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「朽ちても枯れぬ花」




「美智子さ~ん! もう少しタオル下ろしてもらえますか?!!」

美智子はそんな声を発した撮影責任者を無言のまま睨み付ける。
そして悔しさを沈める様に瞳を閉じたまま谷間、そして上乳を揺らしながら、
タオルをずらして先端が辛うじて隠れるぐらいまで露出させた。


須藤美智子47才。職業女優。
数年前までは年に数本、2時間ドラマで主演する事もあった。
大物女優とは言われなくても、誰もがその顔は知っている。
そんな彼女も、次々に湧いてくる事務所の若い女優たちに枠を奪われ、
いつしか主演どころか、再放送でしか見ない様になっていた。
彼女にも問題があった。
元々ミスグランプリの出身で雑誌モデルからスタートした美貌。
早い時期からの人気にプライドの高さも重なった。
そして彼女はスタッフからの評判も悪かった・・・
”自分知らずの高慢女優”
それがスタッフたちの合言葉にもなっていた。

彼女は若い頃からセクシーだし、熟すほどに豊満な体型になり、
事務所には映画の話・グラビアや写真集の話も多かった。
しかし彼女は露出を嫌い、ベッドシーンも拒否した。
彼女と仕事をした監督・プロデューサーとは”2度目”がない。
そんな事務所も彼女の売込みに見切りをつけてしまった。
今、彼女には空欄だらけのスケジュール帳が現実。
そんな彼女はもう仕事を断れなくなって来ていた。
現在行われている撮影。それは2時間ドラマどころかCSの30分番組。
それも若いアイドル・タレント・女優たちの露出中心の温泉番組。
彼女は今、同じ事務所の若手女優のバーターだった。
3週連続で同じ事務所のタレントが起用された為、彼女にも仕事が来たのだ。
もう”熟女優”と言われる年齢だが、まだまだ通用する美貌。
そして何より、その豊満な胸元は温泉撮影には重宝される。

もちろん彼女も気付いている。
今の自分には過去の栄光と水面に浮かぶ胸元しか売れない事を。
「ちょっと! やめてよ!!」
彼女は自分の胸元いっぱいに寄っていたカメラマンを睨み付けた。
「美智子さ~ん! 我慢してよ。楽しい番組なんだからさぁ・・・」
現場責任者はベテラン女優の怒りもスルーしてしまう。
撮影は露骨だ。
今でも十分に美人の美智子だが、その顔のアップは少なく、
カメラはひたすら美智子の胸元を狙い、気まぐれに背中と足元。
アップだけでなく、角度も完全に谷間狙いになっている。
演技を撮られていた女優にとっては恐ろしく冷酷なカメラに感じるだろう。

「OK!」
とりあえず昼間の入浴シーンは終わった。
美智子が露天風呂から上がろうとした時、音声マイクのポールが引っかかり、
美智子の巻いていたタオルが剥がれて水面に落ちた。
もちろん中には撮影用の水着を着ていたが、それでも・・・
ベージュのインナーの様な水着は生地も薄く、そして張り付いていて、
美智子の全身はある意味、露出するより恥ずかしい状態だった。
体のライン、滴る水滴。そして体から立ち上がる湯気。
後ろで縛った髪、そして汗ばんだ顔。スタッフの男たちを睨み付ける顔・・・
男性スタッフたちは薄笑いのまま、背を向けた彼女の全身を舐め回していた。

テレビ撮影と言ってもスタッフは4名。
責任者、カメラ・音声・照明を兼務する2名で計男性スタッフ3名。
そして美智子の身の回りの世話まで兼務する女性スタッフ1名。
美智子にはマネジャーの同行すらなく、化粧直しも自分でやる。
撮影に不満いっぱいとなった彼女は足早に自室に向かった。
この後に食事シーンの撮影と暗くなってからの入浴シーンがある為、
秘湯と言われる山深い場所にあるこの温泉には宿泊する。
一応美智子は大物ゲスト扱いで特別室。そして責任者、女性スタッフが各1室。
男性スタッフが2名1室で部屋は用意されていた。
閑散期、それも小さな宿なので、このロケ以外には2組しか利用がない。
夜間の浴室も撮影専用で押さえる事が出来た。
食事のシーンは淡々と進んだが、美智子の笑顔は撮影中だけ。
シーンの撮影が終わり帰り際には、
「いい加減にしてよね。お風呂、さっきみたいの嫌だからね!」
美智子はそう責任者の男に言葉を浴びせ、部屋を後にした。
責任者の男は”はい、はいっ”と美智子の見送りすらせず、
「じゃぁ、さっさと風呂のシーン撮るぞ!」と周りのスタッフに言った。
「怯むなよ! さっきよりしっかり撮れ!!」そう付け加えて・・・


再びの入浴シーン撮影。
すっかり暗くなった浴室には仄かな明かりが灯った。
美智子が浴室にやってきて浴槽に浸かった瞬間、
「美智子さん、申し訳ないけど、それじゃ困るよ・・・」
「悪いけど、もう一度タオル巻き直して来て下さいよ」
責任者が美智子に言った。
確かに、最初の撮影、それも指示されて下ろす前以上にタオルは上だ。
美智子は、
「昼間十分に撮ったでしょ?! 2回目なんだからさっと撮ればいいでしょ!」
そう責任者の男に言った。

「美智子さん、勘違いしてない? 俺たちは視聴者の為に作ってんの」
「今は秒単位で視聴率が出る時代。それにネットで評価される時代だよ」
「はっきり言って、裸にならないギリギリを見せるのが演者の役割!」
責任者は昼間の流すような態度から変わり、しっかりした口調で、
年上のベテラン女優を諭す様に言葉を発した。
美智子は浴槽から立ち上がり、濡れたバスタオルを外した。
大きく膨らんだ胸元は透け、そして屈めば谷間を作り、
スタッフたちの視線を気にして後ろに向けば、大きな臀部が光っていた。
女性スタッフも浴槽の外から美智子に協力してバスタオルを巻き直す。
「もっと下へ!!」
後ろから聞こえた責任者の声に顔を歪める美智子。
美智子はさっきより水着の胸元を上げていたので、それは、
その水着自体も下ろす事を意味していた。
既に一度やった駆け引き、もう同じ事を繰り返す事もプライドが許さない。
それは責任者も美智子も同様だった。

美智子は一気に5センチほどトップを下ろした。
反対側にいた男性スタッフには見えていたが、片方の先端が出ていた。
しかしそれを伝えるようなスタッフではない。
もう、今の美智子の姿は先端が隠れただけで、その質感は露わになったも同然。
湯船に入れば浮き上がり、形を変える程に露出されている。
前からのシーン。上からのシーン。
そして最後に責任者が求めたのは”背中”だった。
「美智子さん、きれいな背中のシーンが欲しいんだ!」
「縁に横たわる感じで頼むよ」
その意味合いは・・・
背中を大きく出すという事は、タオルだけでなく水着も腰まで下ろす事。
”良い画が撮りたいんだ!”の言葉を前にして、女優は引けない。

彼女は水着だけになり縁にもたれ、そしてその水着も腰まで下ろした。
夜間で周りは暗くなっているが、撮影準備用の照明もあり、
水中に膨らんだ素晴らしい形の乳房が横にいるスタッフには丸見えだ。
もう熟れた大きな乳房も、水中にあれば垂れ下がる事無く綺麗で・・・
しかもそれは、長年肌の露出を避け続けた女優の完全露出。
B級・C級の若いタレントの入浴シーン撮りになれた若いスタッフたちも、
過去とは言え、地上波で活躍した女優のヌードには特別になる。
責任者の指示などとは別に、カメラは彼女の乳房まで撮影していた。
そして撮影時間が延びた事により、彼女の顔も汗で光輝いていた。
熟女優はただ縁に横たわるだけでも唇まで画になっていた。
カメラは通常放送では使わない水中の足先から上げるアングルも撮った。
もちろん、美智子に気付かれない様に。


撮影は終わった。
のぼせてしまった彼女はそのまま立ち上がってしまった・・・
水面から飛び出した大きな乳房は、水に濡れ光輝く。
ヌードを披露した事の無いベテラン女優のスーパーバスト。
さすがに水面から上がれば重力には逆らえず、大きく下がる。
つまり、それほどに大きいと言うこと。
そしてその垂れた乳房が”悪くない”熟れ加減なのだ。
大き過ぎる胸は垂れてしまう。
しかし、”こんな垂れ方なら綺麗かもしれない”
彼女はそんな乳房を持っていた。これが長い間披露されなかった事が残念で、
もっと若い頃のベッドシーンや写真集が出たならどれほどだったか・・・
若い男たちですら、そう思わせるほどだった。
彼女は手早く胸元を隠し、無言のまま足早に浴室から出て行った。


本日分の撮影を終了し、スタッフも各自部屋に入った。
若い二人部屋のスタッフは撮影分をチェックしていた。
二人は美智子のカラダに釘付けになっていた・・・
一人は肉眼では見ていたが、カメラアングルでは見ていない。
一人はファインダーから見ていたが、間近で肉眼では見ていない。
彼らは唾を飲んだ。
ハダカ慣れした20代の彼らだからこそ、あの熟したカラダは強烈だった。
自分たちこの業界での経験の浅いスタッフを見下した視線で睨みつけ、
元メジャーの選手が1Aを馬鹿にする様に存在していた。
そんな年齢やキャリアが遥かに高いところにいる女のヌード。
それも自分たちが初めて見て、自分たちだけが見た。
次に彼らが顔を見合わせた瞬間には、もう先が決まっていた・・・

「おい、あれ使おうぜ!」
「あれって・・・」
彼らのいる現場は不安定で乾いた現場だ。
いつだって上の立場から怒鳴られ、演者には馬鹿にされている。
そんな彼らだからこそ”良いおもいをするチャンス”を狙っていた。
自分が仕事を失っても、いつか可愛いアイドルや有名なタレントを抱きたい、
彼らには当たり前にあった欲求だった。
それが元メジャーで、”カメラの中に見せたカラダの持ち主なら”
千載一遇のチャンスと思ってしまうのも無理はない。
普段、勇気や切欠の無かった彼らにもその時が来た。
低い階級にいる程、悪い情報は多く共有されている。少し誇張されているが。
こんな情報や写真はどこでいくらで売れるとか・・・
こんなクスリは使い勝手が良いとか・・・
彼らはフロント経由で少ない所持金からワインを買った。
そしてあれを使う・・・



”トンットンッ・・・”
ノックへの反応は早かった。
「何?!」
部屋にいた美智子は風呂から戻ったばかりのようで浴衣で、
赤く火照った顔、そして乳液でもつけたのか顔が光っている。
もう”熟女”だが、さすがミスコンテスト出身だけあって、
おそらく眉毛すら書かない完全なすっぴんであろうその顔も恐ろしく綺麗だった。
芸能人なれしている彼らでさえ、ハッとするほどの肌なのだから。
「色々ご迷惑お掛けしたので、一緒にワインでもと思いまして・・・」
その言葉に美智子は、
「えっ? あなた達と?! 何か勘違いしてない?」
「若いお姉ちゃんとの合コンじゃないのよ!!」
「あなた達のような現場の人とは御一緒しないのよ・・・」
そう言って扉を閉めようとした。
しかし彼らは予想していた。そして予想通り先へ。

「あっ、それじゃコレ召し上がって下さい!」
そう言って美智子にワインを差し出し、受け取らせた。
そして、
「あっ、そうだ! 
  何かワインに合う物をお持ちしますんで、先に召し上がってて下さい!」
そう言って呆気なく、二人は部屋を後にした。
美智子は田舎の夜を持て余していたので、テレビをつけワインを飲み始め・・・

二回目のノックの意味は違う。反応が無い事が応答なのだから・・・

テレビがついたままの部屋。中央のテーブルには飲みかけのワイン。
そしてその奥、畳の上に美智子が倒れている。浴衣をはだけて。
彼らは三流と言われてもプロのカメラマン。
ポーズはAVや雑誌譲りでも、被写体の有効活用には自身がある。
それも室内撮影、そしてそれが肌を綺麗に撮る事ならば。
美智子は脱がされた。
帯を解かれ浴衣を開かれた美智子からは風呂上りの香りが漂う。
今度はもう、浴室で見せたようなアートの要素などない。それも露骨な全裸。
股間が汗で濡れたままのパンティはすぐに脱がされた。
そして一人が自分の片足と腕で彼女の陰部を露わにした。
フラッシュと共に、股間に割って入る。ビデオだけでなくカメラも使われた。
少し体には反応があるが、瞳は閉じたままで口も開かない。

全身が撮られる。
意識を無くしてしまった無防備な女性の全身が舐め回す様に撮影される。
これは自分たちの単なる保険ではなく、下手をすればお宝物だ。
彼らは手早く隣の部屋の布団の上に彼女を移した。
意識が戻った時の為に後ろ手に帯で縛り、口元はタオルで猿轡を噛ませた。
そこでも撮影していたが、
「おい、そろそろ良いんじゃないか?! 抱こうぜ!」
「須藤美智子だぜ。マジ、こんな女と経験できるなんてさぁ」
彼らも興奮していた。
ベテラン女優はジャンケンで順番を決められ、男に抱かれた。

一人に顔をアップで撮影されながら・・・
若い男に激しく胸を揉み上げられ、そして突かれ。
彼女もさすがに意識を戻したが、体の自由は利かない。
拘束・・・ ワイン・・・ ・・・
彼女は完全に濡れている。股間がビショビショになっているのだから。
そして下品にも、そんなところまでカメラに収められてしまう。
男が代わり体位も変えられ、後ろ手に縛られらたままバックで突かれた。
枕に押さえつけられた美智子の表情は、苦しそうでありながら、
時折男の体勢が変わる時に声を漏らす。受け入れている声を。
見下していた若い現場スタッフに弄ばれている美智子・・・
ヌードさえ嫌がっていた彼女も、今は大開脚させられ撮られ。

口のタオルを外された頃には口でも奉仕させられていた。
若い頃から”恋多き女”と言われて恋愛はいくつかして来たけれど未婚。
そしてプライドの高さから、男のモノを口に含むなどした事がない。
今日初めてそれをやらされた。
しかもそれが、自分が見下していた若い男性スタッフに。
親子ほど年の離れたベテラン女優も、優しいセックスしかした事がない。
それがいきなり口でやらされ、しかも3Pまで経験してしまう。
目下の男に口仕事を指図され、同時に後ろから突かれ・・・
美智子は彼らのオモチャにされた。
いきなりのフルコース。
何と、最後には2穴ファックまで経験する事になってしまう。
2時間ドラマの主演をやったほどの女優が・・・


二人の男たちが引き上げた部屋、布団の上で伏して泣いていた美智子。
47才になって20代の男二人に同時に抱かれ教えられ。
悔し涙。それは人としてオモチャにされた事なのか。
それとも、熟した年齢の女性としてのプライドを壊されたのか。
違う、それでもやっぱり女優としてのプライドが壊されたのだろう。
この画像は後に流出する事になる。裏物として。
皮肉にもそれは、表から消えていた女優の名前が再び表に出る事になった。

少しの間、彼女は芸能界から消えた。
しかし復帰した彼女は吹っ切れたのか、大胆な演技を惜しまない。
助演女優賞。ベテラン女優から演技派大女優へ踏み出した。




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