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「いつかその胸に縋りつく時」





「ホワイトベージュが干してある・・・  と言うことはブラウンか・・・」
「いや、それともこの前初めて見たもっと濃い色のブラウンを着けているのか・・・」

はぁ~
こんな事じゃまたダメかな。
一回の失敗が重くのしかかっていると言うのに、それどころか、
僕よりもむしろ両親、特に父さんは三浪どころかそれ以上も覚悟している。
“何回失敗してもいい、諦めるな! だが、どんな事があっても必ず関南8大学だ!”
“関南8大学の法学部以外なら、お前は高卒という肩書きになる覚悟をしろ!!”
父さんは独特な考え方の持ち主だ。と言うより完全に自分の人生を僕に載せている。
僕の父さんは大手の弁護士事務所で働いている。弁護士ではなく弁護士秘書として。
父さんは地方の大学の法学部出身で、司法試験には6.7回挑戦したらしい。
けれど・・・  結果は言うまでもなく。
だから僕をどうしても弁護士にしたい。その第一関門が“関南8大学スタート”
きっと自分の後悔を加味した、父さんなりの失敗からのノウハウなのだろう。
母さんは少し冷めていて、“そんな”父さんの知恵を引いて見ているし、
僕の能力も冷静に分析しているようだ。

何とか悔しさで春を乗り越えたが、その勢いだけでは先が長過ぎる。
何も確かなものが感じられないし、陽気と共に気持ちまでなんだか滅入って来た。
梅雨の入りには気持ちの落ち込みも自覚するようになり、部屋では勉強が手につかない。
予備校と自宅の往復だけの毎日、その後ろめたさ。八方塞がりになっていた。
そんな時・・・
そう、今、毎日毎日窓から外を眺め、ずっとその事を考えるようになったきっかけ。
隣のおばさんを・・・
自分でも分からない。好きとかそう言うものなのか、それとも体への興味だけなのか。
元々、そんなに女性に興味なんて無かったし、“熟女”なんて・・・
それもお隣さんには高校生と中学生の姉妹がいるから、僕の母より若いとしても、
年齢は40前後だろう。
この家に引っ越して来て7年ぐらい。新築の建売りが並んでいるところに越して来た。
お隣さんは遅れて前の持ち主が引っ越した後に入って来たから、そう、まだ3年もいない。
擦れ違えば挨拶もしていたが、この3年弱の間、
姉妹どころかその母親になんか興味を持った事は無かった。
本当に普通の姉妹、そしておばさんはその母親に過ぎなかった。

きっかけは曖昧だが、辛うじて残る最初の記憶は何故かその顔だと思う。
それまでそんな年齢の女性を対象になんて考えた事はなかったし、
美少女とか、アイドルとか、興味があってもそんなものだった。
けれど、上手く説明できないけれど、すれ違い様に挨拶を交わした時の顔、
近くで見たおばさんのその顔に体の中がざわつくのを感じた。
それ以降は気付かれないように凝視するようになってしまった。
おばさんは余計な事など言わないが普通に感じの良い人で、年齢の割に少し背が高い。
短めの黒髪だが天然のパーマなのか、髪は縮れている。
そして顔。少し浅黒く、綺麗な楕円形の輪郭で、よく見ると少し立派な鼻は高く、
唇は少しだけボリュームがあってやや濃く光っている。口紅でなく、元々らしい。
特別な個性はないが、綺麗でしっかりした目・目元。
南米とかラテンの血が混ざった日系人のようなエキゾチックさが少し窺える顔立ち。
やや背が高くそんな顔立ちの割に性格が普通過ぎるので、少しコントラストを感じる。
正面から挨拶され、すれ違い様にその横顔を食い入るように見るようになった。
綺麗な顎、頬のあたりにいくつか小さいホクロがあるが、
浅黒く深みのある艶やか肌と相まって、年齢よりも若い女性に感じるエロスもある。

何より気が付いてしまった・・・  おばさんはとてもスタイルがいい。
僕の母さんなどとは違い、本当に人種が違うように。
そのまま服を脱ぎ捨て衣裳を得たなら、そのままサンバのカーニバルに並んでいそう。
全体に肉感的でありながらも、背の高さもあるし、縦のラインが綺麗に形成されている。
そして一番気になったところ。胸が大きい。
自分の周りにふっくらした体型の女子などはいるが、美しいボディーラインの、
それも僕の母さんと変わらない年齢の女性にしてそんな体の持ち主なんて・・・
もちろん服の上からしか見ていない。でも、本当に必死になり食い入るように見ている。
マニアが興味を持った物を異常収集するように、僕は瞳のシャッターをきり続けた。
おばさんの事を気になり出してからすぐに、その胸の大きさ・形の美しさには気付いた。
どんな私服を着ていても、全体のシルエットが崩れることは無い。本物の美しさ。

初めて間近でその胸を見た時の事、今も鮮明に焼き付いている。
両親が留守の時にうちに回覧板を届けてくれた。
ゴミステーションの移動の件で各戸の署名捺印が必要との事で、僕が代わりに署名した。
でも印鑑を上手く押せた事がないので、それをおばさんにお願いした時の事。
おばさんは三文判だと言うのに“預かり物だから”な感じで大切に押そうとし、
玄関先の床に回覧板を置き、その上で丁寧にゆっくりと判を押した。
その時・・・
少しゆったりしたブラウスを着ていて、その胸元が大きく開いた。
それもしっかり・ゆっくりと丁寧に判を押してくれたせいで、それが長い時間視界に。
人肌を思わせるベージュのブラジャー全体がしっかり見え、
そして、その中に入っていた胸がおばさんの前屈みの姿勢と共に大きな谷間を・・・
ブラジャーが小さく感じられるぐらいに上から溢れ出そうで・・・
記入部分に顔を近づけてしっかり確認したり、両手でしっかり押さえて判を押し、
押した部分をちゃんと確認、おばさんが何度も姿勢を変える度にその胸元は魅力を放ち。
おばさんが三文判を返してくれた頃には、僕はもう朦朧としていた。
体温が伝わりそうな、ブラジャーの上から溢れ出そうなそれ。
その夜、僕はそのシーンを何度も思い出してオナニーしてしまった。

今まで部屋の窓から外を眺める事なんかしなかった僕。
でも、今は毎日、それも一日に何回も窓際に立っている。
3年弱知らないでいたその景色、大変な無駄遣いをしてしまったような気にもなった。
年頃の娘さんたちの眩しく華やかな洗濯物が覆っていると言うのに、そこじゃない。
その隙間に何の躊躇いも感じられない、無雑作に吊るされたブラウンの下着、
今はそれに夢中なのだ。
おばさんの下着が一番手前に見えている時、僕は写真を撮っている。
夜になってカーテン・雨戸が閉まってしまっても、僕は机の上でそれを見て・・・

そう、先日も美しい瞬間があった。
突然の土砂降りになった日があって、僕の外出とおばさんの帰宅が重なった時、
すれ違い様に見た・・・
全体に涼しさを感じさせるようなレースカーテンのような薄い生地の薄緑色のブラウス。
おばさんは艶やかな美しい髪、そして美しいその顔まで濡らして挨拶してくれた。
急いでいて、ほんの瞬間の出来事。でも、僕にはスーパースローモーションの残像。
色柄のあるデザインのブラウスは見事に透け、ブラジャーが形のままだった。
その日は少し薄く明るい色のベージュ系ブラジャー。
さすがに中までは透けるはずもないが、あまりに輪郭が綺麗で、それも立体感を感じる程。
後ろ姿、いつまでもおばさんのブラの後ろのラインを見たまま動けなかった。
“きっと今、脱衣所で全てを脱いでいる”
“きっと今、あの美しい肉体にシャワーを当てている”
僕は駅までの道、夢遊病者のように歩いて行った。

キチガイのようにおばさんでオナニーを繰り返した。
あの回覧板の時の・・・
あの土砂降りのすれ違った時の・・・
昨日はあの下着をつけていたのか・・・(洗濯物を見て)
真夜中に突然、おばさんのシャワーシーンを思い浮かべてしまって、してしまったり。
自分の体が壊れてしまいそうな程、おばさんに夢中になっている自分がいる。
部屋でももちろん、予備校でもおばさんの事を考えるようになっていた。
そしてついに・・・

梅雨真っ只中、連日の雨が続き、うちでも母さんが洗濯物に苦労していた時の事。
僕は予備校からの帰り道、駅近くにあるコインランドリーに入って行くおばさんを見た。
もう背中だけで、そしてすぐに気付く程になっている。
大きな手提袋を2+1個持って中に。
僕は静かに通り過ぎた。
紙袋・・・  おばさん・・・  梅雨・・・  洗濯物・・・
下着・・・  おばさんの・・・  下着・・・  おばさんの下着・・・
時間を置いて引き返し、少し離れた場所からガラス越しにおばさんの姿を見ていた。
手慣れたもので、僕が見た時にはもう既に洗濯機にコインを入れるところ。
何を中に入れたのかは見えなかった。
出て行くおばさんを見ていた。表示は“80分”
方角は自宅、おばさんは一度家に帰るという事だろう。

気が付いた時、僕はまだ熱いおばさんの下着を手にしていた。
溢れるような洗濯物の中、下着類だけでどれだけあるだろうか。
それでも数秒、僕はおばさんの、それも“いつも見ているブラジャー”を。
そしてそれを自分のリュックの中に入れた。洗濯機の蓋を閉め、静かに店内から外へ。

ブラジャー1枚が無くなった事に気が付いているだろうか。
きっと気が付いているはず。“間違い・手違い”と思ったか、それとも“下着泥棒”
そう考えているだろうか。きっとそう考えているだろう、普通に。
あのランドリーには数台の監視カメラがある。それも知っている人間が映っている。
もうしばらく経つが何もない。おばさんはその事をスルーしたのだろう。
僕の机の奥深く、それも大切に布に包んでしまっている。
だって・・・  生のおばさんを感じたいんだ!!




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