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「忘れたい・・・  私たち夫婦の悪夢を」





もう4年近い時間が過ぎていると言うのに、今もあの事は鮮明に焼き付いて・・・
消えないんです。離れないんです、離れてくれない。
あれからずっとどん底の苦しみの中に私はいます。
でも私の本当の苦しみは、その私以上の苦しみを抱えてしまった妻に何も出来ない事。
あれ以来妻は心を病んでしまい廃人のようになってしまいました。
私の大好きだった妻、そして妻も私を強く愛していてくれていたんです。
本当に憎い、私たちの幸せを一晩にして葬り去ってしまった彼らを許せない・・・


その週末、忙しい日々が続いていた私は久々に取れた休日を妻の為にと意気込みました。
最初は行く先を決めずにドライブがてら気ままな旅を考えていたのですが、
途中で目的が出来たのです。妻の一言、
“ ねぇ?!  ここからあの合宿で行った場所って遠くないんじゃないの?? ”
既に高速道路を含めて300キロ以上走っていましたが、
その場所はそこからさらに遠方50キロほど先の場所にあります。
いつもなら“この辺で帰ろうよ!”と疲れて濁す私だったかもしれませんが、
長く妻の相手を出来ない週末を続けていた事もあったので・・・
そのままその場所へと向かったのです。もう日差しが弱くなり始めていたのですが。
“まぁ夜遅くなった方がかえって道が空いているし・・・” とか、
“最悪、どこか宿に泊まってもいいし・・・” そんな風に思ったのです。
目的地への移動は順調で、日没前に到着し二人で付近をぶらぶらとしました。
「懐かしいねぇ・・・  ここ憶えてる?!」(妻)
「あぁ、憶えてるよぉ、当たり前だろ」(私)
そんな会話を交わしながら周辺を1時間近く散策しました。
気が付くと辺りは暗くなり突然の夕立、それも高原の避暑地で雨量は桁違いでした。
そこは10面のテニスコートが併設された民宿と言うか旅館もどきがあり、
私たちの記憶・思い出はそこにもあります。
運転、散策、雨にも打たれましたし、自然にそこに泊まる事にしたのです。

失礼な話かもしれませんが、そこは私たちが大学時代にテニスで合宿した施設で、
今、会社員夫婦となった私たちが泊まるには少しお粗末と言うか・・・
低料金の学生向けのようなところもあるので当たり前なのですがボロボロの宿です。
普通なら設備や食事も期待できないそんな場所に泊まろうなどとは思わないのですが、
思い出という特別なものが私たちを呼び寄せました。
案の定簡単に泊まれましたし、今となって思えば、
山を一つ越えた観光地に泊まる場所を求めていれば違う結果だったはずなのですが・・・
こんな後悔、意味ありませんね。
もう17時半を過ぎていたと思いますが、夕食も大丈夫との事で、
私たちは車から荷物を下ろしその宿に泊まる事になったのです。

私たちは大学のテニス合宿で出逢いました。そして結婚したのです。
別々の大学に、そして各々のテニスサークルに所属していた私たち、
ある意味運命的に同じ日に宿泊が重なったのです。
既に昼間の練習の時から意気投合していた私たちと妻の所属するサークル。
夜には大盛り上がりの宴会となり、そして私たちは交際するようになりました。
あの当時もけっして新しくなかったこの施設ですが、そこからさらに時間は過ぎましたが、
特に改修された形跡もなく、さらに歴史を感じさせるようになっていました。
テニスコートは荒れ、廊下の床や階段は悲惨なものです。
ただただ“二人が出逢った場所”だという一点だけでそれを受け入れていました。
利用者が少ないようで、当日、それも夕方になって飛び込んだ私たちですが、
動線的には優遇された場所と思える部屋を用意されました。
個人の客ですし、部屋も空いているのですから当然と言えば当然ですが。
早々に部屋に入って身支度をし夕食に間に合うようにと急いで入浴、
部屋に戻って二人揃い、私たちは18時半を少し過ぎて食事場所に入りました。
大きな食堂、あの頃のままで賑やかだったあの頃を思い出していました。
そう、私たちが食堂の自分たちの席に座って少しした頃、
「後で座敷(宴会場)の方へいらして下さいね、お待ちしてますよぉ先輩っ!」
と数人の大学生が早々に食事を終えたのか食堂を出て行きました。
私がチェックイン時に宿の人と思い出話(大学時代に来た話)をしていた時、
隣でフロントに用事か何かで来ていた大学生と重なったんです。
その時にここで合宿しているその大学生たちが私の出身校のテニスサークルの後輩で、
食事後に宴席に顔を出して欲しいと懇願されたんです。

同じ大学、つまり後輩、それもテニスサークル。何より私たちの思い出の場所。
そして私のどこかに先輩面したい気持ちがあったのだと思います。
“ 飲み物でも差し入れしてカッコつけるか・・・ ”
そんな感じだったのだと思います。あさはかですね・・・
まさかこんな事があの悲劇、今になっても妻を苦しめているあの出来事に繋がるなんて。


“ 奥さんと一緒にいらして下さいね!  お一人にするなんて申し訳ないです ”
すべて罠だったのか・・・
食後にすぐに顔出ししてすぐに引き上げようと思っていたのですが、
妻は風呂上がりで化粧を完全に落としていましたし、
“ スッピンのうちにもう一度風呂に入りたい ” と言って来たのです。
私は自分側の都合(自分の後輩格)である事もあり了承したのですが、
妻を待って身支度も終了したのが20時近くになっていました。
ずいぶん時間が経ってしまったので少し焦ってしまい、私も妻を急がせてしまった・・・
風呂上がりに化粧はしたものの、廊下を急がせたせいか汗が噴き出していました。
それでも急いで教えられた宴会場へ。
3階の一番奥にある宴会場(畳が敷き詰められた少し広い部屋)で、
自分たちの時にもここを使った記憶がありました。
学生たちが大声で盛り上がっても別の宿泊客から苦情が出ないような気遣いなのでしょう。
大きなめの部屋に長テーブルを囲むように12.3人でしょうか。
女の子3人を間に挟むように男子学生たちがテーブルを囲んでいる感じでした。
「先輩! よく来てくれました!!  さぁさぁ、ここここ、早く座って下さい!」
あきらかに上座的な場所、学生なりにも配慮があるのでしょう、
私たちは少し照れくさくその場所に座りました。そして・・・

挨拶をしたと思います。どんな挨拶をしたのか、もう記憶はありません。
次の記憶は賑やかにそれぞれの男女がそれぞれの場所で笑い・会話する表情の景色。
そしてその頃には既に私も酔いが回っていたような気がします。
自分が酒に弱いと思った事は無かったのですが、その時は既に効いていた気がします。
いつの間にか妻とは離れた場所で飲むようになっていて、
何人かの男子学生、そして女子学生とも何かの会話をした記憶が微かにあります。
ずっと賑やかだったのですが、自分にとってはその僅かに後の時間ぐらいにしか・・・
少しずつ空席が出来ていたのか、見渡すと既に7.8人になっています。
女性は私の妻ともう一人の女の子だけ。
二人とも離れた場所で1対1、男子学生と笑顔で会話をしていました。
「先輩飲みましょうよぉ、ぜんぜん飲んでないじゃないですかぁ!」
私の両隣に座っていた男子学生たちが沢山酒を注いできた記憶だけはあります。
そして私的には珍しい事なのですが限界を感じるようになり席を立とうとしたのですが、
何度か引き留められた気がします。
目を開けているのが辛くなり、頭が重くなってテーブルなしでは崩れそうでした。
それでも斜め向かいに見えていた楽しげに笑う妻の姿を見ていたのですが・・・


いつしかもう一人いた女の子も消えていました。
12.3人で始まったであろうはずの宴席に、いつのまにか5人。
私たち夫婦を入れての5人になってました。つまり・・・ 女性は妻一人です。
そしてテーブルを挟んで斜め右奥の場所にいる妻を囲むように男子学生が3人。
私は既にテーブルに頬を着ける状態で、でも、妻はまだまだ会話はしている感じ。
それでも明らかに動作はもっさりして、完全に酔っている動きだったと思います。
男子学生の言う冗談への返しなのか、男子の向けて来る手先を何度も掃うような動作。
次の瞬間・・・
もう酔って頭がグラグラしている私には一瞬理解出来なかったのですが、
妻の後ろ側にいた男が後ろから妻の胸元に手を回して胸を掴み上げました。
既に目を細めるような状態になっていましたがそれでも、妻はまだ笑顔で抵抗する感じ。
しかし・・・  相変わらず胸を堂々と揉まれ続け、苦しそうに嫌がります。
今度は横に回った男たちに腕の自由を奪われ、ついにキスされてしまいました。
頬を押さえるように掴まれての強引なキスです。
あきらかに嫌がっているんです、抵抗しているんです・・・
まだまだ若い(子供っぽい)と思っていた学生たちだったんですが、今、
彼らに囲まれて押さえ付けられている妻の方が無垢な女学生のように見えたぐらいで。


羽交い絞めにされ座ったまま拘束され、妻は簡単に浴衣を開かれてしまいました。
風呂上がりに慌てて着けたベージュのブラジャーの姿が私の目の前で露出し・・・
フロントで私を誘った時、いや、食堂で私たちを誘った時にもう企んでいたのだろうか。
それとも・・・  今思えば風呂上がりに浴衣姿で汗ばんでいた妻が発していた体臭、
それが彼らを奮い立たせてしまったのだろうか。
廊下から座敷に行く間のほんの一瞬、私にも何か不吉なものがあった。
あの妻の発した匂い、そして若さ溢れる後輩学生たち、でも、繋がっていなかった自分。

首元に持ち上げるように妻のブラジャーは上に外され、そして男たちの前で露わにされた。
今更・・・  そう、妻は胸が大きいほうだ。そんな事・・・  今更後悔するなんて。
私の・・・  私の妻の肉体、それもこの私の目の前でなんて事を!!
本当に大切な妻、一生で一度ただ一人だけ愛する女と疑いない存在、
私にとって宝物そのものであるその魂を奴らは・・・
妻の向かい側に座り直した男が妻の胸を鷲掴みする。
真正面からきつく握り付いたり、かと思えば周りを包むようにしがみ付いたり。
形を浮き出させるように横から包み込んだかと思えば、奴はそこに顔を埋めた。
もう30半ばとなった妻もショートカット・黒髪、
露骨に手荒く扱う男たちに囲まれてしまうと少女のようにさえ見えてしまう。
嫌がっているのに口にも吸い付いて離れない。

男の一人が・・・
まっ、まさか!  これ程の屈辱があるだろうか、ズボンを下ろしている、
そして私の存在など無視するように我が物顔でそのまま妻の口元へと・・・
動けない私、テーブルに顔をおとしたまま涙が出た。もちろん悔し涙だ。
妻を助けられない情けなさ、自分の一番大切なものが他人に侵される悔しさ、
そして私の宝物が彼らに簡単に御褒美を与えてしまっているようで絶望しかない。
数時間前まで最高の夫婦だと自負していた私たち、いや、私はそれを疑わない。
けれど・・・  今、間違いであって欲しいが目の前の初対面の男の、その・・・
汚らしい男性自身を口の中に簡単に押し込まれてしまっているのだ。
こんな事、こんな状況、どうやって理解しろと言うのか。
羽交い絞めされたままフェラチオをさせられ、横にいる男に胸を弄ばれている妻。
汚らわしく真っ黒な手で胸を激しく揉み続ける男。
時折先端を摘まんでみたりわざと突き出すような形にしてみたり、なんて卑猥な動きを。
妻の横顔が光っている。汗かもしれない、でも、どこか涙であって欲しいんだ。
考えられない、男は妻の口の中で堂々と射精した。
妻の口元から大量に白濁した液が繋がって膝元に落ちて行く・・・

四つん這いにされた。もう見たくない、許してくれ、妻を助けてくれ、
私は心の中で激しく叫んでいたが誰も助けてくれやしなかった。
自分の妻がまるで当然の事のように見ず知らずの男たちに抱かれるのだ、
それも妻より遥かに年下の学生たちに。
自分の物のように堂々と笑いながら妻にペニスを押し込む男。
そして当然のように前に回り込み再び妻の口の中を犯す男。
“誰か奴らを地獄に送ってくれ!!”  もうすすり泣いていた。
乱暴に扱われ大きく妻の胸が揺れている。こんな恥ずかしい姿にさせられた妻を、
私は何も出来ないままただ近くで感じていなければならない。
妻の全身が大きく揺れる度、髪を掴み上げられて妻が声を上げる度、
私の全身はきつく有刺鉄線で縛り上げられるようだった。

奴ら、妻を辱めているシーンを撮影しやがった。
妻が薄れている意識の中で、それでも必死で嫌がっているのに、
奴らは笑いながら撮り続けたんだ。
汚い畳に寝かされて抱かれ、男の上に載せられて抱かれ、
その間も当然のように撮影され続け、そして当たり前のようにフェラチオを続けさせられ。
苦しい時間がどれほど長かっただろうか。
非情にもこんなに酔わされ意識が朦朧としているはずなのに、
妻がされているこの苦しみに関しては微塵も薄れる事はない。
学生たちの若く鍛えられた鋼のような肉体が妻の少し肉々しい裸体に群がり囲んで犯す。
結局、3人だけでなく遊び帰って来たのだろうか後から来た二人の男にも回された妻。
私たちは誰もいなくなった宴会のまま荒れ果てた座敷に取り残された。
私は伏したまま、そしてテーブル横に崩れた。
テーブルの下を通して横たわる妻の姿が僅か2メートル程先にあるのだ。
天井を見上げるように仰向けに横たわり咽び泣く妻の姿・・・
完全に全裸にされ、下着・浴衣・帯、周辺に散らばっている。
そして妻の肌は男たちが際限なく射精した汚液で激しく汚されて。
その汚れた液体が妻の肌を輝かせて見せるなんて、なんと残酷だろうか。

時刻は0時を回っているが、宿の人間は誰も来なかった。
確かに私たちが合宿した時も “翌朝に片付けるんで座敷はそのままでいいですよ”
そう言われた記憶がある。 でも・・・  そんな事はない。
“勝手にやってくれ”  “人手がないから片付けは翌朝”
それは理解できるが、衛生面・火の元・戸締り、何も管理しないはずがない。
きっと途中に宿の人間の誰かは様子見に来たのだろう。
学生たちに抱かれている妻の姿を遠目に見ていたはずだ。そして逃げたか、いや、
もしかしたら楽しんでさえいたのかもしれない。
余計なトラブルやいざこざは宿にとってプラスにならないから黙認したのかもしれない。
宿泊客が他の宿泊客に集団でレイプされたと言うのに・・・
私たちの落ち度だと言うのか?  私が余計な事をし、そして間違ったと言うのか?!
認めたくない・・・  自分がおかしくなりそうで。


目の前の妻を見ていると涙が出る。あの夜がなければ今頃最高に幸せな生活を・・・
考えても、もうどうにもならない。
例え今までが、そしてこれから先がどうにもならないとしても、せめて、
せめてあの夜の出来事を忘れさせてほしいだけ。




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