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「山ガールの悲劇、18禁・H小説に堕とされて」





冷たい地面・生活音の無い闇の中、女は力尽きたまま横たわっていた・・・



オフィスで戦う女性、市民活動に生き甲斐を見出す女性、
公で活躍する女性もいれば、政治活動や組織の長となって活躍する女性も。
そして趣味の世界を拡げ、その活動の範囲・勢いは留まるところを知らない。
男たちを必要とせず、そして同性の群れからも離れ、一人旅、冒険、
古い慣習や周りの引き止めに屈する事などない。
時代を越え世間を飛び出し、彼女たちは今、広い自然の中に飛び出して行く。
そんな女性を反転させたかの様な青年たち。まだ少年なのだろうか・・・
何かの目的があるわけでなく、ただ群れて、努力なく快楽を狙っている。
そんな女性、そして青年たち、
交わる事などないだろう人間たちが交わった時、そこに生まれる物は何だろう?
稀に善、そして大方は・・・  悲劇へと進んで行くもの。


有名観光地でないものの、登山・ハイキングブームで知られた、少し通好みの場所。
標高は低いが四季が豊かに表現され、ビギナー向けとは言わずとも、
最低限の環境は整備された隠れた名所。
遠方からフリーでやって来ても鉄道・バスのアクセスもスムーズで、
数回の経験を終えた初老の入門者から一人自由にやって来る女性まで、
受け入れる者を選ばないこの山は大らかに人々を包み込んで行く。
でも、それもまた反面、
辺りが暗やむ頃から正しい一日にリセットする朝日が顔を出すまでの十数時間、
世間の中に行き場を無くしたハグレたちを包み込む役割も、また同じ様に・・・

元々の車種が分からない程に形を変えたバイク、ボディーの割れたスクーター。
勿論、どちらもナンバーはない。仮にあったとしても見える状態ではない。
たった数台しか止められない登山道入口駐車場は彼らの良いたまり場だ。
その横にはバス停。停留所名はそのまま“登山道入口”
日中のマイペースな登山・ハイキング利用者たちが途切れる様になれば日は陰る。
周辺が一番静かな時間になり、最終のバスの出発を待って無人・無音に。
そしてその静寂がバトンタッチを表わすかの様に、同じ場所が爆音に包まれる。
今日もまた、変わらぬ風景がそこにある。自然の側に変わりはないのだが・・・


疲れ切った体でバス停に辿り着き、そして時刻表を見てため息をついた乃梨子。
しっかり下調べをしての事、バスの時間などもちろん知っている。
ただ自分の失態を認めたくないだけだ。単なる願い。
朝早くのバスで到着して登山をし、午後には余裕をもってバスに乗るはずだった。
しかし不運にも、鉄道が車両故障の為に2時間遅れ。さらに、
山頂を出発する際にカメラの三脚を置き忘れてしまい、引き返したロスで1時間。
せっかくの有給休暇を都合しての登山だからと強行したが、体力は追い付かず・・・
混雑のないこんな場所、最終バスも定刻通り出発した。もう15分前だ。
薄暗くなっている。自分が登って来た山もバス停周辺も物音がない。
色々な意味でのため息が溢れる、疲れている。
首筋が汗で光るほどに急いだ分、そして15分という時間もまた無情でもある。
冷たいベンチに座り込みスマートフォンを取り出すも・・・
有名観光地では“圏外表示”を見る事もなくなったが、使えないメーカーもある。
「もう歩くしかないか・・・」
“数キロなら歩ける”、そう考えるのも山を趣味にする人間の大きさかもしれない。
乃梨子は重い腰をあげ、凡人には重いそのリュックを背負い直した。

エンジン音。細く甲高い音はバイクの音だ。
蛇行した道を下から登って来るのが分かる。ただ・・・
音が大きくなる程に、それが複数台である事、そして、
その音が気持ちを陰らせる様な類の音である事、乃梨子を覆い始める。
勾配と半径の小さいカーブが続く事、音の割に近づくまでの時間は長い。
薄暗くても、すぐ下に見下ろす最後のカーブまで来ればその全貌は明らかになる。
スクーター・バイク、“暴走族”と呼ぶには控えめな5.6台だ。
乃梨子はバス停から動けぬまま。ただ立ち尽くしていた。


オウトドア用品メーカーのロゴがワッペンとなった黄緑色のキャップを被り、
太めでシンプルなチェックの厚手の長袖シャツ、そしてデニム地の茶系のパンツ。
有名メーカーのトレッキングシューズも茶色で、黄色い靴紐が似合っている。
真っ赤な大きめのリョックを背負い、そしてナチュラルメイクのその女・・・
乃梨子・36才。都内の通信関連の会社で事務員として働いている。
3年前に係長職に昇格したと同時に自己啓発を念頭に置いて始めた登山だったが、
今は虜になっている。
学生時代、そして就職してもスポーツとは無縁だった彼女だが、今は簡単な筋トレもする。
薄くだが、“割れた腹筋”も手に入れ、職場の同僚にも力こぶを見せつける乃梨子だった。
中肉中背だった乃梨子も、摂生し筋トレが加わった事で引き締まったボディとなり、
今ではむしろ“細マッチョ”と職場の人間から表現されるようになっていた。
人としては大らかで、役職相応のキャリア、体力でついた自信、
何より自然に身を置いている事で自身が一番、その充実を確かなものに感じている。


駐車場・バス停のある場所まで登り切ったスクーター・バイクは円を描く様に周り、
そして次々に停車し、一台一台エンジンが止まりライトが消える。
ヘルメットが車体の硬い部分にあたる音。スタンドを下ろす油切れの音。
薄暗い中、バス停に人の気配を感じながらも様子見だった彼ら。
しかし横目ながらも目を凝らし、それが“女性”である事、それも一人でいる事、
それを確認したならば・・・

「バス待ってるんですか?  もう無いですよ。さっきすれ違ったから・・・」
「タクシー待ってるんですか?  すげぇなぁ、女性一人で登山ですか?!」
「かっけぇ、、 オレも登山始めようかなぁ~」
そう、当たり前に彼らはバス停に立つ乃梨子の周りに集まって来た。
お互いが近づけばわかる。もう落ち着いた大人の女性登山者、そしてまだ青臭い男たち。
こんな場所、そして囲まれれば、どんな女性でも平常心は消えて行くだろう。
乃梨子ももう、“これはまずい”という気持ちで溢れていた。
「ねぇ、お姉さん、、 遊ぼうよ!」
こんな何もない山の中腹、そして複数の若い男たちと36才の女一人、
いったいどんな“遊び”があると言うのか。
当然、乃梨子は彼らの先を分かっている。彼らも勿論一つしか考えていない。
これが街中の路上ならお互いに“やり方”という物があるのだろうが、ここは・・・
もう彼らもストレートだ。

既に乃梨子の後ろに立っていた男が会話中にも関わらず、横から乃梨子の胸を掴んだ。
乃梨子が振り向きその男と言い合いをする中、今度は後ろから尻を掴まれる。
“やめてよぉ~!!”と険しい顔で睨み付けて怒鳴るも、
次々に体に伸びて来る手は同時に大切な部分を窺って来るものだから、
その突然さと強引さに、もう目一杯だ。
胸を鷲掴みされ尻を摘まれ、そしてデニムパンツの陰部まで掴んで来る。
あまりの露骨さに痴漢相手程度では太刀打ち出来ない、大波に包まれる様で・・・
「裏に行こうぜ・・・」
乃梨子は体中の大切なところを掴まれたまま、バス停の裏側の空き地に導かれる。
もう誰もいない場所とは言え、彼らなりに後ろめたさもあるのだろう、
一応は人気のない場所としてだろう、道路側から死角となる樹木で隠れたその場所に。

彼らの作業は早い。
彼女を移動させる最中にもシャツのボタンは引き千切られ、
中に来た白いTシャツが出ていた。頑丈な作業用ベルトの様なそれも、もう開放間近。
すこし開けた土の露出したその場所に来れば、すぐに乃梨子は押し倒された。
「硬ぇっ、この女、 腹筋メチャクチャ硬ぇぞ!!」
乃梨子の白いTシャツを捲ろうとした男がそれに反応した。
「面白れぇ~  どれだけ鍛えてるのか試してやるよっ!」
そう言った男は素人相手に遠慮なく、鈍い音が周辺に響くようなパンチを乃梨子の腹に。
「うぅ・・・」
本当に苦しい時、もう息をするのも出来ない程の時なのだろう、乃梨子は静かだ。
乃梨子の下半身側にいた男は乃梨子のTシャツを捲り上げた。
艶やかで柔らかそうな生地のシンプルなデザインのフルカップブラが露出する。
辺りの暗さのせいもあるが、実際は少しだけ薄い茶系なのだが、
照明の影響もあってその光沢を含めてライトブルーぎみに感じるほどだ。
その柔らかいブラの上から鷲掴みされたのも束の間、
あっという間にそのブラさえも捲り上げられた。暗闇に乃梨子の白い肌が浮き出る。

呼吸のせいで大きく腹部が沈んだ時、そこには薄く縦横に筋が浮き出る。
綺麗だ。女性の引き締まった腹部のラインとは、またグラマーな女性にないエロスがある。
大きく沈んだ腹部ゆえ、肋骨が綺麗に浮き出る。
そして少しだけ腹部に膨らみが戻った時、胸元へと綺麗な縦のシルエットが浮かぶ。
肋骨をさらに上に行けば、無駄のない、でもその微妙にして存在を無くさない胸元。
大きくないくせに、目立とうとしないくせに、その形はちゃんとそこに存在する。
それは、腹部・肋骨、そして胸元へのラインとなった時にこそ、最高の高さ・大きさだ。
バランスの醸し出す美しさとでも言うのか、“収まりの美学”とでも言うべきか・・・
胸自体が綺麗だ。淡い色、濃くない先端部分、年齢を感じさせない。
小さめながら綺麗な胸と筋肉質なカラダ、そしてバランスをまとめる様な白い肌、
自然の中に溶け込むかのような美しさがそこにある。
ただ、薄汚れたケダモノの様な男たちが現実そのものだが、それもコントラスト。
乃梨子の肉体が薄暗い自然の中で静かに揺れ動く。

硬いベルトが外され、それはそのまま自身の腕を拘束されるものとなった。
手荒くデニムパンツのファスナーをこじ開けられ、
せっかちにショーツの上から陰部を探られる。
どんどん闇は濃くなる。もう、乃梨子の肉体を照らしているのは遠くバス停の蛍光灯だけ。
遠くから見えるその光景は、
少しだけ開けた空き地に数人で押さえ込まれた女性。彼女は上半身を開かれている。
細く美しいライン、薄く青白く浮かび上がる肌、控えめながらしっかりそびえる胸高。
その胸は、腕を頭の上で押さえられているせいで、胸元が張り、
縦長に伸び切った皮膚のせいで、無駄のない乳房そのものの脂肪が形通りに浮き出て・・・
真面目に社会生活する女性らしい束ねたストレートの黒髪は落ち葉と泥まみれだ。
無駄な化粧のないところ、そして飾らずにして内面が奏で出す大人の女性の匂い。
そんな女を悪魔の様に犯す男たちは、乾いた茶髪と自然に似合わない薄いピアス。
汚れた複数の手が乃梨子の肌に群がっている。

トレッキングシューズを脱がされ、そしてデニムパンツは引き剥がされた。
その年齢の女性にしてはスポーティなと言うか、カットの大きいショーツ姿の下半身。
カットが大きいせいもあるが、ほっそりしたその脚は美脚と言っていい。
そしてその足先から男たちに押さえつけられている手首までの全身、
そのカラダのラインは超一級で、年齢や生活環境などを超えた美しさの中にあった。
ブラと同じ素材なのか、柔らかそうな生地とシンプルなデザイン、そして光沢。
細いその腰回りがより若く感じられ、20代前半の女子大生ランナーにも通じる体型だ。
もう大人のその女も、その体型・薄く美しい肌、そして控えめで大人しい下着もあって、
とてもか弱い女にも見える。
そのくせ、時折見せるその引き締まった肉体、特に腹部や腕・脚に見せる筋肉が・・・


筋力がある女性、当然、押さえ込む男たちへの抵抗のチカラも並みより数段強い。
だから男たちも必死に押さえ込む。執拗に押さえ込む男たちの姿がそこにあった。
腕・脚はもちろん、乃梨子の腰の上にも乗って押さえるが、
そのチカラは、それぞれ押さえた部分が微動だにしない程の強さだ。
少し時間が空き再び乃梨子が抵抗する度、また鈍い音のパンチが腹部に入る。
特別にそんな為に鍛えたような腹筋ではないのに、男に遊ばれているのだ。
本当はもう、乃梨子はほとんど抵抗出来ていない。男たちのそれが過剰なだけ。
それはショーツを外される時に明らかになる。
乃梨子の腰の上に載っていた男が降り、脚を押さえていた男が腕を外し、
ベルトで縛られていた腕が外された時、もう乃梨子になんの抵抗も無かった。
もう人形の様にショーツを奪い取られ、人形の様に脚を大きく開かれ写真も撮られた。
抵抗などない、自分に入って来る男たちを次々に受け入れるだけ。
時々見せる痛そうに歪める表情だけが、乃梨子に意識がある事を教えているだけ。
まるで放り出した肉体、壊されそうな勢いで突き上げられ、横にいる男に胸を揉まれ。
でも、もうされるがままだった。

次々に男たちが精液を浴びせて行く。
下半身、腹部、面白がって顔に放出する者・・・
最後にトリをとったリーダー格であろう男は大声で、
「最後に行くぞーーー!!  中に出すぞぉ!!!」
周辺に響く大声で何の抵抗もない乃梨子を大きく揺さぶりながら激しく突き上げ、
そのまま大きく押し込む様なそぶりの後、男は乃梨子の上に倒れ込んで尽きた。


誰もいなくなった真っ暗な地面の上に、乃梨子はうつ伏せに横たわっていた。
最後に後ろからやられたまま倒れ込んだからだ。うつ伏せのままバス停の方を見て・・・
上半身、背中と言うより肩のあたりに投げる様に載せられたシャツ、
腹部から足先までに何の衣服も身に着けない状態のまま、乃梨子は自然の中に置かれた。
ドライブがてらなのか、時折やって来る明かりも裏に置かれた乃梨子に気付かぬまま、
数分すれば下へと降りて行く。
夜の闇の中、自然の中に山ガールが剥き出しで晒されたままだ。
良くも悪くも、自然は人々に干渉はしない。鑑賞も。



“山ガールレイプ”
実はアダルトビデオの世界では多くの作品を生んでいて、それはマイナーではない。
18禁・H小説の世界でも何度も描かれていて、もう何百人レイプされたことか・・・
彼らは知っていた、そんなジャンルの作品がある事を。
そして本当に女性が一人で山にやって来ることを。
小説の中で描かれた女でオナニーされ、そんな女はイメージを作り上げられ、
そしてそのイメージの先を、彼らはいつだって待ち望んでいる。
残念な事に、今回、乃梨子はその主人公になってしまった・・・





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