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「聖女を穢したい」




新しく作られ、きれいに舗装されたばかりの道。
際立つ様に輝く真っ白なライン。
そこにバイクであろうタイヤの跡がくっきりと付けられていた・・・



夏美と出会ったのは3ヶ月前の事。
それも“出会い”などという様な優しいものではなかった。
行きつけのスーパーで買い物に立ち寄った俺。
メインコンコースに接する商品棚にある下から二段目の商品を見ていた。
調理方法や具材など。
一番下段にある商品と比べていたので、俺は通路にしゃがむ姿勢で見ていた。
すると突然、もの凄い勢いで前に弾き飛ばされ、運悪く、
商品棚の角にある鉄板を重ねた張り出し尖った部分にぶつかってしまった。
ぶつかったのは顔で、目の下から耳にかけて大きく切り裂かれ、
その後に店の手配により救急車で病院に運ばれたが、結果的に10針の怪我だった。

俺にぶつかって来たのは30過ぎの女性で、恐ろしくなったのかその場に立ち尽くした。
後から店長に聞いたが、原因はカートを押した子連れの主婦がその女性にぶつかり、
突き飛ばされた彼女が体勢を崩して俺を突き飛ばした形になった様だ。
しかし俺が倒れ込んで血を流し、その場に人だかりが出来た頃には、
原因を作ったカートの親子は消えていたらしい。
店内であった事故なので、本部と連絡を取り、店長が色々と対応してくれた。
病院の治療代に関しても、そこに残った彼女がすぐに支払うと言ってくれた。
店長はしっかり良心的に対応してくれたし、その女性もこちらが心配になるほど、
俺を心配し、術後の保証に関しても声をかけてくれた。
何よりその女性は誠実で、事故の事でとてもショックを受けてしまった様。

スーパーとも彼女とも、既に処理は手早く進み、
俺は病院や保険会社との連絡だけですんなりと用をなしていた。
もちろん大きなガーゼを顔につけて外出するのは恥ずかしい。
そしてそのガーゼを外せば、大きく腫れ上がり青紫に変色した部分も残っている。
医者の先生は、“どうしても傷は残りますね・・・”と整形外科も紹介された。
その事を聞いた彼女は、その整形外科の費用も持つので“遠慮せず利用して欲しい”
そこまで言ってくれていた。

彼女は事故後すぐに、菓子折を持って見舞いに来てくれた。
その時に俺は“予感”があったので、もう来なくて良いと彼女に言った・・・
“予感”
それは夏美の・・・
彼女を見れば見る程・接すれば接する程、俺なんかが苦しくなる様な清らかな女性だった。
責任に向き合おうとし、罪を受け入れようとし、怖くても逃げずにいようとし・・・
“聖女”を彼女に見てしまう。

俺は荒んでいた。失敗続きの人生で、自分の周りには何も無かった。
そんな俺の前には、正しく生きようとしている彼女が眩しく、そして・・・
きっともっと近くに入り込んで来たなら、“俺は穢したくなる”
そんな予感が自分の頭の中に張り出して来るのを感じていた。
少しだけの良心で、“こっちに来てはいけない”と、彼女にシグナルを出した。
しかし彼女は、“正しい女性”として黒を抱える俺の扉を叩いてしまった。
俺の抜糸が終わった後にも、俺の部屋にやって来た・・・


「もう来ない方がいいって、俺、念を押したよね?!」
「君はどんな悪さを企んでいるかも分からない男の部屋に何度も・・・」
俺が彼女にそんな言葉を叩きつけると、彼女は黙って立ち尽くした。
夏美は少し痩せて、体は小さく、少しだけ明るい色の清潔感のあるショートカット。
大きな瞳にはまったく曇りがなく、端整で品のある美しい人だ。
無地の黒いニットとグレー系のチェックのスカート。胸元にはネックレスが下がる。
専業主婦で、野犬や捨てられたペットの飼い主を探すボランティアにも参加している。
御主人も会社の管理職の様で、彼女は普段、御主人と共用のメルセデスのワゴンだ。
そんな、俺から見ればセレブに近いような御夫人だ。
年齢的に見れば、遥か年下のお嬢さんだ。
だからこそ、乾いた人生を生きて来た中年男は、綺麗過ぎる物を穢したくなる。

「なぜ、もう来なくっていいのに、ここに来るの?」
「どうしたいの? 何をしてくれるの??」
俺が何を聞いても彼女から言葉は出て来ない。
ただあの時(最初の病院の治療後に処置室を出た時)の彼女の様に謝る。
俺が出て来た時、彼女は廊下で上着を腕にかけた状態で深く頭を下げ、
“申し訳ありませんでした”と長い時間そのままだった・・・
やっとあげた顔も、ずっと泣いていたのか目や鼻を赤くしていた。
廊下をすれ違う患者や職員も“何があったのか”と驚く反応を見せる程、
彼女は全身で謝り、こっちが痛々しかった。
でも、今、俺はもう彼女を守る事はしない。
俺の忠告を無視し、ここへ飛び込んで来てしまったのだから。

「自分が楽になりたいだけでしょ?! 俺がどうして欲しいかじゃないんでしょ?!」
俺のその言葉に、下を向いたままだが、彼女は首を左右に振る。
すでに瞳は潤んでいるし、顔は赤い。
俺は余計に責めたくなる・・・
「涙見せるの? 辛い自分を俺に晒す為に来たの?!」
「俺の為に出来る事やってよ。君でも簡単にできる事。脱いでよ。ここで脱いでよ!」
俺がそれを言うと、ついに彼女の瞳から涙がこぼれ、首を大きく左右に振った。
「結局は簡単にできる事もやらないんだよね。俺の為とかじゃないんだよ」
「自分がやりたい事・認められる事をやりたいだけでしょ?!」
「だから来なくていいって言ったでしょ?! 自分が大事だから脱げないんでしょ?!!」
俺のその言葉に彼女は声を出して涙を溢れさせた。
しかし、大きく顔を落とし、床に涙を落とした後、
彼女はゆっくりとスカートのフックに手を回した。そしてファスナー・・・

スカートを下した。
そして黒いニットも脱いだ。俺の前でブラジャーとパンストの状態になり、
彼女は自分の腕で胸を隠すように止まった。
「そこで終わり? 君が脱ぐっていうのはそれ? ずいぶん君は価値があるんだね」
「俺なんかと違って、君が下着姿になるのは大変な事なんだ?」
「この傷や俺の価値から比べれば、そこまでしてくれれば十分と思えって事?!」
俺は顔の包帯を外し、自分が全裸になった。
「こっち向けよ。善人面して自分から頼まれもしないのに見舞いに来て・・・」
「いざ、こっちが希望を言ったら結局応えないのかよ?! 偽善者だね」
彼女は強く瞳を閉じて溜息をつき、観念した様にブラジャーを外し下も脱いだ。
そしてその瞬間、“ごめんなさい!”と声を上げて床にしゃがみ込んだ。
俺は必死な彼女・壊れてしまいそうな彼女を見て、それ以上出来なかった。



夏美に何かを仕掛けるのは出来なかった。
彼女は悪を知らないお嬢さんだし、人間として甘い。
でも、その真っすぐさや正しくいようとする気持ちは本物だった。
俺はそんな夏美には手を出さなかったけど、俺のストレスをぶつける対象を見つけた。
夏美には一緒にボランティア活動をする専業主婦の二人の仲間がいる。
メルセデスの左ハンドルに乗る、好奇心旺盛なタイプの真由と、
アウディのステーションワゴンに乗る、疑い深く慎重で、隙のないタイプの千秋。
彼女たち3人は一緒に食事をしたりして過ごす仲良しで、
俺の事故の件なども知っていて、その後に外で会った事もある。
そして彼女たちの活動にも招待された。
夏美とは友人の関係の様になっていた。性別に関係なく信用できる人物として。

しかし同席した真由と千秋からは聖女面した偽善者臭がプンプンしていた。
どこか夏美を利用していて、そして自分たちの都合で動き・・・
俺は夏美を大切にしたい気持ちに支配される一方で、俺の黒い部分を、
真由と千秋が刺激してきた。
真由は興味本位なだけの“もの知らず御嬢様”の代表のような感じ。
深く考えないし、責任の伴う事もしない。それなのに好奇心が旺盛な女。
それに対し、千秋は理屈っぽく、人を馬鹿にして疑ってかかる女。
夏美のきれいな心が映す鏡には、彼女たちの偽善ぶりや偽聖女ぶりが目立つ。
そしてそれは俺の奥にある導火線に火をつけた。
少し外人顔でブラウンアイ、そして色白でホクロの多い顔の真由。
真由は痩せ巨乳が一目でわかる女だ。経験上このタイプはいやらしい女が多い。
真っ黒な髪と地味な服、典型的日本人顔でスレンダーな千秋は、
俺の様な男をすぐに“変態呼ばわり”するタイプの頭でっかち女。
でも、きっとゲームには面白いタイプだ。

夏美へ放出出来なかった俺のストレスは、この女二人にぶつける。
まずは真由だった。

真由は俺の様な下界に住む男にも興味津々なタイプだ。
公民館の会議室でボランティア映画の試写会があった時、真由が隣に座った。
暗くなってすぐから、俺は真由への悪戯を始めた。真由は予想通り簡単にはまった。
最初は手に触れ、指を絡ませていた。
彼女の指を女性性器に見立てる様に扱い、いやらしくいじった。
真由は予想以上にいやらしい女らしく、瞳を閉じて吐息を漏らすほどだった。
そして胸にも触れた。
予想通り大きい。高く盛り上がった胸は脱がせたくなる最高の乳房を予感させた。
しかし所詮は試写会会場。できる事にも限りがある。
太腿に手を入れる程度までしか出来なかった。
彼女たちとは片付けまで一緒だったので、そこにチャンスが来た。
誰もいない2階に真由と機材を片づけに行った時、帰りに俺はトイレに連れ込んだ。
男子トイレだ。
この階には誰もいないので、もちろん利用者も誰もいない。
また、真由は驚き・嫌がるそぶりをしながらも簡単について来る女だ。

俺は便座の蓋に真由の胸を押し付け、背中を強く押えた。
「いやっ! やめて!!」
口ではそう言う真由だったが、体は全くそんな反応ではない。
スカートを捲り上げ、ベージュのストッキングを一気に下した。
色白でいやらしい女には密林がよく似合う。
頭をタンクに押し付けるぐらいに尻を掴み、真由のアソコをいっぱいに開いた。
既に外側まで光っている。
きっとこの女、片付けの作業中も試写会での出来事でも考えていたのだろう・・・
俺は指2本で奥までかき回して、お嬢さんぶったエロ女・真由を壊してやった。
きっとこんな扱いをされるのが初めてなのだろう。
便器の上に広がる様に全身で息を切らし、いった様だ。
ここまで簡単に濡らしていかされるなんて、ある意味お嬢様かもしれない。
逆に俺はタイミングをなくし、その時はそれで終わってしまった。

再度ボランティア関係でみんなで会う機会があった時、
真由はみんなから離れた俺について来た。“やられたい顔”をして。
ならばそれに応えてあげなければならない。
俺は普段は誰も使わない、裏手にある第二駐車場の一番奥に真由の車を移動させた。
そして運転席から降ろし、後席に押し込んだ。
姿勢を崩した真由のスカートを捲り上げ、下半身も一気に露出させた。
ものの数秒だ。
そして前回はお世話になれなかったバストを拝見する事にした。
跪かせたまま、後ろから胸を揉みながらボタンを外した。
デカい。
大きさもそうだが、何より弾力があって、“清楚”とは程遠いエロい体だ。
外は空き地だが、そこから丸見えになるぐらいな姿勢をさせ、
俺は真由の胸を後ろから激しく揉んだ。乳首を思いきりつまんでやった。
こんな女は粗末に扱われる方が似合い、いやらしさを発揮する。

今回は乳房でさんざん遊んでやったせいか、前回以上に濡れていて、
指をアソコに入れた瞬間に大声を出した。
まぁ、自分の車の中だから安心したのかもしれないが・・・
もの凄く濡れ、中の形が変わって来るのが指先で分かるぐらいだった。
このままではまた先に自分だけいかれてしまうので、俺はズボンを下した。
目を細めて快感に酔いしれる女の髪を掴み上げ、俺のを一気に口に押し込んだ。
生意気に、ここまで楽しませてもらったくせに、自分は嫌がるなんて・・・
逆にそんなクソ女ぶりが俺を刺激して、喉の奥まで突くぐらいに押し込んだ。
目を充血させて涙を流して苦しんでいた。
そのくせ、いざ後ろから押し込めば、苦しみどころか快感の悲鳴を上げた。
セックスに割り切ってしまえば、こんな女は面白い。
でも、頭や気持ちの使われないセックスはスポーツ的だ。


駐車場で真由を抱いて終わり、真由の車から降りた時、
前の道を千秋の車が帰って行った。確かに俺の顔を、そして真由の車を見た・・・

千秋は元々、俺を汚れ物の様に嫌っていた。近寄らない。
それがこっちに伝わって来ていた。感じの悪い、生意気な女だった。
そして真由とのシーンを目撃したのだから、きっと、俺のイメージは決定的だろう。
次に会った時には、見事に汚物でも見る様な目をしていた。真由に対しても。
“お前はどれだけきれいな女なんだ?!”
そう言いたくて仕方ない。
そしてそれは俺のやり方で千秋に思い知らせたい。

俺は帰り際、千秋の車に乗り込んだ。後席に。
「何?! 何のつもり?」
恐ろしく冷たい、犯罪者でも見る様な顔を千秋はしてくる・・・
しかし出入口から他のボランティアメンバーが出て来るのが見えた瞬間、
千秋は急に車を発進させ、駐車場から素早く飛び出した。
「こんな所であなたなんかと二人でいたら、何勘違いされるか分からない・・・」
「冗談じゃないわ。真由と一緒にしないで! 夏美にも言うわよ!!」
千秋は人気のないビニールハウスが並ぶ路地に車を停めて、怒った口調で言った。
「何を知ってるんだよ?! 俺と真由がどうしたって?」
「夏美に何を言うんだよ?! おいっ! 言ってみろよ!!」
俺は後ろから運転席に座る千秋に向かって怒鳴り上げた。
言葉が出て来ない千秋を逃さない。
「お前、俺と真由が何したって言うんだよ? どんな事したんだよ? 言えよ!!」
千秋にはボディブローが効いて行くかの様に、静かに、でも確実に効いていた。


「お前、変なこと考えてんじゃないの? いやらしい事。 お前変態だろっ?!」
「欲求不満なんじゃないの? いつも正義面して。本当は欲しくて堪んないの??」
俺が千秋の耳元に向かって罵り続けると、さすがに千秋は怒った。
既に顔を真っ赤にしていて、
「ふざけないで! 私はいやらしい事なんて考えてないっ! 違うっ!!」
冷酷に見えるほど冷静な千秋が目まで充血させて感情剥き出しで言う・・・
でも、俺は続けた。
「お前、本当はいやらしい事大好きだろ?! 色々想像してオナニーしてんだろ!」
「俺に抱かれんのとか想像してんじゃないの?? 突っ込まれるところとかさぁ」
「俺もお前のハダカ見てみたいよ。抱いてみてぇよ!」
千秋はいきなり振り向いて、俺に思いきりビンタした。
「もう許せない・・・ 違う。絶対違う・・・ あなたを許せない!」
千秋は怒りで全身を震わしていた。

でも、俺は夏美を壊せなくても、千秋は冷静に崩せる。
「お前いつも、優しさとか・思いやりとか・暴力の無い世界とか言ってるよな?!」
「でもさぁ、お前犯罪者じゃん。おまえ今、俺に暴力振るったよな? 感情のまま」
「俺はお前に暴力振るった事などないよな? お前、傷害罪だぞ! 綺麗事いうなよ!」
千秋は再び黙った・・・
俺は続けた。
「何だよ。自分が不利になれば黙るのか? 感情のまま怒って叩いて。都合いいなぁ?」
「どうすんだよ?! 今俺を叩いた事はどうしてくれんだよ!」
千秋はさっきとは別人の様な静かな声で、
「それは・・・」
下を向いた。
「俺はお前を許さないよ。犯罪者のくせに綺麗事を言ったままのお前を許さないよ!」
すると千秋は観念した様に、
「どうすればいいの・・・」


千秋は落ちた。
千秋に自分で運転させ、街道沿いにあるラブホテルに自分で入らせた。
エンジンを止めず、運転席から動かないままの千秋に俺は、
「お前、認めたんだろ! 自分でOKした事なんだろ。結局逃げんのかよ!」
俺の言葉にエンジンを止め、車から降り、部屋に向かった。
俺は非情だった・・・
「もたもたすんなよ! さっさと脱げよ。裸になれよ!」
もたもたする千秋の横で俺は一気に裸になった。
俺の全裸を横に見て、千秋は怖気ついて床に倒れ込んだ。
俺は千秋を押し倒し、ジーンズのボタンを外してファスナーを下した。
逃げようとした千秋に、
「お前、自分の運転でここに入ったの映ってるよ。部屋にも一緒に来たんだよ」
耳元でそれを言うと、千秋は静かになった。

ジーンズをはぎ取った。
シャツのボタンを外し広げた。小さな胸が地味なブラジャーに包まれていた。
そのライトベージュのブラを首元まで持ち上げると、小さな乳首の貧乳があった。
わざと、今まで俺に強気な言葉をぶつけて来た千秋の貧乳を、
俺はこれでもかと掴み上げた。
本当は全然自身がないくせに、抱かれるのが怖いだけのくせに余計な事を言った女・・・
パンティも引き摺り下ろした。
両手で陰部を隠そうとするが、それを許さない。
逆に、力ずくで脚を押し広げてやった。
「あぁ・・・ あぁ・・・」と、ただ逃げ回るだけの弱い女。
千秋を立ち上がらせ、布団に倒した。
そしてシャワーも浴びさせないまま、そしてスキンもつけないまま、俺は入れた。

正常位で突き、千秋を裏返してバックで突き、背中に出した。
泣いていた千秋をそのままバスルームに連れて行き、
シャワーを当てた俺の陰部を口でやらせた。
本当に下手くそで、俺は「こうやるんだよっ!」と、
千秋に口の中に指2本を押し込んで、かき回してやった。
フェラの訓練だけで30分近くやっていたと思う。
最後には首元まで自分の唾液で濡らしていた千秋・・・



その後、俺は千秋との関係が中心になった。
“セックスなど意味がない”
そんな顔をしていた千秋を本気で調教した。
きっと旦那が一番その変化を感じているだろうに・・・
しかし残念ながら、月一程度しか夫婦関係はない様だ。
そして時々思い出した様に、暇つぶしに真由の体で遊ぶ。
馬鹿で中身の無い女も、体や反応だけは上等だから。
無茶で激しいシュチュエーションを楽しみたい時にはお似合いの素材だ。
千秋には育て上げる面白さがあるが、繊細過ぎて遊べない。
それに比べて“狂ったように声を上げる”真由は面白い。


結局、一番大切に思えてしまった夏美とは離れてしまった。
“本当の聖女”は少しぐらいの悪には抱けない様だ・・・
正直、好きだ。今も。
だからこそ、その自分へのイライラも周りの“偽聖女”にぶつけるのだろう。
好き過ぎたり・大切過ぎたりすると抱けない事がある。
近くに来られるのすら怖く感じさせる女性だった夏美。
真由や千秋との関係も半年ほどでフェードアウトして行ったが・・・





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