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「海月群 Ⅱ」





真夏の太陽、風の音、そして波の音・ざわめき、
そんな表の世界もあれば、暗黒、籠り音・漂い、闇の世界もそこに広がっていた・・・



(娘)「あるけどさぁ・・・  本当に私のでいいの??  間に合わせって言っても」
(母)「もったいないでしょ。別に他人に見せるわけじゃないし。着れればいいのよ」
(娘)「それにしたって・・・」
(母)「私にも意外と似合うかもよ(笑)  私だって若い頃は着てた事あるのよ!」

母と娘の平和な会話だ。新婚ホヤホヤの娘が久しぶりに帰って来た実家、
共に“女房”という同じ地位に立った女同士の微笑ましい時間でもあった。
30手前でギリギリゴール出来た娘、そしてそんな娘を微笑んで見ている母は今年54。
今話題となっていた用件、それは・・・
夫と急に出掛ける事になった旅行、そこでの衣裳の事と言うか・・・
元々は娘夫婦がやっと取れた伊豆にある人気宿の宿泊予約だったが、急の娘のおめでた、
普段なかなか取れないその宿をキャンセルしてはもったいないと代わる事にしたのだ。
夏、若い夫婦が遊ぶつもりで予約した海水浴場目の前の宿、
世代変われども、そこでやる事は実際には限られている。海水浴場=海水浴、それだけ。
そこで必要な衣裳 → 水着。
急に決まったたった一回、それも短時間、間に合わせの水着でいい → 必要性が乏しい。
別に行く予定ではなかった旅行、その為の用意など無用 → ケチ。
母親は娘の水着を借りる事にした。

「お母さん・・・  さすがに・・・」
「私のサイズだよ?  自分の体型、鏡で見た事あんの?!」
娘が言う事には寸分の狂いもない、まさに的確。
娘に借りようとしている水着は、中肉中背な体型の娘が昔に着ていたもの。
母親はと言えば・・・  一言で言えば豊満。あきらかに豊満体型なのだ。
心配を通り越して呆れている娘、だってサイズの問題以前に、それはビキニなのだから。
それでも数日後、娘はそのビキニを持って実家を訪れ、
「知らないからっ!」とだけ言って帰って行った。


あっと言う間に2週間ほど過ぎ、夫との旅行の日がやって来た。
お互いに外出嫌いな似た者夫婦、二人での旅行など数年ぶりの事だった。
それも“海水浴”なんて、二人の夫婦史の中のどこに仕舞い込んだのか、もう記憶もない。
夏の行楽列車、家族連れ・カップル、そんな眩しい熱気の中に混じって宿に向かった。
こんな特定な時期でなければもっと落ち着いた雰囲気の人気宿も、
この時期に限っては無礼講、子供や若者のレベルに引き摺られてしまうもの。
宿で静かな時間を過ごす事も出来ず、半ば強制されるように海水浴に向かう二人。
海水浴場のオンシーズンともなれば平日という事に関係なく普通に人出がある。
混み合うとまでは行かなくても、隣に陣取るカップル・家族連れの会話が聞こえる密度。
そんな中で熟年夫婦なんて少数派で、いささか居心地が悪かった。
夫はそんな環境にため息、早めに炎天下の冷たいビールの力を借りて昼寝の準備。
「ダイエットになるぞ、いつも家の中にばっかりいるんだから、偶には泳いでこいよ!」
一言だけ残して、夫は早々に横になってしまった。

少し沖を眺めていたものの、周りの賑わい、自分だけのペースを守る夫の寝顔、
苛立ちはさらに体温を上げるし、いやいやながら、水の中を目指す事にした。
目標・・・  子供たちの多い波打ち際を分け入り、学生たちが集う場所を横切り、
カップルたちがいちゃつく場所を逃れ・・・   そうそう、少しだけ余裕のある場所へ。
少し風があるものの、波は穏やかだし、凪のわりに風のせいで歓声からは逃れられる。
気持ち良い温度の海水、心地いい風、マッサージのような波・海流。
遊泳区域内の一番端の方ではあるが、一番いい場所を一人ゲットできた気分だった。
熱い砂浜、幼児の悲鳴、所かまわずな男女、そんな場所からやっと逃れられた解放感、
少しだけの我慢・勇気のおかげで手に入った癒しの時間。
“我慢” “勇気”
ビキニ。娘から借りたビキニを着てこの場所にまで来られた我慢・勇気だ。
近くにいた子供連れ家族の視線、若いカップルがこちらを見て笑っている視線、
浅場で遊ぶ学生グループの馬鹿にしたような視線、それらを蹴散らして来た勇気。
真っ黄色と言うよりもっと濃いというか暗い色と言うか、オレンジがかった、
それでいて表面が独特な素材感のツヤのあるビキニ。
けっして面積が小さいものではないのだが、それは娘のような中肉中背ならのこと。
母親のその豊満な肉体を包み隠すには面積が足りな過ぎる。

“だらん”と前に膨らみ出た胸部は重そうに紐を伸ばして下がり、
その下には鏡餅の断面のようにとは少しオーバーだが、腹部が複数段にぽっこり。
そして腰回りは厳重に補強したようなどっしりした構えを見せていた。
太腿・足は無駄に肉がついているわけではないが、全体に太い。
ビキニのパンツ部分は横紐で結ぶタイプのデザインで、
よく言えば外人マダムのように挑戦的に見え、ここ伊豆での熟年女性の着用を考えると、
少し絶望的に痛い感じになる・・・
“よくそんなに全身の肉をはみ出させて恥ずかしくないなぁ~”
“よく恥ずかしげもなく着られるよなぁ~~”
そんな言葉が周辺一帯から聞こえて来そうな風貌とも言えた。
だが、Tシャツを脱いで胸下まで水位が来る距離までの我慢だ、ほんの数分の我慢。
見事に勇者は自分だけのオアシスを勝ち取ったのだ。


レンタルした波乗りに寄りかかりながら漂っていた。
水辺で遊ぶ人々・砂浜を埋める人々、ここからは蟻の大群のようなものに見える。
寝ている夫の姿など確認できないほど離れた場所に来た。
波の高さによって胸元まで出て足が地面についたり、逆に波乗りが肉体を持ち上げ、
地面から完全に足が浮き上がるような波も時々来る。
相変わらず二人でいちゃつきたいカップルや大騒ぎの学生たちからは一定の距離がある。
と言うか、むしろ自分だけが一番離れた静かな場所を選んでいた。
少しして、いつのまにか数人の男性グループがすぐ近くに来ていた事に気付く。
「気持ちいいですよねぇ~  お一人ですかぁ?!」
「いい天気ですよねぇ、 波もないし、 ここ、一番いい場所ですよねぇ、」
大学生なのか若い社会人グループなのかが微妙な年齢、そんな印象の男たち。
返事らしい返事でなく、軽い相槌程度で返していたのだが・・・

「少しお話しませんか?」  「一緒に遊びません?!」
広い空間、数千以上であろう人間が見える場所にいるはずなのに・・・  遅かった。

一瞬で男たちは女を囲んだ。そしてもう男の手が腰に触れている。
「凄い水着着てますねぇ?  もしかして誘ってます?!」
「俺たち相手しますよ。 何本もありますから、きっと楽しんでもらえますよ」
“キャっ!!”
次の瞬間には平気で陰部を、それもそのまま指で水着部分をこじ開け中を狙って来る。
体を揺さぶり腕で払おうとするが、腕を奪われてしまった。
大人数で密着して囲まれ腕の自由が奪われてしまうと、もう出来る事がない。
それどころかゴーグルをつけ水中に潜った男たちが両太腿を掴み広げて押さえる。
つまり、もうあの場所が完全に無防備状態で攻められているのだ。
堂々と水着をこじ開け、潜った男が指を押し入れる。
「やっ、、嫌ぁぁ!!  やめてぇ、、 あっ、 あぁぁっ、  そこっ、、 だっ、 」
さらに、同時にビキニのブラ紐まで他の男たちが解いてしまった。
まるで弾力のある液体のように水面・水中に溢れ出た女の柔乳。
周辺の海水と一緒に両側から男たちの手が包み、その水爆弾を変形させる。
「イヤイヤイヤァァァァーーーー!!!  ヤメテぇぇーっ!!」
普通の街中なら誰もが振り返る音量で女は叫ぶが、風・距離、
周辺で水遊びを楽しむ者たちには、そんな女の異変なんて微塵も感じられない。
ほとんど海面から上の状態は見えないわけだし、どんなに水中で酷い事が起きていても・・・

女は必死で波乗りにしがみ付き溺れないように、
そして男たちの攻めから逃れようとするが、両脚を大きく全開状態にされている。
もうビキニのブラ部分も、そして下半身も既にない。完全な全裸で彷徨っている。
水中で豊満な肉体、その肉を水圧で形を変え波立たせながら、
女は必死で男たちからの攻めを回避しようと。
海底に向けて全開で開かれた状態の女性器部分。
両側からしっかりと抱きかかえるように太腿を押さえ込まれているから、
水中だと言うのに、意外と揺れる事なく簡単に遊ばれてしまう。
まるでジャッキアップした車体のエンジン回りを下から作業しているように、
水中に潜った男たちが入れ替わり女の中に指を押し入れて掻き回す。
向かい合って波乗り越しに女の表情を見ている男たちにさえ、
その女が見せる卑屈な表情が、下半身に受けている攻撃を想像させた。
さらに、もう剥き出しになっている爆乳は水面に出る程に激しく揉まれて、
これが小さい子供たちの遊ぶ波打ち際から数百メートルの場所で行われている事だなんて、
きっと誰にも想像出来ない。
今夢心地の夫、彼が一番想像していないであろう。

とにかく男たちの数・密度、その密着具合が凄く、たった一人の女を囲っている。
それも年相応の若い女を囲っているわけじゃなく、自分の母親に近い年齢の女をだ。
すぐ隣にいる男に横顔、頬・首筋にキスされ、舐め回され、
そして反対側の男に顔を向けられたと思えば、強引なキスが待っていた。
ただキスされているわけじゃない、もう下半身も胸も自分の物じゃない。
こんな日差しの下・大勢の人目のある場所で自分がされている事が考えられない女。
でもリアルに性器の中を掻き回され、乳房は原形をとどめていない。
子供のような年齢の他人・見ず知らずの男たちに笑いながらキスされて・・・
拘束されている・されていないにかかわらず、もう肉体の全てが自分の想像の外だ。
桁外れな卑猥な行為が、まったくあり得ない場所で行われているのだから、
感覚がおかしくなってしまうのも無理のない事なのだが。
「出ましたぁぁぁ~~!!!  防水バイブぅ~~~  本日2回目の登場!!!」
縦長のシンプルなライトブルーのプラスチックの棒のような形。
先端はロケットのようだが、男性器の形をしたような物ではないし、
ピンクローターのような小さなものでもない。
ただ縦に同じ太さのまま長く、まるで少し太い千歳飴とでも言うのか。

この“マシン”が使われるのは本日2回目。つまり先客がいたわけだ。
実は彼らはこの夏、あちらこちらの海水浴場に出没している痴漢集団、
と言うかもうレイパー集団に近い。
質の悪い男たち、彼らは工学部の学生で、こんな如何わしい物を自分たちで作った。
そして本日、既に一人がこれの犠牲になっていた。
家族から少し離れて遊んでいた競泳水着の少女が既に餌食に・・・
人混みから離れた場所に連れ出され、その競泳水着をこじ開けられ、
まだ未開発の秘穴をその乾いた素材の電気仕掛け遊具が分け入ってしまったのだ。
痛み、恥ずかしさ、少女は何も抵抗出来ずに長い時間に渡って辱めを受けた。
そして今、そのマシンは2回目の活躍をする。

「さぁ、行ってみようかぁ。 昇天への道、カウントダウン!」
「こんな青空の下でイケるなんて、オバサン、最高だよ。感謝してよ!!」
“ギュギュギュッッ!!”
その長い棒状のプラスチックは一気に、そして深く押し込まれた。
「あ“あ”ぁぁ!!!  あっぁ“ぁ”、 いっやぁぁ、、 あっ、、 やっ、 やめっ・・」
男が勢いよく押し込む、いや、押し上げるもんだから、
女は海面に浮き上がり、大きな上乳で海水を押し上げながら、
時々そのばかデカい乳房全体を全開して水上の持ち上げた。
必死で波乗りの上にしがみ付いたかと思えば、今度は水に沈み溺れそうになり、
また大きく力を入れて波乗りが変形する程に抱き付いたかと思えば、そこに崩れる。
一喜一憂、そのマシンの上下と共に天国と地獄を上り下り、
その間にも水袋のような乳房が鷲掴みされ揉みくちゃにされていた。

「ああぁっっ!  あっ、そこぉぉ、、 違うっ!!  あっ、嫌ぁぁ!!!」
そう、まさかなのだ。まさか、つまり女にとっては“間違い”であって欲しい事が・・・
前穴にマシンが入ったままなのだが、後ろの穴に生の棒が・・・
既に冷静でない女が頭で考える事の範囲は超えているが、
それにしても異常の上塗りとでも言うのか、場所・行為、そんなものを超越、
なんとマシンが入ったままアナルに生の肉棒を押し込まれていたのだ。
もう何がなんだか分からない。恥ずかしさなんて既に微塵もないだろう。
自分がどうなっているのか、そんな不安、意味不明な物を性器に押し込まれ、
されに普段なら物が入って来るような場所じゃないところに肉棒が入っている。
その強烈な痛み、そしてこんな場所・こんな状況、女は気が狂いそうだった。
でも、それが例え複数の男たちに押さえ付けられ押し広げられ無理矢理だとしても、
さらに普段ならあり得ないアナルにされているとしても、それでもセックスだ。
レイプだとしても、海中だとしても、セックスなのだ。
もうどうにもならない諦め、するところまでされてしまった諦め、
女はきっと眠ったままであろう砂浜にいる夫の事を浮かべていた。
そして男が中に出したであろう違和感を感じながら、波乗りに伏せ、
顔を横にして膨らみ部分を頬で押しながら涙を流した。
こんな場所で犯された自分、それも水着を剥ぎ取られ、マシン、そしてアナルにまで・・・


まったく水着のない姿のまま砂浜にあがった女。
彼らに持ち去られてしまったのだから仕方ない。波乗りで前を少し隠してはいるが。
当然波打ち際の家族連れ・カップル、子供たちにしたって、
その異様な景色は視線を集めた。
放心した表情、真夏の照り返しの妬けた砂浜の上をまるで凍えたような鳥肌の女。
でも・・・  男たちの視線は釘付けだ。
波乗りで押さえて場所からはみ出して溢れ出した大きな乳房。
腰回りにまでしっかり肉のついた下半身も水滴が滴っている。
ボサボサの、腰に近い長さの濡れた黒髪、背中の肌に纏わりついている。
“少し過ぎた人魚”  それは年齢であり、そして肉量かもしれない。
けれどまだまだ、いや、むしろだからこそ男たちを虜にしていた。

あと数十メートル。夫の眠る場所はもう近くだ。
その熟れた、そして破壊的に押し広げられた全身、突き入れられた肉棒・マシン、
むしろ生まれ変わったと思っていい。
その男たちを感じ狂ったばかりの肉体を夫に突き出すがいい。
そして抱いてもらえ、慰めてもらえ。
まだまだ真夏の太陽に負けない“女神”の地位を譲らない肉体なのだから・・・




最後までお読み頂きありがとうございます!
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テーマ : 18禁・H小説(オリジナル作品)
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