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「ハーフ・ハーフ  ~ 赦されない肉体 ~」




これまでのあらすじは・・・

「ハーフ・ハーフ」
「ハーフ・ハーフ  ~ 再会 ~」
「ハーフ・ハーフ  ~ さよならの季節 ~ 」




人生は思うようにはならない、俺はつくづくそう思う。
まだ20代半ばの俺が口にするような言葉じゃないけれど・・・
やっと入社できた憧れた会社を1年とちょっとで辞める事になるなんて。
退職と同時に職場恋愛で始まった彼女との連絡も途絶えがち、
もう終わりの風が吹いている。
7月に退社して、何も手につかずに9月も終わろうとしていた。
仕事が上手く行かなかった事、そして恋愛が上手く行かなかったのも自分の問題だ。
大学時代に理解ある彼女に出会って、俺は“早紀ちゃんの事”から癒えた。
癒えたと言うかそれなりに区切りがついた気がしていた。
信頼できる彼女が横にいてくれる事で安心出来たし、“大きな出来事”、
それも少しずつ消えて行くように感じていたのに・・・
就職と言う人生の大切な時期が二人に重なってしまい、俺たちはズレてしまった。

“早紀ちゃんの事”
自分にとって・人を愛する事・性体験、俺に消える事のない影響を与えた人。
親族の女性を好きになってしまった上、そしてカラダの関係をもってしまった事。
あれからも毎年春になる度にあの春休みを思い出す。
あの春休みを思い出せば、俺の家に来た時の出来事、そして・・・
早紀ちゃんにとって、そして俺にとっても衝撃のあの出来事、消えるはずがない。
“大きな出来事”
俺の大切な存在になっていた早紀ちゃんが自宅の改装をした業者の男たちにレイプされ、
連夜、家に入り込まれて複数の男たちに性奴隷のような扱いをされてしまった事・・・
クスリを使われ恥ずかしい画像や映像を繰り返し撮られ、
そしてそんな事が毎晩毎晩続く無法地帯の中に繋がれてしまった早紀ちゃん。
自分を見失い、自暴自棄にもなっていた。完全に壊されてしまった。
そんな早紀ちゃんが旅立った、あのさよならの季節。

数年なんて時間、短い時間なのかもしれない。でも俺には大きな節目が続いた。
卒業・就職・退社、そして恋愛も。
でも、やっぱり消えていない、早紀ちゃんへの想いは。
今自分が予期せぬフリーな場所に立ってしまった事もあるけど、
やっぱり早紀ちゃんが自分の中で絶対的存在である事を改めて確信した。


「ねぇ! 暇なんだから丁度いいじゃない。手伝いに行ってやりなさいよ」
「沢山世話になったでしょ?! 本当なら私が行きたいけど・・・  思い出もあるしね」
母親が俺に言って来る。まぁ、自分の生まれ育ったところだし、思い出その物だろう。
それに確かに早紀ちゃんには度々世話になって来た。旅行も含めて俺が一番・・・
今の彼女への後ろめたさがまったく無いわけじゃない。
正式に別れを確認しあった訳じゃないし、早紀ちゃんの存在ゆえに後ろめたさもある。
でも、今の俺に大きく働く静止のチカラなんてないし、正直・・・
会いたい、会いたいに決まっている!
俺は決めた、再びあの早紀ちゃんのいる場所に向かう事を。


長い期間海外で暮らしていた早紀ちゃん、日本に戻って生活するのではないと言う。
古くなったまま空き家になった家を処分しにだけ戻って来るようだ。
そしてもう一つの意味、俺だけは知っているあの早紀ちゃんにとって辛い記憶の場所。
それを処分・整理しようという事。正直、俺が一番わかる。
早紀ちゃんも誰にも話していないだろうが、俺だって誰にも話していない、言えない。
あの場所で早紀ちゃんが大変な目にあってしまったなんて。
あんな酷い事を・・・
全裸にされた早紀ちゃんは痛々しい程の扱いを受け、
もう廃人のようになったまま悪い男たちに抱かれ続けていた、あの場所。
俺は一緒に片付ける。早紀ちゃんの新しい人生の為に、そして俺自身の為にも。
またあの場所へと。



言葉なく照れ笑い、俺に視線を向ける事なく、でも、相変わらず優しいさが溢れる女性。
黙々と作業しながら必要あれば俺に次の作業を頼んでくる。
静かな家の中、会話も無ければ自分たちが出す物音だけの世界。
早紀ちゃんはこっちに視線を向けないけど、俺は反対側を向いた早紀ちゃんの背中、
食い入るように見ていた。溢れる優しさは変わらない、
でも、前回の日焼けし黒髪を伸ばしたワイルドな海外を感じさせる印象は弱まり、
少し短めの肩先までの長さ、緩やかな毛先のパーマ、少し茶系になっている。
それでもコントラストのはっきりした柄物のシャツは海外の風を感じさせ、
やっぱり体型・スタイルもある、前みたいにノースリーブは着てないけど・・・
体型はそれほど変わってないけど、早紀ちゃんはあきらかに胸が大きいのがわかる人。
前回よりも少しふっくらした印象もあるし。
願わくば・・・   正直、いやらしい事を考えてしまう。正直に言えば。
俺は早紀ちゃんの裸を知っている、早紀ちゃんと愛し合った事もある。
一度でもそんな風になった大人の男女が今、二人だけで家の中にいるのだから・・・
俺の大好きな人が、それも目の前、
何年経ったって早紀ちゃんの温もりを忘れるわけがない。
触れる事すらないまま時間は過ぎて行った。それでも一緒に過ごす時間を惜しむぐらい、
本当に大切な人、それが俺にとっての早紀ちゃんだ。
でも・・・  その時は突然やって来た。闇のように悪魔たちは。


「家に帰ってたんだ?  家の前通ったら電気ついてんじゃん! 懐かしくてさ」
そう、見た事のあるその男、俺も知っている早紀ちゃんを抱いていた男の一人だ。
「いい加減にして、もう来ないで!!」と早紀ちゃんが大声で叫ぶが遅かった・・・
その男はもう他の仲間に連絡していたようで、次々と男がやって来た。
見た事のある顔、そして見た事のない男たちまで我が物顔だ。
「この女ですか? 先輩たちでやっちゃった女。あの映像の女でしょ?!」
「俺たちにも回してもらえるんですか??」
「へぇ~  おっぱい大きそうですね。やっぱり映像の通りですね」
「見た見た、メチャクチャ揉ませてたもんね。すっげーチンポ吸ってたよね、この女!」
入口を塞がれ、いきり立つ男たちの圧に俺は圧倒されていた。
それでも早紀ちゃんは、
「やめて! 変なこと言わないで、親戚の子の前でやめてっ!!」
「もういい加減にして!!  警察呼ぶわよっ!」
激しい口調で威嚇するけど、奴らはみんな笑っていた。
そして早紀ちゃんがスマホを手にした時だ、それを床に払い落とされ、
そのまま腕を掴まれて自由を奪われ、今度はそのまま後ろにいた男に羽交い絞めにされた。
俺はそれを止めようとしたものの、3.4人の男に押さえ付けられて、
彼らが日頃使っているであろう電線用のゴムホースで手足を縛りつけられ、
強力なガムテープで口を塞がれてしまった。それは本当にあっという間の出来事。


悪夢がまた始まる。やっと癒えそうになっていたあの悪夢、
それが今度は俺の目の前で再現されようとしていた。
「おいっ、お兄ちゃん!  あんたの大切な人なのか、この女??
   悪いけどなぁ、もう俺たちの奴隷なんだよ、この女は。どこに逃げたってダメなの。
   股広げて俺たちのチンポ吸った女なんだよ!  分かるか兄ちゃん?!
   この女、全身の穴で欲しいって喜んでよぉ~  オッパイ揉んでくれ、
   もっと沢山チンポが欲しいってヨガってたんだぜ、それも毎晩なぁ。
   スキモノで俺たちの体が持たねぇーよぉ(笑)  なぁ、みんなっ!!」
早紀ちゃんは大きく首を振り、羽交い絞めにされながらも、それでも抵抗を試みる。
すると今度は、寄って来た先輩格の男が・・・
「今さら暴れてんじゃねーよ! もうしちゃった仲じゃねぇか。
   おっぱい見せろよ、相変わらず良いおっぱいしてるか? どうだ? 揉んでやるよ」
早紀ちゃんのシャツを一気に破り開き、中に着ていたキャミ風のインナーをむしり取った。
「いやぁぁ!! やめてぇ!!!」
大きい声が響いた直後、早紀ちゃんはリーダー格の男に思い切り激しくビンタされ、
そしてその一発で力を無くした。
顔を床に向け、表情を無くし、まったく無音になった。
何かの催眠術に掛かってしまったのか、それとも昔を一瞬にして思い出してしまったのか。

「ほれっ!」
剥き出しにされたブラジャー姿になっていたそのブラジャーを一気に剥ぎ取られた。
だけど、もう早紀ちゃんはまったく抵抗しない、動かない。表情もない。
溢れ出るように弾け出て、そしてその大きさ・重さで少し垂れた早紀ちゃんの胸。
それを真正面に回った男が前から鷲掴みにして周りの男たちに揉んで見せる。
悲壮感の漂う表情? 早紀ちゃんは斜め下の床に向いて顔をしかめ、
少し唇を噛んでいるようにも見える。
俺よりも年下に見えるその男、バルーン人形で遊んでいるように早紀ちゃんの胸を・・・
そして今度は・・・
「おいっ、脱がせ!  下も脱がせろ!!」
その声であっと言う間に下半身の衣服がなくなった。
剥き出しの下半身、そして上に残った全開のシャツだけの姿の早紀ちゃん。
数人の外野にいる男たちが時々俺の方を向いて薄ら笑う。
目の前で大切な人が壊されている男の顔、奴らには餌にでもなっているのか。
「今夜はゆっくり楽しもうぜっ!!  奥行こう、奥の部屋。
   前に毎晩抱いてやった部屋だ、懐かしいなぁ。 あれ持って来たか?!
   おい!  楽しみにしてろよ、今日もたっぷりアレ、入れてやるからな。早紀!
   クスリ出しとけよ。この女、クスリ大好きだからなぁ。狂っちゃうからなぁ(笑)」
その言葉を聞いた早紀ちゃんは悲鳴を上げた、
「やめてぇぇぇ!!!  嫌ぁ!  嫌っ、絶対イヤぁ!!  お願い、やめてぇ!!!」
でも何も受け止められる事はなく、男たちは早紀ちゃん、そして俺を奥へと連れ込む。


「やめて、、本当にやめて! 許してっ! お願いだから許して、もう入れないでぇ!!」
もの凄く激しく抵抗して嫌がる早紀ちゃん、でも男たちは笑っている。
早紀ちゃんは敷かれた布団の上に四つん這いで押さえつけられた。
男は自分の指二本を深く口の中に入れて、湿らせたその指に大量の白い粉を擦り付け、
それをゆっくりと陰部の粘膜に塗り込むように広げる。
さらにその動きを横方向から縦方向に変え、ゆっくりと早紀ちゃんの中に指を押し入れた。
男の指がゆっくりと深くに押し込まれると同じくして、
早紀ちゃんから深いため息をも交えたような声が漏れた。
「あ“あ”あ“ぁぁぁ・・・」
悲しみの顔、そして苦しみの顔をしていた早紀ちゃんが諦めの顔になり、
クシャクシャの涙顔になって嗚咽を上げて床に崩れた瞬間だった。
どれだけショックな事だったのか、そしてどれだけ残酷な事だったのか。
クスリを抜こうと頑張り、そしてボロボロにされた記憶を薄めようと必死だった歳月、
早紀ちゃんのそれが破り壊されてしまった瞬間だったのだろう、本当に悔しい。

数分で早紀ちゃんの表情は変わった。
虚ろな表情、瞼すら重いのか薄目で見るのがやっとのようだ。
目の焦点は合わないようだし、息苦しいのか呼吸が大きい。
でも次の一瞬には、もう全裸になった若い男が崩れそうな四つん這いの早紀ちゃん、
そのカラダに後ろから覆い被さった。
「アアアァーー!!」
男が早紀ちゃんの中に入り込んだ瞬間、全身で受け止めてしまったような体の声を出した。
“バチンっ!”と激しくお尻を叩かれる早紀ちゃん。
若い男は手加減など無く、動物の調教のような音を立てて早紀ちゃんの尻を叩く。
早紀ちゃんは悲鳴を上げながら起き上がったり倒れ込んだり、
その度に大きく胸を揺さぶらせて激しく動く。
四つん這いで下に垂れ下がったその大きな胸を拾い上げるかのように掴まれ、
そして激しく揉まれ、また今回もそれを男たちのスマホが撮影している。
顔を押さえ付けられ、その顔が鮮明に写るように接写されている。
「ほれ! 咥えろよ、これだけいるんだよ、一人ずつじゃ終わんねぇーよ!!」
そう言って早紀ちゃんの目の前に、全裸で足を開いて男は座り込んだ。
勃起させた自分のペニスを振り回しながら差し出し、声を荒げる、
「自分でやるんだよ! 自分から咥えろよ!!」
激しく突かれながらも、ゆっくりと姿勢を落として行く早紀ちゃん、
やがて静かに男のペニスを口の中に入れた。
信じたくない、受け入れたくない、だけど早紀ちゃんはゆっくりと自分で前後させている。

地獄だ。何も出来ない、助ける事が出来ない。
一番大切な女性・早紀ちゃんがこんな目に遭っていると言うのに・・・
しかもただただ目の前でその姿、全裸で複数の男たちに自由を奪われているその姿、
それを見ているだけの自分。
ただの親戚の女性じゃない。愛情があり、そして少ないながらカラダの関係もあった。
自分勝手な一方的な解釈かもしれないけど、恋愛に似たものでもあったと思っている。
その女性、その早紀ちゃんが・・・


自分の想いなどこんな場所で何の意味もなく、そして俺の存在などここに無い。
早紀ちゃんは激しいセックスを立て続けに強要されていた。
今・・・  目の前の早紀ちゃんは男の上に仰向けのまま載せられ、
頭の上で腕を伸ばしたまま押さえつけられてやられている。
ピンと伸びた脚を観客の男たちに触らせ、その体勢ゆえに激しく形のまま揺れている乳房、
それを男たちが放っておくはずがない。
激しく前後に揺れているその乳房を接写して撮影し、
そして握り潰すような掴み方で弄ばれている。
痛々しい・・・  痛々しくて残酷すぎる。人間の扱いじゃない!
また射精され、そしてまたカラダを引き寄せられて次の男が抱く。
自分の上に座り重なったまま早紀ちゃんの乳房を抱き上げながら上下する男。
そして次には激しいフェラを強要し、早紀ちゃんの口の奥深くにペニスを押し込む男。
嗚咽し、男のそれから逃げるように外した口からは大量の唾液が溢れ出る。
もう勘弁してと早紀ちゃんが表情で懇願しているのに、奴らは許してくれない。
髪を掴んで振り回す手荒な男、他の男が正常位でやっているところに分け入って、
早紀ちゃんを跨ぎ胸元に腰を下ろしたかと思えば、そのままペニスを口に押し込む男。
苦しくてたまらないだろうに、早紀ちゃんの腕も足も、自由は奪われている。
二人の男が同時にしている事だけで十分なのに、それでも他の男たちが自由を奪ったまま。


酒を飲みながらの男たち、他人の家だと言うのに安心しきっている。
もう4時間以上過ぎていたと思う・・・
体力を持て余した複数の男たち、それも気が済むまでに一人一人が何回も。
早紀ちゃんは数回クスリを挿入され、もう完全に自分の意識・判断を無くしていた。
「おい、凄かったか?  早紀、いい女だろう?!  良いの見れただろ?」
リーダー格の男の俺に対する冷酷な言葉。
ただ、それだけでは済まなかった。それでもまだ、もっと残酷な事があったのだ。
「さんざん見てるだけじゃ可哀想だもんなぁ。お前もやれよ。早紀にさせてもらいな!」
男のその言葉で他の男たちも集まって来た。
俺は後ろ手に縛られたままジーンズを脱がされ、そして起き上がらされ、
そして早紀ちゃんが全裸のまま横たわるその場所に・・・
数人の男が横たわる早紀ちゃんの足を抱え込んで大きく開き、
そして俺を早紀ちゃんに近づける。

自分が男である事がこんなに悔しかったことは無い。
情けない、人生を終わりたいとも思った。

「まず大きくしてやらねぇーと入んなねぇもんな。 見せてやれよ、早紀のいやらしい体」
そう言って下半身を脱がされた俺の目の前で男が早紀ちゃんの胸を後ろから掴んで揉み、
横にいる男が早紀ちゃんの陰部を指で大きく広げ俺に見せつけようとする。
それでも俺が顔を背けようとすると、他の男が顔を押さえ付けた。
そしてそれでも見ないように目を閉じると、今度は・・・
ショックだった、横に座っていた男に激しくペニスをピストンされ、
そして耳元では “早紀を見ろ!” “早紀のでっけぇオッパイ好きだろ?!”
        “早紀のオマンコ最高だぞ!” “早紀が待ってるぞ!!”
そんな言葉と下半身の刺激を繰り返され、俺は負けた。
大きくしてしまったと同時に膝を抱えられて座らされた恰好になっていた早紀ちゃんは、
さらに股を広げられ、そしてあの部分を持ち上げられた姿勢にされた。
そして・・・
男たちが笑い見守る中、数年ぶりの早紀ちゃんと俺はこんな地獄の交わりになった。
大好きな早紀ちゃん、でも、今は誰が相手をしているのかも分かっていないのか・・・
複数の男たちが俺を、そして早紀ちゃんを押さえ込んでいる男も、
彼らが同時に前後させる事によって朦朧とする意識の中の早紀ちゃんも反応する。
何時間も何人もに抱かれ続けた余韻のまま、俺もその延長線なのだろう。
それまでの男たちに反応していた姿と同じ姿の早紀ちゃんを見た時、俺の糸が切れた。
涙が溢れ、そして一人の性的対象・一人の女として感じてしまった瞬間、
俺はあきらめのように早紀ちゃんの中に射精してしまった。

早紀ちゃんから外され、引き抜かれ、早紀ちゃんのあそこから精液がこぼれ出る。
さっきまで繰り返し見せられた精液でない俺自身の精液がそこに。
もう完全に放心状態になり、床に倒されたまま動けなかった。
俺が早紀ちゃんとさせられたところも撮られていた、何も言えないようにする為なのか。
奴らがいなくなり車のエンジンの音が聞こえた頃、俺はやっと横たわる早紀ちゃんを見た。
顔を手で覆い、震えるように静かに泣いている。
小声で“ごめんね、ごめんね”と言っているように聞こえる。
俺に対して言っているのだろうか・・・
俺がここにいる事を知っている?  自分がされた事、それを見られた事を知っている?
そして・・・  俺が奴らの前で早紀ちゃんとしてしまった事も・・・
今の早紀ちゃんは特別な状態だ、沢山のクスリが入っている。
どれかを理解していても、部分的な状況を認識していたとしても、事故なんだ。
分かっている部分すべて、断片のすべてをクスリのせいにして葬り去って欲しい。
そうでないと俺は・・・  クスリのせいに出来ない俺は耐えられない。
酷い目に遭った早紀ちゃんを想う余裕すら、今の俺には無いんだ!


どれくらいだろう、横たわったままの全裸の早紀ちゃんを俺はそこに立って見ていた。
そして手足の自由を取り戻した俺、静かに早紀ちゃんの脚を広げそこに入った。
「やめてぇ・・・」
静かに反応した早紀ちゃんの声を拒否し、俺は早紀ちゃんに重なった。
さっきまでの出来事を壊すように、そして自分自身を壊したかったから。
意識の戻って来ている早紀ちゃん、抵抗している、悲痛な表情をして・・・
俺は冷酷な自分を感じながら早紀ちゃんの乳房を激しく揉み、そして奥へ。
キスを必死で拒否してくる早紀ちゃん、次の瞬間、俺は早紀ちゃんを強くビンタしていた。
絶望の顔をした早紀ちゃん、完全に無抵抗になった早紀ちゃんを抱き切った事、
俺が終わるには十分だった。
自身の正義感のようなもの、人生、早紀ちゃんへの想いとか愛とか・・・
終わった。 綺麗に全て壊してしまった。



何事も無かったように俺は家に戻った。そして早紀ちゃんも再び海外へ。
もう戻る場所・戻れる場所は二人の中に無い。
春休みから始まった二人の出来事は秋に散り去って行った。




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