2ntブログ

「 襲 う 」





月に10万20万、当たり前のようにプラスになっていた日々が半年近く続く・・・
俺のスロットへの入れ込みは特別なものなんかじゃない、誰だって同じ結果だったはず。
少し負けが多くなり始めた頃に重宝した店の店員と喧嘩、立ち回りも変わった。
いつもなら最初に寄る店が外れるわけだから。
そして復調を見ぬまま新基準機への変更。
元に戻るどころかマイナスが日常化し、そしてそれは膨らんで行った。
情けない、店に行く前に立ち寄り癖のついたATMも、
いつしか銀行から消費者金融のATMへと変わって行くのは早い。
そして店のはしごどころか数千円単位の引き出しの為にATM巡りになって・・・
気が付けばアパートの家賃は3ヶ月分滞納、もう車を処分するしかない。
今日1000円分入れたガソリンが尽きるまで、それが俺に残された時間。

早朝に部屋を出て燃料を入れたと言うのに、俺はパチ屋に行けなかった。
財布の中に3000円。ケチなスロットからチビチビ稼ぐ手もあるだろうが、
どうにも体が進まない。要するに今の俺にはこれを増やせる自信がない。
時間切れ、絶望、道端に車を停めたまま夕方になってしまった。
何故かふと、急に湧き出すように、ある思いが頭の中いっぱいに広がって来る。
いや、本当はもう覚悟している。だって・・・  ここ数日魘されているのだから。
5日ほど前だろうか、いつも通り負けてコンビニの駐車場で塞ぎ込んでいた時、
俺の目の前を通り過ぎた女、それが俺の中の何かに火を付けた。
会社帰りのOL、無駄な動きなしにさっさと買い物を済ませまた俺の前を過ぎて行く。
まだ20代後半だろうが、ベージュのロングコート・ブーツ、冷たく感じる無表情、
足早にやって来た方向と逆の方へと歩いて行った。
俺は・・・  車を停めたままその女の後を追尾していたのだ。
まるで催眠術にでも掛けられてしまったように。

セミロングという長さだろうか、ストレートの黒髪は綺麗に分けられている。
暗くて確認できないが、ショルダーバッグはブーツと同じ様な濃茶系かもしれない。
肌艶から感じられる年齢よりも服装や所持品が大人びて見せる。
その足早な歩き方・隙の無い表情、若くしてやり手のキャリアウーマンそのもの。
ただ・・・  その手に持ったコンビニ袋は意外に大きく膨らみ、同じ惣菜が2点、
それに違う種類で弁当が重なっているようにも見えた。
その女が到着した先、そこはワンルームのような単身用の住まいなどではなく、
2DKベースだろうか、鉄筋の規模の大きい集合住宅だった。
“ そうだよな・・・  人妻か・・・ ” 俺は心の中でつぶやいていた。
寄せ付けないようなクールさとは別に、“こんな女をほっておくはずがない!”
つまり “結婚していて当然だ” と心のどこかで納得。
それに今の俺の惨めさゆえに自分の反対側にいるように感じられるからだろう。
綺麗だ。どちらかと言えば醤油顔系だろうから派手さはないのだが、
まさにクールビューティー系で、何よりも媚びていない感じが全面に出ている。
一番大きいのはそのメイク、無駄な厚塗りなんかないナチュラルは当たり前にしても、
男に媚びてないビジネスステージ用と言うところか。
さらにそのロングコートやブーツにしてもビジネスユースである事はもちろん、
着こなし方・履きならし方・使い具合、どれをみても自然過ぎて様になっている。
この女が仕事において、そして家庭においてもスキルが高いであろう事は疑えない。

女はポストを漁り手紙を取り出して外階段を上がった。そして2階の廊下。
三つ目の扉でストップ、取り出した鍵を開け中に。
家の中は暗く電気はついていなかったから家族は留守なのだろう。
俺はそんな行動を1日1日と続け、そして週を跨ぎながら5日目となった。
分かった事、ダンナとの二人暮らしのようだ。そのダンナもやり手、そしてイケメン系。
それもあるのか帰りが遅いのが定番のよう。
女が6時台にだいたい帰宅しているのに対し、ダンナの方は10時台から11時台と遅い。
たった5日間だが、ここ毎日女の顔を見て来た、まるで纏いつくようにして。
まるで自分の大切なものであるかのように、もうその小さな表情の変化にも激情する。
あの顔を近くで感じたい、体温を感じたい、嗅ぎたい・・・
いつしかスロットの事・借金の事も頭から消えていた。
いや、本当はその大き過ぎる現実を受け入れたくなかった、少しでも忘れたいだけ。
もうどうなっても構わない、せめて人生の最後の自由が選択できるなら・・・
“ この女を手にしたい! ”  今、俺はそれだけになっていた。


覚悟の日。 追い込まれたからの逆ギレなのか、それとも単純に女の魅力なのか。
もう自分ではその理由は整理できない。
でも、何故か気持ちは怖いほど静まり返って予想外だった。
午後6時半、女が日常そのもののような風貌で玄関の扉を開けた。
俺は同じ階のエントランスに隠れて様子を窺っていたが、タイミングを計って雪崩れ込む。
女を勢いのまま一気に玄関先の部屋に続く廊下へと弾き飛ばし、
そのまま上から覆い被さるように押さえ込み、頭で女を押さえ付けながら、
用意した粘着テープで女の手首を後ろ手にクロスさせて強く巻き付ける。
腕を高く持ち上げていたせいか女の顔は床に押し付けられ、上手く声が出せないようだ。
俺は続いて女の口も粘着テープで塞いだ。
「 うううぅ、、、 うっぅぅ!  ううぅ!!  ううううぅぅぅ!!! 」
俺に振り向こうとして振り向けない無理な姿勢のまま籠った声をあげている。
少し捲れたロングコートをしっかりと捲り上げる。女の背中を覆うように。
そしてその下は厚手のロングスカートだったが、これも。
タイトでもないスカートでも抵抗もあり、こちらは破きながら切り開いた。
その下、今度は真っ黒な毛糸のストッキング姿、そしてその足先にはショートブーツ。
生地が厚いから足が細くは見えないが、膝の関節の位置が妙に高く長さを感じさせた。
でも俺には時間がない、ゆっくりとそんな姿を眺めている時間がない。
厚手のストッキングもすぐに下ろす事になった。

束の間だが少し引いた位置から眺めた。
床にうつ伏せになって、そして背中にロングコートの裏地を背負うように女は倒れている。
当然だが俺が捲り上げ切り開いた下半身がそこに。
今は既にショーツ一枚で剥き出しになった姿だ。
ライトグレー・オフホワイトと言うよりは“シルバー”の薄手のショーツ。
仕事をする女性にお似合いで、柄物でなくシンプルなものだが。
だけど全体のビジネスユースの衣裳に対し、少しだけカッコ良さのあるショーツ姿。
少し上まで切れ上がっていて、直線的ラインや生地のフラットな部分、
そんなところも彼女のクールに見える顔・表情によく似合って見えた。
“ ちくしょう、時間がない! ”
もう少し眺めていたい気持ちを押し殺して、俺は作業を続ける。
両手で掴まるようにショーツの腰部分に指を入れ込み、それを捲り下ろした。
綺麗な尻してやがる・・・
ダンナ以外の男に興味なんか持ってる時間が無駄であるかのような、そんな風貌、
寄せ付けないオーラのあの女、いや、この女、
でもこの可愛い尻はなんて言うコントラストだろうか。
そそるよ、最高に犯したくなる!!
女の腰の部分に片手を載せ押さえ付け、俺は下半身の衣服だけ脱ぎ捨て、
そして一気に女に圧し掛かった。

背中に覆い被さるように低空飛行で前に、でもしっかりと先端を鋭角のまま前へ。
女の尻肉が完全合体を阻止しようとするが、それでも俺はそれを押し潰すように前へ。

下から回した腕で女の肩を掴むようにして体を密着、さらに、そして少しでも奥を狙う。
入れ込んだ時もそうだが、奥の横壁が当たる感触も含め、いや、体温(中の温度)も、
この女に最高のマッチ感を感じていた。
自分のペニスはもちろん、それどころか自分そのものが全て吸い込まれて行くような感覚、
女がどんなに大きく横に首を振ったところで、俺は疑わない。確かに最高の一致なのだ。
全身の全ての細胞が最高燃焼しているような感覚になっている俺、
相変わらず全身で抵抗をみせている女、その構図のままだが。
中は確かに物語っている・証明している、こんなに激しく濡れ・匂い・音を立て・・・
“ お前がどんなに認めなくても、これがお前にとって人生で最高のセックスなんだ! ”
俺は過去に記憶がないほどの大量のザーメンを女の中に、
それも必死にしがみ付いて押し上げ、女の一番深い奥先部分に浴びせるように射精した。
あんなに奥深くに出したと言うのに抜いた傍から溢れ出し、
その量がどれだけ大量だったのか恐ろしいほどだ。
本当なら体内射精なんて危険な事は避けているはずなのだが、今回ばかりは・・・
こんな最高の女(俺にとって)を、そしてこの女を当たり前に抱いているダンナに対し、
俺に自分の全てを危険に晒しても構わないと思わせるほど、女は俺を異常興奮させた。

そんな事をしてさえ“長居はやばい”という意識は消える事なく、
俺は女が捲れ上がった服装で下半身を剥き出しのままうつ伏せに倒れ込んだその姿、
それも股間・女性器からザーメンが溢れ出したままの余韻を捨てて、
未練いっぱい女を残した部屋を飛び出して行った。
まだ残っている・・・  さっきまで必死で突き刺していた自分の先端の感覚が消えない。
あの今までに体験した事のない異常な快感が残って消えない。
やわらかくはなっているが、まだペニスは勃起したままだ。


それから数日、俺は女がどうするのかの様子を窺いに部屋の前に。
何事もなく生活している・・・  つまりダンナに言っていない、もしくは封印した、
そんな事なのだろう。
ならば・・・  俺はあの快感を忘れていない、忘れられるわけがない程の快感、
だからまた犯す。 犯さないでいられるわけがない。
スロットでハマり通い続けた日々、今は借金だけが残り気持ちも失せた。
今は全ての人生を失ったとしてもどうしても手に入れたい、感じ続けたいものが出来た。
だから女を抱く、今度は向かい合いキスして、そして快感の共有を認めさせるのさ。



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