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「直売所の女」




地方の国道沿いに出来る新規スーパー。
俺はその店の出店に関わっていた。
地権者との交渉から関わり、建築確認や作業の進行具合などを見守る。
俺の部署“店舗開発”は本社にあり、そこからはクルマで2時間かかる場所。
数か月間から年単位に渡って、その道を往復する事が多くなる。
いつしか、その“知らない土地”に愛着を覚えたり知り合いが出来たり、
そんなこともこの仕事ならではかもしれない。


店舗の建築がスタートしたここ2か月、
週に何度も本部と建設中の店を往復する様になった。
周りの景色も覚えて来たし、中には人の顔まで覚えてしまった物もある。
両側が畑の県道を走っていると、片側交互通行の場所で誘導員に停められた。
俺の車はトラックの後ろ。そして俺の後にも車が続いて止まる。
田舎の道だが交通量が多く、信号もないこんなところも渋滞になっている。
俺は窓から外を見ていた・・・

広い家から自転車を押した女性が出て来た。
見た事のある顔だった。
一瞬思い出す為の時間を必要としたが、何とか思い出した。
店舗に向かう国道沿いにある直売所で果物を売っていた女だ。
思い出すのに時間が掛かったのは、そのあまりに違う格好にあった。
直売所で見掛ける時は、“農家の嫁”の様なスタイルでエプロンもした地味は姿。
笑顔が溢れて感じが良いが、特別な印象は無かった。
しかし目の前にいるその女は強烈な印象を与えた。
短いスパッツと変わらないような短パンと、上は光る様な素材の青いスポーツTシャツ。
それも体にぴったりと張り付き、直売所にいる時には分からなかった巨乳だった。
太めの足と腰回りの肉付きまで伝わるようなラインの浮き出た服装。
自転車の前カゴにはテニスのラケットが入っているので、
これからテニスに出掛けるのだろう。

女が門を出て、押していた自転車に乗って俺の進行方向に消えて行った。
俺たち側の信号が青になって誘導員の合図が出るまでは長かった。
もうあの女は消えてしまったと思っていたが、しばらく走っていると後姿が見えた。
前のトラックと後続車に挟まれているので、速度の調節など出来ない。
俺は追い越しざまに女の体を舐める様に焼き付けた。
道路の段差を自転車で越える度、女の胸は大きく揺れた。
やがて女はバックミラーから消えていった。
少し走ると、“○○ガーデンテニスクラブ入口”と言う看板が出ていた。
俺は行き過ぎたが、Uターンしてテニスクラブに向かう途中の道にクルマを停めた。
少し待つと、県道から曲がって来た女がバックミラーに映った。

何ともいやらしい体・・・
肉感的で、思いきり掴みたくなるような大きな胸が目に焼き付く。
俺のクルマを追い越して行く尻・腰は、“触れ!”と聞こえて来そうだ。
現場での打ち合わせの時間があったので、そこを後にした。
直売所・自宅・テニスクラブが繋がった瞬間だった。
何より、あの女の体に気が付いてしまったのだから・・・


俺はそれ以降、こちらに来る度にその“3か所”を集中して見る様になった。
しかし時間もあるのか、女自身を見るのは直売所だけだった。
丁度一週間になろうとしたその日、俺は休日に当たった。
会社の社用車でなく、今日は自分のクルマでそこに向かった。
女の自宅の反対側、その少し奥にクルマを停めて望遠レンズのカメラを構えた。
道路はクルマだけで歩行者はいない。行き交うクルマも50キロ以上出ている。
奥に停まる俺に誰も意識はないだろう。

出て来た。
先週とは色が違うが、今度もやはりスタイルが露わにされた上下を着ている。
俺は女を追おうとしてエンジンを掛け、通りに出ようとしたが、
通りに出る直前で、門からすぐの内側に干された洗濯物が目に入った。
家族が多いのか、沢山の洗濯物が干される中、一際目を引くものがある。
あきらかにサイズが大きいブラジャーだった。
そしてお揃いの色・柄のパンティ。あの女の体が想像される。
30代だと思うが、飾り気のない女だ。農家の嫁に相応しいかもしれない。
でも、あの体を晒して県道のドライバーたちに見せつけているわけだが・・・
我に返り、俺はテニスクラブに先回りする。

コートが見渡せる場所に通り過ぎた形でクルマを停めた。
またカメラを用意した。
女は手前を曲がってテニスクラブの入口の方に向かった。
少し長い時間待った。
今までコートを使っていたメンバーが帰って行き、その奥にあの女が現れた。
周りにも“太め”の主婦はいるが、しっかり括れてラインが露わになっているあの女は、
周りの中から際立っていた。
テニスが始まれば、ゆさゆさと胸を上下させながら球を追う。
コートに落ちた球を拾う時も、そのいやらしい尻が剝き出しになる。
俺はシャッターを押しっ放しだった。



家に帰った俺は妻や子供のいる居間を素通りし、自分の“趣味の部屋”に向かった。
妻は今日も、俺が鉄道写真でも撮りに行ったと思っているだろう・・・
さっそくパソコンに繋いだ。鉄道写真用の高性能望遠レンズが役に立った。
何より動体慣れしたカメラのテクニックが初めて他に役にたった。
本当に嫌らしく、そして綺麗だ。
ファンダーでは気が付かなかった。
大きなサイズで撮れたし、止まっているように撮れている。
揺れるバスト、強調される尻、首に光る汗・・・
何より、顔一杯に汗をかいた女の表情がいやらしい。
特別な名前を付けたファイルに保存した。

その夜はしばらく関係の無かった妻を抱いた。
勿論、あのファインダーから見ていた女を想像しながら・・・


俺はあの女に頭の中を支配される日々を送っていた。
どうしてもあの女を抱きたい。
俺はあの女の生活を偵察していた。あの家に女が一人になる事があるのか。
あの女がテニスに出掛けた時、俺はセールスを装って女の家の呼鈴を押した。
誰も出て来ない。
クルマに戻って女の帰りを待っていると、女が帰るまで誰も家に帰らない。
それを2週連続で確認した。
俺は決めた。あの女がテニスに出掛けるその日、あの女が玄関に出る時を狙う。


目的の日が来た。
俺は少し離れた場所にクルマを停め、女がいつも家を出る少しだけ前の時間に行った。
門の内側には女のいやらしい下着が干されている。
俺はそれを横目で見ながら正面玄関の呼鈴を押した・・・
「は~い!!」と中から出て来た女はいつもの格好をしている。
この為に休日だと言うのにスーツを着て外出して来た俺。
まぁ、カバンの中身はデジカメ・ガムテープと内容は違うが。

俺がリフォームのセールスを装うと女は、
「あっ、すみませんけど家のもんはいませんし、私ぃ、こらから用事がありますから」
そう言った。
「あっ、そうですか・・・」
「大変申し訳ないんですが、御トイレ拝借出来ませんでしょうか?」
少し顔を引きずらせた表情で演技して言ったら、そこは農家の嫁らしく貸してくれた。
勿論トイレに用は無い。
奥のトイレに案内され中に入った。
トイレのタンクの中の浮き球に細工をして、水を止まらなくした。
少ししてトイレを出た俺は、
「奥さ~ん、すみませ~んっ! 御トイレの水が止まらないんですが・・・」と、
既に玄関に戻って待っていた女を再び家の奥に引き寄せた。
女は水の止まらないトイレを見ている。
俺はトイレから出たすぐの場所に立ってその時を待っていた。


女がトイレから出て来て廊下に出ようとした時、
体当たりして向かいの部屋の床に押し倒した。
そして手早く粘着テープで後ろ手に縛り、口もテープで塞いだ。
一度玄関に戻り、しっかり鍵を掛けた。
女はいやらしい尻を揺さぶりながら“うーうー”唸っている。
俺はいきなり女のアソコを掴んだ。
「ウウッ!!」と女は大きな声を出して仰け反る。
自分で仰向けに寝返った女に、今度はアソコを上から掴む。
ブルブルとフィットしたスポーツシャツに包まれた胸を揺らして暴れる。
俺は女の腹に乗り、胸を鷲掴みした。女は眉間にシワを寄せて俺を睨みつける。
俺は少し腰を下げて、女のフィットしたシャツを捲り上げた。

デカいブラが飛び出した。洗濯物のあれと違う、スポーツタイプのブラだ。
少し光沢のあるグレーのシンプルな物。
欲しかったそれが目の前にある。俺は顔を埋めた。いい香りだ。
何とも甘くいやらしい、既に女を無くした女房の匂いとは全く違う。
男を欲情させる、オスの本能に刺激を与えてメスに寄せ付ける種類の匂い・・・
そして俺はブラを捲った。
波打つように広がり揺れた乳房。先端付近は淡いピンクに包まれていた。
フィットしたシャツとブラから解放された乳房は、自由に泳ぎまくる。
俺は続けた。
いつ帰って来るか分からない家族の帰りが頭にあったからだ。

フィットした短いスポーツパンツを下し、
スポーツタイプのブラとは反対に、ガードルの様に大きいパンティが現れた。
こちらはパープルの光る生地だ。勿論それも脱がす。
俺が欲しくて堪らなかった女の全身が露わになった瞬間だった。
躊躇いなく俺は女に入れた。
揺れ動いて逃げようとする女の乳房を逃げられない様にしっかり掴みながら・・・
さすがに小娘ではない、人妻だ。入りは良く、スムーズに俺のそれを飲み込む。
勿論顔は俺を睨みつけたままだが。
最後には女を裏返し、女を突きあげる様に激しく俺は女の尻の上に尽きた。

女をころがしながら写真を撮った。
本当は大きいカメラで綺麗な画像を頂きたいところだったが、そんな暇も余裕もない。
俺は女を和室まで引きずり、テーブルの脚に女の足を括りつけた。頑丈に。
そして自分がすぐに出られる用意をして、女の腕を外して立ち去った。
あのテープを解くには数分掛かるだろう。



俺のパソコンの中で揺れる女の体。
既にオープンした店には行かなくなったが、今も直売所に立っているだろうか・・・





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