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「トップレス女刑事」





「そこのボクぅ~ 危ないよぉ~  もっと端の方歩いてねぇ!」
花火大会に向かう人が最後に合流するこの道路付近は車と人で賑わっていた。
連日の雨で開催が危ぶまれたが、今日は雲一つない空のまま夕方を迎えている。
この人並みの中で走り回りながら大きな声で誘導している制服の一団・・・
それは青葉北警察署・交通課の面々。
交通課は猫の手も借りたい忙しさで、
普段はデスクワークの事務担当者も今日は助っ人として外で活躍している。
青葉北署の先輩刑事に憧れて志願し別の署から移動してやってきた葵もそんな一人。
刑事課に憧れながらも交通課、しかも現場よりデスクワーク中心の情けない現状。
痩せ型で品の良いお嬢さんっぽさが抜けない葵には、確かに刑事課は向かない。

「課長! すみません、お手洗いに行って来ても良いですか?!」
暑いから・熱中症対策と言われ多めの水分を摂らされる署員たち。
言葉だけ聞いて飲まない女性署員も多いが、葵は真面目に全部飲んでしまった。
その割に汗をかかず、結局大半を膀胱に抱えてしまった。
少しは我慢していたが、もうそろそろ表情にも出てしまいそうになって限界、
持ち場を同僚に代わってもらい、少し離れた公園にある公衆トイレに急いだ。
事情が事情の為、自分の立場も忘れ細い路地を一気に通過しようとしたが、
出会いがしら、横からゆっくり走って来たワゴン車に接触してしまった。
”接触”とは言っても車は止まれて、葵の方が勢い余って抱き付いた形。
「危ねぇなぁ! 飛び出して来やがって!!  お前クルマに傷つけただろう!」
窓が開いた車からはドスの利いた大きな声が響き渡った。
しかし葵は内勤が中心とは言っても交通課の婦警。そこで黙っている訳にも行かない。
「こっちも悪いけど、そっちも徐行してなかったでしょ?! 前方不注意よ!」
そう大声を張り上げてしまった。それがまずかった。
数時間後には無残な姿になってしまうのだから・・・


葵はワゴン車で連れ去られた。
婦人警官とは言え最低限の武道を習うだけ。まして拳銃も警棒も所持していない。
今日はただ交通整理に駆り出されただけの案内役のようなものなのだから。
クルマの中では後ろ手に縛られ、そして目隠しもされた。
タイミングが悪かった・・・
そう、葵は尿意を感じて焦ってトイレに向かったのだ。さらに究極の緊張感。
そして指示に逆らってしまった葵は引っ叩かれてしまい、車内で失禁してしまった。
クルマの持ち主の男は激怒し、そして周りの男たちは葵をバカにして罵声を浴びせた、
「婦警さん小便漏らしちゃった? 可愛い顔してても小便はダメだよなぁ~」
「俺たちのズボン汚すなよな! きったねぇなぁ~ このシートだめだな」
恐怖感や緊張感なのか、それとも失禁によって体温が下がったせいなのか、
葵は周りにもわかるほどに震え、そして顔色も青白くしていた。
静かな車内。
男たちは小便で濡れた葵を触らないし、葵はもう言葉が出ない。
クルマは30分ほど走って音のしない静かな場所に来てそこに止まった。

「降りろよ!」
後ろ手に縛られ目隠しされたまた、鉄扉の音が響く場所に連れ込まれた。
「遅かったな。こっちは先に来て首を長くして待ってたよ! 婦警さん抱けるって?」
その場所には既に数人の男たちが先着していた。車の中から男が電話していた主のよう。
「婦警さんの持ち物は? そのバックだけか? 携帯あるか?!
すぐに電源切っておけよ。そろそろ携帯に電話がかかって来る頃だろうし、
今はGPSの時代だぞ、すぐにこの場所が分かっちまう・・・」
その冷静で的確な物言いをする男、その場の全ての男たちを治める人間の様だった。
葵の携帯の電源は切られた。
「婦警さんの目隠しとってやれよ! どうした? 小便もらしちゃったのか?!(笑)」
葵の目隠しは外された。
「おぉ~ 警察官にしては結構美人だよな。って言うか普通のOLみてぇだな。
まるで警官コスやってる読者モデルって感じか?! その顔で小便は似合わないな・・・
洗ってやれよ。この時期だ、水で十分だろ! まず脱がせてからな」
全裸にされて洗われ、そしてそのせっかくキレイにした体も結局は・・・


次々に抱かれる。床に警官の制服を無残に広げたまま、
全裸の葵は野獣の中に放り出された御馳走のような状態だ。
一人終わっては陰部に水道のホースを突っ込まれてまた次の男・・・
本当に不運だし、葵の様な人間にはこんな状況は本当に似合わない。
葵は警察官には不向きな人間なのだ。

リーダー格の男は煙草をふかしながら葵の警察手帳を見ていた。
横で犯され続ける葵を見ながら。
”青葉北警察署”
片手に持っていた煙草を床に投げ捨て、男はそれを踏みつけて立ち上がり、
若い男たちに後ろから突かれている最中の葵の髪を掴み上げた。
「おい、お前青葉北署の警官か? 刑事課に奥田小百合って刑事いるだろ?!」
男が一変して見せた氷の様でいて迫力ある雰囲気に、
葵を突き続けてもう少しでフィニュッシュな状態の男も、その威圧感に後ろに下がった。

「・・・ っ、はい・・・ 小百合さん・・・  奥田刑事の事っ・で・す・ね・・・」
もう何人もの男たちに抱かれ続け、今この瞬間まで突かれていた葵。
四つん這いのまま今抜かれたばかりの葵はかったるくか細い声しか出せない。
「お前、奥田小百合の家知ってるのか? 知ってるのか! どこだ? 教えろよ!!」
葵は黙って無言で首を横に振った。
リーダー格の男はいきなり葵の腹を蹴り上げた。さすがのグレた連中も、
弱った女相手に手を出すその男にいつもと違う怖さと本気さを感じた。
「おい! 続けろっ! 中に沢山出してやれ」
女を抱いていた男にさっきまでの続きをやらせ別の男に、
「一番奥の冷凍庫、あそこ携帯は圏外になるから電源入れて見て来い!
携帯の電話帳の中に奥田小百合って女の住所、無かったら連絡先を探すんだ!!」
その男の怒鳴る様な声に、2.3人の男が葵の携帯を持って冷凍庫に走った。
男はもう一度煙草に火をつけ、抱かれ続ける葵を見ていた。

走って戻って来た。
「ありましたぁ! 電話番号とメールだけしか登録がありませんね・・・」
男は一瞬床を見た、そして少し沈黙した。
再び立ち上がった男。ゆっくりと葵のもとへ行き靴先で葵の顔を持ち上げた。
「お前さぁ、違う部署で電話番号知ってるって事は他にも色々知ってるはずだよなぁ?
言えよ! 奥田の家知ってるんじゃないのか?! 言えって言ってるんだよっ!!」
再び静かに首を横に振る葵に、今度は首元を蹴り上げた。
葵は咳き込んで床に倒れ込み、さすがのヤンチャ盛りの男たちも少し引いた。
「おい、もう一度こいつのメール見て来い。奥田とのやり取りを探せぇ!!」
男はさらに倒れ込んだ葵の指を足で踏みつけていた。


葵にとって奥田小百合とは・・・
そう、この警察署の憧れの先輩こそが奥田小百合その人なのだ。
小百合に憧れて署を移動してまでやって来たのが葵。
では、そのリーダー格の男にとって小百合とは・・・
まだその男が少年から青年に成ろうとしてた頃、彼に手錠をかけた警察官が小百合。
彼だけでなく、小百合もまだ駆け出しの刑事だった時代の事。
そんな小百合も今では警部補の肩書きがついた所轄とは言え第一線で活躍する指揮官だ。
葵は遥か年の離れたアラフォーの女性刑事・小百合を尊敬し憧れている。
偶々合同捜査で葵の署にやって来た小百合を見て、すっかり虜になってしまった。
また小百合も、自分を慕う葵がわざわざ自分の署にやって来た事もあって、
何かと声を掛けていた、そんな関係だった。


「メールやり取りしてますね。奥田って刑事の家に食事に行ってますよ。
それに関係ないですけど、奥田って刑事、最近離婚したみたいですね。そんな事も」
男は情報を探して来た連中の話を黙って聞いていた。
そしてポツリと、
「携帯の電源、しっかり切っとけよ。この女が行く先によっては、お前らも重罪犯だ。
やっぱりこの女に喋ってもらうしかないな。必ず喋らせる・・・
タクヤ! ここにズボン脱いで座れ!!  このお姉さんが最高に気持ちよくするから」
そう言って最年少のまだ少年の様な男にズボンを下させ、葵をそこに引っ張る。
他の男に葵を羽交い絞めにして顔を近づかせ、タクヤのモノを口の中に押し込む。
それも頭を後ろから押さえつけ、何度嗚咽しても許す事なく葵にやらせた。
葵は胃液のようなものを吐き、涙・鼻水も止まらないまま泣き叫ぶ。
それでも男は許さない。
周りも恐ろしくなる程にそれが続く。タクヤが恐れて勃起できなくなると次の男に代えた。
「ぁっっ、、 あぁ・・・ わっ、分かったぁ、、 もう許して! お願いだから・・・」
葵はついにおちた。

現場をほとんど知らず、警察官として怖い思いとは無縁だった葵には荷が重かった。
葵は十分に頑張った。
男の非道の前に、もう葵はボロボロになっている。

「写真撮れ! しっかりこの女だと分かる様にな。それにどの程度の扱いをされてるのか、
それが伝わる様な写真にしろよ。あのクソ女は少しぐらいじゃ言う事を聞かないからな。
撮り終わったらそれ持って奥田のマンションに行って来い。奥田を連れて来るんだ!
どう奥田に言うのか、何に注意するのかは俺がちゃんとアドバイスしてやる。
今度はこっちが揺らがない。結果を出す。あの女にされたお返しはきっちりやる。
この時間だし、この女を必死で探してるはずだ。ワゴン車は使わない方がいいな。
怪しい顔つきのメンバーは避けた方が良いか・・・」

時間はもう11時近くになっていた。夕方に葵をここに連れて来てから5時間近い。
それでもまだ水で洗われながら葵は体を弄ばれている。
ただ、もう反応はない。男たちは体を触り穴を利用するだけ、まるで人形の様に扱い。


リーダー格の男は色々と電話で打ち合わせしていた。
突然消えた女性警察官を探して所轄署の刑事が早く家に帰るはずもない。
下手をすれば家に帰らないかもしれないが、連絡して誘き寄せるにはリスクが高い。
第一線で働く刑事を相手にしようと言うのだから・・・
男たちはただただ我慢して時を待った。交代で張り込む刑事のように。
そう、立場が逆で、刑事への復讐の為に犯罪者側が刑事を張り込んで待っている。
当然かもしれないが、12時を回っても、午前2時を回っても帰って来ない。
それでもリーダーのその男の執念、ただ”待て!”の指示を繰り返す。
張り込みを続ける男たちも半ば諦めており、交代で仮眠をとっていた。
辺りがやや明るくなって、時計は午前4時を回ったところに・・・
帰って来た。
もちろん男たちは奥田小百合の顔を知らないが、目的のマンションに入って行く女。
こんな時間にスーツを来た中年女性。
ある意味、間違えようがないのかもしれない。
男たちはエレベーターを待つ彼女自身に確認。リーダー格の男の指示通りに行動した。

小百合は目隠しされ後ろ手に縛られてトランクに入れられた。
青葉北署の管轄地域を大きく迂回した為、早朝にも関わらず40分以上かかって到着した。
目隠しをされても、もう明るくなった屋外でトランクを開けられると眩しい。
小百合も葵の様に鉄扉のその奥へと連れて行かれた。
徹夜で探していた葵は、もうすぐ目の前にいる。

「外してやれよ。腕も外していい。バカな事をすればこの子がどうなるかぐらい・・・
頭の良い冷静で切れ者だからなあんた。奥田小百合さん、久しぶり!
縄を外されてもその場を動かない事。少しでも言う事に反すれば俺は許さない。
2度も3度も同じ事を言わされるのが嫌いでね。やらされるのはもっと嫌いだ・・・」
目隠しを外され、続いて後ろ手に縛っていた縄も外された。
声だけが聞こえていたがそれが誰なのかが全く分からなかった小百合。
やっと目の前に男たちが立ちはだかる光景が見えたものの、声の主が分からない。
それよりもその奥にいる葵を見つけて必死に声を掛けた。
「葵っ! 大丈夫?! 必ず助けるからね。もう少しだよ、もう少しの辛抱だよ!!」
お姉さん、又は母親の様な言葉で小百合は必死に葵に声を掛けた。
「小百合さん・・・  ごめんなさいっ。本当にごめん・・・ ・・・」
葵は泣いて声にならない。汚れ、疲れ切った全裸のまま伏せている。

「葵が何したって言うの? あんたたち最低だね?! これだけの人数で葵を・・・
警察官じゃなければ・・・  いや、警察官として絶対にあなた達を許さない!!」
小百合はやっと自分を呼び出した主を見つけた。
さすが女性ながら現場の指揮官にまで登り詰めただけの人間、
その記憶力や着眼点、そして分析は一級品。すぐに状況を判断できる。
「倉持? 倉持健吾だよねあんた?! ずいぶん昔に更生のチャンスをやったのに、
相変わらず半端してるんだ。子供みたいな男の子たち仕切って、偉そうにして・・・」

「おいっ! 何だか偉そうだな。高いところから見下す様な物言いじゃんねぇか!
偉くなったのか? 警察官も長くなって階級が上がればさらに偉そうになるんだな。
そんなに出世したのか? でもさ、お前もその割にはバカだよなぁ・・・
お前俺の後ろにいる女たすけに来たんだろ? どうやって助けるんだよ?
今のお前には俺に土下座して”助けて下さい”って懇願するしかないんじゃないの?
結局そうなるなら、自分でハードル高くなんかする必要ないのに・・・
笑っちゃうな、お前。どうして欲しいのか言ってみろよ。聞いてやるよ」
小百合は葵のその姿を見て感情的になり勢いで言ってしまったものの、
確かにこの場は倉持の言う通りだ。彼は今、小百合よりも遥かに状況を見ている。
「ごめんなさい・・・」
小百合は少し顔を床に落とし、小さめの声でそれを言った。しかし・・・
「自分が言いたい事だけは強い口調で言い、言いたくない事は小さく静かにか・・・(笑)
子供だなぁ。出来た大人面してやってる事に中身無しか?? 分かり易いなお前」
倉持のその言葉に、小百合はじっと耐えた。
誰一人、その場を一歩も動かない不思議な空間が広がっている。

小百合はきり出した、
「ねぇ、今ならまだ指名手配されてない。分かるよねぇ?! 自首扱いに出来るって事。
あなたには前科がある。それに監禁罪がプラスされ、それも集団誘拐まで。
重くなるわよ。せめて自首して罪を軽くしてちょうだい。まだ間に合うわ・・・」
倉持は黙っている。
「倉持さん、今ならまだ自首扱いしてくれるってさ。罪が軽くなるってさぁ!」
タクヤが倉持に言ってきた。
倉持は頭を下げて動かなくなった。その時間が周りには長く感じられて・・・
すると突然、
「ハッハッハッハッハッ・・・  可笑しいや、本当に可笑しいや。(大爆笑)
タクヤ、お前初犯だと言っても誘拐に監禁に、それにやっちゃっただろ?!
婦女暴行? 強姦罪も適用かな。面会に行くよ。長くなりそうだからな・・・
俺はこっちの世界でずっと待ってるから、お前ゆっくりしてこいよ!
お前の彼女、あきなチャンだっけ? お前が出て来るまで面倒見てやるからよ!!」
倉持はずっと笑ったままだった。

「奥田刑事さん! 今までの犯罪がそれとして、さらにもう一人分の強姦罪、いや、
傷害罪もプラスされるのか・・・  まぁいいや。
で、それらもプラスされるとどのくらいの刑に処されるのでしょうか?」
笑っていた倉持の表情は静かに消え、一転、少し睨みつける様な視線で小百合に聞いた。
「 ・・・ 」
小百合から返事はない。
「静かになったか。つまりあんたの言った案はそれほど良い案じゃないって事だね。
じゃぁ逆に聞こう。あなたはどうやって彼女とあなた自身をここから解放するの?
何か良い案はあるの?  頭の良い切れ者のあんたならどんなプランがあるのか、
それが聞きたいなぁ。愚かで罪を重ねた俺たちに教えてくれよ!」
倉持は黙ったままの小百合に鋭く切り込む。
「どうすればいいの・・・」
葵が憧れた敏腕女性刑事にしては、それは惨めなか細い声、そして絶望的回答。
小百合のその言葉を聞いてなのか、葵の咽び泣く声が聞こえた。
小百合は”しまった!”と弱気で漏らした不用意な一言を後悔していた。
葵に申し訳ない気持も懐いた。
全身・精神までボロボロになり絶望寸前の葵にはきっとやり切れない一言だっただろう。


「葵だけでも解放して。お願い。私は何をされてもいい。だから葵は解放して・・・」
こんな追い込まれた場面であっても必死に正しい言葉を探そうとする小百合。
「そう? 何をされてもいいの?! 全員にまわされても殴られても良いって事?」
倉持は一見優しい口調で、でも静かながら小百合の目の奥を探るように見ながら聞いた。
「はい」
小百合は静かに答えた。
「人に物を頼む時のルールは先に自分が相手に応え、相手が応えるのはそれからの事。
さて、大人しく良い子になってしまった奥田刑事には何をやってもらおうか・・・
って言うか、小百合ちゃんって言うんだよねぇ?  じゃぁ小百合ちゃんで行くか。
そうだなぁ・・・
小百合ちゃん、みんなの前でオナニー見せてよ。若い子が大勢いるから興味深々だよ。
さっきまで若い子を散々抱いてた連中だけど、奴ら復帰も早いからさぁ・・・
味違い、今度は少し熟れた女を味わいたくなる頃だと思うよ。
その場で脱いで、立ったままオナニー見せてよ。その年齢の女なんだから、
”知らない”とかいうの無しね。それに聞いたよ、離婚したばっかなんだって?!
忙しい仕事の中、疲れた体は自分で慰めなきゃやってられないでしょ?!
みんなに見せてよ。勿論、言うまでもなく全裸ね」

黙ったままの小百合だが、表情は苦痛に満ちた表情になっている。
「有言実行! 言った事はしっかりやれよ!!」
外野から大きな野次が飛んだ。倉持は笑っている。
小百合はもちろん言いなりになどなりたくない。人前で裸を晒すことなど。
それもこんなに多くの男たち、そして犯罪者たちの前に刑事の自分のカラダを晒すなんて。
でも、遠くの方で全裸にされたまま絶望に震えている葵を見てしまった・・・
痛々しくて一瞬葵から目を背けた小百合は覚悟を決め、スーツのジャケットを脱いだ。
昨日は刑事課の仕事で暑い中一日中遠方に出張に行っていて、署に戻れば、
葵の行方不明事件が発生していて、
不本意にも大きな事件の指揮をとっていた小百合は説得され、半ば強制的に帰された。
誰よりも心配な葵を見捨てる様でいて、正直気持ちが重いまま帰宅の途についた。
それがよりによって・・・
自分の目の前に葵がいて、その葵の運命を自分が握っている。
いくら数々の経験を積み上げて来た敏腕女刑事だとしても、出来る事などない。
それに一日中飛び回り徹夜のままここにいる小百合。肉体的にももう限界が近く、
かろうじてそれを精神力で保っていた。
この時期の暑さで黒系のスーツには汗ジミを作り、顔は完全にテカっている。
第一線の女性刑事も、もう若い肉体ではない。それは自身が一番痛感しているし・・・
小百合は今でも若い男性警官と共に道場に立つし、普通の女性の比ではない。
葵や一般の婦人警官から比べれば遥かに強靭な肉体の持ち主なのだが、それでも、
その疲れ切ったカラダは心も弱らせて行く。

覚悟を決めている。そして男たちに怯む姿を葵に見られる事だけはしたくない。
汗の匂いがしみ込んだシャツを続けて脱ぐ。
「へぇ~ お洒落なブラ着けてるんだ。それに胸大きい? スタイル良いよ!」
「この女刑事当たりかも。さっきの婦警さんと違ってグラマーじゃん!!」
男たちは立った位置を動く事なく小百合に向けてガヤを入れる。
小百合は止めない。細めのスラックスを床にたたんで置くと、
今度はストッキングを下げた。ショーツはブラと同じデザインで同色。
「おぉ、、、 女刑事ってこんなパンティ穿いてんのかぁ・・・  エロいな。
それにさぁ、結構きわどいの穿いてない?  Tバックって言うの?!
この刑事さん、きつそうな顔してるけどスタイルはメチャクチャよくね?」
男たちは言いたい放題だ。でも小百合はそんな男たちの前で黙々と脱ぎ続けた。
しかし、さすがにブラとパンティだけになったところで一瞬止まった。
それでも倉持の視線に自分の心を奮い立たせる様にプライドを見せる。
躊躇せず、小百合はブラを外しショーツを下した。
つまり全裸になった。
本当は陰部を隠したい。握られた拳は足の付け根にあるからだ。
でも、小百合は必死でその拳に外側の力をかけている。
なのにやや内側に肘が折れてしまっているところ、それが女性である小百合の精一杯。
さっきまで視線を上に保っていた小百合の心ももう限界だった。
もう疲れている・・・
視線は床に落としてしまった。

「どうした小百合ちゃん? それで終わりじゃないでしょ?! オナニーすんでしょ?!」
座ったまま倉持は静かに余裕を見せて言う。
小百合はとりあえず陰部に手を向けるが・・・
止まった。
「許して・・・ ごめんなさい。出来ない。そんな事できない・・・」
小百合はその場に座り込んだ。
「起こせ! そこに立たせろ!! そいつが始めるまで若い婦警に突っ込んでやれ!」
もう動けない葵の耳にその言葉は聞こえている。静かに涙が流れている・・・
数人の男たちが葵の方に行き、床に伏せていた葵を抱き上げて起こそうとした時、
静かに小百合は立ち上がった。
「やめて! 言うこと聞くから、もう葵には触らないでっ!!」

小百合は少し足を開き、自らの指をその中に差し込んだ。
同時に片方の手で胸を掴んでいるが、それはむしろ形だけのもの。
さっき男たちが散々弄んだ葵のカラダは細く繊細で弱々しいものだった。
今、大勢の男たちの前で全裸を晒して立ったままオナニーを見せているその女は、
張り出した乳房としっかりした輪郭と色合いの乳首・乳輪を持ち、程よい尻を持ち、
それが高い位置にあるせいか、とても足が長く見える。
年齢に不釣り合いな綺麗な下半身、そして男たちを挑発する様な、
熟れ過ぎてもなお魅力を無くしていない、寄っていながら外に向いたその乳房。
真顔でも男を見下す主張を感じずにはいられないその綺麗にしてきつい顔立ち。
さっきまでの葵の存在はより小百合の個性を引き立たせてしまっていた。

「タクヤ! おっぱいぐらい揉んでやれよ!  自分の手だけじゃ足りないだろう?
もっと足開いていいよ。遠慮すんなよ。それじゃ奥まで指が届かないだろ?!」
倉持は小百合を誘導する。
小百合は倉持に従うだけだ。足をさらに開き、指をさらに奥に入れる。
そしてタクヤが後ろから小百合の胸を掴んだ。
「くせっ! 汗臭せぇよこの女。それに下の臭いもきついや」
無理もない。夏の暑い中で汗をかきまくり下着も交換できないままの一日。それ以上。
衣服・下着・全身、そしてあそこの中まで臭いを発してしまっている。
それは本人が一番わかっている事。そんな辱めまで受けているのだから・・・
突然小百合の体に水がかかる。
「キャっ!!」
そのままになっていた葵の中を洗っていたホースを倉持が使ったのだ。
タクヤは一緒になって水を浴びながら、濡れた小百合の体を洗う様に、でも、
それに紛れながら小百合の大きな胸を鷲掴みにして揉んだ。
「いやっ! やめて。こんなの嫌っ!!」
水が止まる事はない。そしてタクヤの悪戯も止まらない。
母と息子ほど離れた刑事と不良青年。そんなタクヤはついに後ろから入れた。

「タクヤ入れちゃったよぉ~  つまんねぇなぁ。もう少し我慢しろよ! チッ!」
結果的には皮肉な事に、むしろ普通に犯される事の方が小百合には楽かもしれない。
葵と正反対な小百合の肉感的なカラダにタクヤは大興奮。
小百合の胸を壊しそうなほど弄び、強気な女性刑事が可愛く見えるほど突き上げた。
勿論遠慮も配慮もなく、中に出してしまった。若い男は量も多い。
股間に白濁した液体が落ちるのが見え、倉持はそこを狙ってまた放水する。
そして両脇から押さえつけて、小百合のあそこにホースを突っ込んで洗った。
「つまんねぇ。とりあえずお前たちで自由にやれ。全部終わって洗った後、俺が楽しむ」
倉持はそう言ってホースを放り投げて席を立って行った。
タクヤのプレイで興奮していた周りの男たちは自分こそはと小百合を手荒く抱いた。
指揮官を拝命している女刑事が犯されている光景は圧巻だ。
自分の順番が待てずに小百合の口に押し込む者。横から胸を揉む者。
それでも待ち切れず、もう一度葵の穴を使う者・・・
女性警官二人に大量の野獣が群がる、これは地獄絵図だ。
倉持は時々突かれている小百合の横に来て、スマホで写真だけ撮ってまたいなくなる。

もう7時になろうとしていた。
男たちは何周もローテーションをして小百合と葵を犯し続けた。
そして男たちさえ疲れ果て、次々に眠りについた。
最後の男が小百合を突き終わり、ザーメンの処理もされないまま倒れていた小百合。
倉持が水を勢いよく掛けても、もう小百合の反応は微かだ。
「なんだよ、元気がなくなっちゃつまんねぇだろ。小百合ちゃん、しっかりしてよ!
最後の仕事だよ。しっかり俺の相手しなよ。あのままじゃ婦警さん死んじゃうぞ」
その言葉には反応する小百合。
「どうすればいいの?」
「どうすれば・・・」

「”私はいやらしい女です。あなたのペニスをしゃぶらせて下さい!”って言えよ。
そう言って最高のサービスを俺にしろよ。自分の全てで俺に奉仕するんだ。
全て使ってだ!!  お前の体・心を全て使って全身で俺に奉仕するんだ!」

「わかりました・・・
私は、、 いやらしい、女、です。あなたの・・・ ペニス、っを、、しゃぶらせて・・・
しゃぶ、ら、せ、て・・・  下さい・・・ ・・・ ・・・ 」

静かに倉持のペニスを口に含み、それを大切に扱い、倉持の納得を得るために奉仕した。
昔逮捕したその男に乳房を掴まれキスまでされて・・・
そして倉持に言われるまま、小百合は自分で倉持の上に載り、自分で自分の中に入れる。
倉持の胸に手をつき、自分で腰を振って動かす。明らかに中の調節までしている。
良い具合に締めて、そして少し弛めて。そう、言われた通り全身・全心の最高の奉仕。
倉持が求めたのか、小百合は倉持に口を重ねたまま倉持の上で一緒にいった。
そして大切なものを扱う様に、倉持のそれを口で綺麗に丁寧に掃除して。



この件の詳細には触れないが、倉持たちは逮捕されていない。
そして、小百合と葵の二人は依願退職して警察を後にしている。
そこに何があったのか、それは当事者たちにしか分からない事だが・・・
いずれにしても、小百合は本気で倉持にぶつかった。倉持もそれを受け入れた。
小百合は自分の全てで葵を助けようとしたわけだし。

きっと二人の元警察官は静かにしておいて欲しいだろう。
”私たちの事はもう放っておいて!”と・・・




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