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「砂の教城  ~ ある女教師の出来事 ~」





泣いて済むような事もあればそんな範囲を大きく超えてしまう事も。
今回は後者だ。後悔とは後になって悔いることに違いないが・・・



「麻倉の野郎、美紗の万引きのこと教頭に言い付けやがって・・・」
「ミナミちゃんだろ?!  可愛い顔して性格は冷酷なんだよなっ」
「あぁ、調子乗ってんだろ。“自分が出来る教師”ぐらいに思ってんだろうよ」
「まぁ美人だしな、良いとこの大学出てるらしいからプライドがお高いのヨ!」
「もう許せねぇ。あいつにどん底の世界でも味合わせてやる、いいな!!」
「面白れぇ、その話に乗るぜ。あんまりデカい顔されんのも気分よくねぇーし」
「じゃぁ決まりだ!」

放課後の教室で部活動などもせず恨み話に熱を上げているのは徹也と弘幸の二人。
美紗という彼女を持つ徹也が怒っている。
美紗の万引き行為がバレてそれが担任の麻倉のところに上がり、そして教頭のところに。
至って普通の話なのだが、若く勇ましい彼らはとかく感情的だ。
麻倉美波。今年27才になった国語を教える女性教諭でキレ者。よく言えば。
実際は成果主義・冷酷・ヒステリック、生徒からはその印象が強い。
“あさくらみなみ” 似たような名前の心優しい女性の姿と混同され、彼女も不運だ。
徹也・弘幸の担任ではない麻倉だが、その容姿&性格の為に校内全体の有名教師。
綺麗な女は損だ。ニコニコと愛想を振り撒けば勘違いされ誤解され、
無表情にやり過ごせば冷酷だの気高いだの言われる始末。
その意味では同情の余地はあるのだが、それにしても差し引きしてマイナスが目立つ。
知らず知らずに累積されたそのマイナス、それが今あふれ出ようとしていた。

徹也、弘幸、そして二人の言いなりで舎弟的存在の淳也を含めて3人、
彼らは美紗の親友を使って視聴覚教室に麻倉を呼び出した。
“体育倉庫じゃ怪しいだろ!”   “教室じゃ声が響くよ!”
結局彼らが選んだのが一番人気がない離れた場所にあり、そして音漏れのしない場所。
「美波先生、飯野さんと笠原さん(二人とも女子生徒)が視聴覚室で万引きした物を・・・」
担当するクラスの教え子が美紗の問題で神経質になっている麻倉に情報を提供。
それも“クラス委員を務める優等生女子のコンビ飯野と笠原が後輩に品物を売っている”
そんな話を聞いて今の麻倉が反応しないわけがない。
「えっ?! 今? 飯野さんたち視聴覚で?? すぐ行く・・・」
彼女たちの担任である麻倉美波は職員室のデスクの上もそのままに、
いつもに増して強張った顔をして視聴覚教室へと向かった。

階段を上がって少し奥、そして角を曲がり・・・   本当に静かな場所だ。
大きな音で音楽を聴いたり演奏しても音漏れしない条件が求められる場所、
その場所にある事は必然なのだが。
当然扉前に来たところで中の音は全く聞こえない。
静かに様子見をしながら扉を開ける麻倉。でも、見える場所に人の気配はない。
大きなスペースにテーブルや椅子が並ぶ奥、書庫や高い棚の向こうに準備スペースがある。
いかにもサボりや悪い企みにはもってこいの場所だ。
“ここか・・・”  麻倉もきっとそう思ったはずだ。
静かに奥へと進むが会話など聞こえない。半間ほどの幅で入口にカーテンが掛かっている。
麻倉はそのカーテンを一気に開いた。
真正面、テーブルの上に崩れた姿勢で座っていたのは徹也。
「何してるの? ・・・ 」
飯野・笠原という二人の女子生徒がいるイメージだけになっていた麻倉の頭の中、
突然外のクラスの男子生徒との遭遇に言葉・対応が浮かばない。
でも説明はもちろん、考える暇すら与えられなかった・・・
“カチッ!”  遠く、入口の扉の鍵が中から閉められる音が鮮明に聞こえた。
そしていきなり後ろから羽交い絞めにされたのだ。

「なっ、、何っ?!  ちょっと、何すんのよぉ!!」
麻倉は後ろを振り向こうとするも羽交い絞めはガッチリとはまり込んで身動き出来ない。
「動くなって・・・」  聞いた事のある声、そして徹也、弘幸に気付いたかもしれない。
「閉めたよ!  ここで撮ればいいの?!」 淳也が駆け入って来た。
“撮る” ・・・
淳也が自分に向かってスマホを構えている事に気付く麻倉、
羽交い絞めにされている意味、そして徹也の薄笑い、もう断片は繋がったはずなのだが。
「何っ?!  どうするつもり?  何なのよ、これっ!」
「やめなさいっ!!  放してぇ!(睨) いい加減にしなさい!!」
普段から冷たい表情でヒステリックなイメージさえある女教師の苛立った怒り顔だ。
でもどこか違う。何かが混じっている。
そう、今自分の状況を考えればどんな強気の女性でも頭の中を不安が過ぎって当たり前。
弘幸のロックは頑丈で力強く、麻倉の胸元が突き出したように固められている。
「じゃぁ始めようか・・・」  徹也の薄笑いで3人の正三角形の立ち位置は決まり、
そのショーは始まった。


「やめてぇ!!!」
麻倉の怒鳴り声とも悲鳴とも取れる大きな声が部屋中に響き渡った。
徹也に対して真正面に突き出したその胸を鷲掴みされる麻倉。
「麻倉、てめぇ調子に乗った罰だからな!  可愛がってやるから無駄な抵抗すんなよ」
麻倉を押さえ付けている弘幸はわざと麻倉の胸の膨らみを徹也の前に突き出させ、
「淳也っ! しっかり撮れよ、アップだぞアップでぇ!!」と笑い叫んだ。
「やめてよぉ、何してんの! 撮らないで、こんな事して許されるわけないでしょ?!」
自分を撮影している淳也を威嚇する事を試みるも、雇い先は徹也と弘幸、
淳也は黙々と撮影を続ける。

「おっぱい出しちゃえよぉ!  チチ、チチ、、もう一気に出しちゃえって!!」
強い力で麻倉を押さえ付けながら弘幸が徹也に言う。
徹也は胸を揉んでいた手を放し、麻倉の前に静かに仁王立ちした。
そして静かに笑い、“行くぞぉぉぉぉぉ!!!”と叫んで麻倉の胸を激しく揉み、
麻倉の真っ白なブラウスのボタンに手を掛けて外し始める。
“やめてー!!”と激しく首を左右に振って抵抗しようとするがロックは緩まない。
自分の掛けている銀縁メガネが少しずれてしまうだけの無駄な抵抗だ。
一つ・・・ 首元の肌、二つ・・・ 胸元の上部の肌、三つ・・・ ブラの生地が出る。
四つ・・・ 、ブラウスをスカートから引き出され、五つ・・・ ブラウスは全開。
麻倉に似合っているだろうか、レースの純白のブラジャーだ。
上部がシースルーの肌を透過するような薄い素材で、気品と同時に美しさを感じさせた。
ただ・・・  開かれているこの場所、そしてそれを拝んでいる連中が不釣り合いだが。

「持ち上げろよ! 早く持ち上げろって!!」
弘幸には見えていないはずだが、弘幸が一番はしゃいでいる。
“分かった分かった!”  強張った真っ赤な顔をしている麻倉を薄笑うかのように、
徹也は余裕を見せて麻倉のブラに手を掛けようとした。その時・・・
麻倉は履いていたサンダルで徹也を蹴りつけた。が・・・
“バチンっ!”
徹也は麻倉を力一杯ビンタし、麻倉が掛けていた銀縁メガネは数メートル先に弾き飛んだ。
「あぁ~ぁ~  美波ちゃん可哀想に・・・  無駄な抵抗するからぁ~」
年上女性、それも教師に向かっての言葉と思えば大変失礼な言葉だが・・・
弘幸は麻倉の耳元に静かに乾いた同情の言葉を落とした。
放心したのか一気に麻倉のチカラが抜け、顔が下に下がる。
“せ~のっ!!“
反応を無くした麻倉を置き去りのまま、徹也は麻倉のブラを持ち上げた。
少し小ぶりながらもまだ若い肉体、形のいい穢れを感じさせない胸がそこに広げられた。
「揉んでやるよ・・・」
真横から淳也にスマホで接写されながら徹也に胸を揉ませている麻倉だが、
すっかり抵抗する意欲を無くしてしまったよう。
剥き出しにされた乳房を男子生徒に揉まれ、さらにそれを生徒に撮らせている。

「下も行っちゃおうかっ!!」
弘幸のタイミングで進んでいるようでもある。
“や・め・て・よ・ぅ・・・”
無駄な抵抗をなくし、そして静かに涙を溢れさせて解放を懇願する麻倉だが、
こんなところでやめてくれない。
「下も見せてね!」  徹也はスカートのフックを探し、そして外す。
紺色のスカートを剥がされた麻倉、ブラウスは掛かっているものの、それは開いて・・・
この日は授業の後にパンストが伝線して脱いだままだった。
素足、そして少しだけ切れ上がったハイレグを感じさせる光沢眩しいショーツ姿。
「先生・・・  こんなに体も顔も綺麗なのにねぇ~  性格が残念だね」
徹也は少し離れた場所で開かれた乳房・曝されたショーツ姿の麻倉を眺めた。
もちろんその横では上から下、全身を淳也が撮影している。
「もう1枚脱ごうか・・・」
ショーツも床に引きずり落とされた。
白さが浮き出るような光沢のショーツ、だからこそ内側中央部分の少しの汚れが目立つ。
「先生も汚すんだね。 完璧美人は汚さないのかと思ってたよ・・・(笑)」
脱がされてこんな姿にされて尚、下着の汚れを男子3人で笑われ・・・
麻倉にとってどれだけの屈辱だろうか。
今は屈辱なんて感じないほどプライドは消えてしまっているかもしれないが。
そして最後に下半身を撮影されて解放された。


相手が生徒(まだ若い男)で良かったと思うべきか。“この程度で済んだ”と。
若くして築いた城は“砂の城”、まだまだ本当の強さを持っていないものだ。




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