2ntブログ

「黒の訪問者」




千夏は両腕を頭の上でクロスに縛られ、梁に吊るされた状態で座らされていた。
全裸のまま・・・



3時間前。
深い山の中で静かに営業しているペンションには笑い声が響いていた。
観光にはオフシーズンだと言うのに、隆夫の元同僚が前日から宿泊していたから。
隆夫は定年前に早期退職した、まだ60前の元鉄道員。
10年前に妻を亡くし、男手一つで若い娘二人を育てて来た。
下の娘も成人し、亡き妻との夢だったペンション経営を決心したのは2年前。
一度嫁いだが男に恵まれずに戻った上の娘が、妻の代わりをする事になった。
大変な苦労をしてオープンさせたが現役時代の人望が役にたち、
オンシーズンにはキャンセル待ちが出る程の宿になった。
素人ながら食材の魅力溢れる隆夫の料理、そして明るく元気な千夏の応対。
客が客を呼び、そしてリピーターも増え、オフシーズンは束の間の休みとなっていた。
そしてそんな束の間の休みに、末娘の大学生・奈央も滞在中。

昨晩宿泊した元同僚を元気に見送り、隆夫・千夏・奈央は片付けに入った。
朝食後の片付けをする隆夫。フロント周りの片付けとリビングを清掃する千夏。
そして客室の清掃とシーツ交換をする奈央。
千夏はリビング周りの清掃をしながらテレビのスイッチをつけた。
横目で見ながら掃除機をかけていた為、ニュース速報に気付かない・・・
“ニュース速報”
その内容は、前日他県で護送中の囚人2名が山に逃げ込んだという内容。
護送車が事故を起こしたその場所はここから30キロは離れた場所。
仮にその速報を見たところで結果は同じだったかもしれないが・・・
早めに片付けを終えた隆夫は、リビングにコーヒーを3つ用意した。
階段下から、「奈央! コーヒー入ったぞ!!」と大きな声で言ったが、奈央は、
「まだ無理~ もう少しかかる!」と大きな返事を返した。


隆夫はリビングの椅子に座り、先にコーヒーを飲み始めた。
すると微かに発砲音の様な音が聞こえた様で、隆夫と千夏は顔を見合わせ、
千夏は掃除機を止めて外を見た。
しかし、その後には何も特別な音などなく、千夏は再び掃除機のスイッチを入れた。
この先の深いところでは猟が行われていて、地元のハンターは珍しくない。
しかし音が大きい(近い)事に少し違和感があった為、二人は顔を見合わせたのだった。
千夏が掃除を終えコーヒーを飲み始めた時、いきなり男二人が入って来た。
それも猟銃を抱えて。

「おいっ! 静かにしろ!! 言うこと聞かねぇとぶっ殺すぞ!」
「そこに座れ! 並んで座るんだよっ!!」
男たちは二人に銃口を向けて怒鳴った。
千夏は“キャー!”と声を上げながら隆夫に抱き着いて椅子に座った。
「おい、お前らだけか?! 他に誰かいんのか?」と犯人は隆夫に銃を向けた。
口籠った隆夫を横目で見て、千夏は「いいえ、他にはいません!」と答えた。
隆夫と千夏には少しだけ階段に足を見せた奈央が見えたからだった。

2階へ戻った奈央だけが頼りだった。
しかしここは山深い場所。無人に近い駐在所まで30分、幹部派出所まで1時間かかる。
奈央はリビングに携帯を置いたままなので、2階から有線電話しかない。
隆夫と千夏は男たちに気付かれない様、横目で電話回線のランプを見ていた。
“光った”
通話中の赤いランプが点灯し、奈央が外線発信しているのが分かった。
しかし、隆夫の表情がぎこちなかった為、
「何だよオヤジ?! 何か企ててんじゃねぇーか!」
男の一人が隆夫に銃口を突き付けた。
まずいと思った千夏は機転を利かせ、“おっ、おトイレ・・・”
そう言って、男たちの視線を自分に向けた。
「姉ちゃん、俺の目の前で小便するか?!」と男たちは顔を見合わせて笑った。

隆夫はリビングの椅子に括りつけられ、千夏も後ろ手に縛られた。
そして一人の男に連れられトイレに行こうとした時、回線のランプは消えていた。
ほっとした千夏だったが、“トイレに行きたい”と自分で言い出してしまった事。
ニヤニヤしている男に連れられ、トイレに向かった。
トイレの扉を全開にし、男は千夏を中に入れた。そしてその前に仁王立ちした。
「遠慮すんなよ。我慢すると体に悪いぞ」「俺が下してやるよ!」
男は後ろから手を回して千夏のジーンズのボタンをあけ、ファスナーを下した。
そしてショーツも。
千夏は下半身を裸にされても動じない。男の方に振り返って座り、そして睨みつけた。
「お姉さん、気が強そうだな。美人なんだから笑顔の方が良いぞ」
男は笑いながら千夏の股間に視線をやる。
それでも千夏は男を睨みつけたまま。そして静かに目を細めて放尿した。

髪を後ろで縛り、細く長く引いた眉。くっきりしたシャープな顔立ち。
大学生の頃にはアメリカンバイクに乗っていた。
スポーツが万能で男勝り。妹の奈央にとっては母でありお兄さんの様な存在だった。
父に似て少し地黒で、そして母に似て、いや、それ以上に見栄えのある大きな胸。
真っ赤なセーターに仕舞われたその胸は、誰をも釘づけにする。

用を済ますと、「ねえ、拭きたいの。手、外してくんないかなぁ?」
冷静に、そして遥か年上の男を諭すように千夏は言った。
しかし・・・
「立てよっ!」
男に二の腕を掴まれながら起こされた状態で、股間に手を入れられた。
「いやっ! やめてぇ!!」と千夏は声を上げるが、
男は扉を閉めて中に入り、後ろ手に縛られ下半身剥き出しのままの千夏を壁に押し付け、
ズボンを下した男は後ろから突き上げた。
「ああぁ!!」
千夏は壁に押し付けられながら嫌がるが、男は容赦ない。
後ろからセーターも捲り上げられて、大きな胸が露わにされた。
激しく突き上げ、そして千切れんばかりに胸を揉まれ・・・
男はあっと言う間に尽きた。


そんな時、突然電話が鳴った。
隆夫・千夏、それぞれが向かい合った犯人と目を合わせた。
しかし3コール・5コールと増えても、誰も一歩も動かない。そして電話は切れた。
「おいっ! 誰かここに来る予定があるのか?」
男のその問いに、隆夫は“予定はない”と答えた。
そこに、明らかに表情を変え服装を乱した千夏が男に連れられて戻って来た。
千夏の表情・男の表情、そして悲鳴と時間・・・
隆夫の“大丈夫か?”の問いかけに“私は大丈夫”と気丈に振る舞う千夏だが、
隆夫は歯を食い縛って床に顔を落とした。
そんな隆夫を見ながらここに残った方の男は、
「気持ち良かったか? 結構良いカラダしてるだろ?!」
悔しい表情の隆夫に・憔悴した表情の千夏に、非情な言葉を投げた。


再び電話が鳴った。
そして呼び出しのベルが切れたが、受話器のランプがついている事に男が気付いた。
「おいっ!! 誰かいんのか! ここ以外の受話器はどこだよ!」
隆夫と千夏の動揺した表情に男たちの顔色が変わった。
「おい、2階見てこい!!」と叫ぶ男に、
「誰もいない。私たちだけ!」と千夏は叫ぶが、一人が2階に向かった。
静かな時間が流れた後、いきなりドアを壊す程の大きな音がし、そして悲鳴が聞こえた。
「奈央!」と千夏は叫んでしまい、リビングの男は二人に銃を突き付けた。
数分、奈央は背中に銃を向けられながら階段を下りて来た。
泣いている。“ごめんなさい・・・”

「俺はどうでもいい。この子は助けてくれ」「この子には何もしないで」
隆夫と千夏は奈央の事だけを心配していた。
泣きじゃくる奈央も許されない。
「お前卑怯だな。家族を見殺しにするつもりだったか?」
「自分だけ助かるつもりだったんだろ? お前もお姉ちゃんみたいにしねぇとなぁ・・・」
奈央を連れて来た男が奈央に抱き着くと、
「やめて! お願い。やめて。私が代わりになるから、お願いやめて!」
千夏は必死で叫んだ。隆夫も「何でも言う事を聞くから、娘たちは許してくれ!」と。
リビングに残っていた方の男は言う、
「お姉ちゃん、妹の代わりになるのか?! 何でもして良いんだな?」
「じゃあ、思い切り楽しませてもらおうか・・・」
男は千夏の腕を掴み、2階に上がって行った。


客室に連れ込まれた千夏。男は扉を閉めた瞬間に千夏をベッドに押し倒した。
銃を横に置き、うつ伏せのままの千夏のジーンズを剥ぎ、セーターを捲り上げた。
肉付きがありながらクビれ、長く伸びた下半身。
うつ伏せだと言うのに後ろからでも大きいと分かるその胸・・・
飢えた男はまだ先程他の男に抱かれたばかりの千夏に容赦ない。
ショーツやブラジャーも剥ぎ取られ、薄い褐色の肌がベッドに漂う。
もう大人の、一度は人妻だった女の柔らかく成熟した体は男を熱くさせる。
乱暴に扱われ中に出されても、そのままそれを口で掃除させられた。
そして強い千夏でさえ涙ぐむ程に、後ろ髪を掴まれ奥深く押し込まれ嗚咽する。
口から外されたのも束の間、力ずくで脚を開かれ、再び突かれた。
2回分・3回分を受け入れた千夏の陰部からはベッドに白濁した液体がしみ出していた。
男は自分だけ服を着て、千夏を下半身裸の状態で部屋から連れ出した。
ただ一枚の赤いセーターだけ。下着もない。そして後ろ手に縛られ股間も濡れたまま・・・


階段から見えた光景に千夏は絶句する。
そして悲鳴を上げた・・・
「奈央!!! お父さん!!」
自分の状態を恥ずかしく思う余裕すらなく、二人のいるリビングに駆け寄った。
父親は顔から血を流し、顔を下に落として反応がない。
そして・・・
奈央はテーブルの脚に手首を括られていた。姉同様に・・・
色白の透き通る様な胸を開かれ、下半身は裸にされていた。
閉じた瞳からは大量の涙が溢れ出ている。
まだ成人したばかりの本当に真っ白なカラダ。
終わったばかりであろう男はズボンも穿かないままで隣に座っていた。

「約束が違う!!」
千夏はそう叫びながら奈央の元に駆け寄った。千夏は放心状態。
そして父親の下に向かった。
必死に声をかけるが、父親に反応はない。
奈央を終えたばかりの男は、父親に声をかける下半身丸出しの千夏を見ていた・・・
そして後ろから押し込んだ。
意識のない父親の膝下に倒れ込んだ千夏を、男は笑いながら突き上げる。
それを見ていたもう一人の男はその姿に刺激され、奈央の脚を開いて中に入った。
ただ苦しい体勢で押し込まれて“やめて”しか言えない千夏、そして、
「お姉ちゃん助けて!!」と声を上げ続ける奈央。


意識が戻りながらも朦朧としている父親の前で娘たちは・・・
千夏は全裸にされて椅子に括られていた。
縄に縛られて張り出した胸は大きく浅黒く、男たちを挑発する。
そしてその家族が見守る前でまだ子羊の様な奈央は二人を相手にしていた。
真っ白で透き通る肌は千夏とは対照的で、千夏から見ればスラットしているカラダ。
しかし胸はツンと張り出した高さのある綺麗な胸。そして乳首・乳輪も薄い色。
長くストレートの黒髪を振り乱して苦しがる奈央。
悔しさに顔を背ける千夏。そして朦朧とした意識のまま地獄を聞いている隆夫
隆夫・千夏がどうしても守りたかった奈央が壊されて行く・・・
縛られた大人たちの前で餌食になっている子羊・奈央。
綺麗過ぎるその姿は余計に残酷な風景になっていた。


千夏は両腕を頭の上でクロスに縛られ、梁に吊るされた状態で座らされた。
父親はより強くしっかりと縛られた。
そして奈央を人質にとって男たちはペンションの車で逃走を図った。
結果的に犯人たちは逃走に失敗、逮捕された。
父親の怪我は重症で重い後遺症が残る事となり、ペンションは閉鎖された。
奈央は心を病んでしまい、大学を卒業する事が出来なかった。
そして・・・

千夏は隆夫と奈央の面倒を見る為、覚悟して風俗で働く様になった。
ヌードを撮らせる仕事もした。
千夏の強い心はきっと、父と妹を守るだろう。





最後までお読み頂きありがとうございます!
この記事をお楽しみ頂けた方へのおすすめ作品は・・・


「悪戯操車場」
寂しい場所にあるバスの操車場。そんな場所にも視線を集めるネタがあった。
悪戯ざかりの暇を持て余した男子高校生はそれを見つけ・・・

「失礼します」
週末のリゾートホテル。新人たちの教育担当は沢山の仕事を抱えていた。
そんな中、トラブルは起きてしまう。追い込まれた彼女は・・・

「フルムーン ~少年たちに落とされて~」
ママさんバレーに情熱を燃やす主婦。彼女は有名チームのキャプテン。
ずっと続いていた・当たり前になっていた練習を終えて・・・





(ペンション レイプ 巨乳 輪姦 拘束 大学生 親子)


テーマ : 18禁・H小説(オリジナル作品)
ジャンル : アダルト

tag : 囚われレイプ全裸拘束強制フェラ下着姿別荘地姉妹輪姦独身女性

カテゴリ
最新記事
検索フォーム
RSSリンクの表示
QRコード
QR
リンク