「過ぎない方が良い事もあるね」
自分で言うのもなんだが、俺はスケベだと自負している。
男は誰もスケベだと思うけど、周りより自分は数段スケベに思えてならない。
AV,風俗。良い歳して独身と言うこともあり、まぁ、自由だ。
風俗の女は確かに上手いし、男の好む先も分かっている。
それはそれで、それなりに満足も出来る。
最近のAVも、美人は多いしスタイル抜群。そしてジャンルも多彩で、
深夜の大型ショップに出向けば、一時間も中にいられるぐらい興味は尽きない。
そんな男でも、直接的な、ただ裸の女とSEXという行為だけ求めるわけではない。
色々なエロがあると思うが、時に、その行為以上にシチュエーションがエロい。
日常・素人、本来ならSEXと関係ない場面のエロこそ、時に一番エロくなる。
今日ある性的サービスのエステなどでなく、昔ながらの健康ランド・スーパー銭湯にある、
“アカスリ・エステ”も、古くにはとてもエロさを感じるものだった。
経験した事がある男性陣なら、言うまでもないだろう。
“性的サービスを目的としていないのに”、裸で女に全身を触られるわけだから。
そこに商売を見出した今日の性的サービス前提のエステにないエロさは今も不動だ。
とは言え、最初にアカスリを経験してから20年以上になるか、
今も年に数回健康ランドやカプセルサウナでアカスリを使うが、なかなか、
自分が期待するような状況になった事はない。
それでも、いつもそれを期待しながら使っているのだけれど・・・
「そんな金払うより、直接的な店に行った方が早いじゃん」と言われそう。
水曜日、突然夕方に地方への出張作業が決まった。それも1人。
行きつけの場所だし、先方も付合いが長いところなので問題は無いが、
今日は現場の仕事も長引きそうで、向こうに到着するのは遅くなりそうだった。
案の定、夜9時近くまでこちらでの作業となり、
機材を積んで営業車で出発したのは9時半を回っていた。
ほとんど休まずに高速を走り、宿代わりに使う健康ランドの近くのインターに付いたのは、
既に11時少し前。
とても腹が減っていたので、街道沿いにある人気ラーメン店に飛び込み、
この時間でも混み合うラーメンを腹に流し込んだ。
店を出発したのは11時半も回っていた。
健康ランドに到着し、荷物を持ってフロントに行けば、もう11時50分。
アカスリ・エステの受付は23時30分終了と書かれているので、
入館手続きをしながら、横を向き溜息をついていた。
まぁ、風呂やサウナが大好きだし、アカスリ代は飲み代に変える事にした。
早々にロッカー室へ向かい、汗で臭くなった作業着を脱ぎ風呂へと直行。
平日と言うこともあるが、浴室内には俺以外に二人しかいない。
駅から遠い立地だし、出張のサラリーマはもう仮眠室に陣取っている時間でもある。
室内の大きな風呂に入っていると、エステルームから女性が出て来た。
そのまま洗い場の方に向かい、洗髪していた男性に声を掛けていたようだが、
その男性は前を向いたまま、その女性を見ることなく、大きく横に腕を振った。
「自分は予約してない」と言った感じなのだろうか・・・
もう一人いた男性は浴室の出口へと向かっていたので、女性は自然に俺と目が合った。
こちらに歩いて来て、「アカスリいかがですか?!」声を掛けて来た。
勧誘だったのか。こんなに閑散とした状況じゃ、きっと売り上げが無いのだろう・・・
俺は「11時半で終わりじゃないの?」と尋ねた。
女性は「大丈夫よ。今ならやるよ」と答えた。俺が「40分のコースってあったっけ?」
そう尋ねると、その女性はOK・OKと合図し頷いた。
その女性は30代なのか40に近いのか、外国人なので分かりにくい。
俺は個人的に韓国・中国系の女性のニンニク臭が苦手だ。自分が食べるのは好きだが。
その意味では、浅黒いが、アジア系ではない顔立ちなので物珍しさもあった。
エステルームがカーテンのみで仕切られているような場所もあるが、ここは違う。
完全な“エステルーム”として独立した場所に仕切られて存在している。
中にはベッドが3台。しかし暇な今日は、既に彼女しかいないようだ。
彼女に部屋へ誘導されながら、俺は不意に、「サービスしてよ!」と言ってしまった。
彼女は笑って頷いたが、自分がまるで風俗店の女の子に言っているように気付き、
自分で恥ずかしくなってしまった。
女性はフロントに、「これから40分コ-ス入ります」と連絡し電話を切った。
私に確認用のサインを求めながら、「時間は大丈夫ですか?」と尋ねた。
「えっ、40分のコースで大丈夫なんでしょ?!」と聞き返すと、女性は、
「料金は40分だけど、少しサービスしますから」と言った。
先程の自分の言葉を想い出し、あぁ、その意味にとったのかと少し安心した。
同時に、心の中では“時間の長さじゃないよ!”と叫んでいたが・・・
まぁ、いずれにしてもラッキーなのかもしれない。
普通に始まった。
美人なわけではないが、俺好みの豊満な体で、例により黒いタンクトップと短パン。
その短パンがスパッツの様な生地で、豊満な肉好きが露わになり、とてもいやらしい。
しかも東洋人とは違い、くらべものにならない胸の大きさだ。
正直、ベッドの上からこれを見上げてしまうと、平常心を保つのが苦しい。
うつ伏せに姿勢を変えても、今度はその下半身がもろに目の前に来て、
視線を気にされない分だけ、そこに見入ってしまう。20分ほど地獄の時間と戦った。
再びうつ伏せに戻されて、今度は顔にタオルを掛けられた。
より丁寧な仕事へと変わってはいったが、想像だけの世界となり、少しがっかり。
胴体部分、特に脇腹付近を行う為、彼女は私の腕をベッドから広げた。
まぁ、この時が一番チャンスとは言えるのだが・・・
腕はベッドからはみ出し、移動する彼女の太腿や短パンにあたる。
それは特別不自然ではないし、彼女たちの仕事柄、慣れてもいるだろう。
少しその状態が長ったので、俺は勇気を出して手の甲で彼女のお尻に触れてみた。
反応しない。まぁ、許容範囲内という事なのだろう。
それならば男の心理として、さらに踏み出したくなるもの。
手を裏返し、完全に彼女のお尻を掴んでみた。「ダメ!」と静かに腕をはずす。
しかし諦めない。
一度触るところまでを許されたなら、何とかそこに戻し、さらに進みたい。
その攻防を数回繰り返していた。
作業が足先の方に移った時に一度遠のいたが、再び上半身に戻ってきた。
今度は優しめに手のひらで彼女の尻を撫でるまでにとどめたので、
彼女のセンサーを何とかギリギリ作動させない状態を保っている。
彼女が俺の顔の横に来た頃、俺は勝負に出た。
もう完全に彼女は俺が勃起していることを知っているわけだし、尻は触らせている。
さらに進めようとするのは彼女にも暗黙の了解だろう。断るかは別として。
彼女が俺の胸元で作業している時、彼女が近づいたタイミングで胸を揉んでみた。
「あぁっ、ダメ!」と拒否していたが、嫌いの拒否でなく、肯定的な声だ。
それも数度繰り返し。最後にはタンクトップの下から直接手を入れていた。
日本人離れした最高のバスト。服の下から触るのは尚更興奮する。
その頃には完全な勃起状態で、彼女がどんな顔で作業しているのか見たかった。
「流しますね」と彼女は一度ベッドから離れた。俺は自分で顔のタオルを外したが、
戻った彼女は再びタオルを載せて来た。まだ時間は40分になっていない。
彼女のタオルの意味を良い方に解釈し、再び触り始める。
思い切って彼女の陰部を触り始めた。止められないギリギリの推し引きを繰り返した。
そして、一か八か、直接指を入れる事を試みた。
「キャっ!」さすがに反応し、俺の顔のタオルが落ちた。でも彼女はまた戻した。
つまり、それでも続行という合図だ。尻を撫で、直接胸を揉み、短パンの上から陰部も。
タオルを外させない事を逆手にとって、俺は思い切って自分のペニスを彼女に握らせた。
抵抗はしなかった。
一度握らせてしまえば、彼女の体は自由だ。
彼女にペニスを上下させながら、ついに彼女の陰部を直接触る事に成功した。
指を入れて気付いたが、汗や水分じゃない。粘度と熱を帯びたあの感触だった。
彼女の尻を引き寄せ、よりベッドに近づけ、さらに奥に指を入れた。
「ううっ」という声が時々響き、彼女の好きな場所なのか、そこに触れると、
時々ビクッと反応した。最後には「あぁー」と悲鳴に近いような声まで上げた。
彼女が「時間です!」と言ったので、タオルを外し、
「このまま終わらせる気か!」と少し激しい口調で言うと、彼女は、
「どうすれば良いですか?」と尋ねて来たので、「触らせろよ!」と、
ベッドから降り彼女の方に近づきタンクトップの上から乳を揉んだ。
彼女は小声で「ああっ」しか反応しないが、それはこちらには最大のチャンス、
彼女のタンクトップを脱がせ、後ろから乳を激しく揉んだ。
部屋の片隅に逃げるように向かう彼女を追いかけ、野獣になった俺は許さず、
今度は短パンも脱がせた。
床に彼女を倒し(ベッドもあり外から完全に見えない)、
彼女の口元にペニスを近づけ、強引に口中に押し込んだ。
その最中、目の前にあるエステ用ローションが視界に入り、使う事を思いつく。
豊満な彼女をローションまみれにして、好きなだけ胸を揉んだ。
完全に頭の中が壊れた俺は、彼女を裏返し、後ろから思いきり突っ込んだ。
彼女は「ああぁー」と声を上げていたが、性器は完全に受け入れていた。
普段は注意深く中出しなどした事の無い俺が、その時は全くブレーキすら遮らず、
おそらく大量のザーメンを放出していたと思う。
終わった後の彼女の陰部からあふれ出した光景を見れば、半端な量じゃなかったはず。
その場のシャワーで流し、エステ室を後にした。
今更浴室にもいられず、すぐにロッカー室で館内着に着替え館内居酒屋に向かった。
酒を飲みながら冷静になって、外人相手と言うこともあり、病気が心配になった。
何より、従業員がやって来るのではないかと、少しヒヤヒヤしていた。
しかし、何事もなく、興奮したまま朝を迎えた。
そのことは当然強烈で、仕事に関係なく、一ヶ月ほど後に再度行ってしまった。
その女性はいなかった。今日いないだけかもしれないし、人の変わりが早いのも普通。
その日は早めの時間・週末という事もあり、3つのベッドはフル回転の様だった。
同じ手口、遅い時間を狙ったが、今日は逆に、混雑にも関わらず時間通りの締切をしてた。
あんな経験をしてしまった事もあり、“普通のエステ”に気が向かず、
今回は風呂だけを楽しんで帰った。
タイミング・状況、あんな事はもう二度とないだろう・・・
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テーマ : 読み切り短編官能小説(リアル系)
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