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「下界を見下ろしながら ~工場の女~」




テレビのニュースなどで工場の映像が流れる度、俺は思い出す。
もう中年男だから、そこそこの経験もしてきたが、
そんな俺の中で忘れられない記憶と言うべきか・・・



俺は今の職場で働くようになる前、一時期派遣労働者として、
大手メーカーの工場で働いていた。半年にも満たない期間だが。
前に勤務していた事業所が閉鎖となり、希望退職となった。
失業保険でのんびりとも思っていたが、
周囲の意見は皆、”無職の状態を長くしない方が良い”だった。
確かに職業紹介の窓口も、混雑の割りに結果が乏しい印象だ。
それに体を動かす事も嫌いではないので、逆に気分転換だった。

俺は接客業だったし、仕事は丁寧にした。
それもあって現場の社員さんからの受けも良く、気に入られた。
若い社員の子たちとも仲良くなり、現場は楽しかった。
元気な若い男性社員。かわいい女性社員。
毎日冗談を交えながら、休憩時間も笑いが絶えなかったし・・・
そんな中、20代後半の女性社員と不思議な関係になっていた。
とてもしっかりしていて、若い女性社員のお姉さんの様な存在。
さらに現場ではベテラン男性社員が意見を求める程仕事ができ、
物静かで品があって、工場の、しかも現場の中では特別だった。
ほっそりとしていて、そして長身。
170ぐらいだと言っていたが、細いせいかもっと高く見える。
既婚者で、結婚して2年になるらしいが、
まだまだアツアツの状態だと誰もが言う。

旦那さんは隣の建物、それも技術科のリーダーらしく、
優秀な女房にして優秀な旦那、それもかなりのイケメンらしい。
そう、そんな彼女との不思議な関係・・・
職場で彼女とよく目が合う。彼女も俺も軽く会釈するだけだが。
彼女は普段はそんな仕草はしない。誰かを見ていない。
部品担当の彼女は、いつもその仕事・流れを見ている。
そして派遣労働者だけでなく、社員にしても、
仕事の完成度や理解度にとても厳しい人だ。
彼女は余程特別な状況でないと人を褒める事はないそうだ。
俺も見た事がない。逆に、
「○○君、あれやってなかったよ」とか、
「○○さん、あのまま流しちゃ先方に迷惑が掛かります」とか、
本当に厳しく、でも的確な人だ。

何と言うか、”正しい人”なのだと思う。
そんな彼女に時々褒められる事がある・・・
だからこそ、そこに嬉しさがある。
彼女は静かに無駄なく、そして的確に褒める。
大きな音・工場のニオイ、そんな中にあっても彼女は静かで、
そして清潔感溢れ、話す言葉に品がある。
さらに工場外でも。

俺が派遣会社の寮から遠いスーパーで買い物していると、
彼女は声をかけて来た。
「こんなところまでいらっしゃるんですね」
そして、俺の買い物カゴの中に気付き、
「えっ、これ召し上がられるんですか?! 主人と一緒です」
いつもは見ない様な温かい表情と明るい声、
きっと良い奥さんなのだろうと確信させる。
スリムな彼女が穿くスリムジーンズ。
背が高いだけでなく、モデルの様に足が長い事がわかる。
それにしても20代後半にしてしっかりした女性だ・・・
自分の嫁さんの方がよっぽど子供に思えた。

社員は派遣労働者との関係を嫌い、あまり関わらない。
とくに若い女性社員は。
しかし彼女は自分から、
「この後寮に戻られるんでしたらお送りしますよ」
そう言ってくれた。
「いや・・・ それは・・・」
俺が少し躊躇していたら、
「遠慮しないで下さい。誰でも送るわけではないんですよ」
「○○さんはあの現場にいる様な人じゃないですよね・・・」
彼女はそう言ってくれた。
みんな悪い子じゃないが、環境のせいなのか荒んだ子が多い。
それも事実だった。


そんな時間が流れた。
いつしか休憩時間には俺の近くに座る様になってくれていたし。
特別余計な事を話す機会も時間も無い。
だけど、彼女と目を合わせたり近くにいると、
不思議な気持ちになる。そして二人の間に何かが存在した。
しかしそんな優しい時間を一遍させる出来事が起きる。
遠い別の地域で起こった大災害が、
”部品欠品”という形でこの工場にも大きな波をもたらした。
現状の在庫が無くなれば、次回の入荷の予定がない。
彼女は俺だけに、”もう2.3日しか稼動できないと思う”
そう教えてくれた。
お偉いさんが集まって会議をしたらしく、
”当面、一部の作業者を除き工場内の清掃・整頓作業を行う”
そんな指示が出た。
派遣会社側の情報では、会社との契約の交渉中らしい。

動揺を隠せない者もいる。
この職場への愛着とは別に、この状況では他も厳しくなるから。
俺は個人的には”それならそれで”と思っていた。
そのまま2日間、工場の清掃作業が続いた。
そして終業時、派遣会社の担当者から俺たちは集められた。
この工場は今週いっぱい(あと1日)。
希望者は別の工場で優先的に受け入れるとの事だった。
多くの人間が移動を希望する中、俺は契約を終了する事にした。
いずれにせよ、どこかで区切りたいし、
いつまでも工場で働いているわけにも行かない。
良いタイミングと思う事にした。


最終日。
今日一日、部品置き場(作業場の上部・屋根裏)の整理となり、
奇跡なのか、部品責任者の彼女の指示で動く事になった。
それも俺一人だ。
それが報告されると、彼女の方からこちらにやって来た。
「今日は一日、宜しくお願いしますね・・・」
そして現場に移動する途中も、
「移動、断られたそうですね」
「○○さんにはここにいて欲しかったなぁ・・・」
歩きながら、彼女は本当に残念そうな顔をしてくれた。

二人での作業は早かった。
一日作業のはずが、昼食前には大半が整理でき、
昼食後には僅かな残りと清掃にまで作業が進んでいた。
工場も一部は稼動しており、ここの真下からは大きな音と、
マシンや冷却水の湿気が上がって来る。
換気の悪いこの場所で長時間作業し、清掃で無理な姿勢をし、
俺も少し頭がクラクラして来ていた。

離れて作業していた彼女の方を見ると、
片膝のまま棚に寄りかかり、腕に額をあてて動かない。
「大丈夫?!」
俺が聞いても反応が無いので、さらに近くに行くと、
「すみません。少し目眩がしちゃって・・・」
と目を閉じたまま、細い声で彼女は返した。
”少し空気の良い場所に行こう”
俺は一番奥の、少し換気の良い場所に彼女を連れて行った。
そこについた瞬間、彼女は倒れそうになり、俺が抱き止めた。
「大丈夫?!」
彼女に聞くと、
「大丈夫です。すぐに楽になると思います・・・」
そう言った。

俺は彼女を抱きかかえたまま、少しの時間を過ごした。
静かに声を発した後、弱く閉じた唇を見ていた・・・
美しい鼻、全体にきれいな顔立ち。
俺はしっかり抱きしめた。彼女はそれに気が付いたのか、
「○○さんといると不思議な気分になる・・・」
静かに言った。
そして彼女が静かに目を開けた時、俺は彼女にキスをした。
そのキスは長く、工場の雑踏など関係なく続いた。
何度も確かめ合う様にキスを繰り返し、俺は彼女を床に倒した。
塗られたペンキも既に落ちかけた鉄板の上に。

「ダメです! こんなのダメ・・・」
彼女の腕を押さえ、俺は彼女の上に載った。
激しいキスを繰り返し、少しずつ彼女の作業着を開く。
ボタンを一つずつ外し、黒いTシャツの状態になった。
俺はそれを片手で捲り上げた。
ピンクの布地の少ないブラジャー。
今度は両手でそれを捲くった。そしてそこに顔を埋めた。
「ああぁっ・・・」
彼女は声を出した。
いくら出したって、機械の騒音で聞こえない。
彼女のこの声は今、俺だけのものだ。
俺は彼女の作業ズボンのベルトも外した。

「ダメっ。ダメっ!」
彼女は抵抗するが、ちゃんと俺の目を見ている。優しく・・・
俺はやめない。
一気に作業ズボンも脱がせた。
ピンクのパンティ。そして、スラリと伸びた長い足。
捲り上げた黒いTシャツからブラジャー、そしてパンティ、
そして長い足へと一直線のラインは本当に美しい。
彼女のブラジャーを持ち上げ、思い切り胸を晒した。
彼女は恥ずかしそうに、
「あっ、見ないで。恥ずかしいぃ」
首を横に向けた。
俺は自分のズボンのベルトを外し、ズボンを下ろした。
そして彼女のパンティと自分のトランクスを同時に下ろし、
彼女の中に挿入した。

「あぁぁ・・・ あっ、あっ、あぁ!」
彼女は首を左右に振りながら激しく反応してくれた。
長く綺麗な彼女の足を持ち上げ、力の限りで突いた。
彼女はかなり大きな声を出していたと思う・・・
俺はその反応に刺激され、彼女を立ち上がらせ、
下の作業の風景が覗ける手摺のところまで連れ出した。
そして手摺に彼女をつかまらせて、後ろから突いた。
彼女は狂った様に髪を振り乱して反応した。
いつもの冷静で上品な彼女から想像できない姿だった。
俺が激しく突いたせいか、彼女は腕に自分の歯形をつけていた。
興奮し過ぎて、床に大量のザーメンを放出した。

それだけでは飽き足らず、そのまま床に倒れて2回戦。
彼女は俺の上に載ってよがった。
細い体をエビの様に反らして・・・
小さいながら張りのある胸が綺麗で、そして何より、
下から見上げた時の彼女の鼻が本当に美しい。
細く高く、”美しい”という言葉がぴったりだ。
2回目は本当に同時に尽きた。


服を着て、何も無かったかの様に作業の続きをした。
そして全ての作業・片づけを終え下に下りる前、
俺たちは最高に熱いキスを交わして下に下りた。



俺は今の職場に来てからも彼女と交際している。不倫関係だ。
彼女と会えるのは月に一回程度だが、とても幸せな気分になる。
お互いに家庭を壊すつもりなどない。
ただ、二人でいられる時間が幸せなだけ。
彼女と見つめ合うだけでそこに素敵な何かが出来るから・・・





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