「キス姦された女」
今はどこに行っても偉そうな女がいる。
大学のサークルでも先輩どころか同じ年の女たちが偉そうにしてた。
いたよ、俺の社会人生活のスタートにも偉そうにしてる女が・・・
俺は法人向けの物流システムを請け負う会社で営業担当になった。
5人程度で1組のグループで、主任とその補佐役のリーダーと呼ばれる人間が配置される。
俺が配属になったグループは係内でも特に成績優秀なグループで仕事量も多い。
それでも主任という人は尊敬できる人で、俺は仕事にも頑張っていた。しかし・・・
“リーダー”と言われる人間がどうにもならない程に相性が悪くて、もう限界が近い。
主任を尊敬し仕事も嫌ではないのに入社してすぐに辞める事を考えるなんて・・・
それほどにそのリーダーへの嫌悪感は最高潮になっている。
新人である俺の面倒を見るのがそのリーダーなのだが、勘違い女もいいところ。
確かに仕事も出来るし、社会人としてはしっかりした優秀な人物なんだろう。
でも、リーダーなんて肩書は役職ってほどのもんじゃないし、実際、
社歴で言えばその女より後に入社している男性陣の方が出世している。
周りからも言われている、“数年我慢すればすぐに主任ぐらいいけるから”と。
北島江梨香、28歳。
痩せているし背も高くないんだけど声が大きいっていうかきつい声。
特に俺に対して話す時のあの女の声・話し方は課長クラスかと勘違いするような話っぷり。
クウォーターかなんからしいが、西洋人の血が入ってる顔で、整ってるけど冷たい顔。
いかにもキャリアウーマンですって感じでベリーショートのヘアスタイルで、
服装もスカートじゃなくてダーク系のパンツスタイル。
“私の仕事を馬鹿にするな!”
そんな声が聞こえて来そうなぐらいに抑えながら攻めてくる感じが溢れる。
美人系かもしんないけど、28のくせに彼氏もいないんだから寂しい女だ。
他のグループはリーダーも男性ばかりだし、
過去に係長まで行った女性もいるみたいだけど、今はみんな辞めて、
肩書があるのはそのバカ女だけになっている。他は俺たちと変わらない末端の女の子たち。
だから当然かもしれないけど、その女は他の若い女の子たちにも全く慕われていない。
むしろ嫌われているのか、仕事で関わる機会があっても早々と片付けて離れて行く。
あの女からは、若い女の子たちを“戦力”と思っていない感じが伝わる。
それが遠くから見た他人事ならいいんだけど・・・
俺は運が悪い。自分の真上に肩肘張ったプライド女を背負ってしまった。
数ヶ月必死に我慢して来た。他所の部署の管理職が心配して声を掛けてくれるぐらいで、
「少しの我慢だよ、北島女史は完全を求める当社の宝だから。一気に偉くなれるぞ!」
「美人なのに男に向かわない女性ってのは、いっさい言い訳を許さないからなぁ・・・」
「北島の下は可哀想だな、もう男1・女2辞めてるからなぁ。辞めんなよ!(笑)」
北島は他部署の上司たちからも好かれていない、ただ成績が優秀なだけの人物。
成績が優秀な事、そして仕事の大切さは俺だって分かっている。
だけど新人にだってプライドもあれば人格もあるし、入って来る言葉だってある。
同期の配属先の上司や先輩の言葉はどれも納得できるものだ。
自分のグループにしたって、主任や他の先輩の言葉はそのまま入って来る。
最初は我慢だけだった俺も最近では口答えする様になっていた。
だから職場での言い合いも多く、周りももう危ないと感じているのかもしれない。
そんな状況が毎日、それも日に何回も起きる様になり、ついに俺はキレた。
自分のグループだけでなく、他の部署の同期がいるその前で恥をかかされた。
頭の中の何かが“プツン”となった瞬間、意外にも俺の中に涼しい風が吹き、
信じられないほど冷静な自分を感じていた。
その日の午後に北島とクライアントに説明に行く予定があったので、
俺はもう最後になるかもしれないそのチャンスを活かす方法を色々と考えた。
クソ女を殴っても犯しても、損をするのは俺の方。
でも、どうしてもこのままじゃ引き下がれない。俺にはもうプロパーでの将来はない。
行動予定表に行く先を書き入れる段階になってもまだ何も決まっていなかった。
あいつはいつも通りの冷静を装って俺の隣にいる。いつも以上にクールな顔をして。
突然ひらめく様にプランが決まった。
もう仕事の事など眼中になく、頭の中で計画を整理し、合間には色々と手配もした。
仕事への執着が全く無かったせいか、逆にいつもにない俺がそこにいて、
「いいじゃない、今日の対応の仕方、良いと思うよ。説明も分かり易かった・・・」
北島は俺に言って来た。
今更遅いよ・・・ 江梨香ちゃん・・・
運も味方したのか、そんな雰囲気になった事も幸いして北島を誘いやすい。
「北島さん、俺の同級生の旅館経営が苦しくて色々と企画の相談に乗ってるんですよ。
今度日本酒を中心にした夕食メニューに挑戦しようとしていて、今、
色々と導入する日本酒の種類で迷っていて・・・
北島さんお酒強いし、日本酒好きって言ってましたよね?!
どの日本酒に絞り込むか、どんな料理がそれに合うのか、色々とアドバイスくれません?
越前雪国酒造の山ふぶきだったかなぁ・・・ なんか有名らしいんだけど、
それの金印が手に入ったとか言っていて、俺に試せって言うんですけど・・・」
北島の反応は予想以上だった。
「えっ?! エチユキの山ふぶき入れるのぉ?!! しかも金印なんてすご~い!!
滅多に入らないお酒だよ。お酒の個性が強過ぎて、“料理を選ぶ酒”として有名、
そんなの扱うなんて凄いじゃない。素人の人が飲んだってアドバイスできるはずないよ」
ここまで北島の食いつきが良いなんて予想外だったが、流れは来た。
「えっ?! このまま行くの??」
あまりの急な話で少し北島は驚いていたようだが、
今までのあなたの前で見せていた俺とは違う、だってこれからはこちらの得意分野だから。
全く酒と料理を知らないふりをして、あたかも北島を頼りにしている様に装い・・・
笑顔まで見せた北島を、俺は表情のないまま心の中でガッツポーズしていた。
古びた旅館だ。友人が後を継いだその旅館は本当に苦しい事だけ本当。
柔道部で主将だったその友人は部活では活躍したものの御人好しで、
体格では真逆だった俺が兄貴分の様だった。俺のいう事を何でも聞いて・・・
それは大人になってからも変わっていない。
広田(旅館の主)・高橋(俺)と苗字で呼び合う関係だが、悪事も一緒に出来る仲だ。
まったく女の子に縁のなかった広田に何人も女の子を紹介してやった事がある。
モテナイ男はそんな事に強い恩を感じる様で、一層俺に対して忠実になった。
俺の好みじゃない女、そして不要になった女を流しただけだったが・・・
紹介してはすぐにフラれ、また紹介してはフラれ。
もう片手ぐらいは紹介した記憶がある。
平日という事もあるが、予想通りと言うか駐車場は空だった。
宿泊や宴会がない時には御家族やパートさんは離れた場所にある自宅兼事務所につめる。
広田は予想通り、空き部屋ばかりのはずなのに俺たちを一番奥の部屋に案内した。
畳の和室、そのど真ん中にテーブルがあり、料理もセットされている。
俺は見慣れているのですぐに分かるが、これは広田が自分で作って料理だ。
でも、酒に目が行ってしまう北島はさっそくテーブルに並んでいる日本酒に釘づけ。
「わぁ~ これ高いのよねぇ~ まだ1回しか飲んだ事ない。これも・・・」
俺は好きな物を前にして大喜びしている北島を後ろから見ていて、
そのフィットしたパンツのその中央から愛液を溢れ出させて喜んでいる様に見えた。
この女は男より金より、きっと酒に濡れる女なんだろう。
北島は酒を食い入る様に見て、広田は俺の顔を見て・・・
そしてきき酒がスタートした。
とは言っても広田の作ったしょうもない料理と本物の一級品を入れて行くだけなのだが。
本当に好きそうに飲む。30近いキャリアウーマンは酒に慰められるのだろう。
北島の横顔を見ていたが、職場ではこんなに柔らかい表情を見せた事がない。
職場の飲み会や接待の席でも、きっとこんな自分を隠していたのかもしれない。
肩肘張った女が開いて見える。滑稽に見えて。
痩せているカラダ同様、顔のラインもシャープだ。
日本人的な雰囲気はありながらも、西洋人の美形そのままの高くツンとした鼻。
唇の薄い女は情に薄いとも言うが、そう、上下ともに薄いその唇。
美しい顔だがその性格、そしてその痩せた体は男に性的な刺激を与えないのかもしれない。
でも今の俺は違う。目的があるんだ・・・
北島を見ていた俺の視線がその奥にいた広田に合った時、それは無言の合図。
「北島さん本当にセンス良いから、テイスティングして下さいよ!」
そう言って広田は真新しい御猪口を並べ始めた。
そしてさらに、“ジャジャーン!”と言いながら胸元からアイマスクを取り出した。
「先入観じゃなく、視覚に頼らない正当な評価を頂きたいので・・・」
昔の広田を思えば遥かに上出来で、俺は少しその芝居に感動していた。
突然目の前にしたアイマスクさえ、
「私で大丈夫かなぁ~ ハードル高いなぁ・・・」
北島は何の疑いもなく自分が必要とされている(そのレベルにいる)人間と勘違いして、
顔を緩まして頬を染めて照れている。
“自分を驕ってはいけない。常に謙虚でなくてはいけない。何事も疑って・・・”
俺はいつもあいつが言っている、俺に毎日の様に言って来たその言葉を浮かべていた。
北島は広田にアイマスクをつけられている。そう、開き切っているんだ。
30前の綺麗系にして無防備で、自分の価値観・世界観を信じ切っている。
この状況を前に何も恐怖心や警戒心を無くしている、ただの無知なバカ女に過ぎない。
北島にアイマスクを着け終った広田は俺を見た。俺は小さく縦に首を振った。
「えっ?! 何っ??」
北島のその無防備さ、そしてバカさに笑えた。
中学から10年近く柔道をやって来た男に羽交い絞めにされている北島。
慌てた北島を横目に、俺はゆっくりと北島の前にあるテーブルをどかした。
あたふたした北島、そして今騒ぎ出そうとするその直前、
俺は一気に北島の口を塞いだ。顔を押さえ込んで斜めから押し付ける様に口で・・・
無様だ。あれだけ威張っていた先輩女が今、
大男に後ろから羽交い絞めにされ、そして前から口を塞がれて呼吸さえままならない。
押さえつけてみてより感じたが、痩せているだけでなく本当に顔も小さい。
なのにそのシャープな鼻はしっかり当たってくる。
本当に苦しいのだろう、突然後輩、それも部下の様に思っている男から強制キスを受けて、
この女は必死で抵抗しようとしている。
その痩せた体は大男を前にしてはあまりに可愛すぎる。所詮“女”なんだ。
俺には沢山の借りがあるんだ、全て返してあげる。利息もしっかりとね・・・
どんなに苦しがっても必死にかわそうとしても押さえつけて離さない。
体・顔、そして口は絶対に自由にさせない。
“あんたが偉そうにしても、こっちの経験は俺の方が多いんだよ・・・”
俺は心の中でそう言っていた。
俺はただただ北島にキスを続ける。キスなんて甘い言葉じゃおかしい、
“キス姦”とか“口姦”というレベル、いや、それ以上に激しく支配している。
北島がきつく閉じようとしても、舌でそれをこじ開けて、
声を上げる為に開いたならばその中を弄る様に自分の口ごと押し込んで吸い上げる。
俺はそれを10分以上続けた。
北島は全身汗だくになって来て、少しずつだが抵抗の勢いも弱まって来ていた。
顔汗も激しく、短い髪も顔に張り付く。
俺が体勢を直す為に少し北島の唇から外すと北島は、「はぁ・・・」と息を漏らした。
俺はまだまだ続けた。再び大きく北島の口全体を塞ぎこんで許さない。
10分以上激しいキスを受け続け口を塞がれ、そして全身を汗だくにして・・・
今日の夕方まで俺の前にいたクールな北島はどこにもいない。
真っ赤な顔と捕えられた小鹿の様な表情で俺のキスを受けるだけだ。
ぐっと抵抗は弱まっていた。
俺はこのチャンスと場所を提供してくれた広田に北島の口を譲った。
最初から“レイプはしない”と約束していたから・・・
好きでもない女を腹いせにレイプして一生を終わらせるつもりはない。
“キスだけで終われせる”
そこに意味がある。
プライドが高く社歴の長くなった仕事熱心な女だからこそ、簡単に自分の人生を捨てない。
知らない相手にしっかりレイプされたならまだしも、
後輩・部下の男と酒の席に同席し、“キスされた”からと騒ぐ女じゃない。騒げない女だ。
せっかくある女のプライドを俺は利用させてもらう。
交代した広田は興奮していた。時間が長かった事もあるだろうが、
ずっと北島を押さえながら俺のキスを見続けたせいか、もう本気モードだ。
俺に増して激しくしたキス。奴は顔を手も大きいから、北島が幼く見える程。
さらに広田は北島の鼻まで責め始めた。
突然鼻を舐め始めたかと思うと、ついには鼻の穴の中にまで舌を入れた。
クールな美形女性もそこまでされてしまうと無残なものだ。
もう広田が止まらない。
ついにズボンを下し北島の口の中に自分のモノを入れてしまった。
ここは想定外で、俺の予定はあくまでも強制キスだけで終わるつもりだった。
でも、もう遅い。
「口だけ、口だけで終わるからっ!」
広田の勢いに押されて、俺は北島を羽交い絞めにしたまま目を細める様に頷いた。
“あぁぁ・・”
広田は大きく声を上げて北島の口にペニスを突っ込んだ。
北島は(アイマスクで)見えないまま、
“んぅぅ、、んっ、 ぅぅっ・・”
声と言うよりも音を出して苦しさを伝える。本当にか細い体の女だ・・・
結局、広田は北島の口の中に出して終わった。
噛もうと思えば噛めたわけだし、やらされてとは言え、しっかり口でしていた。
“やれば出来る女なんだ・・・”と俺はフェラをやった北島を上から目線で評価した。
北島は口からザーメンを溢れさせたまま畳に横になって倒れ込んだ。
アイマスクを外してやってもそのまま。
この制裁しか予定していなかったが、倒れていた北島は小さく見えて・・・
俺はそれ以上先を迷いながら必死にその心を押さえて・・・
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