「彼女を処分して下さい」
「山の夜景見に行こうよ」・・・俺。
「えっ? 私の事、すごく好き?!」・・・彼女。
「・・・」
黙って運転する俺・・・
“山の夜景”
あまり知られていない細い山道を進んだ寂しい場所で、
その僅かな視界に広がる街の夜景がとても綺麗。
彼女と付き合い始めたのは1年近く前だった。
俺は前の彼女と別れ、少し落ち込んでいた時期で、そこに現れたのが彼女だ。
特別美人ではないが、彼女の周りに美人がいないせいか、
彼女は周りから“かわいい”と言われる事が多く、本人もその気でいる。
小柄でありながら豊満体形と言うか、デブではないが胸が大きいのは一目で分かる。
正直、俺も“それほどではないが美人”なその顔と、何よりその胸に惹かれた。
しかし元々俺側の知人には美人が多く、またカラダなんて物はすぐに飽きる・・・
そうなると嫌いなところが鼻につく。
俺は元々、生意気な女・自信過剰な女・顔のデカい女が嫌いだ。
“その女”はその全てを持っていた。
俺たちの年齢や付き合った期間などもあって、女はすっかり婚約者気取りになっていた。
そんな態度を見る程に俺はうんざりしていた。
“あなたの隣はやっぱり私じゃなくっちゃ!”
そんな顔や態度を見る程に俺の心は平常心となり、嫌いなところは鮮明になった。
このままこの女にデカい顔をされる生活が続く・・・
大した事もないのにプライドが高く、すぐに偉そうな顔をするこの女との未来・・・
それはどうしても避けたかった。
しかし職場の同僚である事や友人関係もあり、女は俺に包囲網を敷いていた。
このまま自然に結婚に持ち込む、そんな雰囲気を匂わせていた。
俺はその事を酒の席で“悪友”に話していた。
女が一番嫌うタイプの男なので、俺は親しい友人でありながら紹介していなかった男。
確かにその男は黒い男で、表だって付き合うのは躊躇われる男だ。
しかし、ここ一番という所では頼りになる男でもあった。
大学時代の俺もヤバい時にその男に助けを求めた。そして助けてくれた。
だからと言って何かを求めるわけでなく、自然に去って行く。
なのに俺が何かを抱えた場面になるとどこからともなく現れる男・・・
周りからは黒いその男も、俺には救世主だ。
そして今回もその男に頼る事になる。
ヘッドライトだけの明かりで走り、二人は目的の夜景の見える場所についた。
狭い脇のスペースにやっと車を止めた。
女は俺の口数が少なかった事やこの場所に連れて来た事などから、
“この男はこれからプロポーズでもする”な表情で俺をチラチラ見ている。
俺は心で笑っていた。
“俺はそんなお前みたいな女が一番嫌いなんだよ!”
そう叫んでいた。
しばらく女のつまらない話を聴いていると、ルームミラーに小さな明かりが見えて来た。
俺は“ついに来たか・・・”、そんな緊張感で大きくなって来る明かりを見ていた。
少しして女も明るくなったサイドミラーでそれに気付き、
「他のカップルもこの場所知ってるんだね。プロポーズとかするのかなぁ?!」
そう俺の顔を見ながら言って来た。
その明かりは俺たちの乗る車の真後ろに停まった。ぴったり付いて。
ライトは眩しいままだ。
俺たちが乗る車の車内まで明るいぐらい眩しい。
次の瞬間にサイドミラーを見ていた女の表情は変わった。
後ろに停まった車から一斉に男たちが降り、こちらに向かって来たのだから・・・
女は大声で“ドアしめて!! 早くっ!!”と叫んだ。
まぁ“ドアロックしろ”と言う意味だろう。女の頭の中は想像できる。
でも、こっちはそれじゃ困る。わざと分からないふりをして、
「えっ? どうした?! 何だよっ?」
俺は勿論ドアロックを閉めない。
扉は開いた。それも同時に4枚。
つまり男は4人だった。男たちは覆面をしていた。
俺は目で分かった。俺の場所の扉を開けたのは“黒い男”だ。
それはその後に彼が発した声でも分かった。
しかし俺は演技をしなければならない。俺も“被害者”とならなければ・・・
「何だお前たち! 何するんだ!!」と俺は大声を出し抵抗を見せた。
俺は奴に車外に連れ出された。車の前方の暗い場所に倒され、“殴られる場面”を見せた。
道の上に俺は倒れたふりをした。奴は小声で、「後は楽しませてもらうよ」と耳元に囁いた。
車からは女の悲鳴がする。
後方に停まった車のライトに映し出された俺の車の車内に人影が浮き出る・・・
女は男たちを掃おうとするが、既にシャツを引き裂かれていた。
助手席でシートベルトを付けたまま両脇から男たちに体を触られる。
後ろの席に乗った男に女は顔を押さえられ、車の外から写真を撮られている。
俺は興奮していた。すっかりマンネリ化したセックスや飽きていた女のカラダ。
しかし知らない男たち数人に俺の目の前でやられている・・・
高慢で自信過剰のあの女の“どうにもならない表情”は見た事が無かった。
数分経てば女の声は少しずつ静かになって行った。
胸元を広げ下半身に何もつけない状態で女は助手席から出され、
俺の車のボンネットの上に男たちに載せられた。仰向けのまま手足を広げられ・・・
車の両脇に立つ男にそれぞれ片方の腕ずつ掴まれ、バンパー前の男にハメられる。
一人はそれを写真に撮っていた。
車の前に倒れた俺からもボンネット上で裸にされた女の体が見える。
特に後方からの明かりで見える鷲掴みされ弄ばれる女の大きな胸はエロい。
自分で女を抱いた時には感じた事のない刺激が俺を襲っていた。
嫌がる高慢女が突かれて絞り出す喘ぎ声もまた俺をそそる。
俺は奴らが羨ましくなって、そこに参加したい気持ちを必死で抑えていた。
何度も何度も男たちに車のボンネットの上で全裸のままオモチャにされる女・・・
やがて男たちは女をそのまま残し、車に乗り込んで去って行った。
あたりは真っ暗になった。
女はそのまま泣いていた。俺は少し時間をおいて苦しみながら立ち上がった。勿論演技。
暗闇の中に全裸の女がボンネットで横たわる。
既に飽きたはずのその女の裸ながら、最高に興奮した。
しかしそれを抑えて、「大丈夫か・・・」と声を掛けて近づいた。
帰りの道ではあの女らしくなく、ずっと無言のまま下を向いていた。
俺の部屋に戻り女にシャワーを浴びせた。
長かったシャワーから出て来た女は、「私、絶対に許さない! 警察に行く!!」
そう言ったが、俺はそれもあったからシャワーを浴びせた・・・
「お前がレイプされたなんて職場で知られたら、俺たちあそこにいられないぞ!」
「お前だって一生その話をされるんだぞ!」
しかし女は聞き分けがなく、どうしても訴えると聞かない。
俺は喧嘩腰になった事も利用しわざと、
「お前、男たちにやられた時に声出してたんじゃないか?! 感じたのか?!」
そんな事を言って関係を悪化させ、そしてさらに、
「もうシャワーを浴びてしまったから、今から警察に行っても無理だぞ」と念を押した。
その場はそのままになったが、女は諦めが悪くいつまでもその事を言った。
俺は奴にもその事を伝えた。すると・・・
女が俺の部屋に来る日に、俺は先に奴らに縛られて部屋の隅に横たわった。
もちろん打ち合わせ通りに。
後から来た女は扉を開けると同時に部屋の中に押し倒され、すぐに縛り上げられた。
“先日のレイプの際に車検証から住所を調べた”という話になっていた。
部屋には先日の写真がばら撒かれ、口元まで縛られた俺の耳元に奴は、
「さっきこの男と話したんだ。100万でこの写真買ってくれるってさぁ」
「良い彼氏持ったな、お前」、奴はやはり口元まで縛られた女の髪を掴み女に耳打ちする。
さらに、「今日は次の金の元を作らないとなぁ・・・」、そう言って、
大きなカメラや縄などの道具が入ったバッグを広げて女に見せた。
女は激しく首を振った。
「さっそく脱ごうか!」
その声で女は男たちに脱がされた。今度は明るいこの部屋で・・・
俺は今度も横たわったまま男たちに自由にされる女を見ていた。そして興奮した。
自分で抱く事に飽きた好みでもないこの女も、他人にやられる時には良い表情をする。
男に上に載せられたままやられたり、俺には嫌がってやらなかったフェラもやらされる。
そしてついには、このプライドの高い女がアナルまでやられた。
俺は衝撃だった。“ペニスなど口に含んでたまるか!”な態度で自分を高く売り、
アナルを触った彼氏を変態扱いしたこの女が今、
泣きながら複数の男たちに言いなり状態で犯されている・・・
あんなに強気な顔も自信を失い、“高慢女”が崩壊していくところを味わっている。
この女はこんな時にこそ最高の表情を見せる女なんだ。
男たちに振り回され激しく胸を揺さぶり、口の奥に突っ込まれて鼻水まで流して泣く。
大きく開脚されたその奥は剃毛までされた。
今回はビデオまで撮られた。
女は俺に対しては高慢なままだった。
俺が金銭で解決すると言っても言うことを聴かない。
俺は、「お前は俺の人生まで壊す気か?! もう勝手にしろ!」
「お前もこの事が知れればどこにもいられないぞ!」、そう言って目的通り別れた。
女は会社を辞め俺の前から消えた。よその土地で働いている事は同僚から聞いた。
俺は奴から写真とビデオをもらった。毎晩のように見ている。
激しく抵抗している瞬間であろう“顔アップ”の写真。
“こんな格好を・・・”と見ている側が恥ずかしくなる様なビデオ。
俺は大好きになった。こんな画像・映像の中の女の事が・・・
今、初めて“強い性欲”を持った気がする。もちろん女のカラダだが。
こんなに性的魅力を感じた事はない。俺のエロの中で最高の物だ。
俺は日に日に思いを募らせ、ついに女の“3回目”を依頼した。
しかし今度は違う、俺も参加するという事が・・・
ばれない様に目元まで隠れる完全覆面でそこに紛れた。
“代わる代わる弄ぶ中の一人”として。
俺はショックだった。どの男にもオモチャのように扱われながらも、
ついには抵抗なくフェラをするようになったし、俺の時にも声を上げてよがった。
俺は自分でも予想していなかったが不意に女にビンタしてしまった。
しかし女はそれをも受入れた・・・
あの女は消えた。かつて“勘違い女”だったその女は。
俺は寂しかった・・・
それは俺が最高に興奮した幻が消えた瞬間でもあったから。
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