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「妻を裏切り、そして美波ちゃんを抱いたこと」





結婚から3年を迎える目前、私の経営者としての地位、
そして私たち夫婦の生活が終わろうとしている。まだ理恵は気付いていないが・・・


30代後半となってITベンチャーを立ち上げ成功した。
ただの運、そして一発屋と言っていいだろう。
たった一つのシステム用の商品が大手企業に採用される事になり、
うちの会社は専属契約を結ぶことが出来た。
自分の会社の事業規模から見れば破格のライセンス契約を結ぶことが出来たし、
そのたった一つの契約は私の人生そのものを簡単に変えてみせる。
契約先に出入りしていた企業の担当者の紹介で出席した、まぁ合コンのような席、
私はそこで今の妻となった理恵と出逢う事になる。
当時はまだ読者モデルをやっていて、普通の女性とは別のオーラを持っていた。
それに・・・  40目前の私、それに対して理恵は25だったと思う。
交際から半年も必要とせずにゴールイン、そして順調すぎる経営はステージを変える。
それまでは無縁だと思っていた高層マンション、その上部、
私たち夫婦はサラリーマンが汗水して手に入れる月収を超える賃料の部屋に住んだ。
歳の差婚、それもそのマンションに相応しい外見を持った妻の存在、
そして地下駐車場には当然のように停めたSUVのドイツ車。
何もかも順調過ぎた、それが当たり前のように思っていた。
でも、そんな日々がいつまでも続くわけもなく・・・

突然の契約解除通告。年度替わりに合わせてシステムを他社製に変更する事が決定。
ベースシステムこそ今でも“素晴らしい”と評価されているが、
うちの規模の会社ではアップデートでの性能強化が上手く行かない。
結果、システム障害などのトラブルも増え、先方も見切りをつけたようだ。
妻には言っていない。まだこのマンションでの生活が当たり前になっている理恵には・・・
数ヶ月先に訪れる会社の解体、そして今の生活は消えゆくだろう。
ITベンチャーの社長の妻となり笑顔でアイランドキッチンで戯れる理恵の笑顔、
それを前にして“この生活があと数ヶ月で終わる・・・”なんて言い出せない。
私はそんなどんよりした日々を送っていた。
そんな繰り返しの中で起きた出来事、そう言い訳するしかない。
愛する妻・理恵を裏切る事になる。それも一番大きな裏切りなのだと思う。

私と理恵の夫婦が一番仲良くしている夫婦がある。
私たちの部屋でパーティ・食事会をやったり、逆にその夫婦の広々とした
郊外の新築住宅でガーデンバーベキューをしたりと、
ここ数年、毎月のように互いを行き来して過ごして来た夫婦だ。
その夫婦の奥さん(美波さん)が理恵の読者モデル時代の先輩で、
二人は親友のようにと言うか、姉妹のように本当に仲が良かった。
美波ちゃんの旦那は商社マンで出張も多く、美波ちゃん一人でうちに泊まりに来る事も。
向こうも二つ違いの友人関係みたいな、または兄・妹みたいな素敵な夫婦だった。
美波ちゃんは自ら“いじられキャラ”を買って出て場を和ますような人柄で、
私も遥か年下ながら尊敬に似た、とても素敵な女性だとずっと思っている。
勿論面と向かって褒めたりする事などなく、むしろふざけていじっていた。
本当は可愛い子にほど意地悪をしてしまうような子供じみた男子のような感情。
妹分である理恵の方がどこかクールで大人っぽい。
理恵は160後半の身長、対して美波ちゃんは150前半と小柄。
読者モデル時代も周りからいじられていたようだが。
だけど本当に気遣いの人で、何か言わなくても近くでそっと手を添えてくれるタイプだ。
正直、交流の中でより一層美波ちゃんの温もりに強く惹かれていたのかもしれない。


“もうマンションの解約を決定しなければいけない” そんな期限が来てしまった。
まだ相変わらず理恵に話せないまま。でもなぜか美波ちゃん夫婦に先に報告しようと・・・
私は日曜日の午前中にアポなしで郊外にある美波ちゃん夫婦の家に訪れた。
理恵には“休日作業”だと誤魔化して。
普段は必ず連絡してから訪問する私たちだから、
インターホンの応答の後に玄関に出て来た美波ちゃんは少し驚いた表情をしていた。
日曜の午前中、エプロン姿、髪を束ねた戦闘モードの主婦姿、初めて見た美波ちゃん。
「えっっ?! どうしたんですか?  昨日理恵と話したけど・・・」
そうだろう、美波ちゃんのリアクションは当然だと思う。
「二人に話があって・・・」 私の浮かない顔、すぐに何かを感じ取ったようだ、
静かに“とにかく上がって!”と中に通された。
私は何も考えず(考える余裕もなく)にアポなしで訪問してしまったが、
そう、商社マンの彼が不在な事、確かに一定の確率で当然ある事だった。
でもむしろ美波ちゃん一人の方が話しやすかったのかもしれない、
“ 会社、もうダメなんだよね・・・  マンションも出る事になる・・・ ”
コーヒーだけ入れて、ソファーの横にエプロン姿のまま座ってくれた美波ちゃん、
その年齢の女性として精一杯大切に受け止めてくれた。
静かに聞き入り、そして残念そうな表情で私に優しい視線を向けてくれる。
不思議だ・・・  今、理恵はいない。目の前に、こんなに近くに美波ちゃんが・・・
そうかもしれない、私たち夫婦、私と理恵の距離はずっと離れたままだったのかも。
理恵は私個人に関係なく、私に出来た環境と結婚したのだろう。
きれいな部屋・キッチン、そして外国車で買い物に出かける理恵の表情は華やいでいる。
きっと私である必要はないんだ。

もう経営者・夫として出来る事が無くなってしまった無力感、そして現実、
それがどこか不思議な脱力となってリアルから逃避した感覚となっていた。
今自分の目の前にたった一つ・・・  “優しい”美波ちゃんがいるだけ。
私はボーっとしたまま美波ちゃんを見つめていた。
むしろ美波ちゃんは同情の言葉にも果て、困って下を向いたまま。
そんな時に私は手に持っていたコーヒーカップを床に落としてしまった。
「あっっ!!  ごめん!  すぐに拭くね。 タオル貸してくれる?!」
私がそんな事を言うのと同時ぐらいの動きで、
「大丈夫ですよ、ちょっと拭けば。 元々綺麗にしてないし・・・」
笑いながら床に跪き、台拭きでカーペットのコーヒーを拭きとる美波ちゃん。
溢したものがコーヒーだけに、私も慌てて自分のハンカチで床を拭き始めた。
しっかりとした大きなシミ、コーヒーの量も多い。
二人はゴシゴシと力強くカーペットを拭き続ける、そして勢い余って・・・
“ゴツン”
二人の頭と頭がぶつかってしまった。
「いたたっ・・・  大丈夫ですかぁ?!  私けっこう石頭ですから(笑)」
ニッコリ笑う美波ちゃん、それも下限を感じさせない最高の優しい笑顔だった。
「私ってチビだけど、昔っから頭だけは硬いんだよなぁ~ 祐(私)さん大丈夫ですか?」
美波ちゃんは呟きながら小さい体で力強くカーペットを拭いている。
私は間近でそれを眺めていた・・・

「えっ?!」
彼女が無反応でいる私に違和感を感じたのか、顔を上げ私を見て止まった。
彼女も、そして私も、そう何秒止まっただろうか。
大きなリビングのウッドテラスに続くガラスサッシは全開、日曜の朝の清々しい風・光、
でも確かにこの空間だけ時が止まっていた。
そして・・・
私は一歩だけ彼女に近づき、そして彼女の後頭部を優しく包み込むように唇を重ねた。
彼女は動かない。もっと言えば、瞳を開けたまま瞳孔も開ききっている。
まるで固まってしまったよう。
そう、きっと驚いたに違いない、当然だ。
冗談が好きでいじられキャラだが、彼女は本当に真面目な人だ。
彼女のどこにも“穢れ”などない、本当にそんな人としか言いようがない。
きっと彼女の中には“浮気”なんて言葉すら別世界なのだろう。

固まったままの彼女に、私はさらに熱く唇を重ねた。
突然彼女の瞳から大粒の涙が溢れ出す、もちろん私は驚くに決まっている。
「ごめん、ごめん・・・  でも・・・  美波ちゃんの事が・・・」
対して彼女は無言、ただただ大きく数回首を横に振った。私にその意味が分からない。
でも何故か後戻りの道を選ばなかった、私は彼女を抱き寄せた。
束ねた髪の下、後頭部からうなじを抱え込むように。
背中。小さい体、そしてそれでも女性らしい優しい柔らかな肌が伝わって来る。
彼女の温もりを目一杯感じ、さらに彼女の顔を見つめ再びキスをした。
相変わらず開いたままの瞳だったが、彼女はその瞳を大きく閉じ涙を溢れ出させた。
「あぁ・・・  どうすればいいの・・・  理恵ちゃん、あの人に・・・」
私はそれでもキスを続けた。彼女をこちら側に呼び寄せるしかないから。
彼女の視点が目の前の私の顔に焦点を合わせた時、彼女の手は私の膝にのった。

彼女をテーブルとソファーの間に倒し彼女の頭の上で手首を押さえてさらにキス。
もう観念したように瞳を閉じた。
頬を合わせ彼女をさらに感じ、彼女のトレーナーを捲った。
背中からは日曜の朝の光と小鳥のさえずりが聞こえている。
白いレースのブラ。 「私・・・  もう知ってるか。 胸小さいからね・・・」
確かに震えている。彼女は震えてさえ、それでも私に気遣いを見せる。
そのブラを上にずらした。
そう確かに小さい胸。でも、それがネガになどならない、させない綺麗な胸だ。
真っ白な強い光の中、緩やかに少しだけ盛り上がった膨らみ、
そして淡い乳輪部分も微かに柔らかさが伝わるように膨らみ、先端に穢れがない。
彼女が人妻である事さえ疑いたくなるようなまっしろなロリータな程の淡い肌、
その肌にもキスせずにはいられなかった。
その乳房を掴む事が罪であるかのようにさえ思わせるそれ・・・
私は優しく、でもしっかりとそれにしがみ付いた。
「あっ・・・」
彼女は小さく声を上げすぐにソファー側に顔を向け表情を隠すように。
そして、 「恥ずかしい、 小さいの、 あっ、 嫌っ、 そんなに揉まないで・・・」
胸を責められる事への抵抗だろうか。
でも私は続けた、彼女の反応が変わって行くまで続けた。

分かっている、彼女は同情で自分の肉体を提供している。
私の話が事前に無かったなら、きっと激しく最後まで抵抗している人だ。
大好きな夫の為、そして親友で妹のような存在である理恵の為。
もう気の知れた仲となった私とは言え、彼女は夫や親友を裏切るような人じゃない。
さっきの真顔・大粒の涙、確かにショックだったはずだ。
それなのに・・・  それでも私を助けようとする人。彼女はそんな人だ。
キスをせずにいられない。
こんな大切な人がいるだろうか。こんな私にさえ何とか力になろうとする深い愛情。
恥ずかしながら理恵に一度も感じた事がない深い優しさだ。
まるで聖母のような。こんなに小さな体のどこにそんな大きな力が宿っているのか。
私は完全に彼女に甘えた、彼女の衣服を全て剥がし、
日曜の朝の主のいないリビングで全裸にした小さな聖母に跨った。
なんて罪深い人間なのだろうか・・・
こんな事をしていると言うのに出張中の彼・妻の事、しっかり頭に浮かんでいる。
それでも目の前の、その清らかな光の中に輝く小さな肉体を抱かずにはいられなかった。
そしてその温もりいっぱいの肌を夥しい量の白濁した液が覆った。
美波ちゃん、あなたのその優しさ(大きさ)に感謝しています!

自分が汚してしまった彼女を引き寄せるように横になったまま抱き寄せ、
自分の胸元に彼女の背中を抱き込むように再び重なる。
私に挿入された後ろ向きの彼女がどんな表情をしているのか見れないまま、
それでも小さな彼女の喘ぎを聞きながら私は強く彼女を突き続けた。
その感情ゆえに力強く後ろから鷲掴みしてしまう彼女の胸。
“小さい”なんて言いながらもしっかりした存在感でこの手の中にある。
小柄な聖母は女性力もまたその肉体に似合わずに大きかった。
肌・乳房・呼吸、その全てが理恵にない懐深い女性像なのだ。
いけないと思いながらも強く抱き付いたまま彼女の中にそのまま出してしまった私。
どうしてもこの女性と一つになりたい、一緒に果てたいと。
あまりに激しいセックス、彼女はその小さな体全体で受け止めたせいか、
最後には脱力し動けなくなってしまった。
しばらく全裸で横たわり抱きしめたままの時間を光の中で過ごし、
そして二人でバスルームへ向かった。
美波ちゃんの家で主の留守中にこんな形でシャワーを使うなんて・・・
覚悟のない未練がましい男に対して、やはり美波ちゃんは大きい。
少し笑顔を作って淡々とシャワーを浴びる。
それでも男はそんな女性を前にまた抱きしめたくなるもの。
でも、彼女はちゃんとブレーキをかけた、
「理恵のところに帰るんですよ!  今日の事は私、忘れますから」
冷たいようでいて、なんてしっかりした女性なんだろうか・・・


彼女との関係はその一回だけで終わった。
そして会社は清算、部屋を出て理恵との結婚生活も終わった。
不思議なぐらい理恵はあっさりと離婚を承諾。
まぁそうかもしれない、彼女は私でなく環境を選んだだけだったのだろうから。
私も後悔していない、美波ちゃんの事で改めて理恵との関係が違う事を感じたのだから。
ただ・・・  理恵と別れる事は同時に美波ちゃん夫婦とも疎遠になる事。
男は未練がましい、たった一回の、それも同情で許された関係を引き摺ってしまう。
今更ながら・・・  当初から美波ちゃんの存在が特別であった事、
本当はかなり早い時期から理恵より美波ちゃんの方が大きくなっていた事に気付いた。
もう遅い。

いつか自分にやり直せる時が来たなら、その時には美波ちゃんのような聖母、
その人が横にいて欲しいと心から思った。
今更気付いても遅いのだが・・・




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