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「巨体女刑事」





昨今の女性の社会進出の勢いには凄まじいものがある。
それはスピード感だけでなく、そのジャンル・範囲においても。
大都市を走る通勤電車を操る女性、路線バスなどではもう珍しくもない。
サービス業・飲食、普通に女性責任者を見るようにもなった。
だが一方でと言うか、一向に進まないジャンルも残っている。
危険地帯で活躍する自衛隊員、消火活動の最前線に立つ消防署員、
組対課や特殊班などの最前線で活動する女性警察官も、まだ無いに等しい。
内勤や事務仕事、情報担当では一人区を守っている事にならない。
今回はそんな時世の犠牲になったとも言える女性警察官のストーリーだが、その前に。
“男女平等”とは女性の社会進出は勿論、またそれは男性採用の平等化でもある。
つまり・・・
保育園で働く保育士さんも女性と同じように採用されるべきであり、また、
産婦人科の看護師さんにしても同じ、半数が男性でもいい事になる。

男性保育士さん、男児のみならず、きっと女児の着替えには丁寧に寄り添ってくれる。
男性看護師さん、出産後の汗だらけになった妊婦の全身を、きっと丁寧に拭いてくれる。
悪くない(笑)
男性は必ずしも男女平等に否定的ではない。完全平等なら面白いと思っているだろう・・・





人事と言うものは難しい。適材適所なんて基準で考えたなら大半が納得できるだろう。
極少人数の職場ならともかく、ある程度の組織になれば、人事担当も専門職だ。
評価・適正のルールと経験をもとに駒を進めればいいだけの話。
だが、実際は余計なチカラがそこに働いて来る。それもそっちが決定打になる事が多い。
人の見極め・判断力の乏しいくせに人事権を持ってしまった管理職がそれを行使した時・・・

同時に職に就いた県警の本部長・刑事部長の二人がよりによって二人とも・・・
キャリアでありながら遠回りの道を歩まされ、そして意地と恨みでその地位を得た。
自分たちもキャリアでありながら、彼らはキャリアの譜系を乱したがる。
自分たちには“特別なやり方”があるとことごとく邪道を好む。
彼らは周りが反対する事を押し通すのが大好きだ。
最前線に立つ刑事たちの苦労など自分たちの存在感の演出から見れば小さく思っている。
彼らは各刑事課どころか県警本部全体の反対風を押し切って人事を強行した。
26才の女性巡査部長を捜査一課の現場班に送り込むという異例のもの。
女性警官は能力が優秀でも第一線の最前線に立つ事は少なく、後方支援の担当が普通。
ただですら年齢的に現場経験に乏しく、そして女性というハンデも大きい。
まして県警本部の捜査一課に刑事経験のない女性巡査部長が呼ばれるなど論外だ。
“これからは女性警察官にも第一線で活躍してもらわなくてならない”
そんな言葉の下、きっと本人にとってもあり得ない程の強引な異動だっただろう。

島崎 望(しまざき のぞみ)巡査部長26才。
先月までは山野中央署の防犯係に所属していた。同期の女性警察官よりも早い昇進。
しかし今回本部の捜査課に呼ばれたのは現場での実績などでの評価ではない。
防犯係時代の彼女の仕事と言えば小中学校・公民館回りが中心で、イベント担当。
彼女の“特殊性”と言えば・・・
高校時代に柔道の西関東大会で優勝。それも3年連続。
祖父・父親ともに柔道を極めた人間であり、そして何より警察人生を送った人間たち。
生涯現場一筋、本部勤務になる事なく終わった人生だから、娘の栄転は嬉しいかぎり。
でも同時に思っているだろう、自分の娘がその年齢・経歴で配属になる不自然さを。
身長178センチ89キロ。確かに県警内に席を置く女性警察官の中にあって目立つ存在。
強行犯係の現場刑事にも負けないほどの身体能力を持っている事も間違いないだろう。
署内でも柔道では指導側にいた、その強さは男性警察官も皆が認めるところだ。
しかし・・・
まだまだ現場・警察組織、何も分かっていない。
先輩である祖父・父から教わる事も交番勤務の巡査長仕事に代表されるもの。
本部の刑事、それも捜査一課の最前線の事などアドバイスできるはずもない。
何より望を知っている誰もが思う事だろうが、彼女は今どき純粋と言うか・・・
柔道一筋、そして厳格な家庭環境、警察に入っても子供・年寄り相手の温水しか知らない。
大きな体をして、と言うか、大きな体の人によくありがちなおっとりした優しい性格。
恵まれた肉体と練習の積み重ねで活躍したものの、殺気の滲むタイプとは真逆だった。


大きな体、それを本部勤務の為に新調したスーツに身を包んで男性刑事の中に紛れる望。
しかしその顔・表情はまるで職場体験で必死に大人の話を聞く学生にしか見えない。
元々あどけない顔立ちだし髪は柔道着にはお似合いだが、まるで部活女子のままだ。
もう色褪せ・擦り切れたジャンバー姿のベテラン刑事たちの中に立てば浮いている。
でもむしろ現場の刑事たちは望に優しい、と言うか腫れ物に触るような扱い。
まぁ仕方ない、本部長・刑事部長肝入りの人事、余計なトラブルは御法度という事だ。
若い男性刑事どころか、“できなくて当たり前・むしろ可哀想”
そう思える状況を理解しているのだろう。
余裕のあるベテラン刑事より、むしろ年の近い若い男性刑事の方が露骨な態度をとる。
自分自身に余裕がないのだから仕方ない。
“勘弁してくれよ、マジかよぉ~”
シワの無いスーツ姿の望と組まされて署を出て行く若い男性刑事のお決まりの言葉だ。

それでも根性・体力では男性刑事たちに負けない、望も必死になって食い下がる。
いきなりの外勤で足に大きなマメをいくつも作り血だらけだが、それでもめげない。
先輩刑事の言葉を真正面に立ちしっかり目を見て言葉を聞き取る姿、
それを悪く思う者はいないだろう。
同伴を喜ばれる事はなくても、でも嫌われないレベルで頑張っていた望だった。


配属2週間、大きな事件が一つ解決、捜査本部が一つ閉鎖された。
そして次の事件、望は新たに立ち上がった捜査本部で一ヶ月目を迎えている。
個人経営者が殺害され、元従業員で素行の悪かった19才の青年が容疑者となっていた。
物証・目撃者・動機、早々に揃った事もあり事件は早期解決に思えたが、
その本人の所在がつかめず、捜査本部・所轄署は容疑者の確保に難航していた。
実家・友人関係・ネットカフェなどの聞き込みが連日続くが収穫のない日々は続く。
捜査員たちの意識は低下する一方で、緊張感も各所で緩んで来る。
出ない結果に焦りイラつく上層部をよそに、関係者回りも二巡三巡目となれば、
捜査員も反復作業、結果の出ない捜査に真剣身を無くして行くのも無理はない。
いつしか士気は下がり、私用・個人行動を行う刑事も見え始める。
望は所轄署のベテラン刑事とペアで暴走族関係者の聞き込みにあたっていた。
所轄署の作成したリストを基にしらみつぶしの聞き込みが続く。
午前中だけで関係先5件、20分にも満たない昼食の後、
すぐに午後の聞き込みを始めた直後の事だった・・・

「島崎君、申し訳ないがこの2軒、君の方で回ってくれないか?!
    さっき電話あってね、先月分の領収書が足りないって言うんだよ、経理が。
    大丈夫、この2軒は容疑者とは直接関係ないところだから安心して。
    そうだな・・・  3時半には合流できると思う。後で連絡入れるから!」
そう言って望の返事を待つ事なく所轄のベテラン刑事は人ごみに消えて行った。
もちろん望も基本中の基本、この場面で単独行動してはいけない事は分かっている。
新米刑事だからこそ尚更、望自身が守らないといけないと思っているはず。
しかし微妙な立場、つまり直属や同僚でなく所轄の刑事であった事、
そして一癖も二癖もあるベテラン刑事であった事、その圧に術を奪われてしまった。
望は仕方なくリストにある場所へと向かう。関係性の薄いはずの場所へと・・・


一軒目はベテラン刑事と別れた場所から20分ほどの距離の場所で、
容疑者の親族にあたる年配女性の営む個人スーパーに足を運んだ。
予想通り容疑者との関係性は乏しく接点はなし、予定通りと言うか空振りに終わる。
そしてそこからバス・電車を含んで40分ほどの移動、夜間営業の飲食店に訪れた。
この1軒だけがリストの中で不便な場所にあり、望は“ハズレ”を引かされた形だ。
その店で働くスタッフに容疑者の古い友人がいるとの情報があり、
知人・友人の中では一番優先順位の低い“ハズレ(ネタ)”がそれ。
どんな案件にも緊張感を持って臨むべきだが、望にもネタの重さが分かって来る。
そして同時に少しずつだが現場慣れも重なって、正直、緊張感も緩んで来る頃。

夜間営業の為、まだ店はオープンしていないが仕込みもあるのだろう、
まだ暗い店内だがカウンターの中にマスター風の男性が作業している。
望が扉を開けば外の明かりはまだ強いし、その手の店特有のドアのベル音も響く。
声を掛ける前にカウンターにいた男性は望に気が付き声を掛ける、
「まだ始まってないんですけど・・・」
そう口走りながらスーツ姿の望に気が付いてなのか続けて、
「ん?!  保険屋さん?  間に合ってるけど!」
半笑いで応えて来た。
当然、望は警察手帳を見せてカウンターに近寄る。
容疑者の知人という男性スタッフの存在を尋ねるが“不在”との答え。
確かにこの時間では最低限の仕込みの為のスタッフしかいないのも当然とも言える。
でもその男性の方が気を使ってくれて、
「ちょっと待って、今電話入れてみるから。早めに出勤させるよ」
そう言って携帯で電話を掛けた。
感じの良い男だが、その携帯を持つ腕にタトゥーが見える。
望は忘れていた緊張感を少し蘇らせていた。
「あぁ、今から来るって。近くにいるらしいから10分ぐらいで来るでしょ」
望が警察官だからなのか、実に感じのいい応対を見せる男。
「どうぞ、座って待ってて下さいよ」
男の愛想の良い応対に誘導され、望は申し訳なさそうに店内の端の席に腰を下ろした。
5人程度が座れるカウンターと丸テーブルの二人掛けが3つだけの小さな店。
“レストランバー”と看板にはあるが、ありがちな小さなバーだ。
おそらく食事物はほとんど出ない、アルコール中心の常連様用な店に見える。

5分ほど過ぎた頃、望は思い出したようにスマホを取り出して見た。
“圏外”  改めて自分が入って来た経緯を思い出していた。
そう、少し地下に降りるように階段を数段下に降りた場所にある。
電波が弱い、もしくは電波がないのも無理はないと思った。
アンテナ表示の出ないスマホには用はない、暗い店内にスマホの不自然な灯り、
望はバッグの中にスマホをしまう。
でも望は思い出す。“さっきスタッフ(目的の人物)に携帯で電話をしていた”という事。
それに・・・  この手の飲食店で携帯の電波が入らないと言うのは珍しい。
逆に望は無理にその理由を考える。
“そうか、自分のキャリアだけ電波が来ていないのかもしれない”と・・・
黙々とグラスを磨いている男性に声を掛ける望。
「あの・・・  こちらってDフォンの電波って来てないんですか?」
「えっ?!  えぇ。  Dフォンの電波弱いんですよ、時々入るんですけどね・・・」
そう言ってまた黙々と作業を続ける。(実際は電波を遮断されていた)
そうして数分、扉が開き外の明かりが店内に差し込んだ。
「おぉ、遅かったなぁ、刑事さんお待ちかねだぞ!」
カウンターの男性が店に入って来た男性に声を掛けた。が・・・
一人、一人、また一人、最初の人物を含めて4名入って来た事になる。

「刑事さん?」
そのまだ二十歳そこそこに見える男は望が刑事だという事に半信半疑のようだ。
確かにそうだろう。あまり見かけないほど大柄なスーツの女性、そして童顔で素朴な容姿。
望は丸椅子から腰を上げ懐から警察手帳を取り出して近寄って見せた。
「えぇ~  女刑事さん?!  なんかドラマみたいでカッコいいね」
「すげぇ~じゃん。モノホンの女デカなんて初めて見た。エロいのしか知らねぇよ(笑)」
「それエロDVDだろ?  “女性捜査官やりまくり”みたいな?!」
「そんなしょぼいタイトルあっかよ!(笑)  でも女刑事ってだけで勃起もんだなぁ」
本物の女性刑事の前で男たちは平気でエロ話をしている。
さすがに今は“広報活動の防犯教室”なんて場面じゃない、少年のおふざけじゃ済まない、
当然望は険しい表情になり強い口調で・・・
「ちょっとふざけないで!  〇〇君の事を聞きに来たの。連絡先知ってる?」
そう言い、仕事に掛かろうとはするものの、男たちの視線は望の体を撫でている。
露骨に胸をガン見し、手で擦るような仕草、そして視線を下げ・・・
恥ずかし場所を凝視して笑っている。
「ちょっといい加減にしてっ!  知ってる事を答えて。犯罪の捜査なのよ!!」
望は少し顔を強張らせて男たちを怒るが、男たちはお構いなし。
それどころかカウンターの中の男もそのやり取りを聞きながら笑っている。
そんなふざけた押し問答のような状態が少し続いた時だった・・・

いきなり後ろから羽交い絞めにされた。そして前にいた男が一足ずつ望に近寄って来る。
「わ・し・づ・か・みぃ~」
堂々と指を大きく広げたと思うとそのまま真正面から望の胸を掴んだのだ。
スーツの上からだが、後ろから羽交い絞めにされているせいで胸が前に突き出した姿勢、
胸を掴ませるのには恰好の姿になってしまっていた。
しかし望はそこらの貧弱な女性警官とは違う、一応は選ばれた最前線の刑事。
それも捜査経験などでなく、ある意味腕力が一番大きな理由だったのだから。
自分の胸を鷲掴みしている男を蹴り飛ばす事も出来るだろうが、それはいらない。
と言うか、まだこの時点この程度では相手に対する暴力は抑える意識が先に出る、
自分を羽交い絞めしている男を振り回すように弾き飛ばし、男は壁にぶつかった。
「おぉ!!  こいつ強ぇ~なぁ!  結構ヤバイぞ、半端じゃやられるぞ」
あらためてその体格で気付いたのか、それとも吹き飛んだ仲間の状況で気付いたのか、
いずれにしても羽交い絞めにされた女が男を弾き飛ばすパワーには驚いただろう。
男たちに緊張感が走る。望の周りを等距離で囲むものの手も出せない。
望もまた相手から手を出されない限り手を出せないまま。
再び後ろの男が羽交い絞めを狙うが失敗して腕を掴まれ床に倒される。
他の男たちも望の後ろを狙うが柔道での実力は半端なものではない、隙がない。
丸腰の望に対して丸椅子を持って構える男、それを前に出すも望に捕まれて動けない。
そんな丸椅子の押し合いの合間に少し無防備になる後方から望に蹴りを入れるも、
普通の女なら効果があるであろうそれが効かない。

押し合いに敗れた男は腕を痛め床に倒れた。
後ろからの蹴りを繰り返していた男も腕を掴まれて床に倒される。
既に痛い目に遭っていた男は望に近づけない。
今、たった一人残った男が真正面から望と向かい合ってしまった。
もう後ろに下がれない、壁に背中を押し付けた状態、望の優勢は決まった。
「アアァァァ!!!」
次の瞬間、望は床に崩れ落ちた。
その大きな体が無雑作に床に転がったような状態のまま・・・

「やっべぇやっべぇ~  全員やられるかと思ったよぉ~」
「おせぇっすよぉ~」
「もっと早く助けて下さいよぉ!(笑)」
「お前たちのブザマな立ち回り、楽しみたくてなっ。ほんと、情けねぇ~なぁ~」
床に倒れて意識を失っている望を囲んで男たちは談笑する。
腕力への自信が隙を作り、後方を無防備にしてしまった。
たとえ男性の格闘家でも常識を超えた電圧を受けてしまえば同じ結果だろう。
経験不足、何より一人行動をしてはいけない理由がこれなのだが・・・
男たちの恐怖心は抜けていない、男たちはすぐに望を縛った。
ベルトで後ろ手に縛られ、脚はガムテープで何回も巻かれた。
望が目を覚ますまでの時間はそんなに長くはない。
非情にも望が目を覚ますきっかけは・・・
Yシャツの上から胸を揉まれている違和感で目覚めるなんて。
女性警察官、それも捜査一課の現場の刑事としてはどんなものだろうか。
恐怖心? 普通に女性としての悲鳴? それとも・・・  情けなさ??
どれだとしても可哀想なものだ。
178センチ89キロの体を囲んで男たちが笑っている。
それも胸を揉まれているのは、そう、女刑事さん。
望はその巨体ゆえに大きい体が先行して目立つが、当然と言えば当然、
柔道経験者、そしてその体重からもわかるようにがっしりした体、つまり胸も大きい。
鍛えていない人間と違いその腕回り・腰回り・太腿などががっしりしているだけで、
それと別に、紛れもなく巨乳でもある。
羽交い絞めにされた時に大きく輪郭を突き出して見せたように、その胸も重量級だ。

もう意識は完全に戻している。しかし口元はガムテープで塞がれているし、
手足が縛られた状態で床に寝かされているのだ、身動きは取れない。
ただただ胸を揉んでいる男を睨みつける事しかできない望。
立場や体格とは逆の幼く見える顔・風貌、黒い髪は短く清潔感は部活女子のまま、
化粧っ気はないしここにいる男たちとは別世界に生きる人間。
シャツのボタンが外される。
一つ一つ外される度、望の目が潤って行くように見える。
悔し涙なのか絶望の涙なのか・・・
一つ言える事、それは望には男性経験がない。さらに言うと恋愛経験もない。
大柄な体格、そして大きく張り出したボリュームのある乳房が見えて来る。
“男を知らない肌”という比喩が似合う、ある意味粗雑で構えていない肌。
ただただ綺麗さを表現するような肌でなく、まさに体育会女性のそのものを思わせる。
20代半ばでありながら、男を意識する前の10代、それもまだ10代半ばを思わせる物。
男たちはギャップを楽しんでいるだろう。
巨体の女刑事の中に垣間見える“穢れなき少女”を。
ブラジャーの中に手を入れられて揉まれる望のその胸の感触、それは・・・
手の中に納まらない苛立ちを覚える乳房。何より弾力のある硬さが若さを感じさせる。
乳房全体が一つの肉塊として、歯ごたえの強い、噛み切るのに労力を要するような感触。

男たちはそれぞれが望の肉の感触を楽しんでいる。
こんな巨体の女性を味わう機会などそうそう無いだろうし、それも鍛えられた体。
乳房は勿論、太腿を触ったとしても特別な感触だと思う。
何よりこの巨体と童顔の組み合わせに分厚い弾力のある肉体のマッチングがレアだ。
警察手帳、スーツという鎧、柔道で培った自信もあるだろう。
だけど、今、今の望の顔は何も知らない・まるで自信のない少女のような顔をしている。
年下であろう男たちに髪を撫でられ、頬まで優しく・・・
ブラジャーを持ち上げられた。
こんな大きな体をして胸をして、なのに先端が美し過ぎる淡い色。
乳輪も薄ければ先端まで小さく淡い色だ。
小豆の大きさ、そしてコーヒー豆の形、何ともボリュームのある乳房に不釣り合いな程。
厭らしい汚い手が、指が、望の乳首を摘まみ上げる。
小さな乳輪まで含めて、男は雑な扱いで穢れなき乳房を弄んでいる。

肩を押さえられ、今度はズボンのベルトを外された。
巨体に似合わず黒く細いエナメル地のベルトをしている。
ボタン、そして短いファスナー、次々に外され下ろされて行く。
シャツがはだけたせいで腹部が露出した。望の今の姿勢のせいもあるが、これだけの体格、
横になっている事もあり腹部が大きく張り出して見える。
そのせいか下がって見えるパンティは小さく見え、その違和感も特別な景色だ。
無地のレースのブラジャーに対してパンティは小さい赤の花柄の刺繍が散らばる。
こんなところも穢れなき乙女を感じさせる、でも、それでも女刑事なのだが・・・


嫌がるも胸を広げられ下半身を晒され、そしてそれをスマホで撮られる。
男たちも素振りから処女である事に気が付いているかもしれないが、残酷なものだ。
仰向けにされて乳房を掴まれるが、その乳房は大きく男の手をはみ出して溢れ、
左右それぞれを別の男たちが掴むところ、そんな辱めも画像として収められる。
途中、ところどころで抵抗を試みる望だが、毎回加減のないパンチ・蹴りが体に入る。
柔道経験者ももうエネルギー切れ、そして何より心が追いつかない。
男性の前で裸にされ写真も撮られ・・・
望にはハードルが高過ぎた。

大人しくなって行く望を見て男たちは手足を外し、一度全裸に。
そして再び、今度は腕を頭の上で広げた状態でコーナーにある台にガムテープで巻かれ、
男が望の脚間に入り込んで開脚させられた脚は痛々しい程の角度で広げられた。
容赦ない、露骨に陰部を、そして挿入された状態でも撮影された。
声なく涙を溢れ出させる望が痛々しい。
押さえつけられ、されている事を、そして痛みを耐えてもいるのだろう、
時々苦痛な表情が強まるが、それでも声を出さないままだ。
中には小柄な男もいる。そんな男が縛られた望の上に載っているシーンでは、
望が巨体であるがゆえにかえって小柄な男に弄ばれる姿が痛々しくなってしまう。
自分より小さな男に乳房を掴み上げられ、望はされたい放題だ。
「処女だろ?! 教えてやるよ」
そう言いながら横にいる男に口まで奪われた。
どうせ犯されるならどれだけ強引に、ただただ強制的にされた方がいいだろう。
優しい声を掛け、そして“キスしてやる(教えてやる)”と扱われる非情。
悔しい事なのかさえ、自分の経験ゆえ分からないままだろう。
だが、なのに抵抗出来ないまま男にキスを“教わっている”


きっと痛いだろう・・・
ただ、今はセックス経験のない・処女としての痛みなど感じている心理状態じゃないはず。
刑事として悔しいだろうか?  そんなプライドは持っていて欲しい。
でもそれは酷だろうか。こんな状況、初体験がこんな形で奪われる事・・・
いや、やはり何も知らない望にとってはあり得ない状況でしかないはず。
一人終われば同じ体勢のまま次の男に載られる、そしてやられる。
違うモノが入る度に顔を横に背け歯を食い縛る表情。
痛いだろう、苦しいだろう。男たちは望の“痛み”にも容赦ない。
相手が未経験者である事を想像できても、自分の欲望のまま中を突き上げる男たち。
たとえ大柄だからと言って、もう望の体が壊れそうだ、勘弁してあげて欲しい・・・
もう大粒の涙を流している、泣き声を上げているのに・・・
それでもお構いなし、男たちは望の乳房を掴み上げ、そして上下・前後を続ける。
しかも今度は、
「しゃぶれよ!  しゃぶるんだよっ!!」
横になったままの姿勢で男はペニスを押し込んで来る。
相手が男性経験に乏しいであろう事は知っているはずなのに、
さらにフェラチオまで強制して来る男。
した事があってもなくても、こんな状況で強引に押し込まれれば・・・
それにどんな女性でも苦しいだろうが望にはどれほど苦痛だろうか。


望は輪姦され続けた。2時間近い時間だ。
完全にボロボロにされ、もう男たちもやる事を無くした頃になってようやく助けられた。
携帯が通じず連絡が絶たれた、捜査員にとって非常事態だ。
ペアを組んでいた所轄のベテラン刑事が連絡を取れなくなった事に焦り本部に報告、
担当リストの先としてパトカーを急行させて万事休す、望は助け出された。
助け出された事になるだろうか・・・
パトカーの制服警官が駆け付けた時には両腕を台に縛られた状態、それも全裸。
着ていたスーツ・下着は散乱し、望の体は精液で汚れている。
捜査一課の刑事がこの状態で同じ警察官に発見されて、これで助けられた事に?
それも個人的事情だが、女性にとっては大きいだろう初体験、処女を奪われた。
見ず知らずの初対面の男たちに、それも仕事的に許してはいけない暴力をもって奪われた。
自分も過去に性犯罪被害者に触れた事ぐらいはあったが、性的な経験、
それどころか恋愛経験もなくリアルを感じないまま対応していた望。
それがいきなりこれだ、ハードルが高すぎる。


最悪な事に、望は誰か分からない子供まで妊娠してしまった。日が悪かった。
挙句の果てに同情どころか同僚刑事から“だから女性刑事はダメだ!”と言われ・・・
もうボロボロだ、退職するのも無理はない。
本部長・刑事部長の浅はかな試みは見事に崩れた。
それも警察官とは言え、穢れなき一人の女性が大切な物を壊されてしまった。
最前線で活躍する自衛隊員なら敵に囚われればレイプされる事もあるだろう。
やはり女性が最前線に立つ事は難しいのだろうか・・・
でも、それを越えなければ同じ仕事をしている事にはならない。



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