかぶりついてしまうなんて事、それでは動物だ。
でも、レイプとはとても動物的そのものだが、それは人間が動物である事から逃れない事。
コーヒーが完全に温もりを失ってしまった。
あったあった・・・、これもそれも、私は本当に沢山のケースに触れて来たんだ・・・
つくづくそう思う。
再び資料を手に取った。海外旅行・・・
旅に出れば、それも海外に出たならとても開放的だろう。心理的な環境変化は人を変える。
国外に出て、さらにそこに住めば“元日本人”も外見にニュアンスを残しながらも、
その生き方を大きく変えていたり、もう日本人である事も忘れてしまうのかもしれない。
このケースはどんなだったか・・・
そう、若い男性が海外旅行に行き、現地に住む知人女性のもとに世話になる話だった。
が、一転、楽しい想い出になるはずのその地で不幸な事件に巻き込まれてしまう。
現地に住む親族女性が押し入った外国人男性二人に壮絶なレイプを受けてしまう話だった。
海外に住み、現地の外国人家族の中に入り込んでもその黒髪・容姿は日本人女性そのもの。
男性が目の前で見た光景は紛れもなく“日本人女性が外国人男性に犯されるシーン”
それも自分の親族の女性である事、それも危険な状況ならなおさらの事、特異体験だ。
このケースはさっきの旅館のケースとも近いかもしれない・・・
ホテルのフロント係の女性スタッフがクレーム対応で訪れた客室で拘束レイプされる。
つくづく思う事だが、女性スタッフが客室内に入り込む事は危険だ。
基本的には決まり事として指導されているはずだが、
トラブル、そして事故はその道を外れた場所で多発する。
自分の能力を過信してしまったり。それは責任感という勘違いを含めて。
きっと表沙汰にならないだけで、連日、サービス業の中でのレイプ事件は少なくないはず。
これは珍しいケースだった。とても記憶に残っている。
女性のバス運転手さんが待機場で少年(?)たちにバス車内でレイプされた事件。
少年たちの通学コース上だったのか、何度かすれ違う機会があって目を付けられて・・・
確かに女性のドライバーさんでふくよかな方はいる。
女性のタクシードライバーなんかでも多い。“一人じゃ危険なんじゃないか?”
そんな風に思わせる状況、そしてその体型、そのラインを露出している事、
その自己管理を含めて問題があると思う。案の定、彼女は自分の仕事場、
人気のないその場所で、自分の受け持つバス車両の中でレイプされてしまったのだから。
これか・・・ 特別な環境にある綺麗な女性はどこか孤独で、
そして自分の人生を持て余していたりする。それが時に自分を崩壊へと追い込んで・・・
際立つ美しい顔を持ったハーフの女子大生が嫉妬がらみの罠で仲間たちにレイプされる。
それもSM的、そして調教レイプとでも言うのか、痛々しいもの。
彼女のいつもそばにいて、彼女を大切に思っていた友人男性の目の前で壊されて。
その男性が抱える複雑な想いと交差し、とても複雑な余韻が残った事件だった。
芸能人は大変だと思う。活躍して異常な忙しさの中を泳がされ、
暇になれば屈辱的な扱いの穴に落とされる。残酷が日常的に彷徨っている不思議な世界。
そんな業界で長い時間を過ごせばどんな人間になって行くのか。
彼女の扱われ方・人生、事件と関係なく、とても同情的な感情を持った記憶がある。
もうベテランとなった有名女優が温泉ロケの先で辱めを受け、そしてレイプまでされる。
量産される番組を担うスタッフたちは疲弊してくるだろうし、彼らもまた被害者、
演者に同情や哀れみなど持っていたら仕事にならないのだろう。しかし・・・
女優としてのプライドとは別に、自室でスタッフからレイプを受けた彼女は可哀想。
サンバカーニバル、熱気に溢れとても華やかだ。そこに出演するサンバダンサー、
それは特別な事のように思う。露出の激しい衣装を身に纏い、
太陽いっぱい・汗いっぱい、そして綺麗な白い歯を一杯に見せて激しく踊る彼女たち。
だが、そんな素人ダンサーの中には日常と言うものがある。
というかむしろ、そっちの“日常”という世界の中に生きている事がメインだ。
その日常の世界、その空気感に目線があったなら、そのサンバのシーンは少し恥ずかしい。
水着よりも多く露出し、それもアスファルトの上・高層ビルの合間を乳房を揺らして・・・
自分の知り合いにそんなところに参加するタイプの女性がいないせいで知らなかったが、
この事件に触れ改めて、普通の生活を送り、制服・私服で普通に暮らすなか振り返れば、
きっと彼女たち自身、少し、いや、かなり恥ずかしい画像なのだろう。
それも性的目的で撮影されたバスト・ヒップ、陰部が露骨な拡大写真となってネットに。
そんなサンバ出演の写真を職場の同僚に見つけられ、さらにレイプされた女性の案件。
露出に責任はないが、それにオスが激しい反応を起こす事もまた予想の範囲内でもある。
知人女性がひどい扱いを受けるなんて、想像しただけでやるせない思いになる。
それも大好きな年上の親族女性ならばどうだろうか?
痛々しい。私はこの事件を調べる中、男性のとても強い女性への想いも知った。
だからなお更、この女性が受けた事実を想うと、それを知った男性を想うと辛い。
自分の店を改修した業者の男たちにレイプされ、写真を撮られ、
さらに媚薬を使われ、恥ずかしい動画まで撮られて性奴隷にされてしまう。
本当にひどい話だった。唯一救われたのは、二人の間には今もまだ、
変わらぬ温かい線が繋がっている事だった。悲しい記憶の残ったケースだ。
これもいつも思うことだが、妊婦・乳児を持つお母さんなど、とても無防備だ。
街中でとても危険に思うことがある。沢山の性犯罪者・シーンに触れればなおさら。
例えば妊婦さん、その優しさに溢れた笑顔、まるで全てを受け入れてくれそうな大きさ。
でも、その笑顔の先には黒い男たちも紛れ込んでいる。
大きなお腹はいっぱいに母性を感じさせ、それは微笑ましいものだ。けれど・・・
その度を越して膨らんだ胸。エロ雑誌・AVに溢れる“巨乳”と同じ目で見られている。
そして窮屈なのは分かるが、楽なもの・動きやすい服装としてユルユルのサイズを着る。
首回りが大きく開き、小物を取り出そうと屈めば、垂れ下がる程の胸元は全開、
街中・人ごみの中に見せてはいけないものを平気で見せてしまう。
ベビーカーを押す女性が人里離れたバスの待合室で営業マンの男に突然レイプされた。
それもきっと同じような視線を受けて、それをきっかけにして受けたものだろう。
生まれて来る子供の為の乳房・幼い子供の為の乳房、しかし豊満なその胸は、
卑猥な事で埋め尽くされた頭を持った男たちには単なる巨乳・単なる爆乳なのだろう。
いや、むしろ別の意味・価値観が魅力として上乗せされたエロスなのかもしれない。
起きてはいけない、あってはならない話なのだが・・・
時に直接話をお聞きする事もある。辛い話だし、とても言い難いであろう話だ。
だから余計に鮮明にその印象は記憶に残っている。美しく、そして大人しい普通の主婦。
彼女は小さい娘と行った夏祭りの夜に暗闇の河川敷で少年たちに集団レイプされた。
本人も後悔していたが、普通なら人気のない暗い河川敷になど一人で行かないだろう。
娘を探していた彼女は行ってしまった。そして今も消えない心の傷を抱えたままだ。
母親は強い。母親になる事は女性を大きくし、人として余裕を持たせる。
しかし、その余裕は時に本質を見失う。自分が女である事は変わっていないし、
少年であっても男は男。むしろギラギラした性欲を抱えている。
主婦となっても暗闇を一人歩きして猶予されるような特別な通行許可はない。
もちろん彼女の落胆・絶望・悲しみの前に、そんな事が口に出来るはずはなかった。
でも、もう少し注意していてくれたなら、自分が女である事を忘れないでいてくれたなら。
とても悔やまれた悲しい事件、そして彼女の記憶。
自分の関係者が目の前で犯されるなんて、想像しただけで・・・
このケースもそれに入る案件。それもまだ青く未熟な出来立ての熱いカップルの男女。
スクールラブ、いや、もっと生々しく微笑ましい二人が感じられる。だからなお更・・・
彼女とボーリング場にあるカラオケルームに行った時、昔の同級生に出くわし、
その彼らの誘導に乗せられたまま、彼女は媚薬レイプされてしまう。
青年はそれを目の前で見せつけられる事になる。大切で大好きな彼女を目の前で。
可哀想としか言いようがないが、若い二人に忍び寄った黒い影、
でも何とか、二人が注意して賢明な道を選んでくれていたなら・・・
今となっては何を言っても遅いが。
はぁ・・・
ここまでは比較的古い資料が入った箱。
トイレに行く時に再び通った広いリビング横、ビリヤード台があったはずの場所。
台の上に縛られてヨット部の大学生男子たちに囲まれたその女性、
どんな景色を見ていたのか。いや、クスリが効いて意識が朦朧としていたのだろうか。
そしてその場所から“浴室入口”のプレートが見える。
その長く暗い廊下の先、彼女は全裸にされて男たちに運ばれたのだろう・・・
沢山の男たちに全裸の熟年女性が浴室内でどんな扱いを受けたのか。
それも体育会系の鍛えられた男たち、きっと壮絶な状況であっただろう事が想像できる。
さぁ、再び部屋に戻り、次の少し最近の箱を開ける事にしよう・・・
(後編に続く)
最後までお読み頂きありがとうございます!
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