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「籠の中の女」




「明日はテラス席のあるお店でランチにしましょう」
リーダー格のママが言う。
返事などいらない。どうせそれで決まりなのだから・・・



共に小学3年生の子供を持つママ友のグループに、絵美子も入っていた。
リーダー格のママは絶対的な人。
その周りに連なるママたちは“絶対服従”が暗黙のルール。
絵美子は遅れて入った事もあるし、“セレブ妻”でもない。
仲間の中ではいつも後ろにいる存在だし、いつまで経っても違和感が消えない。
それでも、他の“いいなり妻”たちより興味を引くのか、
ママ友のカリスマ的リーダー昌代に声を掛けられる事が多い。

絵美子は夫との会話でも、
「ママ友って面倒なんだよねぇ~ ホント、代わって欲しいよぉ~!」
と、毎晩のように夫に愚痴る。
しかし夫は、
「昼間から美味いもん食って、世間話してればいいんだから、こっちが代わりたい」
そう言って、絵美子を相手にしなかった。
さらに夫は、
「そんなに嫌ならそんなグループやめればいいだろ」と付け加える。
絵美子は最後はいつも、「そうだけどさぁ・・・」で終わる。


絵美子はしっかりした良いお母さんであり良い嫁だ。
庶民的なものを好み変なプライドは持たないし、自慢話も嫌いだ。
なおさら、“人を見下した自慢話溢れる”今のママ友のグループが苦手だった。
ある時、中では比較的仲の良かったママ友に、
「私・・・  あのグループから抜けようと思うんですよねぇ~」
そう溢した事があった。
その事はその場のほんの軽い話だったし、絵美子自身、忘れていた事だった・・・


そんな事などすっかり忘れて、月日も流れていた。
相変わらずグループの中での立ち位置も変わらず。
そんなある日、リーダーの昌代から絵美子だけ呼び止められた。
「絵美子さん、実は絵美子さんにお願い事があるんですけど、聴いて頂けるかしら?」
昌代はそう絵美子に言った。
絵美子は「何です? 私に出来る事でしたら・・・」と昌代に尋ねた。

「あのね、私の知り合いがエステサロンを始めたんだけど、
 お客さんが少ないみたいで可哀想なのよ」
「可哀想なのでチケット沢山買ったんだけど、私ばかりじゃねぇ・・・」
「良かったら、このチケット少し使って頂けないかしら?」
普段は頼み事などしない昌代からの話だった。
絵美子はエステなど行った事がなかったし、行くつもりもなかったが、
リーダー昌代の頼みであり、まぁ、無料と言う事もありOKした。
「行く日が決まったら連絡ちょうだいね。私から連絡するから」
そう昌代は言って、絵美子の前から去って行った。

夫には、
「えぇ! お前がエステかぁ?!」と馬鹿にされたが、“無料”には弱かった。
絵美子は初めてのエステ体験を控えて緊張ぎみで、
入浴の際も、いつもより遥に入念に毛の処理をしていた。
そして昌代経由で予約を入れた・・・



訪れた先は普通の住宅を改装しただけのものだった。
勿論表にはちゃんと看板は出ている。
中に入ると、「昌代さんから伺っています。御来店ありがとうございます!」と、
昌代より少し年上の、とても品のある女性が中に案内してくれた。
待合室も普通のリビングのようで、絵美子は少しだけ緊張が和らいでいた。
「こちらに御記入お願いします!」
カルテの様な物を渡された。
それを記入していると、
「こちら、リラックス効果のあるオリジナルブレンドのハーブティーです」と、
テーブルに置かれた。
絵美子は施術に効果が出るのだと思い、急いでそれを飲み干した。


「コースはオプション込のロングコースを昌代さんから言われていますので、
   90分ぐらいになると思いますが、リラックスしてお楽しみ下さいね」
その女性は微笑んで絵美子に言った。
「ではこちらでこれに着替えて頂いて・・・」
そう言われ、着替えるスペースに案内された。
そこには薄い紙の様な素材のパンティとバスローブが用意されていた。
絵美子は目の前の“大きな鏡”を気にしながら手早く着替えた。
そして施術ルームへ案内された。

薄めの照明と南国の情緒が溢れる絵画や用品が並んだ部屋で、
中央にベッドが置かれ、その横にはマシンらしきものもある。
静かに音楽が流れ、部屋の中にはアロマに香りが漂う・・・
室温は少し高め。
そしてスチームのような物も焚かれている。
絵美子はバスローブを脱がされ、まず、うつ伏せにされた。
そして背中にタオルが掛けられた。
部屋の温度や香りのせいか、絵美子は少し体調が変って来たことを感じていた。
ゆっくり首や肩からほぐされた。下がって行き、背中・腰・太腿・足・・・
足をマッサージされていた頃には、自分の体が熱くなって来たので、
それが“エステの効果”だと信じていた。

「仰向けになって頂けますか?!」と、優しい声が耳元で聞こえた。
絵美子は既に気怠い表情になっていた・・・
首元から胸元へと女性の手が降りて行くと、絵美子は少し体を震わした。
「寒いですか?」と女性が聴くと、
「あっっ・・ いぇ、何か体が・・・ 不思議な感じで・・」と小さく言った。
胸元を脇からマッサージされると、思わず声を出してしまった。
「あっ」
女性はそれを無視するかのように続けたが、絵美子自身が恥ずかしかった。
そしてもっと下へ降りて行く・・・
腰回りを触りながら同時に太腿などを触られると、「ああぁ~」と声を漏らした。
女性は勿論知っている。既に絵美子の体は熱いのだから。

「バストの形を綺麗にするマシン使いますね」
そう言うとカップの様な物を両胸につけられた。
スイッチが入れられた瞬間にも、「あぁあっ!」と声を上げる。
「大丈夫ですかぁ?」と女性は優しい声で囁くだけだが・・・
絵美子はもう体中が熱くなっていた。それを我慢するのに必死だった。
マシンが終わると、今度はオイルを掛けられた。
液体を全身に掛けられる時にも、もう顔を歪める。
必死に唇を噛んで我慢している絵美子を見ながら、女性は微笑んで作業していた。
体全身にオイルを延ばして行くが、バストのカップを触られると我慢できない。
既に全身が性感帯となっていた。

「少し足広げて頂けますか?」
そう言って女性は絵美子の足を内側から広げるが、それでも反応は凄い。
実は、女性にはもう見えているのだが、絵美子の陰部からは既に液体が漏れていた。
太腿を中心にマッサージされている時には、
台から落ちそうなぐらい、体を左右に動かして必死に我慢している。
女性はそれを見ながらニヤニヤして続ける。
時折、部屋の奥にあった“大きな鏡”を見ながら・・・


「少し毛の処理をしますね」
そう言って女性が絵美子の陰部入口に触れた瞬間、
「あぁぁっっ!!!」と悲鳴を上げた。
もう絵美子の我慢は限界だった。
「危ないので、少し押さえますね」
そう言って、女性は絵美子の手首と足首を台に縛り固定した。
絵美子は朦朧としていて、自分が何をされているのか分からない。

絵美子はまた「あぁぁっっ!!!」と悲鳴を上げた。
今度は仕方ない。何しろ、女性が溢れ出る泉の源泉を求めて指を入れたのだから・・・
中を指が左右に探す度、台を大きく揺らしながら絵美子は暴れる。
オイルで光った絵美子の全身はとても綺麗だった。
「パシャッ パシャッ」と音がして、眩しい光が浴びせられた。
絵美子は「何ぃ・・・」と薄目を開けるが、
「カルテに添付する写真なんです」と女性は答えた。
「昌代さん、そろそろ良いんじゃない??」
女性が言うと、奥から昌代が出て来た。絵美子はまだ何も分からない。

「私が好きだと言うのに、私から逃げようとして・・・」
「私、あなたの事が大好きなのよ。絵美子さん」
昌代はそう言うと、絵美子にキスをした。
「ぅぅん、ぁあ・・・」とキスに反応する。
さらにエステの女性も絵美子の胸を優しくゆっくり撫でる。
「ぁぁぁぁぁああ~」と、絵美子も大波の様にその動きに体を反応させる。
女性はバイブレーターを当てた。
絵美子は再び激しく暴れる。昌代も絵美子の体を押さえながら、同時に、
絵美子の胸を大きく揉む。
もう絵美子は壊れそうだった。
口からは涎が溢れだし、瞳からは涙が溢れ出る。そして・・・
ついにバイブレーターに限界を破られ、台の上に湖を作った。

女性と昌代は祝杯のキスをした。
二人も服を脱いだ。
昌代は下半身にペニスバンドを装着していた。
「どうしても絵美子さんを欲しかったの・・・」
そう言って台の上に載り、絵美子の中に入れた。
直前にイったはずなのに、絵美子はすぐに大声を出して反応した。
「あぁ~ん、やめてぇ~!」
言葉とは裏腹に、昌代に激しく突かれる度にまた全身から涙を流して喜ぶ。
昌代は絵美子に激しくキスをして、自分の唾液を流し込む。
エステの女性は昌代の性器にバイブを当てる。
昌代まで狂ったようになり、昌代と絵美子が同時に尽きた・・・
「二人の記念写真ね!」と女性は重なった女たちを写真に収めた。



絵美子は二人の女性に開発され、“性奴隷”になった。
でも、絵美子の変わる姿を見て、夫はエステの効果だと思っていた。
確かに、エステの効果には変わりないが・・・






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