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「ようこそ、獣たちの集う場所へⅡ」





「いけない、30分遅れた!」
美津子は焦っていた。小学5年生になる千佳(ちか)の迎えがあるからだ。
隣町にある有名学習塾で、同じ学校の千佳の友達たちが通う近場の学習塾に行くことなく、小学生にして、
早々に有名大学を名指しで狙う学習塾に通わせているのだ。美津子の考えではなく夫、そして義父・義母の方針。
引退した義父を継いで、今は長男である夫が歯科医院を自宅で開業している。
そんな家に揃って同居しているわけだから夕食にしても手抜きなど許されるわけもなく・・・
歯科助手から運よく手に入れた現在の”院長夫人”の席ではあるが、美津子はむしろ後悔していた。
” こんな窮屈な生活じゃなかった自分 ”  いつだってそんな妄想は湧き上がってくるもの。
そんな気持ちを抑えながら千佳の迎えへと大きなメーカーエンブレムをつけたスマートキーを持って玄関を出る。

時計上は30分の遅れだが、夕方の渋滞時、それはさらに遅れを大きくする事が確定する意味も持つ。
小学生の女の子、千佳以外の近場に住む子供たちは友達同士でさっさといなくなってしまう。
暗い時間に一人にさせたくない親心はどこも一緒だろう。
いつも通りの道、出発して早速渋滞に捉まった。金曜夜のせいかいつも以上に交通量が多い。
「う~~~ん・・・」
バックレストに深く体を沈ませ、すでに束ねてある髪をさらに掻き上げるようなしぐさ、
かと思えば体を前に起こしカーナビを弄り始めた。
「行くしかないかぁ~!!」
元々運転が得意なわけではないし、女性、それも40近くになればそうそう冒険心も無い。
いや、むしろそんな事よりも恐怖心が勝っているのだと思う。
美津子が今いる場所は両側に大型店舗や飲食チェーン店が並ぶバイパス国道、
そして美津子がカーナビでにらめっこしているのが・・・  通称”山越え”と言われる迂回路だ。
山越えとは少しオーバーで、実際は少々のアップダウンはあるものの、基本は畑道、そして時々林道、
要するに人気も信号もない田舎道というところだ。
進行方向右側には市街地や住宅地が連なっているのだが、左側には見事に目的地となるものが何もない。
そして途中にバイパスを横断する道が限られていて、また不便な場所が多い為に使われる事が少ない道になっているのだ。
だから、一部を除いては自分の車のライトだけで走るような道で、隣町、それも右折して高速道路の側道、
または本当に細い農免道路を通る車ぐらいしか意味を持たない道でもある。

美津子は考えたあげく、躊躇う左手でウインカーを出した。もちろん車両左側のランプが点滅を開始する。
通りに並ぶ国産コンパクトやトラックのタイミングと少しずれたゆっくりしたタイミングで点滅するウインカー。
直進信号が青になり前方を塞いでいたミニバンが進路をあければ、美津子の車はゆっくりと左に進路をとる。

最新型、それもハイエンドの欧州車のライトは国産の白浮きする生活臭漂う光物とは違う。
その透明にしてやや青暗く感じるぐらいの一見存在感が無いように感じさせるものだが、実際は真逆、
間際だけを派手で光々しい白光で照らす国産に対し、100メートル先を鮮明に映してみせる威力があるのだ。
国産が車速40で恐怖心を持つところでも60で十分に走行できる。
幅広で扁平ゆえにタイヤ自体が硬く、そして本国のユーザー好みの硬めのサスペンション、
上級車なりの乗り心地は担保されているものの、日本の細い田舎道はやはり不向きかもしれない。
きっと夫の方ならそんな乗り味に眉をひそめるところだろうが、そこは既に居心地の悪さに慣れた主婦、
今の美津子はメーターパネルすら覗き込む余裕もなく、ただただ前方に集中、偶に必死でナビを見るぐらいだ。
しばらくはバイパスとつかず離れずの道が続く。右手に長く連なる渋滞のライトを見ながらの走行。
やがて右折を選べないT字路を左折すれば、いよいよ本編のスタートとなる。
自分のライトだけで行く先を照らしていく道。選ぶのは”ジャリ道”か、辛うじての舗装があるかだけ。
砂の舞った名残りで舗装を見失うと民家へ。間違いに気付いた時点でシフトを後退位置へ、やり直して再スタート。
数回のリトライの後、やっと方角的にしばらくバイパスと平行しているであろう直線道へと出た。
ナビ的にもここから数キロはハンドルを回転させないはず・・・  車速は60を超えてくる。
いつしか真っ暗な両側一面が畑の道を走り切り、今度は両側共に比較的高い木々が生い茂る闇のトンネルとなった。
ライトが次々に木々を映し出して行く。木々の間から何かが飛び出して来そうな恐怖心から車速は自然に落ちる。
ところがいつしか自分が思う以上に車速が落ちている事に気付き、少しアクセルを踏み込んでみるが・・・
反応しない。 いや、それどころか車が唸っているかのような振動を伝えてくる。
美津子は慌ててメーターパネルに目をやった。エンジンの回転計が4000回転を超えている。
4000回転の意味合いなど知らない美津子だが、いつもの状態ではないことは感じ取っていた。
そして何より、美津子は自分がアクセルを踏んでいない事にも気がついたのだから。
ほぼ同時に前方、車両前面から白煙が出ている事にも気がついた。
エンジンが高回転のままゆっくりと狭いなりに道幅の広い場所に寄せきり、シフトをパーキングに入れ、
さっきよりさらに高回転に針が振れようとした恐ろしさもあり、美津子はエンジンを停止させた。

”” シュュゥゥゥ・・・ ”” 車の外に出ると前方から煙とともに音が聞こえて来た。そして嫌な臭い。
「えぇ?! なんでぇ~・・・」 誰もいない道に降り立ちながら声をあげてしまった美津子。
少しの時間を経て、実際の車の故障内容がわからない美津子なりに理由は自然に探してしまうものだ、頭の中で。
そしてその事は少しずつ鮮明になって行く。
(昼間) 「(夫) 昨日冷却水換えようとしたんだけどさぁ、濃度間違えちゃって・・・  足りなくて・・・」
車に知識がない美津子なりに断片的に思い出していた。そして・・・
(昼間) 「(夫) だからさぁ、千佳の迎え、小さい方で行ってな! まちがえんなよ!! 車ダメに・・・」
絶望的だ。それなりに車好きな夫の愛車を助言を無視して大変な事にしてしまった事。
そして急いでいてうっかりしてしまったとは言え、この事で千佳の迎えが絶望的になってしまった。
慌ててスマホを光らせる、もちろん時間、そして助けを呼ぶしかない。が・・・
””でっ、、電波が無い!””
「嘘でしょっ?!」 きっと今の時代誰でもそう思うだろう。地下だってビル中だって山岳部だって通じる時代。
だけど見事に”圏外”になっている。
まぁ実際のところは木々に覆われたこの付近の一部が不通で、ところどころ弱電波状態、場所を探せば通じる。
基地局の場所・数が限られ、中途半端な山・磁場の存在、何より民家・施設が少なく苦情も出ないからだ。
暗闇の木々のトンネルのような場所にドアを開けたままの為に点灯している車内灯と自分のスマホの灯りだけ。
車からは白煙、そして音、何よりこんな場所で電波が通じないなんて絶望以外の何物でもない。
”誰か助けが来ないだろうか・・・”  ”いくら田舎道とは言っても誰も通らないわけがない”
ただですら不安が大きいのに、思った以上に、と言うか、まったく次の車が来ない。
美津子の不安は最高潮となっていた。
遥か暗闇の彼方、遠くにいつしか光が現れる事だけを祈るように・・・  そんな美津子の長い不安な時間。
しかし実際は20分にもならないうちにその光はこちらにやって来た。
「たっ、助かった!!」


周囲一面を真っ白にしてしまう程の強烈な光のままその車は近づいてくる。そして異変に気付いたのか減速した。
停車し消灯した車、そしてその横にあきらかに助けを求めているであろうオーラを放つ”主婦”が映り込む。
よほど冷酷な人間でなければSOSを感じ取ってくれるはず、止まって何かを尋ねてくれるのも当然だろう。
ただ、その時は必死で気付かなかったであろう美津子だが、その車のエンジン音は木々を貫く音量。
並はずれた光量と共に、自分が危機的状況でなければ普段ならこちらから近づくような車ではない。
美津子の車のやや後ろの車道中央に止まった車。ドライバー席のドアが開いたせいで車内灯が点灯、
その車の中にはドライバーの男性を含めて4人が乗っていた事がわかった。同じ世代のグループだろう、若い男たち。
「どうしましたぁ?! 故障ですか??」 「何かお手伝いしましょうか?!」
少し派手なスポーツセダンを操っていた男は意外に感じ良くにこやかな応対を見せる。
助手席から降りた男、後席それぞれから降り立った男たち、皆それぞれが笑みを浮かべながら”どうしました?”
そう声をかけて来た。
美津子にはそれまでの”待ち時間”が恐怖心・絶望を抱えた特別な時間だったものだから、
今は少しだけの思いやり(優しい笑み)がまるで救いの神のごとく特別な価値になってしまったのだろう。
本来ならこんな時間・そしてこんな場所なのに・・・

「ああぁぁ・・・  エンジンやっちゃったかなぁ~」 「これぇ~・・ 湯気の臭いじゃないぞっ!」
「エンジン止めちゃいました?! もう掛らなくなっちゃうかもなぁ・・・」
ドライバーと助手席の男が美津子の車の前方ボンネット前で覗き込み、後の二人は美津子の後方でしゃべって来た。
「えぇ・・・ どうしよう・・・ ・・・」 車の知識のない美津子には言葉さえ出てこない。
もうすぐ千佳が塾を終えて出てくる時間だ。きっと遅れればすぐに電話かメールをしてくるはず・・・
しかしここは電波が届かない。今はここに助けに降りてくれた男性たちに望みを託すしかない、自分を委ねるしか。
「何とかならないでしょうか?! 電波が届かないみたいなんですが、どうにかならないでしょうか?」
男たちは一斉に自分たちのスマホを触った。 「ホントですねぇ・・・」 「あっ圏外だ!」 「ここダメなんだぁ」
でも、本当はそのうちの二人にはしっかり電波が届いていた。今は黙っていた方が得と踏んだのだろう。
「とりあえずボンネット開けてみますね。奥さん危ないですからこちらの方にいてください!」
そう言って前席に乗っていた二人が美津子を既に道路わきに停まっている美津子の車の助手席側、
さらに背の高い木々の間にある開けた場所へと誘導した。まるで道路上から消えたような暗闇の中で美津子は待つ。

「うわぁぁぁ、、 ダメだなこりゃ。 エンジン完全にいかれてるぞぉ。 かかんねぇだろ?!」(ドライバーの男)
「(エンジンボタン押しているふりをしながら) だめだなぁ、反応しねぇやぁ!」(助手席の男)
美津子は今まで以上に絶望的な顔を見せていた。そしてその横で残りの男たちがその顔を覗き込む。
「どうしよう・・・ 娘迎えに行く時間なんです、何とか連絡だけでもしなくっちゃ・・・」
うろたえながら男たちが覗き込んでいるボンネットの中を遠目で見ている事しか出来ない美津子。
すると美津子の隣にいた片方の男が車道側からエンジンルームを覗き込んでいた助手席にいた男と話し始めた。
最初はドライバーの男の動きを中心に見ていた美津子だったが、そこに特別な動きはないまま。
そのうち話の長い隣で話し込む男たちに視線が行くようになった。
時々顔を見合わせて笑顔、片方が相手に肘を突いてじゃれるような仕草を見せたり、時には高笑いを見せる。
状況が好転どころか動かないまま、ただただ時間だけが過ぎて行く苛立ちさえも感じ始めて来る、
”あの人たち何やってるの?! 人の気も知らないで・・・” もうそんな声が聞こえて来そうな時だった。
「奥さん・・・」 もう一人後ろ隣に残っていた、その存在すら忘れていた男が突然肩を抱いて来たのだ。
「ちょっ、、 ちょっと!」 美津子は何が起きたのかさえ理解できず、ただ純粋にその男の顔を見た。
にやけた表情で抱きついて来る。何が起きているのかを理解出来なくても、体が拒否する反応だけは自然に出るもの。
「やっ、、やめて下さい!」 表情は少し必死なものに変わったが、まだ小声で遠慮がちなものだ。
周りに散らばってこちらに”気がついていないであろう男たち”にこの状況を察知されまいとする気遣い??
それでもその男の圧は止まらない、いや、むしろ一気に雪崩れ込んで来るように変貌する。
後ろから抱きつくと両胸をがっしりと鷲掴みし、片方の手を外したかと思えばその手はしっかりと尻を撫でまわし、
今度は一気に前へと回して恥ずかしい程に恥部を掴み上げて来た。
「あ”あ”ぁ!! 嫌っ! やめてぇ!!」 少し大きい声を出せたはずだが、今度はその片手が上がり口を塞ぐ。
周囲にはしっかりと響き渡るはずの呻き声なはずも、周りの男たちは全く反応していない。
美津子は片胸を掴まれ口を塞がれたまま少し奥、さらに林側へと引きずり込まれた。

痛みを感じるほどに強く押さえつけられた口を塞いだ手がやっと外れたと思った次の瞬間、
美津子は体の向きを変えられ、今度は一瞬の隙もなく男の横暴なキスによって再び口を塞がれた。
向かい合って体が密着し窮屈なままなのに、さらに男の手は激しく乳房を弄る。
「う”ぅ”っ!!」 口がずれるように外れて悲鳴を上げようとすればまた塞がれ、また逃げようとすれば塞がれ、
何度繰り返しただろう。男のキスは美津子の口だけでなく全身を壊すような破壊力で大きな音を立てて続けられる。
あまりの横暴さ、しつこさ、そのエネルギー、それは次第に美津子の抵抗力を削いで行く。
もう全て吸い取られてしまったような状態にされた後に開かれた一瞬、手は離れ、口も離れ、男との少しの距離もできた。
だが・・・  「 はぁ ・・・ 」 美津子は完全に無防備に、ただその場所に仁王立ちになった。
そして今度は少し長めに感じられる時間をあけて再び男が近づいた、そして・・・
さっきよりおとなしく感じるキス、しかし男の舌は美津子の口中奥を激しく弄る。
上の歯の外側を半円一往復したかと思えば、なんと、今度はその裏側にまで舌を添わそうとする。
男の異常な熱量、舌使い、美津子にとって想像を超えた別世界の口内レイプだった。
やがて男は美津子の手を掴み自分の陰茎をジーンズの上から触らせた。そして手で誘導して掴ませた。
男は言う、”上下しろよ!” 相変わらず口を犯されたままの美津子、その手に自由はない。
白いレースのブラウスの上から揉まれていたはずの胸元も、いつしか既に二つボタンが外れている。
胸元がはだけたままだと言うのに男にはそうとうの余裕があるのか、気まぐれに美津子の陰部を弄る。
一種の魔法のつもりなのか、相変わらずキスで美津子の動きは封じたまま。

「おおっ!! 見事だな、お前!」 「車に興味のないお前も女の扱いは天下一品だな」
「へぇ~・・・ もう胸元なんかはだけちゃってるじゃない?! さっき、お前の掴んでなかった? この女?!」
いつしか男たちが自分の周りに集まって来た。いまさら中途半端に正気に戻っても意味なんかないのに・・・
男たちを敬遠するかのように必死な目で威嚇しようとする美津子だが、今の美津子の姿と来たら・・・
ジャケットは車の助手席だから、上は初めから、車を降りた時からブラウス姿。そしてベージュのセミロングスカート。
渋滞から車を運転していたスカートは臀部にシワが寄っている。上に目をやればブラウスの中央部分は既に開き、
横から暗闇の中を照らす前照灯の間接白光がいやらしくブラを白く光らせている。
実際はライトベージュのブラジャーだが、元々光沢がある薄手のシンプルなフルカップブラなので白浮きするのだ。
体型は中肉中背の類だが、もう美津子は中年主婦に入門、やや太めの下半身、そして厚めの胸元という見栄え。
セミロングはスカートだけでなくその黒髪も。だからまるでベテランの女教師にも見えなくもない。

「そろそろ俺たちも遊ばせてもらおうか! さっき見た時から”ラッキー!”って思ったさ!!」
「あぁ、そうだな。俺たちの車のライトに映った時、こりゃぁヤレると思ったもんねぇ~」
「あぁぁ、、 いい感じにエロくて、いやらしい匂いがプンプン伝わって来たねぇ・・・」
「まぁ、そう言うわけだ。こんなところで車が止まった事、運が悪かったと思いな!」
後ろから近づいた男が美津子を羽交締めにした。そして前から近づいた男がまるで両開きの扉を一気に開けるように、
”ビリビリビリッ!!!” 美津子の真っ白な薄手のブラウスが縦に二つに割れた。
暗闇の中の白い間接照明、男たちが待ち構える前に押し出されたのは存在感この上ない光り輝くブラジャーの胸元。
嫌がって左右に体を揺さぶる美津子、そのせいで大きく左右・上下にその胸元が揺れて闇中に浮かび上がる。
「嫌ゃゃぁ!! やめてぇっー! 近づかないでぇ!!!」 今までで一番大きな悲鳴だろう。しかし・・・
「ふっ(笑) 大きな声だねぇ。 でもさぁ、ここまで走って来たんだろう?! ここがどんな場所か分かってるだろ」
男の説得力のある話だが、それでも美津子は抵抗を続けていた。
「ほれっ!!!」 肩紐が切れるほどに引き下げられてブラジャーが下げ広げられた。
本来はそんなに弱々しい素材ではないブラジャーもセンターで真っ二つに切れて開いた、
そして大きく揺れながら堂々と暗闇の中に。でもついさっきまでの熱量が伝わって来そうな程の匂い立つその全貌、
年齢、それなりに濃茶色は主張してはいるが、程良く下を向きかけた肉感的ボリュームの乳房、
これは男たちの興奮をさらなるステージに押し上げるには十分過ぎる。
きっと若い男子が簡単に言葉にしがちな”巨乳”に間違いはなく、本当にその突き出し部分だけでも見事だ。
しかしそれでもむしろ”爆乳”とか”デカ乳”みたいな下品で粗雑な表現は似合わず、どこか収まりがいいもの。
それはきっと突き出しはしっかりしているものの、大きく広がったものでなく、しっかり体型の中に収まっているせい。

美津子の乳房は若く粗雑な男たちの手の中で弄ばれる。巨乳にして小ぶり感さえ感じさせる不思議な乳房、
それはしっかりと胸の根元から折り曲げられるぐらいに掴み回されるのだが、それでも無駄に肉ははみ出ていない。
まるで高さを保ったまま折り曲げられてしまっているようで、何ともその光景は異質なものだ。
だけど男の手が離れれば崩れることなく見事にそのままの形でそこに存在している。
横にいた男が美津子の口の中に指を押し込む、それも真ん中の指3本も。”口の中を掻き回している”、そんな感じ。
つまり美津子、相変わらず羽交締めのまま口中・乳房、完全に自由を奪われていると言う事だ。
そして横にいた一人が美津子のスカートに手を掛けた。ホック・ファスナー、次の一瞬で地面に向かってずり落ちる。
ストッキングは穿いていない、生足だ。年齢にしてそれなりの、でもそのやわらかそうな質感は悪くないはず。
そして全体に散らばった衣服の中央・裸体、そこにあると妙に目立ってしまうガードル?! それはブラと同色。
実際はショーツ兼用タイプのものだし、まぁ年齢的に、そして主婦なわけだし・・・
スカートを脱がせた男は恥じらいもなく人指し・中、2本の指をショーツのあの部分へ外から。
それも力いっぱい生地が大きくへこむぐらいに押し込んでいる。
そんなだから変色も早い、すぐにその部分の生地は弱くなりへこみが戻らなくなり、そのへこみは大きくなるばかり。
中に入れた。ショーツのあの部分を浮かし横から指を押し込んだのだ。それも大きく前後させている。
普通ならいきなり大きく前後させるなんてあり得ないところだが、状況・年齢? テクニック??
さすがにのけ反るように嫌がる美津子、体勢を波打たせながら抵抗するが男たちの手もそれぞれにそれを追いかける。
再び、そして暗闇の中で縦横無尽、美津子の”特別な胸”がブルンブルン暴れまわっているのだ。
のけ反るようにして突き出される乳房、そこには当然誘い込まれた男たちの手が追い求める。
潰してしまうのでないかと思うような激しさで掴み揉んで、いつかその乳房を美津子から剥がしてしまいそうだ。

街灯のない夜の田舎道。今ここにある灯りは美津子の車のドアが半開きの為に点灯している車内灯、
そして男たちが停めたスポーツセダンの下向きにされたヘッドライトの灯りだけが照らしている。
通りから既に10メートル近く林の中に入ってしまっているだろうか・・・
それでも高い木々ばかりで下草の類がほぼ無い為に、灯りは美津子たちのいる場所まで入り込んでいた。
「さぁ、そろそろ頂こうぜ! あんまり長居は禁物だ」 「そうだな、往復する車も出てくるかもしれない」
そう、既に美津子が連れ込まれて悪戯されるようになってから上り・下りで計3台の車が通り過ぎていた。
片道利用だけなら「何かの用事か?!」で済むところでも往復でこの状況では不自然に感じられるだろう。
まぁ、この時間、そんな利用形態は少ないのだが。

美津子は不自然な姿勢にされた。既にスカートは数メートル離れたところに脱がされ落ちているし、
ブラウスはブラと一緒に真っ二つ切り裂かれ、見事に前が完全に広げられた状態だ。
そしてショーツは膝上に辛うじて引っ掛かり残っているような状態、でも、ここまでは別に特別でない。
しかし違うのだ、本当に不自然な格好で男たちに囲まれているのだ。
それは・・・  両腕をそれぞれに前に回され、まるで木に抱きついているようにそこに。
両手首を前で男が外して縛り付けた腰ベルトで縛られている。
つまり・・・  無防備、”どうぞ後ろからやって下さい!”という姿勢にされているわけだ。
横にいる男は美津子の頭頂部から髪を優しく撫で下ろす。なんて屈辱だろうか・・・
自分を弄びこれから身動き出来ない状態のまま挿入しようとしている男が優しさ? 愛情??
それも一回りは若いであろう男が余裕綽々の笑みをこぼして髪を撫でているのだ。
千佳が塾の前で母親に連絡がつかない中、不安のまま待っている事も頭から消えないでいる美津子のままなのに。
「ふぅ~ん・・・ 何度見ても良いオッパイだなぁ。こんなに良いオッパイなかなか無いよ。 なぁ?!」
そう言いながら相変わらず身動きの取れない美津子の乳房を掴んでみせる男。
「さぁ、始めるか! 順番は・・・」  男たちはまるでお気に入りの玩具を選ぶ子供たちのようにはしゃいでいる。
”ギュゥゥゥっ”深くゆっくりと押し込まれた。もうされる事が分かっていても絶望の感情は隠せない。
相変わらず髪を撫でられ乳房を弄られ、身動き出来ないまま、それもまだスタートしたばかりと分かっている事。
思いのほか淡白でノーマルなセックス。けれどそれでもその後ろから突かれる姿は残忍なレイプそのものだ。
二人目は少し激しい。大きく美津子の臀部を掴み上げながら力一杯に激しく突いて来る。
頬が木に当たり美津子の頬が擦れる。その痛みを感じる間もなく、今度は反対側を向かされまたキスの強要。
そして今回はキスだけで済まされずに臭う男性器を無理やり口の中に押し込まれた。
鼻をつく悪臭、そして今までに経験した事の無いほどに奥に押し込まれて嗚咽する美津子。
体液・唾液が混ざり合って地面に落ちて行く。汗で顔に髪が纏わり付き、そして涙もそれに追い打ちをかける。
鼻を赤くし、美津子は泣いているのだが、それが苦しさによるものなのか悔しさによるものなのかも分からない。

最初の苦しさから思えば3人目・4人目に挿入された事など一瞬にも思えた。
それよりはやはり、代わる代わる終わっては繰り返された口仕事の方がどんなに辛かったか。
尻周りも汚されたものの、それよりも遥かに頬・髪、そして口周りの汚され方が壮絶さを物語っている。
お約束なのか、既にそれぞれが終わったはずなのに、再度スマホで撮影用に再び犯される。
それもそれまでより激しく、そして性器を広げられ顔を押さえつけられて撮られ続けた。
腕の自由が戻された後にも羽交締めに再びされ、後ろからハメられ揺れる胸を撮られ、
そのまましゃがまされたかと思えば、今度はその姿勢のまま男性器が口の中に押し込まれ繰り返し記念写真。
誰もが自分のスマホの中に美津子を欲しいらしい。
「千佳・・・」
美津子は羽交締めを外され地面にひざまづいたまま倒れ込んだ。
蹲るようになった美津子をそこに置き、男たちの車の光々としたヘッドライトは遠ざかって行った。
四つん這いのまま嗚咽する美津子、途切れぬまま細く精液が湧き出して地面に落ち続けている。
それでも足元に絡みついたまま残ったショーツを濡れた陰部そのまま穿き上げ、ベージュのスカートも拾った、
動作を止める事なく車に戻りジャケットを羽織った。感情なく無表情のまま動きを止めない美津子。
林の入口に落としたままのスマホを拾い上げ、そして目的地の方向へと歩き出す。
精液で汚された顔まわり、ジャケットを羽織ったところで大きく肌が露出したままの前面の胸まわり、
何より憔悴しきった泣き腫らしたままの、且つ、表情を完全に失ったその顔。
そのまま歩いたところで何になると言うのか? きっと数分・数十分待てば次の車が通りかかるだろうに・・・
それでも美津子は一定のペースで歩き続けた。


結果的に途中で通りかかった車に不審に思われた美津子は保護され、そして病院行き⇒警察案件となった。
”” 寂しい場所で車が故障してしまい、通りがかった車の若い男たちにレイプされた事件 ””
捜査はされているが、まだ犯人は捕まっていない。美津子の脳裏には大量に撮られた画像の事が消えないし、
家柄、同居する夫の両親との関係も自分の味方はしてくれない。
そしてレイプ事件から3か月さえ迎える事も出来ないまま、彼女は一人、娘を連れる事さえ出来ずに家を出た。

半年が過ぎた頃、別のレイプ事件で逮捕されたあの時のメンバーの一人がスマホに保存したままのあの画像、
その美津子が犯されたシーンが大量に保管された中に見つけられて事件は解決へと向かう事になる。
「この画像、あなたのものに間違いないですか?!」
そう見せられた画像は・・・  林の中で男たちに辱めを受けたそのもの、その瞬間のリアルがそこにあった。
半年以上過ぎて少しは薄れかけた痛みも一瞬でリアルに蘇ってくる。それも残酷にして強烈だ。
腕の自由を奪われていた感覚、犯される中で髪を撫でられた感覚、息が出来ない程の・・・
最初にされたしつこくねちっこい強引なキスまでもが蘇って来る。
男性警官が食い入るようにその画像を見ている。 「仕事ですから、申し訳ありません・・・」
自分の乳房が、性器が、押し込まれる男性器まで写っている画像を自分の横で見ているのだ。
体全身が熱くなり、激しく押し込まれ続けたあの瞬間がフラッシュバックして来る。
目の前に座る男性警官の目が、口元が、そして制服のズボンに隠されたあの部分が執拗に視界に入って来るのだ。
消える事のない傷。美津子にとってただのレイプではないのだろう。
きっと独身時代、若い時であったならまだ少しは楽だったのかもしれない。
夫を、娘を、同居する夫の両親を抱え、妻・母親になった自分。そして年齢も重ねた自分。
なのに・・・  はるか年下の若い男たちに輪姦レイプされてしまった。拘束され画像まで撮られたんだ。


実家に戻っていた美津子だったが、犯人逮捕の件があってしばらくした後に家を出た、失踪した。
分かる気がする、居た堪れない。だって・・・  今も美津子の頭の中同様、あの画像・事実が消える事はないのだから。



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