2ntブログ

「大人の女。それは主婦 ~ 思春期 ~」




私の遠い記憶。
中学生の時に仲の良いグループがあった。そのグループには女王蜂がいた。
いつも冷めていて、オレたちの悪ふざけを横目で見ていて・・・
気まぐれにオレたちに悪い事をさせて笑っていた女王蜂。
そしてオレたちは彼女に恋していた。そんな私の記憶の1ページ。



同じクラスで向かえた2年目の夏。
オレたちのグループが明確になって最初の夏休みとも言えた夏。
2年生までは大人びているだけで大人しかった美樹が変わった。
美樹はお姉さんのような眼差しでオレたちを見ていた。それまでは。
しかし片親だった父親が再婚を決めてから大きく変わった気がする。
それが2年生になったGW前の事だった。
美樹は頭が良く、そして何より美人だ。
それでいながら大人しくて、他のクラスの男子からもモテていた。
色々な事も知っていて、女同士でつるまないくせに、
音楽の事・恋愛の事、そして性の事にも詳しかった。
きっと今にして思えば、美樹は習い事での人脈を持っていたのだろう。
美樹に兄弟はいない。父親と祖父・祖母の4人暮らしだったから。

オレたちの中心にはいつも美樹がいた。
でも、彼女は女王蜂。
同じ学年・同じグループにいて同じ年齢でも、まったく別人。
そしてオレたちを恋愛対象になんか思っていない。
オレたちが皆、美樹を好きだと知っていながら・・・

オレたちのグループも美樹が大人しい時代からの繋がりで、しかも、
美樹が一番ませていて、まぁそれを追っていたのが孝也とオレ。
後の連中はかなり子供っぽかった。
むしろ美樹は彼らを子供扱いして、弟の様に接していた。
その意味では孝也とオレは少し近くにいたと思う。
美樹が大切な話をする相手、その時に顔を見るのはいつも、
”タカヤ”、そして”ヒロ(オレ)”だった。
GW前にも父親の様子が変わった事に気が付いていた様だ。
そして何度か家で会い、その人は美樹の母親になった。
小夜子さん。
その当時、まだ20代後半だったと思う。
今で言う年の差結婚だ。

初めて小夜子さんに会った時の印象は強烈に覚えている。
美樹が大人しく清楚な感じの美人なのに対して、
小夜子さんは何て言うか、色気漂う都会の感じが溢れて眩しく、
元気で感じが良くてハキハキしていて、オレたちには遠い存在だった。
まぁ当たり前で、年齢や地域の事を考えれば誇張されたかもしれない。
ただ、その辺を引き算したとしても、
それでも彼女はあの当時、そして現在でも”いい女”だと思う。

オレたちは焦っていた。
まだ子供っぽかった連中はまだしも、
孝也とオレは大人への階段を上がり始めていた時期だったから・・・
ませていた美樹が近くにいて、少し情報はあるにしても、
美樹自身が清楚で”色気漂うタイプ”では無かった。
オレたちに免疫が出来る前に、いきなり大人の女性が現れた感じだった。
美樹の家や道で見かける度、オレたちはドキっとした。
こっち(田舎)では見ない化粧だし、服装も洗練されていて。
それでいて汚れた感じではなく、兎に角、感じの良い人。
だから余計に困ったのかもしれない・・・
近い距離に来て、目を合わせて話されると緊張した。
また、そんなオレたちを見た後は必ず美樹はエロい話をした。

今にして思えば、美樹も一人の女性になろうとしていた時期。
そしてもっと下がって見たなら、父親との仲に割り込んだ”女性”だ。
美樹は見る見る変わった。
美樹は分かっていて、孝也とオレにだけ悪い女になる。
”弟たち”にはそんな面を見せる事はなかった。
ある時は公園の隠れた場所にオレを呼び出し、オレに胸を触らせた。
また別の時には孝也にスカートを捲って下着を見せ付けたらしい。
そんな美樹のストレスにまだ幼かったオレたちは振り回された。
そして、今から思えばその頃から家にオレたちを呼ぶ様になった。
美樹は部屋に小夜子さんの下着を持って来たりする。
そしてオレたちに小夜子さんのカラダの話をしたり・・・
その頃の単純なオレたちの性的欲求は膨らむばかりだった。

ある時、孝也が我慢しきれずに美樹の胸を触った。
孝也は思い切りビンタされた。その頃にはもう美樹には迫力もあった。
そして美樹はオレたちに、
「そんなにオッパイ触りたいなら、小夜子さんの触らしてあげようか?!」
そう言ってきた。
オレたちはすぐに反応した。もう想像でいっぱいになっていたから。
「どうして触れるんだよ?! そんなの無理だろ?」
オレたちがそう尋ねると美樹は静かに笑い、オレたちを手招きした。
美樹の話を聞いたオレたちには電気が走った・・・
もうその頃のオレたちは美樹の言いなりだったし、同時に、
小夜子さんのハダカを想像しない日も無くなっていた。
夏休み、ついにオレたちは美樹の計画に乗った。


オレたちは小夜子さんにプールに連れて行ってもらう事になった。
小夜子さんの運転するワゴン車で小夜子さん、美樹、
そして孝也とオレ、後はまだまだ子供の二人で計6人。
プールは隣町にあって比較的規模が大きく、そして連日の猛暑の影響もあり、
大変混雑していた。それも美樹の予定通りなのだが・・・
”小夜子さんの水着姿見たくない?”
”胸とかお尻とか触りたくない??”
プールに向かう車の中でも、美樹のその話が頭の中でリピートいていた。
既に少し日焼けしている小夜子さんの肩を前に見て、孝也と顔を見合わせ、
後ろではしゃぐ子供のような奴らの声も上の空だった。
途中に寄ったコンビニでは、美樹が”車に忘れ物”とオレの手を掴んだ。
二人だけで車に向かうと、美樹は小夜子さんのバッグを開いて見せた。
「どう? この黒い水着?! 私と違ってスタイル良いよ」
「触りなよ。この後は生の小夜子さんを沢山触りな!!」
唖然として立ち尽くしたオレを後に、「早く、店に戻るよ!」と
美樹は先に店内へと向かった。


プールに到着しても、孝也とオレはソワソワしていた。
そして偶に美樹がオレたちの表情を窺う。
更衣室で着替え終わり、約束の場所で女二人を待った。
今日は特に混んでいるので、着替えにも時間がかかるのだろう。
オレたちは反対方向から声をかけられ不意をつかれたが、
小夜子さんの水着姿は本当にセクシーだった。
結婚している女性らしくけっして派手ではないのだが、そこに色気が漂う。
露出の少ないワンピース水着の小夜子さんより、
隣にいた美樹の赤いビキニの方が露出が多いのに、小夜子さんに反応してしまう。
きっと美樹だけなら、十分にセクシーなはずなのに・・・
能天気な奴らは気後れもせずに、「小夜子さんスゲー! 大人~!!」と大声。
それに対して何も言えないオレたちに美樹は冷たい視線を投げた。

既に少し日焼けしていて、そして黒い水着なのに胸元に目が行ってしまう。
細い美樹と違い、小夜子さんのお尻も女性らしく感じてしまう。
小夜子さんが床に荷物を置く為に屈んだ時、深い谷間が見えた。
孝也と目を合わせた瞬間だ。そして美樹もオレたちを見た。
流れるプールや25メートルプールではなかなかチャンスが無く、
楽しそうな小夜子さんをよそに、オレたちは周りから眺めるだけだ。
それにしても周りの男たちも小夜子さんを見ている。
そして美樹も美人だ。やはり視線を受けている。
次のプールに移動する際も、小夜子さんの胸元・腰まわりに視線が行く。
そしてチャンスがついにやって来た。
波のプール。

美樹は混雑の中、前へ前へと進む。小夜子さんの制止も聞かず。
結果的には最前列、ロープのすぐ後ろの位置に立っていた。
引率している形なので、小夜子さんはオレたちの危険も考えたのだろう。
美樹の企みなど知らずに・・・
まだ波は発生していないが、大変な混雑で、
この位置に来るまでも小夜子さんは何回か険しい顔になって振り返っていた。
途中で誰かにお尻を触られていたのかもしれない。
オレは心臓が高鳴るのが分かった。孝也も同じ表情をしていたと思う。
やっと小さな波が立ち始めた頃には本当に”おしくら饅頭状態”
最前列なので深さも結構あり、波が無くても胸元までの深さだ。
オレと孝也は必死で小夜子さんの後ろに近づいた。
少しずつ波の高さが高くなり、ついに悲鳴が上がる様になった。
そしてその頃になると・・・

小夜子さんは時々険しい顔で後ろを振り返る。
小夜子さんとオレたちの間には大学生ぐらいのグループが入っていて、
彼らを睨むような表情も見せる。
大きな波が立ち、混雑も波打つ度に男たちが小夜子さんを囲む。
オレと孝也は視線を水中に向けた。
大学生のグループは明らかに小夜子さんのお尻を触っている。
そしてとなりにいる美樹までも触られている・・・
波はどんどん大きくなる。
そして浮き上がり沈む途中で小夜子さんは胸元まで触られていた。
さらに次に美樹を見た瞬間驚いた。
美樹はビキニの紐を解かれてしまった様で、必死に胸元を押さえている。
それを知ってかばっているのか、
美樹の後ろに回り込んだ小夜子さんはさらに激しく触られている。
それも複数の男たちに同時にだ。

歓声は激しく、誰の声も聞こえない。
いつしか、美樹を抱く様に守っていた小夜子さんも肩紐を落とされた。
そして今日最大の波が来た時、両側の男たちに一気に肩紐を掴まれ、
一瞬で腰まで下ろされてしまった。
もう男たちはそのまま後ろから胸を触っていた。
オレと孝也はあまりの激しさに同様してしまい、その場を動けなかった。
その頃になってやっと波が弱くなり、少しずつ人も減っていった。
さっきまで小夜子さんと美樹を囲んでいた男たちは消えて・・・
小夜子さんは腰まで落ちていた水着を必死で直し、
美樹も胸元を隠しながら水着を探していた。
オレたちが近づいた時には二人とも泣きそうな顔をしていたが、
子供っぽい二人が合流した時には、何事も無かったかの様になっていた。


さすがに美樹の方がショックが大きかった様だった。
オレと孝也が美樹と一緒に座っていると、
無邪気な二人が小夜子さんを連れ出した。
黙っている美樹を挟んでオレたちも会話なく、
遠くに見える小夜子さんと奴らを見ていた。すると・・・
無邪気に遊ぶ奴らが小夜子さんから離れた時、小夜子さんが誰かと話している。
よくよく見ていると、さっき小夜子さんを囲んでいた連中。
今度は食事時で空いた流れるプールで同じ事を・・・
激しく抵抗している様にも見えるが、ふざけるカップルも多く、
そこを注視しなければ誰も気付かない。

「小夜子さん、やられてる・・・」
美樹が急に言葉を発した。オレと孝也は美樹を見た。
すると美樹は、
「さっきねぇ、私を抱きしめて守ってるふりしてたけど、
  あの人声出して感じてたよ。大人の女って怖い・・・」
そうオレたちの顔さえ見る事なく、静かに呟いた。
今となってはそれが本当だっかのかも分からないが・・・

むしろ”あの時間”、小夜子さんと美樹に何があったのか。
オレたちには見えない、オレたちには分からない物があったのか。
美樹は一層冷たい表情になっていた。
そしていつの間にか小夜子さんの姿が消えた。
オレと孝也は流れるプールを探した。するとちょうど反対側、
カーブする部分に窪みがあり、その上にはアーチ階段がかかっていて、
流れから外れたところにさっきの連中が集まっていた。
異様な雰囲気で、彼らの血走った視線があり近づけない。
オレと孝也は離れた場所からその暗くなった人だまりを見ていた。
なかなか見えないが、人だまりの真ん中に時々肌色が見える・・・
孝也と顔を見合わせた。真ん中にいるのは小夜子さん。
そしてここからは全裸に見える。
数人で押さえられているのか、しかも男にキスされている。
そんなオレたちのところに美樹が来た。
「されてるの?」
美樹は興味深げに同じ方向を見ている。そして、
「大人の女性は若い男に強引にされるのが大好きなんだって」と笑った。


その時間は長く、完全に見えなくなる状態で姿勢すら変えられていたので、
もしかすると代わる代わる男性にレイプされていたのかもしれない。
昼時が終わり、人が増え出した頃、また連中は散って行った。
今度は完全に全裸になっていた。
それは小夜子さんがプールサイドにある水着を掴んでいたから。
しばらく動く事なく、暗く奥まった水の中で伏せていた。
そして人の流れが切れたところで水着を着ていた。

オレたちは先に荷物の場所に戻って小夜子さんを待った。
大変に長い時間が過ぎた後、やっと小夜子さんは戻って来た。
疲れきった、そう、大人なら”憔悴しきった顔”と言うのだろうか・・・
水着が破れていたし、何より薄白く汚れている部分があった。
小夜子さんは体調が悪いと言って、まだまだ遊びたい二人を説得した。
オレたちが更衣室を出てから30分以上して二人も出てきた。
来る時には元気いっぱいだった小夜子さんはもうそこにいない。
むしろ、美樹は元気を取り戻していた。
静かな運転席と賑やかな最後列。そして中央のオレたちは・・・
あまりにショックな一日になった。
大人の女・大人の性が怖く思えた。



でも・・・
本当に怖かったのはその後だった。
小夜子さんにイタズラした連中のリーダー格だった大学生は、
美樹の昔の家庭教師だった男だったと言うこと。
そして、美樹はある意味両親に負けない年齢さ恋愛をしていた。
つまり、自分までイタズラされる事まで織り込み済みだった事になる。
それは美樹が大学生と楽しげに二人で歩く姿でオレたちも知った。



私は女性の恐ろしさを知った。まだ幼かったあの時に。
女性の同姓への嫉妬。特に愛するものを奪われた時。
そしてそれが自分だけのものならば尚更だという事を。




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