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「囚われの義妹  ~ いつしか最愛の君と ~」





「梢(こずえ)ちゃん、本当、来なくっていいって! 一人で大丈夫だよ」
「お兄さん、タカくんだって心配してるんですよ。別に時間ありますから」

情けない事に仕事先で事故に遭い骨折、家で不自由な生活をすることに。
来てくれているのは弟の嫁、つまり俺の義妹・梢ちゃん、その人だ。
弟はしっかり者で仕事も外回り、それも第一線のトップセールス。
そのしっかり者の弟が嫁に選んだのは意外にも、もちろん良い子なのだが、
どちらかと言えば優し過ぎて、そして自分に自信がなくて心配性で・・・
強気でハキハキした弟とは一見不釣り合いにも見える子だ。
二人は中学の時の同級生で、その頃から好きだったのは弟の方だったよう。
弟は男臭いタイプだから、きっと守りたくなる本能が出るのかもしれない。
ショートカットの髪型は少しだけ茶系に染めていて、そして少しアンニュイ。
淡い色や白系のモコモコした服が似合うような、優しい感じがそのままで。
未だにこの子が自分の妹である事がすんなり来ないほど、なんて言うか・・・
梢ちゃんといると、不思議とフワフワした感じになるから不思議なんだ。

弟も俺に優しい。昔はそんなじゃなかったけど、あれから変わった。
俺も一応は結婚していた。確かに結婚していた事がある。
でも、今はたった一人になってしまった。嫁を亡くしたからだ。
弟の結婚式が終わり、延期になっていた新婚旅行から弟夫婦が帰って来た直後だった。
ある日突然、それも嘘のような事故の犠牲者になった。
どれだけ時間が過ぎたんだろう。長かったような短かったような、
それでも、最近はやっと現実と向き合える様になって来たところだった。
それがこのザマ。また弟夫婦に迷惑を掛けてしまった。
あの悲しみの日々からやっと立ち上がったというのに、またしても迷惑をかけるなんて。
弟夫婦には本当に頭が上がらない。特に血の繋がりの無い、
まだ数年の付き合いだと言うのに、早々に、そしてまたしても迷惑を掛ける。
梢ちゃんには本当に申し訳なく思っている。
実の妹なら喧嘩ばかりかも、もしかしたらかえって付き合いが無くなっているかも。
それなのに優しい声を掛けてくれる梢ちゃんは大切な妹だ。血に関係はない。

弟は本当に忙しい生活を送っているようだ。梢ちゃんはよく漏らす。
早朝に出掛け、家に帰って来るのは深夜、そして休日は接待漬けらしい。
もう支店長の椅子が見えているらしく、弟の会社では支店長が課長級で、
そう、弟もついに会社側の人間になる日が見えて来た。
少しヤンチャで家族を心配させた時期もあったけど、見違える人間になった。
そうだな、きっと可愛い嫁さんも似合っている。
だからなお更、寂しいはずの梢ちゃんも弟の為に我慢しているのだろう。
弟の会社は時間外の働きに対する評価もシビアなようだから、梢ちゃんにも負担は大きい。
それでもここに来れば優しい笑顔を見せてくれる。
きっと良いお母さんになるだろうに、まだ子供は授かっていない二人。

掃除・洗濯・炊事。ここに来てやってくれれば2軒分の仕事だ。
本当に申し訳ない。俺は日に日にそんな気持ちを募らせていた。
同時に、妹、その背中・立ち姿に何か少しずつ大きくなる新しい感じも気になっていて、
“それが何なのか”、見えないそれに少し不安も感じて・・・
もう少しでギブスが外れそうな、そんなある日の事。


「お兄さん・・  お兄さん・・・  ・・・  (泣き声だけに) 」
突然の電話、それも梢ちゃんが泣いていて話にならない。
「いいから、タクシーでもいい、こっちにおいで!  こっちでちゃんと話して」
俺は直接こっちに来るように梢ちゃんに言った。
不安だ。優しく心配性な子だけど、あんなに泣いているのは初めてだった。
何があったのか、俺は心配で仕方ない。今は紛れもない俺の大切な妹だから。
待つ事40分ぐらいだろうか。梢ちゃんは自分で運転してやって来た。
顔は泣き腫れていて、瞳の周りは赤い。
部屋に入るなり、俺に抱き付いて声を上げて泣いた。
梢ちゃんが泣き止むまで長い時間を要した。そしてやっと重い口を開いた。


(梢)
「二日前にショッピングセンターの駐車場で子供にぶつかったんです。
  ぶつかったって言うか、ほとんど止まっているところに男の子が当たった様な。
  それで、その場でその子のお母さんに確認したんですけど、なんでもないって。
  お子さんも元気だったから、連絡先だけ交換して帰ったんです。そしたら・・・
  今日電話が掛かって来て、それも怖い男の人で、私が逃げたって・・・
  (再び涙を溢れさせて)
  警察に届けるって言うんです。ひき逃げだって。前科になるって。刑務所に入るって。
  そんな事になったら、タカくん支店長になれなくなっちゃう。
  それどころか、タカくん会社にいられなくなっちゃう・・・  (激しく泣いて)
  もう終わりだよぉ~。私のせいでタカくん・・・

俺は彼女を宥めながらさらに内容を聞いた、それは要するに先方の要求。

(梢)
「もし示談にしたいなら300万円持って来いって言われて。そんなの出せないよぉ。
  タカくん絶対にそんなの許さないもん。全部タカくんに預けてるから勝手に出来ない。
  もうどうにもならないよぉ~  全部私のせいだよ。本当にごめんなさい・・・」

再び、そして彼女は床に大きく泣き崩れた。
俺だって冷静なら、そして最近の弟夫婦との関係でなければ(特に梢ちゃんとの)、
きっともう少し冷静な対応が出来たはずだった。でも・・・

「ごめん、俺も妻の事や色々と続いたから今すぐ用意できる金がないんだけど、
でも・・・  かき集めれば200万近くならなんとか用意できると思う」
そんな対応しかできなかった。それが良い事ではないと頭では分かっていたが、
俺を気遣ってくれた弟、そしてその弟が頑張って積み上げて来て見えた先が消える事。
何より、妻を亡くしてからの日々を寄り添ってくれた梢ちゃんの苦しみ。
それを目の前で見てしまい、冷静でなんかいられなかった。

俺たちは二人でかき集めた220万を持って先方に出掛けた。
呼ばれた先は下町の工場街にある小さな金型工場で・・・
もう埃の被った工場の奥、事務所まで俺は松葉杖、そして彼女が支えてくれて。
そこだけ灯りがついていて、中にはスーツの男が3人。そして案内役の計4人。
「遅かったなぁ、たかだか300ぐらいで待たせんじゃねぇよ!」
スーツは着ていても弟とは違う、あきらかにガラが悪い。
「あんた付き添い? 助けてやんの??」「足が不自由なんだ。泣き落としは無しだよ」
一番年上で偉そうな男が言って来た。
「梢ちゃん、俺が言うよ。申し訳ありませんが・・・ 220万しか・・・」
俺と梢ちゃんは深く頭を下げた。
反応がない。
俺は正面に座る最年長であろう男の顔を見た。静かに笑っている。
「それで??」
こちらが何も言えないでいると、少し大きな声に変わり、
「だから、それでどうしたんだよ!!」と顔色を変える。
俺は苦し紛れもあったがこの場は収めたい、苦し紛れに、
「必ず残りの80万は用意します、だから今日のところはこれで許して下さい」と、
再び深く頭を下げた。でも、また反応がない。
再度男の顔を見れば、男は静かに問いかけて来た。

「今日300万だ。二度手間はねぇ。ここに300無ければダメだ。
  どうしても後日にしたいのなら1000万だ。それが用意できるか?!」
俺が答える前に「無理です、そんなの無理ですっ!!」と、先に梢ちゃんが答えた。
俺にしても追加で80万を何とかしようとは考えたが、1000は途方もない。
言葉も出なかった。すると、
「あぁ?! いい大人が雁首揃えてハシタ金を受け取りに来てやったんだっ!
   いい加減にしろよ、コノヤロー!!  てめぇ舐めてんのか!」
事務所どころか、作業場にまで響き渡る声で怒鳴りつけられた。
梢ちゃんは震えている。俺だってもう何も考えられない。
男は一度冷静なトーンに戻ったように続けた。

「ないもんはしょうがねぇよな。ここに220か。でも300なんだよ。
   300は300だ。80、ここで何とかしてもらおうか!」
導かれる様に俺は、「何とかって・・・」と口に。
再び男は口を開く、
「80だよ。80何とかするんだよ。ここでお前たちが80分出来る事って何だよ?!」
泣いたままの彼女、そして何も浮かばない俺は固まってしまった。
男は逆に優しさを含むような笑みを見せ、
「教えてやろうか?  お前たちにでも出来る事を」と勝ち誇った様に言った。

「そうだなぁ、お前たちの価値で80か・・・  うちは臓器なんて扱ってねえしなぁ。
   危ない仕事やらせてもお前たちじゃ逆にこっちが危ねぇや。なぁ?!(仲間に)
   そうだ、それなんかどうだ、まぁ80なら全部やってもらうのは当然だけど・・・」
“それ”と男が指さした場所、そこにはプロが使う様なビデオカメラが置かれている。
俺にはまったく意味が分からなかった。でも、
「お姉さん、あんただよ。あんたの覚悟でこの場が何とかなるかもしれねぇぜ!」
男たちが全員、梢ちゃんを見ている。俺はやっと気が付いた。
大がかりな撮影機材、そしてわざわざこんな場所に呼び出して・・・
俺は慌てた、「梢ちゃん帰ろう、もうダメだ。これ以上は無理だ。諦めよう」、そう言った。
梢ちゃんの手を引いて事務所の外へ連れ出そうとしたその時、男は言った、
「犯罪者になる覚悟したか。まぁいい。でも普通のサラリーマンなら会社にいられない。
   旦那には運が悪かったと諦めてもらいな。犯罪者の女房を後悔するしかない。
   この頃は世間の目も厳しい。ひき逃げ犯なんて、もうこっちじゃ暮らせねぇ」
その言葉を聞いて梢ちゃんはその場に泣き崩れて動かなくなった。
結局、それが最後の分岐点だった。引き返す道を放棄してしまった。

もう彼女を救えなかった。彼女は彼らの言葉に応じてしまったのだから。
梢ちゃんが弟を救いたい気持ち、俺は梢ちゃんを止められなかった。
俺だけが事務所の中に残され、絶対に事務所から出るなと念を押された。
出れば、彼女の行いの“全てが無になる”と。
扉を閉められてもサッシのガラスは素通し、工場の中は丸見えだ。
それはむしろ、俺に残酷なものを見せる事になる。
何が行われるのか、何一つ分からない。ただただ着々と準備は進められ・・・

チェーンを巻く様な響く音で外を見た。梢ちゃんが少しずつ吊し上げられていた。
腕を頭の上で縛られ、そこにチェーンが巻き付いている。
一人の男はビデオカメラで近づいたり離れたり、カメラの男は少し離れて撮っていて。
梢ちゃんの脚は少し開いた状態にされ、こちらはロープで固定された。
クリーム色のカーディガン・レースのフリルの付いた白いブラウスは次々に開かれ、
男たちは繰り返し前後左右、ビデオカメラ・カメラで梢ちゃんを撮りまくる。
義妹のブラジャー姿が露わにされた。こんなものをこんなところで見ているなんて・・・
吊るされて両手を上にされているせいもあるが、胸が突き出して見える。
いやらしい姿勢にされている。こんな姿勢にされた梢ちゃんを見るまで、
彼女の胸がこんなに張り出した胸だったなんて知らなかった。
撮影中の男が後ろに回り片手でブラジャーのホックを外した。
その緩んだ隙間から、男は手を入れ直接彼女の胸を触っている。そしてそれを撮らせる。
次の瞬間、もう一人の男は彼女のスカートのファスナーを外し、一気に下ろした。
足が繋がれている彼女の、そのロープの上にスカートが重なる。
白の飾りないパンティが剥き出しになり、それを男は下から撮る。
外されたブラジャーは切って外され、彼女のバストも剥き出しになった。
不謹慎な自分を醜く思うが、ここから見えるそのシルエットは黒光りして美しい。
俺は血の繋がった妹と別物として、彼女を女性として見ていたのか。
それを問われている様でもあった。

剥き出しのバストを揉み上げられ、パンティの中に手を入れられ、
でも、彼女になんの反応も無い事だけがむしろ救いだった。
男に掴まれて大きく形を変えるバスト。男の手から溢れているようにも見える。
無意識に閉じようとする脚はロープをピンと張りつめる。
胸・陰部、2か所を二人の男に同時に触られながら撮られる時間が続いた。
暫くして、私服の若い男が二人やって来た。体格の良い、日焼けした様な男。
彼らは早々に服を脱いで下着一枚になった。
きっとこれまでが導入部分で、そう、これからが本番と言う事なのか。
大きく広げられたブルーシートの上に、彼女は全裸にされ寝かされた。
全身にオイルのような物を塗られ、彼女の全身は光り輝く。
揺れるバスト、そして全裸にされた彼女の脚はきれいだ。
最初から二人掛かり。彼女は指示されるまま言いなりのよう。人形の様だ。
それも美しい肉体が薄暗い工場に不釣り合いで、真っ黒な機械油に汚されるように抱かれ。
口での仕事を強要され、そして二人。
そんな時間が続き、もう終わった様に見えた。でも・・・

彼女は四つん這いで押さえつけられ、お尻に何かを・・・
浣腸だ。浣腸されている。それも目を疑う様な、立て続けに挿入されている。
5個? 6個?? 恐ろしくなった。
なのに、男たちは普通にプレイを再開した。
苦しそうな彼女をよそに、口でやらせ、そして強引に挿入もする。
痛みに苦しんでいるのか、限界が近いのか、顔に汗を光らせ険しい表情は加速する。
そんな間隔がどんどん短くなって行き、ついにその時が来てしまった。
彼女は四つん這いのまま顔を床に押し付けて動かなくなり、そして・・・
男の用意したバケツに大量に噴射した。
険しい表情から解き放たれた様な表情を一瞬みせるが、すぐに泣き顔に変わった。
こんなところももちろん、それも噴き出しているアナルだけでなく顔まで撮られて。
放心状態のまま倒れ込んだが、まだ許されない。
男たちは彼女の後処理をしている。
洗い流され、繰り返し丁寧に拭かれ、そして次・・・
クリームらしきものが塗られていた。嫌な予感は的中して、
そう、彼女は四つん這いのまま、上と下に男を迎い入れる事になる。

汗だくの短い髪を振り乱して苦しんでいる。
むしろ、男の動きがゆっくりと丁寧で、下と上の男に一体感がある。
俺はもう“妹”を見ていないのかもしれない。
自分の中の片隅、それも知らないフリをしていたその闇を曝け出されてしまった。
梢ちゃんが好きだ。間違いなく女として好きだ。
あの光踊るバスト、そして長く美しい線の脚。きっと弟の為、
そして苦しい現実に苦しみ歪めているあの表情の梢ちゃんに反応している自分がいる。
見た事のなかった梢ちゃんの激しく乱れた姿。
俺は悔しい。弟の為に全てを晒す勇気、全てを受け入れる覚悟が見える。
そして、弟じゃない、全くの他人が梢ちゃんの中、それもアナルの中にまで入っている。
自分の置かれた状況の惨めさ、それは守れない情けなさじゃない。
そこに参加できない、梢ちゃんが抱かれるところを見せつけられ、
梢ちゃんを抱けない悔しさだ。
俺は完全に外道に成り下がったんだ。言い訳出来ない状況を迎えていた。


梢ちゃんがブルーシートの上で全裸にされたまま、男たちは次々に引き上げる。
最後にあの男が事務所にやって来て俺に言った、
「今回はチャラにしてやる。あの子に感謝しな。後は自分たちで片付けて帰れよ」とだけ。
蹲ったままの梢ちゃん。周囲にはまだ汚物の臭いが残っている。
俺は先に、遠く離れた場所に置かれたままの梢ちゃんの下着・衣服を手にした。
それを持って歩寄ろうとしたが、その下着を手にして・・・
立ち止まって梢ちゃんを見ていた。ずっと。ずっと・・・
何かが壊れる様な音がして、この一日、そして今が現実でない様な思いに。
そう、それはむしろ願望、それも強引で力ずくで折り曲げた願望。
悪魔になった。
俺は梢ちゃんの上に載った。さっきまで散々辛い思いをしたであろう、
もう精神も肉体もボロボロであろう梢ちゃんの上に載り胸を掴みしゃぶりついた。

「やめてぇ! お兄さん人間じゃないよぉ!!」
泣き叫び暴れて抵抗する彼女の両腕の手首をシートに押さえつけ、俺は必死に押さえた。
強引にキスをして、それでも暴れる梢ちゃんをさらに押さえつけながらズボンを脱ぎ、
そして挿入した。
泣き叫び、必死で“人であってほしい”と懇願した梢ちゃんを振り切って・・・
人としての全てを捨てるように、梢ちゃんの中に射精した。
泣き叫ぶ声は工場一杯に広がり、それはもう戻れない道を示した事でもある。


弟は全て受け入れ最後まで彼女を守った。
俺はもう無残だ。人として終わり、今はさ迷っている。




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