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「姉貴に魅せられた俺」





少し同級生よりも長い距離となった通学、なかなか思うようにならない友人関係、
ただただストレスを重ねて行く日々だった。
それでも家に戻ればそれを癒してくれる環境であったなら良かったのだが。
実母・実姉、父さんだけが血の繋がりのない関係、父さんにとってアウェイ、
俺にとってホームのはずの環境なのに・・・
実際は違う、この家の中にあって俺だけが孤立している。
母が再婚したのは4年前。俺と同じようにまだ学生だった姉だが要領のいい人で、
もう自分の先もある程度決まっていたし、新しい父親とも早々に仲良くなった。
それは上辺で見せかけのものだったが、それでも母さんは有り難がっていた。
それに比べ不器用で納得出来ない俺は無駄な抵抗を続けて。
いつしか姉は学生生活を終え就職、自分の思うように自由に立ち回った。
学生という養われの身に足を置いたままの俺は置き去りのままだ。
母もいい加減俺の不器用さに嫌気がさしているのだと思う。
まるで友だちのような関係性を築いた姉貴と父さん、どこかで羨ましいのに。

俺を置いて先に社会人となった姉貴。俺が中学に上がれば高校、
俺が高校に上がれば大学、いつも同じ時間で前を進んでいた。
ひと時だけ同じ“大学生活”という肩書きが重なったものの、それは別世界だった。
昔から人気者で友人の多かった姉貴、中学時代からずっと彼氏の存在も欠かさない程。
俺はと言えば・・・  友達を作ることさえやっとで、彼女らしき存在も今まで二人だけ。
それも辛うじて彼女と呼んでいただけで、まったく中身のない付き合いの上にあったもの。
姉貴を知る友人は皆言う、
“ 本当にお前のお姉さん??  血が繋がってないんじゃないの?! ”
“ 美人だしスタイル良いよなぁ・・・  姉さんの彼氏って羨ましいなっ! ”
俺自身、本当に血が繋がっているのかさえ自信が無い。
新しい父親の存在に関わらず、俺は元々姉貴と上手く距離感を取れていなかった。
それが父親の再婚、その対応の差によってより顕著になってしまっただけ。
姉貴は俺と言う存在の弟に興味と言うか、全く関心がない。
多くの友人や先輩・後輩、それは異性をも含めてだが、本当に人付き合いが尽きない人。
だから元々家族に対する関心が低いのだろうし、存在感のない弟には見向きもしなかった。
それでも俺の中で時間は流れ、家族、学校、友人、新しい父親、そして・・・
年齢と共に避ける事の出来ない性との関係性。

小学の時にいた憧れの女の子。中学の時にはクラスのヒロイン的存在を好きになった。
でも、どれも遠くにそれを眺めるだけの寂しい想い出に過ぎない。
高校の時に勢いで出来た“彼女もどき”はまったく自分の好みとかけ離れ、
数回の不器用なデートだけで自然に消えていった程度のもの。
大学の時も同じだ。年齢から性的な関係も持ったものの、愛し合うなんて程遠かった。
いつでも歯車が噛み合わない、それは異性に対して、そして恋愛においても。
自分が好きになるグループアイドルや若手女優、グラビアアイドルなんかでも・・・
いつも完成された何かを求めていた気がする。美しい顔・美しい肉体、その存在感。
高校も終わりかけたある時、俺は気が付いたんだ、
“ 自分の中にある姉貴の存在、その大きさ ”
近づく事が無かった事で“関係ない存在”と勝手に思っていたが、それが違っていた。
弟として興味を持って欲しかった、そして愛されたかった。
その顔の美しさに、そしてそのカラダのラインが自分の理想である事に気付かされた。
好きになる顔・好きになるカラダが尽く姉貴の中に存在している。
俺はそれに気付いてしまった。そうなればさらに発展途上の男子には地獄の日々になる。

自分が、女性とは言いながらも家族である姉貴という存在に興味を持ってしまう事。
それも性的な興味であり、心までも左右されてしまいそうな不安まで抱え・・・
そうなれば脆く不安定な精神状態になり、さらに自分で深みに嵌まって行く。
食事をしている姉貴、風呂上がりの姉貴、遅く帰った夜の姉貴、その顔を見続ける俺。
食事をしている姉貴、風呂上がりの姉貴、遅く帰った夜の姉貴、その胸元を覗く俺。
自分の一番近くにいる存在・異性、その人を見ているのに心臓が激しく乱れる。
いつも通り俺に興味・関心を示さず、そして見向きもしない冷たい表情、
そのくせ父さんへの返事の時に見せるやわらかい笑顔。
姉貴が許せない、そんな俺を苦しめる姉貴が許せない。俺の中で育って行く激しい感情。
風呂上がりにパジャマのまま無防備に髪を乾かす姉貴の姿、
髪を解き、全ての偽り(化粧)を捨て去っていると言うのに本当に綺麗な横顔を見せる。
上の方のボタンを閉め忘れたのか、少し開いた胸元にブラジャーはなく・・・
少し日焼けしたあとの肌色と、そしてそこに黒い縦長の窪んだ線を見せている。
反対側の髪を乾かそうと姿勢を変え、そして胸元の肌が波打ちその形も変え、
けっして肉付きの良いような体型ではないのに、その胸のボリュームが眩しくて・・・
牛乳を流し込む為にグラスに当てた口元、その唇が美しくて・・・
手早く身支度を終え、姉貴は自分の部屋へと消えて行く。

彼氏とのデートの帰り、それも深夜に帰って来た時のよそよそしい姉貴の姿は匂いを放つ。
いつもなら家族の中で堂々としているその姉貴が、どこか弱々しい女の匂いを漂わせる。
既に社会人となった姉貴に対し、まだまだ学生の未熟な俺の女への理解。
それでも“抱かれて来た?”と感じさせる生々しい体温が俺に伝わって来る。
そしてそんな時は決まって冷たく口調が厳しくなる、
「いつまでリビングにいるのよ!」  「やる事ないなら早く寝れば!」
向けられた言葉の意味・冷たさより俺には数時間前の姉貴の姿が想像出来て・・・
静かに階段を駆け上がり部屋に荷物を置き着替え、そして着替えを持ってシャワーへ。
俺はガラス越しに映るシャワーを浴びる姉貴の全身のシルエットに吸い込まれた。
駆け込んだくせに静かに動かない。まるで何かの余韻に浸っているように。
洗濯機の中に入れられた下着。目を奪うような“よそ行き”の眩しさがある。
あの部分が広範囲に広がるように不自然に汚れ広げられて・・・
俺は想像してしまう、姉貴の中を姉貴の彼氏の指が弄んだ光景を。
姉貴の肉体が他人の男に弄ばれた・・・  いや、姉貴もそれを受け入れ喜んだ・・・
今、目の前でシャワーの圧に酔いしれているその姉貴のシルエットを見ながら、
俺はいたたまれない気持になっていた。
目の前にある姉貴の下着の汚れ、その証拠は姉貴を想う俺にとって残酷すぎる。
見向きもされない俺、そして自分の肉体を自由にさせてしまう彼氏の存在、
やり切れない想いが溢れて押し潰されそうだった。


姉貴の不在時には部屋に入るようになった。
クローゼットを物色し、下着に触れ、そして匂いを嗅ぎ・・・
もう情けない自分さえ止められない。それをトイレに隠し持ってオナニーした。
悲しい、それでも姉貴が彼氏に肉体を自由にされてしまっている姿で尽きてしまう自分。
そんな事を繰り返しているうちに良からぬ物も見つけてしまう。
“ピンクローター”
そんなものを姉貴が持っている事がショックだった。
ただプレゼントか何かでもらっただけかもしれないし、使った事など無いのかもしれない。
それでも自分の姉貴がこんなものを持っている事だけで十分にショックだ。
そしてそんなレベルに姉貴の性がある事、さらに彼氏により激しい性行為を受けている、
可能性としてそれを想像させてしまうのだ。
彼氏とのセックスで使われ、そしてもしかしたら一人の夜にこのベッドの上で・・・
それを使っている姉貴の姿が俺の頭の中いっぱいに広がる。
何回も何回もそんな事を繰り返していれば、その事に姉貴が気付くのも当然かもしれない。
「ねぇ・・・  私の部屋、勝手に入った?!」
それだけで十分だった。その言葉だけでその奥に意味は繋がっている。

もうやめなければ・・・  自制、そして用心深くもなる。
でも、それでもやめる事は出来なかった。それ程に姉貴への想いは大きくなっていたから。
洗濯物として吊り下げられた下着を嗅ぎ、そして・・・
生々しい、洗濯機に脱ぎ捨てられた使用済み下着をも嗅ぐようになっていた。
汗、付着した汚物の臭い、でも、それでもその中に感じられる姉貴の体臭が大好きなのだ。
そして悔しい、堂々と姉貴の肉体を自由に脱がせ開き、それを舐めそして挿入までする男、
“彼氏”という存在が憎くて悔しくて。
俺の姉貴への興味は既に一線を超え、さらに真っすぐに進んで行く。
ネットで手に入れた録画機能のある小型カメラを姉貴の部屋に仕掛けた。
翌日それを回収し、恐る恐る静かな暗い部屋の中でそれを見た。
初めて見る姉貴の着替えの姿。ブラをつけたままの、そしてショーツ姿の姉貴。
それらを脱ぎ捨て、全てを纏わないまるで彫刻のような裸体の姉貴を。
部屋でスマホを弄る姉貴・本を読む姉貴、どれも初めてみる生々しい姿だった。
“もっと見たい”  “もっともっと見たい”
俺は撮影を続けた、そしてその撮影時間が溜まり行くある日・・・
ついに俺は見たんだ、衝撃の姉貴の姿。


何時もの部屋での過ごし方と違って、早めに照明を落としベッドに横たわった姉貴。
その日は休日、午前中から彼氏とのデートに出掛け夕食後になって帰って来た日の事。
姉貴はパジャマの上を着ただけでベッド中央部分に倒れ込むように横になった。
薄暗い中、天井を見上げているように見える。それとも瞳は閉じているのか・・・
静かに片方の腕が胸元に上がった。パジャマの上から胸の外側の輪郭にそって包み込む。
指先が静かに動き、そして指を力強く開いて胸を掴んでいる。
同時に少し不自然に膝が離れ、それに続くように足先が広がった。
胸を大きく掴むようになった為にパジャマが擦り上がり、下半身がパンティ姿に。
それにしても綺麗だ。この人が自分の姉貴である事が恐ろしくなる程に美しいライン。
膝下までスラッと一直線に伸びた長い足先、臀部や腰回りは引き締まり、
今、胸元を探しているその手先は女性美の理想像のようなもの。
何より俺が大好きなその顔。俺に冷たく友人・愛する男性にしか見せない美しいその顔。
ショートでも毛先まで手入れされた美しい髪。
誰を想って・・・  その手は?  その自然に閉じ開く両脚は誰によって??

パジャマのボタンは外れ、そして胸元が露わになった。
ベッド横の赤暗いスタンドライトの灯りの中、姉貴の胸の膨らみが映り出る。
やっぱりそうだ、少しスレンダーなぐらいなのに、
その柔らかい胸が溢れ広がるように左右に広がり、そして時折激しく揺れる。
姉貴の体型・性格に不釣り合いなような、水溶性のような形に留まらない存在、
それを感じさせる美しく、そして明らかにボリュームのある胸なのだ。
大きく広がっている胸の中に探すのが大変な程に、乳輪部分は遠慮がちで、
そしてさらにその先端部分が物凄く小さい。
豊乳にして幼さを兼ね備えたような柔乳、もう耐えられない、
既に俺の下着の中はカウパー液で満たされてしまっている。
それでもなお・・・  姉貴の手が自分のカラダの横にある小箱を探している。
見た事のある小箱、あの中には確か・・・   オモチャだ、“ピンクローター”
静かに姉貴の手が上蓋を外し、そしてその中にあったそれを探し出す。
腕を窮屈に伸ばしパンティをずらすように下した。
そしてその小さなオモチャが姉貴の中に吸い込まれて行く。
ベッドの上で激しく暴れるようになる姉貴。溢れそうな胸を強く掴んで自分で揉む姿、
俺はそんな姉貴の姿を見たまま先に放出してしまった。
先に果ててしまった情けない弟が放心する中、それでもまだ映像は続いている。
パンティを完全に脱ぎ捨て、そして大きく足を開脚させた姉貴。
もの凄い激しさで胸を揉み、そして激しくオモチャを出し入れし・・・
ベッド上部へ仰け反るようにして姉貴は尽きた。

ベッドの上で上半身に開き切ったパジャマを羽織っているだけの姿、
乳房・下半身を剥き出しにしたまま放心して肉体を晒す姉貴の姿がそこにあった。
本当に美しい。これが俺の求めていた最高の女性の肉体であり、そして全て。
そうなんだよ、やっぱり、姉貴こそが一番理想の顔の持ち主であり肉体の持ち主なんだ。
ずっと素直になれなかった俺だけど、今すべて認める事が出来る。
もう何度も姉貴を想像しオナニーして来た。
洗いたての下着を、そして一日中穿いた姉貴そのものとなった洗濯直前の下着で。
そして姉貴のガラス越しのシャワー姿、部屋での着替えの姿を見て何回も何回も。
連日連日同じ姉貴という素材で放出し続けていると言うのに、
その量は減るどころか増える一方。それも今溢れ出たその白い液はテッシュで包めない、
凄い勢いで床に流れ落ちる、まるで泉のように噴き出している。
姉貴が、姉貴だけがそうさせるんだ。
俺の全てを姉貴が覆い尽した。


俺はいつまでも横たわったままの姉貴を見ていた。
そしてある事に気が付いた。今、姉貴の視線はずっとこちら側を見ているように見える。
そう、このカメラの場所を見ているように見えるのだ。
薄暗い部屋、そしてカメラまでの距離も遠い、自信があるわけではないが・・・
数分、俺はこちら(カメラ)を見つめている姉貴を見て過ごした。
ベッドの横に立ち上がりパジャマを直し、そして部屋の灯りは消えた。
不思議な感じだった。それまでの数日分のカメラの中で過ごす姉貴とは何かが違った。
まるで一片の作品のように俺を釘付けにし、感動まで奪ったような気がする。

翌日朝の食事時に姉貴と目が合った。俺はドキっとした、
なぜなら普段姉貴が俺と目を合わせる事がそれ程に少ないからだ。
ほんの一瞬だけ、それも何も言わず全く表情も変えずに。
自分では勝手に疑心暗鬼になるが、あれは既に数日前に撮影したもの、
今朝姉貴に見られたからと言って特別な意味はないのに・・・  と自分に言い聞かせた。
だが・・・  その夜遅く、姉貴が俺の部屋にやって来た。本当に珍しい事だ。
「ねぇ・・・  消してね。 見終わったら消してね。 私だって恥ずかしいんだから・・・」
そう静かに言って俺の部屋を出て行った。
カメラの存在に気付いていた・・・
全身の血が引いた感じ、それはこう言うものなのかと感じた瞬間だった。
でも・・・  だとしたら・・・
俺が見ている事を知っていてあのシーンを見せたことに??
頭が整理出来ない。姉貴が何を考え、俺をどんな風に思っているのかが分からない。
“俺の為に見せたという事?!”  “すべて知っててあんな事を俺に??”
いくら考えたところで何一つ確かな考えにならない。
結局何も分からず、そして何も姉貴に聞けないままだった。


やがて時は過ぎる。少しだけ俺に向くようになった姉貴。
それが時間のせいなのか、それともあの事のせいなのか分からないままだが。
今となってはあの事が本当にあった出来事なのかも疑わしく思えた。
もうあの映像は消してしまったし、あの時の姉貴の言葉は俺の思考を停止させたから。
今更ながら後悔もしているが、今も姉貴との関係が自然でいられるのはそのお陰だ。
大好きな人に正直にいられるようになった事、本当に感謝しているんだ。




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