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「ナチュラリストが見た景色  ~ セルフタイマー ~ 」




近年、都市生活者の田舎移住が流行っている。
夫婦で定年後に田舎暮らしを決意する者もいれば、若くして行く者もいる。
そして、独身女性が単身で田舎暮らしを始めてもいる・・・



情報誌「月刊 ナチュラルクラブ」では早くから移住者生活の特集をしていた。
当初は目新しさもあったし、スタッフも生き生きと取材していた。
しかし最近はマンネリ化が顕著で、取材先にも苦労する日々が続き・・・
部数が減れば取材費も減少の一途を辿り、“もう廃刊が近いのでは?”
そう囁かれる様にもなっていた。
取材もスタッフの人員縮小が続き、今では持ち込み企画や外部委託も多くなった。
でも、そんな“適当な取材”にも文句が言えないのが現状の雑誌業界。

NC編集部では今回も外部発注で企画を進める事に決定していた。
取材先は上越地方の山間地の限界集落の古民家を借りて一人暮らしを始めた女性。
元は証券会社のOLで、最終的には係長職まで行って退職した43歳。
横浜生まれ東京育ち、そして大学の有名商学部出身のエリート女子だった人。
40歳を回って田舎暮らしを決意して退職。
村が進める“移住者支援制度”を利用してのトライだった。
山道をひたすら登った上にある古民家。
既に10年以上空き家になっていた家を簡単に改築した程度の家。
しかしその家の正面から見下ろす景色は最高のもの。
両脇には山々、そして一面の緑。段々畑を下に見下ろす場所に立っている。

夜になれば街灯もないこの場所は月明りだけ。
都会では見ない様な野生動物に遭遇する事も珍しくない。
彼女も免許は持っているので、庭先に停めたビッグスクーターで買い物に行ける。
彼女は大学時代に大型2輪免許を取得し、海外でもツーリング旅行した程。
若い頃から活動的で、真っ黒になるほど太陽に当たる事に躊躇ない。
ただ、若い頃はハワイやグアムでダイビングやリゾートで日焼けした黒さ。
今は、畑仕事や庭先で黒くなる様になった。そこが違うだけ。
本人は楽しいわけだし、アメリカンバイクからスクーターになっても、
彼女の目的には何ら支障はない。荷物が積める事が優先されるだけ。
両親は今でも彼女に普通の結婚生活を望んでいるが、
偶に遊びに来る元同僚や同級生たちは、彼女の今を見ればその充実ぶりが分かる。

雨宮静代。
大学時代には仲間たちと最先端の遊びを楽しみ、大勢の仲間の中にいた。
職場に入ってからも、“女性の仕事は中途半端だ”と言われる中、
結果的に同期の中で一番出世した事になる。
管理職は皆、静代がキャリアウーマンとして定年まで仕事を続けると信じていた。
きっと彼女自身も、それ以外を考えていなかったはず。
しかし転機は突然に訪れる事になった。
共に40を迎えた高校時代の親友がこの世を去った時の事。
静代は大きなショックを受けた。仕事生活の先が永遠にある様に思っていたから・・・
自分の年齢、やりたい事、出来る事、立場、しがらみ、色々と悩んだ。
そして彼女が選んだその先が今の生活とう事。

静代がシングルでいる事。
キャリアウーマンで特別な道を選ぶ女性=恋愛に不向き・近寄りがたい
そんなイメージもあるかもしれないが、彼女はそうではない。
既に中学・高校時代から友人が多かった。それは男女関係なく。
特別美人ではないが、大学時代も結果的には3人の男性と付き合っている。
就職してからも、20代の頃には何度か熱い時期もあった・・・
しかし30代になり、役職もついた頃には彼女は仕事人間になっていた。

43歳。
若い頃から日焼けして。今も真っ黒だ。
田舎生活になってからは基本、化粧すらしない。シミもそのままだ。
同じ年の都会の女性に比べて、彼女は綺麗に見えないだろう。
しかしそうだろうか?
都会の女性のその場しのぎで厚塗りされたメイク、そして偏った食生活。
何より、コンクリートジャングルの中でストレスを育てた先に美しさは存在出来るのか。
シミやシワを隠さない真っ黒な顔のまま、長靴と擦り切れたジーンズ。
色褪せたTシャツにこれまた色褪せたジャンバー。彼女のトレードマーク。
それでも、それなのに彼女にはちゃんと輝きがある。
男性に媚びる女性などにはない魅力が、彼女にはちゃんと存在している。


フリーの取材スタッフがやって来た。コンパクトデジカメ片手に一人で。
普段はどちらかと言えば世間の裏側の記事を中心にしているライター。
20代後半だが、口数は少なく、あまり感じの良いタイプの男ではない。
長身でスラットした体型、色白だが少し強面に見える顔つき。
既に電話連絡されていたので、彼女に対しては名刺を渡す程度の自己紹介だった。

家の中の撮影。畑仕事の撮影。買い物しているところの撮影。そして手料理。
写真を中心に、そして最後にはICレコーダーで会話式の取材。
淡々と、でもしっかりと取材されていた。

「静代さんはこのままの生活が続く事に不安や寂しさは無いですか?」(記者)
「寂しくないとは言えないかなぁ。でも、自然を感じるパワーって言うか・・・」(静代)
「不安もないって事はないかな。でも、それって仕事をしてても同じでしょ?!」(静代)
「まだお若いですけど、結婚の事とか恋愛の事とか考えないんですか?」(記者)
「ありがとうございます(笑) 若くはないけど・・・」(静代)
「結婚は別にしても、別に恋愛をしないなんて断言してないんだけど・・・(笑)」(静代)
「こんなスッピンのおばさんに誰も寄って来ないでしょ?!」(静代)
「こんな田舎だから、もうタヌキとかサルとかなら来るかも(笑)」(静代)
「安心しきって、鍵とか閉めてないしね。あってもあんまり意味ないし」(静代)
「そうかなぁ・・・ とても魅力的な女性だと思うんだけど・・・」(記者)
「こんなに素敵な女性が一人でいるなんて、心配しちゃいますよ」(記者)
「ありがとう・・・(笑)」(静代)
「ここで録音終わりますね。色々とありがとうございました」(記者)
「何か楽しかった。久しぶりに若い人と話した気がするし・・・」(静代)
「何か緊張しちゃったなぁ。また来て下さいね」(静代)

「あっ、そういえば素敵な写真が多いですけど、カメラもお好きなんですか?」(記者)
「えぇ。大学時代から撮ってるし、こっちって景色最高でしょ?!」(静代)
「今も続いてる趣味って、写真とスクーターだけどドライブぐらいかな」(静代)
「素敵ですね。そうだ、最後に写真撮らせて頂けますか?!」(記者)
「私の?? もう畑の中とかで沢山撮ったから十分でしょう・・・(笑)」(静代)
「いえっ。静代さん、とても素敵だし綺麗な人だから撮らせて下さい」(記者)
「えぇー!! メチャクチャ照れる。そんなにおばさんをおだてないで!」(静代)

彼は何枚か静代の写真を撮って、深く礼を言って彼女の家から帰って行った。
静代は少し寂しい思いをしていた・・・
久しぶりの来客だし、そしてクールな若い男性。それもかなり年下。
自分が女である事さえもしばらく忘れていた気がしていたし、
静代は自分の中に湧き出たモヤモヤした物を追い払おうとしていた。
食事の支度をし、食事をとり、お風呂の支度を始めてもまだその事を考えている・・・
何の音もしない静かな自然の中の一軒家の夜。
裸になり浴室に入っても、そこには自分が出す水と桶の音だけ。
しゃがみ込んでかけ湯をし、陰部を流し胸元を掴んだ時だった・・・
自分が今まで抑えていた自分の女の部分が溢れだしてしまった。

強く自分の胸を掴んだ。
体の奥に電気が走ったのが分かる。悲しくも、体が脳がすべて集中している。
さらに激しく胸を掴んだ時には、“はぁ・・・”と自然に息を漏らしてしまった。
誰もいないのに、全身がこんなに求めてしまっている自分が恥ずかしくなっていた。
それでも、それを抑えきれない程、今日一日は静代に大きかった。
ついに手を下の方に下してしまう・・・
この地に越して来て、こんなに自分が自分でなくなってしまったのは初めての経験で、
もう、静代は自分さえも見失う程に大胆になっている。
今まで抑えていたすべての蓋が一斉に開く瞬間、その時。
大きく脚を広げ腰を床に降ろし、片手は乳房に、そして片手は陰部に。
恥ずかしい。自然に涎を垂らしている。それも本当にさらっとした唾液だ。
その水は太腿を濡らし、そしてその落ちた場所のすぐ横からは音がする様になった。
“クチュクチュ”という音は自分で聞くのも恥ずかし過ぎる。
だからこそ、耳から口からそして奥底まで一体にして静代は壊れそうになっている。
胸の掴み方は激しくなり、陰部に押し込んだ指はより奥を求めて・・・
「あぁぁぁ!!!」
自分でハッとする程の大声を上げてイってしまった静代。

自分が恥ずかしかった。
一人暮らしの誰もいない山里の家。声を出して自慰しても問題ないだろう・・・
でも、自然が一番大切と思い一般の生活から遠ざかってきた自分。
なのに、今日一日、目の前にいてくれて、一緒に過ごした男性を想像している。
それも、最後には彼に抱かれる想像をしてイってしまった。
自分が許せない。全てを否定してしまったような自分が許せなかった。
静代は湯船の中に潜った。弱い自分など無いと思っていたのに。


風呂の扉の外で物音がした。
「何っ?」
開けた扉の横に立っていたのはさっきのあの男だった・・・
「きゃ! 何してるの?! 見ないで!」
静代は悲鳴を上げたが、その男の手元にはICレコーダー、そしてデジカメ。
自分のさっきまでの状況が一瞬で頭に浮かんだ。
「本当は寂しかったんでしょ?! 毎日あんな事してるんですか?(笑)」(男)
静代は片腕で胸元を隠し、そして手の平で陰部を押えていた。
「ちっ、違う。何もしてない。何もしてないっ!」(静代)
「そうですか。じゃぁ、もう一度聴いてみましょうか? さっきの・・・」(男)
「声だけじゃなかったですよ。廊下までいやらしい音が聞こえてましたよ」(男)
静代は男の反対側に崩れた。そして泣き出した。
「やめて、今日だけなの。今日だけしちゃったの・・・」(静代)
「今日だけなんだ・・・  何か良い事でもあったんですか?!」(男)
静代は泣き崩れたままだった。

男は静かに後ろから近付いた。
そしていきなり静代の陰部を掴み上げる様に中指を中心に指3本を滑り込ませた。
「いやぁ!!」
抵抗するにも、既に風呂奥の壁側にしゃがみ込んでいた為、
男にうしろから陰部に指を差し込まれ、背中を押さえつけられた静代は動けない。
「さずがだね・・・  もう完全に出来上がってる」(男)
「正直になれよ。欲しくてしょうがないんだろ! 欲しいって言えよ!!」(男)
男はそう言って激しく手首ごと指を激しく動かした。
恥ずかしくも、さっき以上の大きな音を出されてしまう静代・・・
「あぁ、あぁぁ。やっ、ダメっ。やっ、あぁ。あぁぁ・・・」

「お前が本当に欲しい物、御馳走してやるよ! これが欲しいんだろ!!」(男)
男がベルトの金具を外す音は静代の耳にも聞こえる。
必死で自分の反応と闘いながら声を絞り出す、
「嫌、お願い、やめて! だめ、だめっ、だめ!!!」
「・・・」
「あぁぁあぁ・・・!!!」
静代は風呂場の木の壁に顔を押し付けて叫んだ。
もうずっと忘れていた男性のそれ。つい数時間前まで忘れていた・・・
「あぁ!!!」
静代は狂う程の反応を見せた。
男もある程度それを期待して静代に向かったつもりだったが、
その想像を超えた反応に強く刺激を受けた。自分を忘れる程に突き上げて。
静代は立たされて乳房を揉まれながらバックで突かれた。
そして最後には男の前に跪かされ、口の中に肉棒を押し込まれて出された。
もう忘れていた男の愛の匂い・・・


「撮らせろよ!」
まだ口から液を垂らしたままの静代を男が写真に撮る。
「やぁぁ、やめて」
力なく静代は男に懇願するが、男はやめない。
「お前の本当の姿を撮ってやってるんだよ! 好きなんだろ!」
「これが本当のお前なんだろ? いやらしくて男が大好きなくせに」
「男もセックスも関係ない様な顔して生活してたって、これが現実なんだろ!」
男は一方的に罵声を浴びせながら撮り続ける。
「ケツだせよ! ほらっ!! ケツ出すんだよっ!」
写真を撮られ、そしてそのまま再び男に挿入された。
さっきのあまりにも激しいセックスに疲れ切っているままの静代だが、
それなのに体は反応してしまう。
「あー あぁーー!」
男にはまるで犬の様に扱われる静代。しかし今の静代は本当にメス犬になっている。
最後には濡れたままのカラダをバックのまま廊下にまで出され、
その体勢のまま仰向けにされて突き上げられた。
上下に男の上を彷徨う静代。瞳、口、そして性器から泉を溢れさせて終わった。


居間の奥、そこには小さく暗い部屋がある。
台所・風呂・居間などは改装したが、その部屋は畳も照明もそのまま。
その部屋に・・・

静代は暗い裸電球の下、部屋の中央に座らされていた。
全裸。それも両足は開かれて竹竿に固定され、後ろ手に縛られ。
男は撮影を続けた。
「俺ねぇ、いつかこう言う写真やりたかったんだよ」
「縛りには若い女は似合わない。あんたみたいな男に媚びてない体がいい」
そう言いながら近くに行って陰部を撮影したり、静代の顔を持ち上げて撮影したり。
「ほらっ! 咥えろよ」
静代に咥えさせ、その顔をアップで撮影する。
「次は何撮ろうか?  ・・・  そうだっ!」
男はそう言って静代を後ろ側に倒し、腹を抱くようにして陰部を持ち上げた。

「丸見えだよ。ケツの穴まで綺麗に見えてるよ 綺麗な穴だな」
「ここはどう?」
男が静代の陰部にしゃぶり付くと、静代は大きく体を揺さぶって抵抗した。
しかしかえって男の唾液が広範囲に広がり、電球の光で陰部が綺麗に映った。
「あぁぁぁ・・・」
久しぶりの男。それなりに男性経験はしてきた静代だが、こんな事をされた事はない。
ある意味普通のセックスしかして来なかった。
この年になって、こんなに年の若い男にメチャクチャに扱われて・・・
なのに、結果的には全て受け入れてしまう。
何より、静代が今までに味わった事のない快感を与えて来るのだから。


静代は男の言いなりになった。でも、それで良かった。
自分が知らなかった男性の魅力・性の魅力を開発されて翻弄された。
どんな事でも受け入れた。絶対に男には逆らわない喜び・・・
アナルや浣腸の要求にも縦に首を振った。全てを差し出した。
そしてついに、長い期間男によって撮られた緊縛写真の出版にも同意した。
先端の遊びをしていた大学時代。証券会社のキャリアOL時代。
そしてこの土地に来ての自然の中に生きる生活。
でも、出逢ってしまった。不意に訪れた男に探し出された本当の自分。
縛られて撮られて・・・
その男に罵られ触られ叩かれ、そして挿入され。
その時の自分の見せる表情は、今までの人生では絶対に見せなかった表情だった。

縛られて生きる事を嫌っていたはずの自分が、今は縛られて自分を見せている。
そしてそれがなければ生きていけない自分も見つけた。
静代は今、自分の中に自然を見つけ、それを自分で見る事が出来た・・・





最後までお読み頂きありがとうございます!
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