「止められない」
オレは悪魔なんかじゃない。
人としてやってはいけない事をしてしまった野蛮人だとしても・・・
オレの両親は訳あって別居していた。
2つ年上の姉は父と、そしてオレと母。
もうそんな生活が始まってから3年が過ぎようとしていた。
オレは現在高校1年。離れて父と暮らす姉は高校3年になっている。
父と母は何かあっても電話で連絡を取り合うだけ。
オレと姉も、別居している側の親に会うために偶に会う程度。
最後に会ってから3ヶ月は過ぎていると思う。
役所勤めで我が強い父、そしてしっかり者だが母やオレを馬鹿にする姉は、
父が建てた一戸建てに残った。
飛び出した形の優しく弱い母と、自分でも不器用な性格だと思うオレは、
古いアパートで細々とした生活をしている。
家庭を疎かにし、女を作り、そして暴力まで振るった父からやっと逃げた母。
それなのに現実主義の姉は、楽で自由な父の元を選んだ。
姉は大人だし、頭も良いのだと思う。だからなお更、オレとは仲も悪い。
姉は久しぶりに会っても上から目線で話してくる。
それはオレだけでなく、自分の母親でもある人に対してもだ。
家族の事、生活の事、そして環境・・・
高校生になったオレは日を追って荒んだ生活になっていた。
不登校の日が増えたり、夜中まで帰らなかったり。
母親が心配する気持ちは十分に伝わっていたし、申し訳ないとも思っていた。
でも、どこにも吐き出せない気持ち、それがどうにもならないでいた。
それを感じてか、母はオレを怒る事などしなかった。
むしろ、それを怒ってくれた方が楽だったのかもしれない・・・
母親に頼まれた用事で、久々に父と姉が住む家に行った。
学校帰りの時間なので、勿論姉しかいない。
姉は相変わらず上から目線だったが、その日は特に酷かった。
学校でストレスがあったのか、それとも家庭の事なのかそれは分からない。
しかし、オレの事は勿論、母親の人生そのものまで罵倒して来た。
姉はその性格もあってクールビューティだ。
県でもトップクラスの私立に通い、中学の頃から何回も告白されて来た人。
プライドが高く、そして外に装い、そのストレスをオレと母に向けた。
オレは恰好の餌食だった。
成績は悪かったし上手く言葉が出ないオレは、いつでも姉に言い負かされた。
だだですら子供の頃から距離を感じていたけど、離れて暮らせばなお更距離は開いた。
もう、“自分の姉”という感覚も完全に薄れていて、
オレと母を攻撃して来る、優等生と美人を鼻に掛けた嫌な女だった。
姉の何かが切れたのか、母の罵倒は1時間近く続いた。
その間もオレから大した反論など口に出来なかった。
そしてその矢先は“反論すら出来ない”オレに向かった。
「あんたバカだよねぇ?!」「勉強も出来なければ彼女も出来ないでしょう?!」
「生活まで貧乏な暮らしして・・・ 生きてる意味も感じないでしょ?!」
本当にこの日の姉は酷かった。
そして、姉はオレの冷静さを奪った・・・
「あんた、彼女も出来ないで死んで行くんじゃない?!」
「可哀想過ぎるなぁ~」
ソファーの肘掛けに腰を下ろす姉は、制服のスカートからパンツを見せていた。
床に座ったオレの視線の高さが、丁度それと平行の位置になっていた。
自分のスカートの開きに気が付いた姉は、
「あんた見てたでしょ?! 何見てんの?? 自分のお姉さんを覗くか?」
オレを激しく捲し立てた。
「彼女が出来ないからっていやらしい事ばかり考えてるんでしょ?!」
「お姉さんにいやらしいこと考える様になったら動物以下じゃない!」
・・・
オレはキレた。
端に腰かけていた姉をソファーの中央に押し倒した。
姉は「何すんの?! 何してんのか分かってんの!!」と激しく抵抗する。
オレは姉の両腕を押さえつけた。
「やめてぇ! いい加減にして!!」と睨みつける姉を、オレは思いきりビンタした。
あの強気の姉が、そのビンタ一つで放心状態になった。
きっと、いつも完全に見下していて支配していると思っていた弟の予期せぬ反撃、
その考えもしなかった状況に完全に混乱したのだろう・・・
オレは服を破いて胸を広げた。
姉の白いブラジャーを目の前に見た時、もう目の前の姉は“ただの女”となった。
近寄り難かった姉。冷たく嫌な奴だった姉。
でも、小さい頃から意識する事は許されなくても、綺麗な顔立ちのその顔は、
オレにはずっと潜在的にあった。その綺麗な顔は憧れにあった・・・
オレは押さえつけたままキスした。その綺麗な顔にキスした。
女性の事など知らないオレの必死なキス。
それを性格を嫌いながらも、微かな憧れだった姉にぶつけている。
細く尖った綺麗な鼻。歯並びが良く、薄めの唇と繊細なパーツは本当にきれいだ。
こんなに近くで見る姉、そして知らなかった姉がここにいる。
「やめて、お願いやめて!」
姉は声を出すが、オレは姉の腕を押さえるチカラを抜かない。
そして姉のスカートを捲る。真っ白なパンティがそこにあった。
激しく暴れ始めた姉を裏返しにした。
そしてオレは自分のベルトを外し、姉の両腕を後ろで縛った。
姉はうつ伏せにされてからも声を上げて抵抗を続ける。
足の間に割って入り、パンティの上から陰部を触った。
女性の体に触れた事のないオレは完全に興奮している。
パンティを下すと、姉のお尻が露わになった。白くて小さいお尻。
「お願いっ、やめてぇ・・・」
泣きながら叫ぶ姉。初めて見る“弟に許しを請う姉の姿”・・・
もうオレは止まれない。
姉のパンティを一気に脱がせた。
姉は両足をバタつかせて暴れるが、かえって開いた陰部が良く見える。
オレは迷いなく、ズボンを下した。
入れる場所など分からずに姉の背中に載って抱きしめていたが、
興奮して突き上げるうちに、自然に中に入ってしまった。
それまでもオレに入れられる事を恐れていた姉は「やめて!!」を繰り返していたが、
オレが入った瞬間に上げた「やめてぇ~」の声は一際違うものだった。
苦しみ・悲しみ・絶望、その全てが混じった様な、
それまでの“同じ言葉”とは全く違う声を響かせた・・・
初めて経験するその快感に、オレは激しく突き上げた。
オレが大きく声を上げる様になったとき姉は、
「ダメっ、やめてっ、中に出さないでぇ!」
そう声を振り絞って必死にオレに言って来た。
オレはギリギリでその言葉に反応し、姉の中から抜いた。
姉のスカート、ソファー、絨毯の上。そこに広がった。
オレが尽きると、姉はうつ伏せのまま顔を押さえて泣いていた。
それまでの姉とオレとの関係性は変わった。大きく変わった。
姉もその時が初めての男性経験だった。
“男に抱かれる瞬間”を弟にされた事によって、姉のプライドは完全に消えた。
オレは初めて知ったが、プライドを無くした姉は優しい姉だった。
でも、それはもう“弟”に優しくする姉なのではなく、
自分を抱いた男への“愛”へと変わったのだった・・・
オレと姉は体の関係を続けるようになった。
両親は知らないが、オレが時々父と姉が住む家に行って抱き合っている。
姉は本当にオレを愛してくれる。まったく知らなかった姉がそこにいた。
優しく男を大切にする姉。
お互いに異性を何も知らない二人なのに、行為はどんどん深くなった。
勿論お互いへの想いも。
共に高校生の姉と弟が、学校から帰ってベッドに入り、“69”までしていた。
他の男女のような気遣いや駆け引きが無い分だけ、その進行が著しく早い。
オレは正常位での行為が好きだ。美しい顔の姉に興奮している。
そして姉から求めてくるキスが大好きだ。
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