「罠にかかった女教師」
昭和40年代に建てられたマンションだろうか。
灰色のコンクリート壁は荒く、あちらこちらにヒビが目立つ。
錆びた外階段も、もう“手をかけるつもりがない”を表している。
それでも地図の通りに案内されてたどり着いたこの場所。
そして案内通り、色褪せた薄く青白くなった鉄製の扉と部屋番号は一致している。
家庭訪問。
今回、“選ばれた者”だけに行われる特別なものだ。
区立中学の3年生を受け持つ三浦浩美は27歳。そして独身。
彼女が受け持つクラスにも、例外なく問題児はいる。
登校していない生徒もいれば、万引きや限度を超えた恋愛他・・・
まぁ、そんな当たり前の姿にも数年付き合えば慣れるもの。
色々なタイプの教師がいるが、浩美は“今どき”でも“熱血漢”でもない。
基本的には基本に忠実で、ベテラン教師からの受けもいい。
そして性格的には少しプライドが高い。
特に生徒や父兄に対してはそれが顕著に表れる事がある。
今回の家庭訪問先。
大型のショッピングモールの中にあるブックストアで万引きをした理沙。
他校の生徒と合同での集団万引き。
両親は別居中で、父親と同居しているが父親は単身赴任中。
近くに住む母親は水商売の女で、そしてこれがクレーマー気質。
今回の万引きですら、それは友人関係を持つ学校の責任という人物。
娘の理沙も、教師とタメ口で上から目線の生徒。
浩美の一番嫌いなタイプ。そしてその親子。
今回の訪問も、スケジュールを二転三転、
浩美の方が先方のスケジュールに合わせさせられた始末。
“もう、一歩も譲らない”
すでにそんな覚悟が浩美の中にあった。
1階の集合ポストは大半が蓋が壊れ、二階の踊り場には退化した段ボール箱。
そんな階段を上がりながら浩美は、
“こんなところに住んでる親子=やっぱりダメ親子”と頭の中を埋め尽くしていた。
そして理沙の住む3階。色褪せただけでなく、錆が氷柱の様になっていた。
浩美は大きく(呆れの)溜息をつき、情けない音のベルを押した。
最初の1回では反応がなく、少し間をおいて2回目を押した。
返事なく扉は開き、“あっ、先生来たの”と視線すら向けない理沙にイラつく。
案内された部屋は薄暗く、そして臭い。
“まぁ、こんな部屋で生活してるのも分かる気がする・・・”
そんな浩美の心の声が聞こえて来そうだった。
「先生、座ってよ」
まったく掃除した形跡すらないソファーに理沙は浩美を誘導した。
それでも中々座らない浩美を見ながら理沙は、
「あっ、先生の綺麗なスーツが汚れるねぇ・・・」
そう、薄笑いを浮かべながらキッチンの方へ向かった。
浩美は比較的綺麗な座面を探し、スカートを寄せて本当に浅く腰を下ろした。
「お母さんいらっしゃらないの?」と浩美がキッチンの理沙に尋ねると、
「ママ、ちょっと遅れるって。先生に待っててもらってだってさ」
そう悪びれる様子もなく、そしてこちらも向かずに返して来た。
浩美はまた溜息をついた。勿論“呆れ”の溜息。
理沙がお茶を持って来た。
「先生、これ、パパが海外で買ってきたチョー高い紅茶だって!」
「美人に成れるんだってさ」
理沙にそう言って差し出されてしまった浩美は、“汚らしい”と思いつつも、
仕方なく、しかも理沙の視線があったので多めに口に入れて、
「う~ん、良い香りね」とお世辞も添えた。
理沙のスマホが鳴り、理沙がキッチンに向かったので、
浩美は紅茶を飲みながら部屋中を見回していた。
汚い部屋で待たされ、その娘は教師を差し置いてキッチンで話し中。
“それにしても汚い。それでいて、生活感のない部屋・・・”
浩美は待ち時間が長く、紅茶も殆ど飲み干していた。
相変わらず話し中の理沙の会話に耳を向ける様になったが、
その頃には少し目眩のようなものを感じていた。
「まだまだかなぁ。まだじゃないかなぁ・・・」
「えっ? こっちから連絡するって!」
「準備は出来てんの?!」
そんな会話が聞こえていた。
時計の針が見えない。そして瞼が重く感じる・・・
“えっ???”
何かを見落とした様な意識に苛まれていながら、もう考えるチカラが薄れている。
そして顔を上げていられずに下に落とした時、確かに聞こえた理沙の言葉・・・
「効いたみたいだよ!」
意識はある。
けれど朦朧として苦しく、もう普通には座っていられない。
玄関の鉄扉が開く大きな音。そして数人の男女の声が聞こえて来た。
「おぉ! これお前の担任?」
「いいじゃん。先生ってだけでエロいもんなぁ」
そんな下劣な言葉を浴びせられているのに、もう既に抵抗ができない。
男の一人に顔を上げられた。
まだ10代であろう男に顔にかかった髪をかき分けられ、
「良いねぇ。結構俺好みかも。楽しくやろうよ」
そう言って浩美の頬から首を撫でた。
「やめてっ」
浩美は小さい声を絞り出し静かな動きで手を払うが、もうそれは力ない。
浩美はソファーの真ん中に座らされ、両脇を挟むように男が座る。
目の前のテーブルは残りの男女が片付けた。
分かりやすい。そこは撮影用スペースとなり、皆スマホを構えていた。
「何ぃ? やめてっ。やめなさいぃ・・・」
やっと絞り出す声とゆっくりな動きで男たちの腕を払おうとするが、
男たちは笑いながら簡単にスーツのジャケットを脱がせた。
「先生! 記念写真、記念写真。ほら、もっと顔を上げてよぉ!」
顎をつかまれ、頭を押さえつけられて撮影された。
この部屋とは似つかない真っ白なブラウスの上から男が浩美の胸を掴む。
もう一人はスカートを捲り上げ、浩美の黒いストッキングが露わになった。
浩美は必死に抵抗していたが、突然大きな声を上げた。
「ああっ! ダメっ。あっ。あっっ。ダメ! あぁっっ!」
最初、周りは何の反応だか分らなかったが、“紅茶”を作った主は気が付いた。
「おっ? 効果が出て来たんだ・・・」
そう言うと、その男は目的を見つけた様に一か所を攻め始めた。
それに対する反応を見れば狙いが的確だった為、周りはやっとその意味が理解できた。
浩美の下腹部を集中して押していた。
「やっ、やめて。お願いトイレに行かせて!」
浩美は叫びながれもすがる様に男たちに懇願する。勿論聞き入れられるはずもない。
下腹部を押えられる度に激しく声を上げる浩美。
そして既に、スカートの中にはもう一人の男の手が入っていた。
そして・・・
「おいっ! 濡れてるぞ!! もう漏らしてるよ。漏らし始めてるよ」
周りからも「マジぃ~・・・ 先生が漏らしちゃダメじゃない」と、
その場を囲む理沙と変わらない年頃であろう少女たちにも笑われる。
男二人はわざと浩美から離れる。
「おっ、お願い。トイレ、トイレに行かせてぇ」
浩美は必死にソファーから立ち上がるが、
「あっ、あぁぁ~」と叫びながらヨロヨロとトイレに向かう。
やっとトイレのドアを開け中に入るものの、今度は扉を閉めさせてくれない。
「お願いっ。お願いだからぁ・・・ あぁ・・・ ・・・」
泣きながら便器手前にしゃがみ込んでしまった浩美。
数秒もすれば、スカートから静かにしみた液体は床に広がっていた。
「あぁぁぁぁ・・・」
顔をくしゃくしゃにし、大粒の涙、そして大きな声を上げて浩美は泣いた。
自分の教え子、そしてその教え子と大して変わらない年齢の少年・少女の前で・・・
しかしその状態すら数分しか許されなかった。
男たちに腕を掴まれ、またソファーの方に戻された。
「先生、濡れたままじゃ良くないよ。俺たちがキレイにしてあげるから」
「やっ! やめて!」
さっきより激しく抵抗していながら、さっきより多い人数で押えられ、
尿でびしょびしょになったスカートを脱がされ、ストッキングごとパンティも。
そして純白のブラウスも一つずつボタンを開かれて・・・
十代の少女たちよりも遥かに清潔感のある白いレースのブラジャー1枚が残るだけ。
「何か良いなぁ~ 下半身剥き出しで、上がブラ1枚ってのもよくね?」
「すげぇーエロいだろ」
大勢に囲まれ晒された状態で押さえつけられた。
「写真っ写真!」
「足を開いた方がエロいだろ?!」
浩美は声の無いまま大粒の涙を流し、必死で横を向こうとする。
しかしそれは許されない。
足を開脚させられ押え込まれ、そして顔までも押さえつけられて・・・
大勢がその浩美をスマホを持って囲む。
涙で浩美の髪が顔に張り付くほどになっていた。
「そろそろ、先生にお世話になるか・・・」
浩美を遠目で見ていた一人が呟いた。
「押えろよ」
その声で静かに二人の少年が浩美の上下に分かれて押えた。
押えさせた男はベルトを外し、ゆっくりと下半身側の男をどけて浩美の中に入った。
「あぁぁ・・・」
浩美は顔を激しく歪め、そして悔しそうな顔をした。
しかし浩美のそんな反応にはお構いなく、
その男は力一杯浩美のブラジャーを引き千切った。
色白で、手の中に納まる程度の丁度いいサイズの胸。
浩美から見ればまだ子供の様なその男は、浩美の胸を下から掴み上げる様に揉む。
目の前の子供たちに囲まれ、服従させられ、
慣れた様に、けれど激しく胸を揉まれ突き上げられている自分。27歳の教師。
大人の先生相手に容赦はなかった・・・
屈辱的な扱いを受け、次々に回され写真も撮られ。
そして少女たちまでもがその写真を見せつける。
少年に従いフェラをさせられている浩美の目の前に。
自分が裸にされ押さえつけられた画像を見せつけられながら、フェラをやらされる。
まだ数時間前までは“馬鹿な親子”と馬鹿にしていた自分・・・
そして今、もう子供たちに言いなりの自分・・・
暗くなって解放された。
千切れたブラジャーは着けず、濡れたままのスカートを穿いて。
一人暮らしの自分の部屋に戻った浩美はジャケットだけ脱いだ状態でシャワーを浴びた。
浴室の床に膝まづき、濡れて全て透けたブラウスのまま。
スカートの下にも何もない。
膝まづいたままスカートを捲り上げ、泣きながらシャワーを陰部にあてた。
次第に激しく泣き出し、出しっ放しのシャワー下の床に倒れ込んだ。
学校と警察には連絡したものの、結局はうやむやになってしまった。
そして浩美は教壇から去る事になった。
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