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「悲鳴は届かない」




海外。
興味など無かったし、高校を卒業したその時も、
話す事は勿論、聞き取る事も出来ないレベルの人間だった。
“せっかくの専門学校入学前の春休み”というプレッシャーもあり、
従姉のいるオレゴンへと行く事になった。
従姉とは言っても、僕よりも一回り上のお姉さん。
まだ記憶が曖昧な子供の頃に会った微かな記憶だけ・・・
それもまだ彼女が大学生の頃だったと思う。
彼女は英語に特化した大学を卒業後すぐに外資系企業に入り、
アメリカ本土を数か所回るうちに今のパートナーを見つけ、
親戚一同驚く間もないほどに呆気なくゴールインした。

彼女は自分の仕事と全く関係のない田舎の牧場経営者の息子と結婚。
全く仕事に未練もないのか、楽しそうに馬に乗るハガキを見た事がある。
映画に出て来そうなカーボーイスタイルとでもいうのか・・・
その楽しそうなハガキが今も鮮明に記憶として残っている。
話ではまだ子供もいないせいか、格好の良い白人の旦那さんとはラブラブらしい。
旦那さんのお父さんやお兄さんの経営する牧場もすぐ隣だそうだが、
それが“数キロ先”と言うのだから、その感覚が笑える。


飛行機は国内旅行で2回乗った事はあったが、日本の空港と違い、
周りの人が外人ばかりというせいもあるが、その空間も全く違った。
それにほとんど記憶のない従姉にお世話になるわけだし、何より英語が・・・

ハガキで見ていた事もあり、彼女の事は遠くに来た時に気付く事が出来た。
向こうもすぐに分かったと思う。きっと小さくなっていたから目立ったのかもしれない。
言葉は日本語だけど、その表情や話し方・感覚、すっかり“日系人”な感じだった。
元気で、30前なのに暮らし方のせいか化粧などしてないし、色も黒い。
女性に失礼だけど、何かワイルドな感じがした。
“出た出た! ピックアップトラック!!”
マークは日本製なのに、左ハンドルのせいか外車みたいに見える。
何か不思議だった。
日本製の女性と日本製の車なのに、ここでは僕が外人視線を受けるのだから・・・
反対側を走っているのが怖い。


まったく何もないような道を高速のようなペースで走り、
土埃をあげながら牧草の中を走り、トラクターのところで止まった。
西部劇みたいな帽子を被った男性がトラクターから降りてきた。
紹介されたその人は旦那さんのお父さんだった。
何を話しているのかは分からないが(早くて)、アクションと声がとても大きい。
しかもハグをされて驚いた。そこから少し走ったところにお世話になる家があるが、
そこにいた彼女の旦那さんもさっきのお父さんと同じ応対だった。
白人男性はトラクターに乗っていても、牛を引いていても格好が良いと思った。
家に入りキッチンに入った時、初めて彼女がキャップを外した。
どこかの地元野球チームのキャップだったのか、よく似合っていたが・・・

その時初めて束ねていた髪を解いて、まっすぐな腰まである艶やかな黒髪と分かった。
それに・・・
彼女がジャンパーを脱いで気が付いたが、黒髪と東洋人らしい顔だちに反して、
胸がもの凄く大きい事に気が付いた。最初は下着のせいかとも思ったけど、
その揺れ方を見て本物だと分かった。何より、
後になってその洗濯物を見れば、彼女のそれはこの大地に引けを取らない物だ。
お姉さんとも叔母さんとも言えない彼女に、少し溜息が出た。


その夜は旦那さんのお父さんの家でパーティーを開いてくれた。
日本でも田舎で親戚一同が集まるけど、なぜか外国だとオシャレに見える。
みんなよく笑うし、良い人みたいだ。
滞在予定の1週間も何とかなりそうにも思えた。でも周りが英語だらけだが・・・
僕のそばに彼女はいてくれるが、それはそれで胸元が気になるし。
そんな夜が終わって、草原の気持ちいい朝が待っていた。
とても楽しい旅行になると思っていたのに・・・



彼女の旦那さんは朝食が終わると、隣の村の親戚の手伝いに出かけた。
一日作業らしい。
今日は彼女に美味しいステーキハウスにランチに連れて行ってもらえる事になっていて、
昼前に出かける事になっていた。
僕は自分の荷物を整理して、彼女は洗濯や掃除をしていた。

そろそろ出かける時間という頃、一台の車がやって来たのは音で分かった。
彼女は下にいたし、僕は自分の寝ている2階の部屋にいた。
突然だった。
「No No No!」
彼女の大きな声が聞こえた。
僕は急いで下へ降りた。目の前の状況が把握できなかった。映画のようで・・・
二人組の男が彼女を取り囲んでいた。
一人はナイフを持っていて、もう一人はガンを持っている。
皮肉にも、そんな事でここが日本ではない事が思い知らされた瞬間となった。

激しい会話が男たちと彼女に飛び交っている。早く激し過ぎて、全く分からない。
彼女はお金を用意している様だった。
すると、男は僕にガンを突き付けた。どうみてもそれがモデルガンには見えない。
怖くて怖くて、僕は情けないけど言葉すら出なかった。
彼女が集めて来たお金が何ドルなのか(何ドル紙幣なのか)分からないが、
量は少なくは無かったと思う。男たちも満足げに見えたから。
その後、男たちは少し小声で何かを話していた。

僕は両足を縛られ、さらに後ろ手に縛られて床に転がされた。
彼女は・・・


男たちが激しく彼女に罵声を浴びせると、彼女は黙ってシャツのボタンを外し始めた。
厚めの生地で紺色の大きなストライプ柄のシャツ。ボタンを外し始めると肌が見える。
全てのボタンが外され開かれた胸元には大きなブラジャーが広がった。
ややクリーム系の光る生地の。シャツの下はすぐに下着だった。
僕は殺される恐怖を前にしながらも、それでも彼女を見ている・・・

男たちの罵声は続く。
彼女は続けてショートブーツを脱いだ。
ブーツに手をやる姿勢になる時でさえ、大きく揺れ男たちを釘づけにする胸元。
片方ずつブーツは床に置かれた。
ナイフを持った男がいきなり後ろからブラジャーを引っ張りながらナイフで切った。
ガンを持っている方の男は笑いながら、“焦るな!”な言葉を発していたようだった。
彼女の胸が大きく揺れた。それでも姿勢を正せば、彼女自身の黒髪で乳房が隠れる。
男たちはジーンズを下すように催促しているのだろう・・・
彼女は躊躇うが、男たちの声は激しくなる。
ブラジャーと同色のカットの大きいパンティーが現れた。
こんな状況だというのに、僕は彼女の体を必死に見てる。
情けなく恥ずかしい男だと思いながら。

化粧っ気のない東洋人女性でありながら、白人の男たちを圧巻させる大きな胸。
背が高くないのに、スラット伸びた足。そしていやらしささえ感じる腰まで届きそうな髪。
その黒髪は濃く、そして深く光輝き、グラマー過ぎる体をなおさら強調する様だった。
男たちは罵声だけで、ついにパンティまで脱がせた。
白と太い赤のラインが入ったソックスだけの状態に彼女はされた。
彼女はキッチン前の大きなテーブルに寝かされた。仰向けに。
両腕は頭の腕で縛られ、その縛った部分をさらにテーブルの先にあるソファーに括られ。
両脚は・・・
大きく開かれ、テーブルの両脚に縛られた。
男たちは笑いながら彼女の胸をつかむ。それも力任せにだった。
つかまれて、手の先で大きく形を変えるほど大きな胸を楽しんでいた。
彼女が英語で抵抗している姿に、僕はもう勃起までしていた。


ガンを持った男は音がするような汚く激しいキスで彼女の口を抑え込む。
ナイフの男は下品なほど相手(彼女)の痛みなど気遣う事もなく指を押し込んでいた。
こんなシーンだと言うのに、塞がれた彼女が漏らすその声がいやらしく聞こえてしまい、
僕は必至でテーブルに横たわる彼女の体を舐め回してしまった。
ナイフの男は入れた。
ガンの男に口を押えられているというのに、突かれながら激しく胸を揉まれ、
彼女は大きな声を漏らす。
きっと感じているわけもなく、激しい突きで嫌でも声が出るのだろう。
でも、きっとそうだと思っていても・・・



先の男が尽きると、彼女の拘束は解かれた。
しかし今度はソファーの方に連れられ、そして膝まづかされた。
まだ大人の男とは言えない僕にでも予想できる流れだった。
ズボンを脱いでソファーに座った男に口でやらされて。
外人のファックはただですら激しいイメージがあるが、しかもレイプだ。
ソファーにまで広がる黒髪を抑えられながら、激しくやらされる。
声だけでなく、大きな音までたてて・・・
そして僕から見える、ゆさゆさと揺れる胸。

それを見ていて興奮したのか、さっき終わったばかりの男が後ろから入れた。
“声にならない声”なのか、悲鳴なのか、それとも音なのか鳴き声なのか・・・
僕の何かを壊すものだった。
2回目の男は呆気なく尽きた。姿勢を起こした彼女のあそこからは大量の液体が床に。
その液体をこぼし途切れぬまま、ソファーの男に抱き上げられハメられた。
ソファーで男の上に載った彼女は、“揉みしだかれる”というのか、
あんな激しい胸の揉まれ方はネットでも見た事がなかった。
抵抗していないとは言え、応じているわけではないはずなのに声は反応している様に・・・
彼女の普通の状態も束の間、
ついに2回目さえ尽きたはずの男が3回目に・・・


「No! No! No!!!」
彼女が大きく声をあげた。
現在進行形で男の相手をしている彼女に対し、3回目の男はアナルに入れた。
本来の場所とは違う場所に入れられた事は、その声の違いではっきり分かった。
彼女は激しく抵抗を見せているが、二人の男に押さえつけられている。中まで。
ソファーの男は気持ち良さそうに先に尽きたようだった。
その男がソファーから外れた後も、彼女はアナルへの激しい突き上げに苦しい声を続けた。
前に押され、どんどんソファーの背もたれへと上がったところに、
先に尽きたばかりの男が口での掃除を強要する。
後ろからの苦しみなのか、口でやらされる苦しみなのか・・・
彼女の声に僕はズボンを濡らしていた。



解放された。
時間は2時間も過ぎていなかったと思う。
警察を呼んだが、作業が早めに終わった旦那さんの方が早く帰って来て、
旦那さんは怒り狂い、ガンを手にした時は正直恐ろしかった。
そんな事件があったので滞在は切り上げた。
都合が悪くなったと言って帰ったが、家族は不思議な顔をしていた。
結果的にはその後に離婚してしまうのだが・・・


僕は・・・
本当に怖かったし、申し訳ないと思いながらもそれ以上に・・・

帰国後、もう何十回も従姉の体でオナニーしてしまった。
激しく揺れる胸、揉みしだかれる胸。
突き上げられて発する声、後ろに入れられた時の苦しそうな声。
テーブルにソファーに、背中に胸元に広がった長い黒髪。
自分の中が壊れそうな刺激をあの時感じてしまった。


彼女は一人になった。帰国して近所に住むらしい。
あの体が近くに来る。
僕は・・・






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