「サーファーガール」
夏には大変な賑わいを見せるこのビーチも散歩の人が偶に歩くぐらい・・・
もう冬に近い夕方のビーチ。
波の音、そして風の音。そんな中で理沙は一人波に向かっていた。
“サーファー”と呼べるのは冬にも波に乗る人間に与えられる言葉だ。
誰もが海に背を向けたシーズン・時間さえ関係なく、波に乗り、
ワイプアウトしても再び沖に向かってパドリングを繰り返す・・・
波を体で感じる時間に満たされる事、それが理沙の幸せそのものだから。
理沙は大会でも上位に名前が載る事が当然の、プロのガールズサーファーだ。
24才。プロとは言っても、レッスン中心で大会が後回しになっている。
誰もが実力を認めているが、生活の事もあって遠征には消極的なのだ。
それは砂浜にとめた理沙のクルマを見れば分かる。
赤い小型四輪駆動車だが、その赤い色は完全に褪せていて、もう全体が斑だ。
本人はそれを気にするより、出来ればボロボロのウェットかボードを新調したい。
“クルマなんて動けばいい”
それが彼女の口癖だ。髪さえ自分で切るし、食事も簡単な物を自分で作って持参する。
特にプロになってからのここ数年間、波に乗る事だけしか考えていない。
最後の彼氏は21才の誕生日直前で別れた彼氏だ。
理沙はその元気な性格と陽気な性格ゆえ、異性・同性関わらず人気者だ。
少し小柄で可愛いし、何と言っても一年中潮焼けした髪と小麦色の肌は彼女の魅力。
最後の彼と付き合っていた頃だって、それからの月日だって、
スクールの生徒に誘われ、大会で知り合った男性に誘われ、昔の友人も誘っている。
それでも理沙は沖から波に変わる水面には情熱的な目を注ぐが、
たとえ少しだけ好きになりそうになっても、“自分にはやる事がある”
そんな心の叫びが自分を許さないでいた・・・
今日もショップの仕事を終えた後に来て、もう2時間も水の中にいた。
最後の波に気持ち良く乗り、理沙はやっと帰りの時間を受け入れた。
砂浜に向かうと、自分の車の数十メートル横に一台だけ車が停まる程度で、
もう遥か遠くの海岸道路を犬連れで散歩する人程度しか見えない。
理沙がボードを持って海から上がろうとすると、数人の男が理沙を見ていた。
「寒くないのっ?!」「メチャクチャ上手いよねぇ。スゲー格好良かったよ!」
男たちは理沙に言った。
理沙は少しだけ頭を下げ、そのまま自分のクルマに向かおうとした。
「ちょっと待ってよ! 俺たちと遊ぼうよ!!」
男たちは理沙の前を囲んだ。
「ごめんなさい。もう今日は疲れてるんで・・・」
理沙は進もうとするが、「カワイイじゃん。すっげぇ日焼けしてんね」
そう言いながら、理沙は男に腕を掴まれた。
「やめて下さい! 何するんですか?!」
理沙は怒った。
「怖ぇぇ~ でも、怒った顔を可愛いねぇ!!」
男たちは笑って騒ぐ。
そして理沙の腕を掴んだ男は、「体冷たいじゃん、あったかい所に行こうよ!」
そう言いながら理沙の腕からボードを強引に盗み、
理沙のクルマと反対側に走って行った。
「待ってぇ!! やめてー! 返して下さい・・・」
美沙もびしょ濡れの髪とウエットスーツのまま砂浜を追いかける。
男は自分たちの大型ワゴンのバックドアーを開けて、それを積み込んだ。
「ちょっとぉ~ もおぅ~ 何するのぉ~!」
理沙は怒りながらそのクルマに近づいた。
後ろから来ていた男たちは理沙の両腕を掴み、理沙をクルマの後席に連れ込んだ。
「やめてぇー!! 何ぃ~ やめて下さい!!」
両脇を男が挟んだ形で理沙はシートに座らされた。男は4人組だった。
隣に座った男たちは次々に理沙の体を触り始めた。
「やっぱり鍛えてるだけあってスタイル良いなぁ~!」
「髪の毛濡れてんのってエロいなぁ」「キスしてよお姉さん!!」
男たちが両側から理沙を触りまくる。
後ろに回った男たちも理沙の髪をいじったり、そして声を上げる、
「早く回せよ! お前たち先にやらせるんだから配慮しろよな!」
「どうでも良いから早く脱がせろよ!」「裸にしろよ!」
理沙の周りで男たちの自由で欲に満ちた会話が飛び交う・・・
理沙は胸や太腿を触られながらも必死で手で振り払っていた。
後席の男が苛立ち、理沙の頭を後ろから思い切り殴った。
「うぅぅ・・・」
理沙は片側の男に倒れ込み、頭を押さえて静かになった。
横の男は既に理沙の胸を揉んでいたが、後ろの男がウエットスーツのファスナーを開き、
それに協力する形で両脇の男もウエットを脱がせる手伝いを始めた。
ウエットは元気な男たちでさえ脱がせるのは大変だ。
理沙の上半身を脱がせるだけでも一苦労だった。
中からは花柄の水着が現れた。横の男がシートを倒し、後ろの男が理沙の腕を押さえた。
前の男一人は砂だらけの理沙の足元を押さえ、もう一人は上から引っ張る。
大変な作業だったが、やっと水着姿だけの理沙がお目見えした。
冬も近いと言うのに日焼けした体。そして小柄でスマートに見えるが肉感的な太腿。
美沙の花柄ワンピース水着は既にボロボロの物だ。
プロのサーファーらしく、そんなところにはお金を掛けない。
横にされた水着姿の理沙は男に触られる・・・
ワンピースだが、極端に下半身のカットが大きく、男たちは理沙の足を大きく広げた。
海に入る前から直していなかった陰部は、既にズレていて、陰毛が見える。
そのうち、「水着も脱がせようぜ!」と後席の男が言い、それも脱がされた。
既に色落ちしたワンピース水着を一気に下される。
「あぁっ・・」
理沙は声を上げるが、もう元気をなくし、抵抗は諦めてしまっていた。
水着の中は白い。真っ黒に日焼けしたその顔から想像出来ないほど白い。
そして胸は小さく、下半身の肉感的な感じとは逆で、
優しく守ってやりたくなるような、どこか“ロリ”さえ感じる程の淡さだった。
日焼け&スポーツの感じと白さ&ロリの要素が微妙な個性を出していた。
男にキスされても抵抗はしない。
もう抵抗などしていないのに、それでも後席の男は理沙の腕を掴み抑える。
胸を揉まれながら入れられた。
「あぁぁ」と自然な声を出しながらも、抵抗も受入れもない。
それでも男たちは激しく責める。意味なく激しく突き上げ、
そして小さな胸も激しく揉まれる。太腿は広げられて舐められていた。
一人目が理沙の腹の上に出した後、それが拭かれ、今度は起き上がらせられた。
男がジーンズを脱ぎペニスを理沙の顔に近づければ、理沙は従った。
理沙は諦めているのか、または早く終わり解放されたいのだろうか・・・
素直に従い口でやっていても、この人数ではそれだけでは許されない。
後ろからも入れられる。
「ああぁぁー・・・」
理沙はさすがにこの状態で後ろから突かれた時、少し大きい声を上げた。
男たちもそれに喜んだ。
その理沙の反応で男たちは一気にやる気を出し、
どの男も激しい動きをするようになった。理沙にとっては苦しいものになる。
“これでもか!”と激しく突かれ、口に押し込まれ、顔にも掛けられる。飲まされる。
しかも繰り返し複数の男たちに同じ事をやられる・・・
疲れ切った体と責め続けられる状況に理沙は涙を流していた。
手の動きが悪いと「ちゃんとやれ!」と怒鳴られ、“もう飲めない!”と嫌がれば、
「飲むんだ!」と押し込まれた。
最後の方では理沙はまったく反応出来なくなり、ただ好きな様に突かれ、
これでもかと体を触られるだけだった。
既に真っ暗となっていた海。
沖に浮かぶ船の明かりと海岸道路を走るクルマの明かり・・・
理沙は男たちに砂浜に放り出されたまま、砂浜に倒れていた。
ウエットスーツと花柄の水着も砂まみれで散らばっている。
理沙はうつ伏せのまま泣いていた。もう、本当に疲れ切っていた。
それでも、何とか体を回して仰向けになった。全裸の体も顔も砂まみれのまま。
月を見ていた。
まだ涸れない涙を溢れさせながら・・・
数分。
理沙は海に走った。
膝より深いところまで言って、大の字のまま大きく後ろ向きに倒れ込んだ。
そして少し浮いたままの時間を瞳を閉じて過ごした。
クルマ・ウエット・水着は新しくした。
そして長かった髪はバッサリとショートカットにされた。
理沙には海があればいい。波があればいい。それでいい・・・
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