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「筋肉女子・茉莉香」





清らかな場所、そんなところを汚そうとする者がいる。
正しい人、そんな人を穢そうとする者がいる。



「聞いたか?  麻谷、国体で3位だってさ。すっげぇなぁ」
「あぁ。 あいつ、身体じゅう筋肉って感じだもんな」
「中学から県内敵なしって感じだったらしいよ」
「そうなん?  見た目は悪くねぇけど、なんか気に入らねぇ~んだよなぁ~」

例によってささくれ立った燻った吹き溜まりの男たちがしそうな会話。
“不良”とは名ばかりで、スポーツの名門校では肩身の狭い脱線組そのものだ。
中途半端に家柄が良く、やることなすこと中途半端。
賞を勝ち取るような有能な女子を認める事の出来ない小さい男たち。
そんな男たちの話題となっていた部活女子・茉莉香。
麻谷茉莉香。テコンドー部の部長で、共に警察官の父・母に育てられ、
“将来の夢は警察官”という絵に描いたように正しい女性の道を歩いている。
小学時代から父親の稽古の下、空手に親しんで来た。
本人のセンスもあってジュニア時代から表彰台の常連。
中学からは空手も続ける一方、スポーツの名門校、
それもテコンドーの優勝者を多く輩出して来た地元中学に入学、同時に入部した。
才能のある者は何をやっても結果がついて来る。
始めて1年もたたずに有名な選手になり、中学時代には既に優勝・準優勝。
高校に進学して、さらにその実力は確固たるものになっていた。
さらにその人格も相まって、“麻谷部長”に誰も異論はない。
ところが・・・

いつだってどこだって、優秀な者を羨む者・妬む者がいるものだ。
特に実力のない男子ほど優秀な女子への妬みが酷い。
そして何より、その妬む自分を認めないのだからたちが悪い。
強く正しい女子。それは鍛えられた肉体、そして正しい道を歩くその精神にある。
心が弱く醜い男子は、なんとか悪知恵を絞って妨害を企てる卑怯者。
だが・・・  残念な事に、時々、いや、結構多い確率でその毒牙に掛かってしまう。
強く正しく生きようとすればその反面、どうしても醜く卑怯なものがつけ狙って来る。



「ジャジャーン!」(岩永)
「何だよそれ?  子供のおもちゃでも盗んで来たか??」(宮崎)
「違うよ(笑)  テーザー銃だよ、テーザー銃! 知らねぇのか?!」(岩永)
「何だよそれ?」(宮崎)
「情報に疎いねぇ~  外国映画やドラマ見ない?  これ、見た事ないかなぁ~」(岩永)
「 ・・・ 」(宮崎)
「外国のドラマ・映画のアクションものや刑事ものによく出て来るようになったやつ。
   最近では実際に警察官にも配備され、携帯するようになってるらしい」(岩永)
「はぁ・・・  って・・・  何すんの??」(宮崎)
「(笑) バカだね~ お前は。 武器だよ武器。武器っていっても攻撃用じゃなくて、
   犯人逮捕用とか、まぁ捕獲用とでも言うべきか。スタンガンぐらい知ってるだろ?
   あれの発展形とでも言うのか、その目的に飛び道具的な機能が備わってるわけよ。
   スタンガンは犯人に触れられないと使用できないだろ?!  だけどさぁ、
   テーザー銃は逃げる犯人に後ろから離れて使えるわけ。自身のリスクも減るわけ。
   外国じゃ簡単に拳銃使っちゃうけど、それじゃ犯人が死んじゃうしね」(岩永)
「なるほど・・・」(宮崎)
「お前、本当に理解出来たのか?(笑)」(岩永)
「じゃぁさぁ~  って言うか、お前なんでそんなの持ってんの??」(宮崎)
「くすねたのさ・・・  中学の時の同級生でさぁ、警察オタクの奴がいるわけ。
   俺さぁ、そいつの事ずっと可愛がってやっててさぁ、今も家に行くのよ。
   そいつの部屋行くと新しいゲームとかも揃ってるしね。すぐに頂いちゃう」(岩永)
「それってイジメだろ?!」(宮崎)
「まぁ、そうも言うか(笑)  俺たちは持ちつ持たれつなのさっ!」(岩永)
「どこがぁ~!」(宮崎)

テーザー銃は護身用ではなく、犯人などの捕獲用の、言わば拘束に使うツールだ。
効果はスタンガンと同様で、相手の筋肉に強い電流を流し、一時的に動きを封じ込める。
感電した人間が自分の意思ではその電気の元から離れられない現象が同じ事。
つまり肉体が一時的に膠着状態にでもなると言うのか、身動きを封じる目的。
ただ・・・  ドラマや映画でも既にそんなシーンがあるが、それは悪用もされる。
つまり警察官や軍人の側がそのテーザー銃によって封じ込まれ拘束されてしまったり。
効果のあるものはどれもそうだが、使い方次第、“悪用”と言う副作用も付き物だ。


「お前、そんなの手に入れてどーすんだよ?  どこに使うの?」(宮崎)
「うん、考えてる。 考え中・・・」(岩永)
「そんなオモチャ見てぇーの、本当に効果があるかも怪しいしな」(宮崎)
「試してみるか?!」(岩永)
「やめろよっ!!  こっち向けんなっつぅーの!」(宮崎)
「 (笑) 」(岩永)

「麻谷に使ってみようかって思ってんだぁ~  俺」(岩永)
「麻谷って・・・  えっ?! もしかしてテコンドー部の??」(宮崎)
「あぁ。 そうだな、テコンドー部のバカ女」(岩永)
岩永は茉莉香より学年が一つ上、まったく知り合いではない。
片や有名アスリート女子、片や・・・  不良崩れ。もどき。
ただ、先日バトミントン部の後輩女子にちょっかいを出していたところを、
偶々通りがかった茉莉香に一蹴されたのだ。
先輩男子も、テコンドーチャンピオン級の女子に構えられては退散するしかない。
岩永にしてみれば数人の後輩女子たちにもその場を見られ、どれだけの煮え湯を・・・
偶々手に入れた飛び道具。その効果を試した事すらない。
岩永は今、それを茉莉香に使おうと言うのだ。


テコンドー部は体育館の一番奥で最後まで練習し、そして片付けして帰る日課。
体育館の消灯・戸締りは部長・副部長の仕事だ。それを岩永たちも掴んだ。
数日その様子を確認した二人。
確かに部長の茉莉香と副部長らしき二人で残って終了作業を始めるが、そこに法則がある。
副部長が体育館全体の消灯・戸締りの確認に回り、茉莉香は用具の収納・確認チェック、
そして一番奥の用具室で日記の書入れを担当している。
その頃には事務室側での書入れなどの作業もあるので、副部長がそちらに先に行く。
つまり、広い体育館に茉莉香が1人だけで最後まで残る事が分かったのだ。
普通の男でも広い体育館に一人残って作業なんて怖いもんだが、茉莉香は特別。
少しぐらいのスポーツ経験者ではとても敵わないだろう。
何より本人に自信があるはずだ。

その日もいつも通り。茉莉香たちにとっては何も変わらない。だが・・・
岩永と宮崎は静かに副部長が体育館から出て行くのを待っていた。
見事にほぼ時間通りに出て行く副部長。奥の用具室から体育館の出口は正反対、
二人は副部長が出て行く姿を静かに見守っていた。
出口の扉が閉まると、二人は静かに足音を消しながら用具室に向かう。
そして開いている扉から中の様子を窺った。
確かにいる。しっかりと束ねた髪・ポニーテールの茉莉香がいる。
入口に向かって背中を向け、腕に抱えたファイルのような物に書き込んでいる。
茉莉香は不意に宮崎が立てた足音に気が付き振り向いた。
「誰っ?  まだ残ってんの?!  もう閉館作業したから早く出てってくれる!」
男二人が誰なのかなど確認しない。
男たちに体育会系のオーラがない事を見分けているのか、言い方もおざなりだ。
先輩である可能性もあるのに、“自分より格下に見た扱い”を当たり前にとる茉莉香。
茉莉香はそのまま男たちの存在など無いもののように振り向いて記入を続けた。

一瞬の静けさ、それを不自然に感じたのか、
または先日の出来事、岩永の顔を思い出したのか、茉莉香は静かに振り返ろうとした・・・
遅かった。茉莉香の頬が男たちの真正面となった時、“パンっ!”という乾いた音、
そして細い糸のような物が直線的に伸び、その先が茉莉香の背中・腰上に張り付いた。
「アアアアーーー!!!」
本当に一瞬だった。茉莉香の悲鳴は扉の開いた体育館内いっぱいに響く程のもの。
ただ、もうそこには誰もいない、今いる人間は本人以外すべて敵陣なのだ。
茉莉香の悲鳴は音量を下げながら続いていた。電流を緩めないからだ。
元々大きな瞳をさらに見開き岩永たちに視線をやっているが、完全な硬直状態。
少し口を開け、本当に何も出来ず放心状態の茉莉香。
普通なら悲鳴を上げたり睨み付けたりするのかもしれない。が、茉莉香は見事に固まった。
全身がハガネのような筋肉そのものの肉体。もしかしたら特別な反応なのかもしれない。
いや、それとも茉莉香の性格・回路、それが特別なのかもしれない。
普通の男を恐れる事もなかったはずだし、何より今、自分の体に何が起きているのか、
どんな状態なのか、もっと言えば自分がされている経験のない未知の状況に思考が
追いつかない。

電流を解除すると、茉莉香は静かに跪いて崩れるように床に。
相変わらず無表情に目を見開き、少し口は開いたまま。
強い女にありがちな、初めての未知の世界に放心状態になってしまったようだ。
宮崎が岩永に言われて茉莉香を後ろ手に縛り上げた。
「生意気なんだよお前は!  そんな表情のがカワイイぞ」(岩永)
茉莉香の横に来てそっと茉莉香のカラダに手を回した。
全身筋肉の塊り、それでいて鉄の棒のように引き締まった肉体の持ち主。
裸になったなら下腹部にかけて、茉莉香の腹筋は八つに割れている。
力が込められた時には首元が筋張り、頬の筋肉までもが浮き立つ。
シャープな逆三角形で細い小さな顔、そのスレンダーな肉体が余計に強調される顔つき。
一つ一つの技をキメている時の張りつめた自信に満ちあふれた試合の時の茉莉香、
今はその表情をなくし、少し怯えた表情を浮かばせている。隠そうとはしているが・・・

「何のつもり?!」
意識の戻った茉莉香は岩永たちを睨み付けて怒鳴った。
既に岩永の回している腕、その先端は茉莉香の胸を撫でている。
小さく出たコブのような出っ張り。体に力が入っているから、さらに胸筋は固くなる。
「いい加減にしろよっ!  どこ触ってんだよ!!  解けよぉ!  早く解け!!」
口調は強く表情も激しい。だが、一度見せた先ほどの放心した茉莉香の顔、
もう以前のような説得力はない。
今度は体で岩永を突き飛ばし、そして蹴りを入れ始めた。
テコンドー・空手、それも一流選手の。そんなものをマトモに食らえば動けなくなる。
二人は倉庫内を逃げ回った。茉莉香は後ろ手に縛られたままでも激しく追い立てる。
一番奥、端に宮崎を追い詰めた。
しっかりしたバランスで片足立ちをしながら宮崎の下半身に激しく蹴りを入れる茉莉香。
だが次の瞬間・・・  岩永の飛び蹴りで奥に吹き飛び、茉莉香はマットに倒れ込んだ。
体操部が柔軟用に使用しているミニマットが積み上げられていて、
その束を崩し壊すようにそこに倒れ込んだのだ。
既に制服に着替えていた茉莉香のスカート部分は捲れ上がり、パンティが露出した。
小さな尻、そして細く見える太腿も筋張っていて、時々筋肉が浮き出る。

「へぇ~  いいもの見せてくれんなぁ、ケツ、かわいいなぁ」(岩永)
岩永はそのまま倒れ込んだままの茉莉香の背中を踏みつけ、そして蹴った。
「抵抗なんかしてんじゃねぇーよ!  少しお仕置きが必要だな、その根性に!!
   宮崎、この女脱がすから撮ってやれ!  生意気な女はゆるさねぇ!」(岩永)
「わっ、、分かった。スマホで撮ればいいんだな?!」(宮崎)
倒れたままの茉莉香の背中から抱き付くようにベストを捲り上げ、
そしてブラウスのボタンを一つずつ外して行く。
真っ白で小さなブラジャー。痩せ型で小さな胸の茉莉香にはそれで十分なのだろう。
ベストは首元に捲り上げられ、ブラウスを大きく広げられスマホで撮られる茉莉香。
宮崎は茉莉香に睨まれ威嚇されて怯むも、岩永の罵声で再びスマホを向ける。
それが繰り返された。

ブラジャーの中に岩永の手が入り込む。胸元の延長、少しだけ盛り上がっただけ。
その面積(容積)は小さく、先端が乳輪も含めて小さい事もあり、存在感が皆無だ。
だがしっかりと手の中に包み揉み上げれば、微かな柔らかな部分が応えて来る。
探すのに必死になるようなその感触、だが、だからこそ価値があるのかもしれない。
手を後ろ手に縛ってしまっているせいで、服を脱がせられず、
いちいち首元に上げたベストが下がり、胸を広げたブラジャーも元に戻ってしまう。
それでもそれを繰り返し、宮崎も必死で茉莉香の生乳を撮ろうとした。

「下行こうか、下っ!」(岩永)
こっちはしっかりと捲り上がった。宮崎にも茉莉香の背中を押さえさせ、
筋肉を全体に散らばらせた特別な下半身が見事に露出している。
上履き、白いソックス、茉莉香の“正しさ”と相まって、不良もどきには特別な味わい。
小さな白いパンティに手を掛けた。その中もはやり小さい。
でも、生意気で強いその女の尻は妙に穢れなく、純粋過ぎて生々しい。
男たちの目の前に、まるで触れてはならないような存在感でそこに。
宮崎のスマホは接写。その間も何度も岩永を跳ねよけようとする茉莉香だが、
男の意地、岩永は必死に茉莉香を押さえ込んだ。
「お前も少し触らせてもらえよ!」(岩永)
茉莉香を仰向けに反し、岩永が肩の部分を押さえ、宮崎は脚の部分を押さえた。
宮崎は少しずつにじり寄るように茉莉香の上半身へと近づき、
そして念願の茉莉香の胸へとたどり着いた。
両手で鷲掴みするも、手の中に少し物足りない量の胸。
周辺は固く、筋肉・筋、そしてその先は骨にぶつかるだけ。
それでも宮崎は必死で茉莉香の胸を揉み、そしてしゃぶり付いた。
「嫌ぁぁぁぁぁ!!!!  やめてぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」
強い肉体の持ち主も、自分の女性としての持ち物を晒される事には耐えられないようで。


宮崎の勢いは岩永が驚くほどに凄かったが、彼らはまだ学生、そしてそこは学びの場。
さすがに挿入までは行かなかったが、それでも茉莉香の肉体を知り、その裸を頂いた。

茉莉香の成績は落ちた。3回戦で早々と負け、部長も辞めたがっている。
自分の中の女と向き合った事がなかったのか、まぁ、あの経験がショックだったのだろう。




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