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「HEROINE(ヒロイン)  ~ 盗撮地獄の女たち ~」





ただ一つ。
夏、それはヒロインの季節、そしてそれは・・・
盗撮の季節。


薄着になって美しい女性、シェイプされたカラダ、鍛えられたカラダ、
なんて美しいものだろう。
衣服との違和感、そしてはち切れんばかりの豊満なエロスとは別物の、
“アスリート女子”なんて言葉が似合うような引き締まった肉体。
衣服が肉を収めているのではなく、ただ添えられているように外周を包むだけの生地。
より薄く、より狭い面積こそが似合ってしまう自然のなす美しさ。
サンライト・スェット・サンド、女性たちを輝かせる演出が止まらない。
小さい面積のビキニ、濡れた水着、汗の似合うコスチューム、
男たちをカラカラに乾かすほど、夏は男の体液を奪って行く・・・



陸上女子。トラックの上を走っていると言うのに、それは水着以上に激しい露出。
スタンドから望遠のカメラが狙っているが、それは“公式カメラ”とは形だけの、
本当はほんの数枚の提出分以外私物の、如何わしい画像溢れるコレクトされる目的の物。
切れ上がったレーシングブリーフ、もう最低限の場所しか隠していない。
付け根から伸び出たその脚はこの世の美しさではない。
良い色に薄く黒光りさせ、時々綺麗な筋を見せながらアンツーカー色の上を走る。
僅かに横方向の生地があるものの、筋肉で割れた腹部は全て外に出ている。
綺麗な形のヘソ、肉がはみ出る事などなく、その上にあるトップまで大きく肌が広がる。
レーシングトップに包まれるバストは最低限の大きさながら、まったく無駄のない、
その見事な“そのままの形”で高速で吹き抜ける風を感じている。
レースの直前に上に穿いたウェアを下ろす瞬間の美しい女たち。
走り終わり、膝に手を置いて上がった息を整えている彼女たちの突き出した尻、
“はみ出す事のないヒップ”は芸術の世界、温もりの残った最高の彫刻物。

走り幅跳びでは砂の上に転び、腰回り、時に上半身まで汚して見せる。
汗でこびり付くのか、その汚れははたいても取れないが、その姿がまた美しい。
ただ走っている時に感じない、砂と汗が絡み合ったような生々しい匂いが伝わりそうだ。
時に首、頬まで砂で汚して・・・
年齢にかかわらず、女子アスリートたちの必死な姿と言うのは特別な味がある。



チアリーダー。夏の暑い時期、白球を追う少年たちの為にと、
真っ黒に日焼けした彼女たちは肌から汗を噴き出させて、体から声を振り絞って応援する。
派手な色の上、けれど、短いながらも意外と地味なスカート。そして、
束ねた髪を大きく揺らし大きく脚を広げて声援を送る・・・
健康的だからこそ、彼女たちに汚らわしさがないからこそ、それを喜ぶ男たちがいる。
スタンドの下から、そんな微笑ましい純粋な彼女たちを撮っているようでいて、
そのレンズはずっと下の方に焦点が合っている。上に行ったところで、腋。
さらに上に行ったところで、箸休めのショット、汗で張り付いた髪が匂う頬のアップ。
ランナーが出て、投手がピンチになって、彼女たちは祈るような表情だ。
だけど・・・  彼女たちの無防備な隙間・角度を逃さない男たち。



祭り。こんな宗教的イベント、楽しいはずの賑わいの場所にも如何わしい男たちは登場。
サラシで巻いた胸元、美しい肩のライン。日常では見ない派手なメイクも、
真夏の日差しに負けない。仲間や観客たちのかけた沢山の水で濡れた彼女たち。
楽しそうな笑顔だが、ファインダーはそんな健康的な画像として収めていない。
夏だと言うのに地味なシャツと地味なジーンズ、そしてキャップを被りカメラに夢中、
そんな男たちの下半身はカウパーまみれだ。
真っ白の映える女たちの健康な衣裳・掛け声のその逆、黒く毒々しい荒んだ目的。
見学している女性に少しでも露出の多い女性を見掛ければ、焦点を変え、
後ろから、そして遠くの反対側から望遠を駆使していやらしい画像を必死に撮る。
胸元の谷間を探し、必死で近づき下から狙える場所を探し盗み撮る。
時には無防備な子供たちまで・・・  露骨で卑猥な男たちが蔓延っている。



イベント。台の上に立ち、生き生きとした笑顔としゃべり口で人前に立つ女性。
彼女の前には複数のカメラが並んでいる。
そして彼女の後ろにあるカメラたちは低い位置で構えられて・・・
この日の為に用意された美しい衣装。この時期に似合うように、面積を小さくして。
専用の、派手で手作り感溢れる衣裳は試し着の機会が少なく、
脚を上げてショーツを見せ、頭を下げてブラを見せている。
男たちのシャッターが止まらない。いやらしさの無い下着も、こんなシチュエーション、
少しだけのぞく、その健康的な隠れた場所ほど良い演出はない。
いつもなら味気ない真っ白なショーツでさえ、それが特別なものになる。
混雑に紛れて近づき、休止中のフリをして真下からアングルを狙う。
家に帰って必死で見れば、きっと中央部分は汗で濡れているだろう。
時に大当たり、生理用品で膨らみ、それも赤黒く染めていたりすれば・・・
本人の体調への努力に対し、男たちは何と卑劣極まりないのだろうか。
きっと大喜びで共有し、自慢げにネットに投稿するのかもしれない。



水泳部。撮影厳禁のこの場所で堂々と撮影し、それを楽しむ悪い奴。
一人、たちの悪い水泳部顧問・コーチ。指導資料のフリをして・・・
一人、自分の家がプールを狙える場所にあるからといって、隠し撮りの男・・・
一人、彼氏に頼まれたからと自分に言い訳をして、仲間を盗撮する悪い女。
今、盗撮の現場では女性盗撮師が大活躍している。女を売るのは女、
ある意味、女が同性を盗み撮る盗撮なんて、一番卑怯で黒い行いだが、
それは一番破壊力があり、最高の成功率を誇っている。
更衣室盗撮・露天風呂盗撮、女性盗撮師たちの活躍の場が本当に大きくなっている。
見せるためでない水着、だから美しい。
無駄な装飾なく、無駄な生地を使わず、ただ最低限で体を包んで行く水着、その姿。
競泳水着マニアには、普通の水着愛好家を圧倒する熱量がある。
本物のアスリートが着用するパッドなどの余計なものを最低限に省いた水着、
それはそのアスリートが自身で鍛え上げたその造り上げたラインそのまま、
まるで水の中に溶け込むように映し出してくれる美しさがある。
今時普通にして透けないが、水から上がるほんの一瞬だけ、肌から水が離れ行く一瞬だけ、
その瞬間に見せる輪郭、そしてその柔らかさ・形が伝わって来る瞬間、奇跡。
慣れた物は動画でそこを狙っている。
並外れて広くなった肩幅、そこから下がって行く鋭い三角形のライン。
脚の付け根の肌は毛穴の色が見える場所までひらけて、縦の生地は本当に細く残るだけ。
水から上がった瞬間の自然なツヤに包まれた足の全て、そして陰部から滴り落ちる水滴。
奇跡の瞬間、遠く離れた場所から長いレンズが彼女たちを狙っている。



ライフセーバー。アルコールの匂い、楽しむ人たちの歓声の中、派手な水着、露出、
ビーチ・プールは熱気とエロスに溢れている。
そんな中、競泳水着、それも単色、デザインすらない、時に所属名だけの入った、
そんな水着に真っ黒に日焼けしたそのカラダを包んで仕事している女性たち・・・
無駄のない美しさとは、そこに真実だけがある美しさと言うこと。普遍な物。
大きな音で鳴り響かせる笛の音、まだまだ若い彼女たちも安全を指導する役割。
大きな胸を露出させ、仲間たちと派手な水着で自撮りし合う女たちにない魅力がある。
それでも、劣悪な環境のなか仕事している彼女たちにさえ、
いやらしい視点でカメラを向ける男たちが後を絶たない。
日焼けフェチ、競泳水着フェチ、透けフェチの男たち。
彼らはビーチ・プールに溢れている、見せつけるような露出・究極の肉体女性をさしおき、
何も飾らず、地味に自分のユニフォームで働いている彼女たちをつけ狙う。
こんな真夏の彩り溢れる環境の中でさえ・・・



ビーチバレー。彼女たちがやっているのは人数が違いながらも、それはバレーボール。
それが体育館の中で普通にやっているなら、そのユニフォームは別世界だ。
活動する場所が砂の上になっただけで、今時の陸上ランナー同様、
競泳やシンクロでプールで泳いでいる、本業の彼女たちが着る水着よりも露出が凄い。
水に入る事なく、砂浜の上で激しいプレーをし、全身が汗まみれになる、
“その水分”に包まれるだけの水着だが・・・
競泳選手がプールを上がった時に撮られる陰部から滴り落ちる水滴、
それはその光景に必然性があるし、見方だけのエロスとも言える。
しかし、ビーチバレーの選手が撮られる股間、その一部だけ汗で濡れた場所のアップ画像。
それには水中で活動するスイマーなら避ける事の出来るエロス、
それを違った解釈で拾い上げられてしまう悲しいシーン。
陸上選手とほぼ同じコスチュームながら、汗の量が違う。そして、
走り込んで転び、大きく股を広げた体勢のまま、撮影者たちにそこを許してしまう。
“真ん中の生地だけが色を変えた画像”
それを卑猥なカメラマンたちに撮らせてしまうのだ。
きっと覚悟してやっているのだろうが、それはどんなに恥ずかしい、
そしてやりきれない気持だろうか・・・

若い頃から、そして何年もその道を続けて来たならまだいい。
しかし、20代も後半になって、そしてそれまでの蛍光灯の光、
体育館の中で少ない露出で活動して来た選手が、突然炎天下の砂浜の上に立つ。
それも普通なら絶対着ないであろう超露出のビキニウェア。
何より、転向したばかり、その白い肌、そしてキャリアにして“新人”であるところ、
それはレンズを覗いているいやらしい男たちにとってどう映っているのか。
なれない、その恥じらいを隠せない動き、特にその表情を馬鹿にするように、
男たちは白いままの、でも必死な汗に包まれたその肌を狙う。
屋内で活躍できたように動けない、情けないその今の姿、それを投影した辱め、
沢山のレンズは彼女にそれを突き付けているだろう。
屋内のまま終わっていれば受ける事のなかった男たちの視線、
それは露骨に、その濡れた陰部に向かっている。
勝てない、思うように動けない情けなさでなく、水着にされ露出させられ、
それが品の無い観衆の中で適当な扱われ方をされる事、そんな情けなさ。
収められる画像の数々、そこに彼女のそれが写る。心を裸に脱がされたそれが。



夏は露出の季節。体温を正常に保とうとする人間にとって普通の行動。
でも、女性には女性特有の持ち物があって、それが男を刺激する。
カメラが狙っているのはそんなところだ。
アスリートは人前で輝くことが仕事。女性アスリートはフィールドに立つヒロイン。
誰もが憧れ、そしてその美しさに心躍らす。
けれど・・・
ヒロインというとても健康的なその言葉も一転、いやらしい男たちがそこに集まると、
その景色はまったく別のものを映し出す。
元々はあるものなのだろうが、いやらしい男たちはそれを引きずり出す。
ただですら露出の多いそのユニフォームを引き剥がし、全裸にしようとする。
それどころか、それだけで満足せず、隠そうとする心の中まで露出させようと必死だ。

今年も沢山のヒロインたちが剥き出しにされるだろう。
夏、彼女たちが立つその季節は、そんな場所という事だ。




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