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「留守番主婦2」





午前10時過ぎ。
郊外に新築を買ったせいで早朝に出発するようになった銀行マンの夫、
もうリビングにその余韻はない。
さっきまで生意気な返事ばかりしていた息子、その余韻は微かに残っている・・・
その息子が部活を終え、再びその汗臭い体臭を持ち帰るのは暗くなってから。
自分が入行した支店でエリート支店長代理と言われていた夫との年の差婚、
それからさらにエリート街道を進んだ夫は現在本店の融資担当として管理職をしている。
仕事・接待、リビングの明かりが明るいうちに帰る事などまずない。
ローンはあるものの収入や将来にさほど心配もないし、
息子は公立ながら有名高校への進学率の高い、しかもスポーツでも有名な中学に入った。
夫・息子を送り出した昼前、食事関係の片付けも終わり一段落、
35歳の専業主婦はインスタントコーヒー片手にリビングのソファーに座る。
リモコンボタン→興味もないテレビをつけ、テーブル横の雑誌を読み始める・・・


30代の主婦には3タイプ存在するという・・・
夫にカラダを愛される者。
他人にカラダを愛される者。(不倫)
そしてあと一つ、誰からも愛される事なく渇きと生きる者である。
充実した男性経験があった女性ならば、肩書きが“母親”となったとは言え、
30代女性というのは最高に熟れた季節の中にいる。
それは女性としてココロ・カラダ、どちらもがバランスよく充実できる最高の季節だ。
そんな時、もしそんな時に“水”を与えられなければ・・・
きっと最高の花を咲かせる事が出来る能力がありながら、陽を得ず・水を得ず、
ただただ葉のままでやっと自らの本体を支えるだけなんて・・・
春、それもサクラのように思ったなら、どんなに悲しい事だろうか。

由佳、夫・息子の現在を見れば、言うまでもなく優等生の主婦だ。
自分が若い妻・若い母親である、そんなプレッシャーもあり、人一倍頑張ってきた。
別にプレッシャーをマイナスにしてしまうような人間ではないし、
元気過ぎず・はしゃがず、それなりに落ち着きもあって、良い主婦になっている。
ただ、きっと本人も思っているはず、
それなりに一生懸命走って来たが、自分から女房であること・母親であること、
それを除いたならきっと“何もない女”となってしまった・・・
きっとそう考えているはずだ。
若い頃から友達に合わせて遊んではいたが、自分に特別な趣味はない。
早く結婚して、すぐに育児、服やアクセサリーに興味とかはなく、
まだまだ独身のまま遊び惚けている親友たちとも距離が離れる一方だった。
とどめは郊外のこの場所に引っ越して来た事。
電話・メール・SNS・・・
手段は数あれ、一緒に遊び酒を交わすメンバーと距離が出来てしまうのも仕方ない。
夫婦として、親子として、友人として、自分だけが孤立していく。
昼下がりに一人リビングで過ごせば、そう思うのも無理はない。
夫には同僚・戦友がいる。息子にはクラスメイト・チームメイトがいる。
ただ一人陸の孤島に感じてしまう由佳、可哀想に思う。


TV放送では芸能人の不倫・猥褻行為スキャンダルが垂れ流しになっているし、
同じ時代に遊び楽しんだ独身組は、合コンや不倫の生々しい話を送ってくる。
静かな自分だけの昼下がりは悶々として・・・
女性誌、それも白人男性モデルの爽やかな上半身ヌードなのだが、目を止め、
そこに時間を止めてしまう自分、静かに股間に手が向かっていて・・・
“何やってるんだろう!”
ハッとして、自分を叱りつけるように洗面所に行き、激しく顔を洗う由佳。
独身の友人たちがハメを外していると言うのに、それを知りながら、
由佳は一層自分を窮屈な中に押し込もうと頑張ってしまう。かわいい女性だ。
簡単なメイク・束ねただけの髪、動きやすいからとバリュー価格のストレッチデニム。
洗濯を重ね首元が広がってしまっているプリントの褪せたTシャツ。
お金に不自由しているわけでもないのに、お洒落への興味すら失ってしまった。
そうでなければ年齢より背伸びした主婦としては難しかったのかもしれない。
自分に言い聞かすように、“さぁっ!!”声を出し、前の家から使い続けている、
もうボロボロになった掃除機での掃除を始める。
洗濯・縫物・買い物、合間に自分の昼食、仕事が待っているから。


掃除機をかけているとチャイムが鳴った。掃除機を止め玄関へ。
インターホン越しに映った作業着姿、それを見て会話を交わす前に想い出した・・・
浴室のコントローラーの調子が悪く、今週中、業者の都合で見に来る事になっていた。
玄関を開け、不具合の症状を説明しながら業者を浴室に案内、
業者を浴室に残し自分は途中になっていた掃除機のところへ戻って続きを。
リビングの掃除が全て終わり、後回しになっていた洗濯を思い出して脱衣所に向かった。
由佳は目を疑い、立ち止まったまま動けなくなる。
業者の男性が洗濯機の前に立ち、由佳のブラジャーを持ち、それを顔に当てていた。
エンジの少し派手なブラジャーでサイズはF、薄暗い脱衣所でも見たからに目立つ。
その男は由佳の気配に気が付いたのか、視線だけが由佳に向いた。
一瞬固まってしまった由佳だったが、「何をしてるんですかっ! やめて下さいっ!!」
そう叫んでいた。が・・・
男は顔色を変え、そう、表情だけで次の男の動作が想像できるものだった。
案の定、迫力あるオーラで由佳の方に向かってくる。
1テンポ遅れながら、少し足を滑らせながらもリビングの方向に逃げる由佳。
なぜ玄関側に逃げなかったのか・・・
もう後悔は遅かった。


ダイニングの床の上に押し倒されTシャツを破られながらも逃げようとした。
大きく首元が開き破れ、それが広がって行く・・・
倒され、また倒されながら大きく破れて、中に着けたグレーのブラジャーが露出する。
やがて組み合い、少しでも相手に抵抗しようと蹴ろうとしてみるも効果はない。
それも繰り返すうち、柔道のようにリビングのソファーに投げ飛ばされ、
由佳が下向きに倒れ込んだまま男に上に載られて押さえ込まれ、Tシャツは破り取られた。
男は休みなく躊躇いなくジーンズに手を掛ける。
由佳が抵抗しようとしたら、男は繰り返し由佳の肩・背中・腰に激しいパンチを入れた。
上向きに反され、腹部に一発を受けたところで由佳は静かにされた。
すでに上半身は大きなサイズのグレーのブラジャー一枚。
男は両手で由佳のジーンズのボタンを吹き飛ばし、その衝撃でジッパーも開いた。
それどころかストレッチ素材の柔らかいジーンズはジッパーの部分を越えて破れ、
由佳が穿いていたブラジャーと同色のグレーのショーツが顔を出す。
きっと怖かったのだろう、由佳は男の顔を見ているが表情はなく視点が動かない。
無表情のままデニムジーンズも剥ぎ取られ、ソファーの上に下着だけで横たわる状態。
由佳のジーンズを天井に投げ捨てた男は静かに由佳の横に立つ。
そして由佳の胸元に手を近づけたと思った瞬間、由佳のブラジャーは引き剥がされた。
静かに目を閉じた由佳。
Fサイズブラの中に納まっていたバスト。それは白く淡く、見事な大きさ。
少し大きめの乳輪は本当に薄い色で、何より肌全体が白く欧州人の若い女性を想わせる。
先端もやや小さく縦長で、中央に少し窪みがあり、コーヒー豆を思い出させる形状。

飾らず化粧も最低限、それに髪だって束ねるだけ、生活感いっぱいの30代主婦、
いつもならこの時間、そんなただの主婦だろう・・・
でも違う、本当は美しい。日本人離れした美しい色の白い肌、そしてそのバスト、
むしろ20代、それも前半のグラマラスな外国人女子大生の様だ。
由佳はもうなんの抵抗もしていない、それなのに男はショーツまで剥ぎ取った。
“それでも許してもらえないの・・・” “そこまでされてしまうの・・・”
そんな諦めの瞬間のような、呆れのような、由佳は少し顔をしかめ横を向く。
何もつけていない、全裸のまま横たわる由佳。
男はおもむろに、立ったまま横たわる由佳を見下ろし片方の手で由佳の胸を掴む。
由佳の顔を眺めながら形を大きく変えるような揉み方で揉む。
今度は手のひらを広げそれを胸下→腹部→下腹部→太腿と這わせた。
そして露骨に由佳の陰部に指を入れる。
脚を広げることさえせず、乾いているし、陰毛も絡むまま強引に中に押し込む男。
恥ずかしさなのか、情けなさなのか、痛みなのか、何の痛みなのか・・・
顔を歪め、かたく目をつぶる由佳。
まるで人形でも弄っているように手荒く中に入れた指を左右する男。
目的もない、やる気もない、そんな指の動き、由佳はやりきれないだろう。

男は作業ズボンのベルトを外す。そして今度は上着を脱ぐ。
何とも計画性の無いちぐはぐな動きだ。
ただただ淡々と全裸の由佳を眺めながら一つずつ脱いでいく、そして男も全裸。
由佳を放ってそんなに時間をかけ、それに全裸になる必要なんて・・・
由佳に近寄り、「触れよ! 握るんだよっ!!」と性器を由佳の胸元の上に突き出した。
それにゆっくり手を伸ばし、静かに包む由佳。
「どうするかわかるだろ!」と男はさらに突き出す。
少し早く、少し大きく前後させるように動かし始める。
1分も経たないうちに、続けて、
「それだけで終わらせるつもりか?  あぁ?!  分かってんだろ、やる事?!」
由佳は男の顔を見ない、手のあるところを無表情に見ているだけだが、
男はそんな無表情な自分に視線のない由佳の顔を見て言っている。
由佳は静かに体を起こす。ソファーから降り床に正座し、そっと男の性器を口に含んだ。
それもまた2分もたない。
「手もまぜろよ! 手の動きもまぜるんだよぉ!! 何年女やってんだよ、お前!」
そんな事をやらされ、罵られ、それでも由佳は無表情だ。
口で深くまでやって、手でもしっかりとしている。
普通なら大喜びでいいはずだ。貪欲でまったく優しさの無い最低の男に捕まった由佳。
可哀想に・・・
まだ昼前・午前中だが、何日も洗っていないのか、床に脱ぎ捨てられた作業着が臭う。
そして何より、男の性器からは激しい酸味が感じられるような異臭が漂っている。
普通なら吐き気で口にしてもらう事なんてあり得ないであろうそれ、
由佳はそれを拒否する事なく、心を殺して口で奉仕している。


「よし、いい。 そこに寝そべれ、股開いて横になれよ!」
由佳の口での奉仕を振り切って、由佳の口から自分の性器を抜き出し仁王立ちで待つ。
由佳は相変わらず無表情、そして静かに仰向けに床に横になった。
男は由佳の開いた脚の間に入り由佳の脚を持ち上げ、そして交わる姿勢をとる。
しかし性器を押し込まない。その性器で遊ぶように、由佳の陰部周辺を上下左右する。
「誘導しろよ。案内してくれよ! 俺のペニス、自分で入れるんだよ!!」
その言葉を受けた時、さすがに由佳は“そこまでやらせるの?!”と感じられる、
そんな表情を見せた。顔を横に反らしたまま、男の性器を掴み、それを自分の中に・・・

作業着・性器から漂ってくる臭いは部屋いっぱいに広がっている。
今は由佳の中に強引に押し込まれ、その湿りも加わって本当に如何わしい臭いとなった。
銀行マンの買った昼間の新築一戸建住宅にはどうにも不釣り合いな臭いが漂っている。
激しく突かれれば、由佳もそれに反応して苦しむ表情を見せる。
男の突きは凄まじく、みるみる由佳はソファー1個分位置が移動してしまった。
最後は由佳の腹部に大量の精液を放出して、男は尽きた。
アダルトビデオでも見過ぎたのか、射精した性器を由佳の口に押し込んで処理を求める。
さすがに嫌がる顔を見せる由佳だが、押し込まれて嫌がるその顔、
男は嬉しそうに見ている。そして楽しんで由佳がやりにくい様に動かして邪魔をする。



全裸の由佳をリビングに残したまま、男は作業をし、終わらせ、そして帰って行った。
まるで何も無かったかのように・・・
数十分、そして立ち上がり、由佳は全裸で無表情のまま浴室へ。
男が作業したその跡・・・   給湯器の温度設定が45度になっている。
“41度”
冷静に温度を下げてシャワーを浴びようとしている自分を不思議な感覚が襲う。
さっきまで恐怖の中、臭い男に力任せに抱かれ・・・
でも、どこか他人事になっている自分を感じている。
シャワーが当たる下半身。陰部。確かに痛みがある、現実、間違いない。
自分はこの給湯器を直しに来た作業者に人形のように犯され射精された。
それなのに、まるで他人事のような自分を感じている・・・
シャワーから上がり、そのさっき男に抱かれた美しい肉体をタオルに包み、
由佳は鏡の前に立つ。
無表情、変わらない。確かに変わらない・・・  変わらない自分。

リビングに戻るとまだ湿った、そして酸味を感じる生臭い臭いが残っている・・・
由佳はリビングのサッシを全開にして風を中に入れた。
たった数秒、その臭いは消え、いつもの変わらないリビングに戻る。
“変わらない、何も変わっていない、何も無かったんだ・・・”
思い込もうとしたのか、本当にそんな気分で占められていたのか、
それでも由佳の気持ちに一区切りがついた。
何も言わない。家族にも誰にも何も言わない。何も無かった事にする、そう決めた。
決心が決まり、それから由佳は本当に普通の日々を送ることになる。

でも・・・
何も変わらない、何一つ変わらないなんて事があるはずがない、あんな事をされて。
白昼、訪問した作業者にひどいレイプをされた。
乱暴に扱われ、Tシャツ・ジーンズ・上下下着の一式が1日で消えた事。
臭いという記憶も深く残された。給湯器を見れば思い出すし・・・
ただ・・・
昼間、リビングのカーテンを閉めるようになった。数十分間だが。
食事の片付け・掃除・洗濯を終えるとリビングのソファーの上に横たわるようになった。
全裸になって・・・  後遺症?
天井を向いたまま自分の胸をさわり、あの時を思い出している??
そして静かに瞳を閉じ、そっと手を肌の上を這わし陰部へ・・・
由佳はソファーの上で悶える。
必死であの臭いまで思い出そうとしながら果てる由佳。


“24時間留守番”だった主婦は突然の訪問者によって覚醒した。開放された。
妻であり母親というだけの女だった自分、渇ききって・・・
でも、今は自分でその渇きを潤す術を手に入れた。





最後までお読み頂きありがとうございます!
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