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「聖女を守りたい(Rシーン回顧)」





※ 本編は「聖女を守りたい」を御覧下さい。(プラトニック書庫)



「先生、貴重なお時間を・・・  本当に申し訳ありません。
  主がどうしてもお会いしてお伝えしたいと申しておりまして・・・
    まぁ、事が事だけに、人目のある所ではお話出来ないようで・・・」

黙々と走らすタクシードライバー。そして助手席に黒いスーツの男1。
そしてその後ろ、愛衣に話しているのは助手席後ろに座るスーツの男2。
ドライバー後ろに座る愛衣を乗せたタクシーは郊外へと向かって行く。
今回二期目を目指す弱小政党・新市民改革クラブの郷原愛衣。
薄汚れた分厚い顔の長老揃いの県議会にあって、その輝く様な白いスーツ、
そして何より穢れ無き志を隠すことなく正面に抱え、誰もがその眩しさに希望を抱く。
紛れもなく、“聖女”と言う言葉が彼女には似合い過ぎる。
しかし・・・
どうしてだろう? どうしても、そう、いつだって聖女の側には黒い雲が覆って来る。
どこからともなく立ち込めて、いつしか360度から包み込んで来る。
助手席の男・その後ろに座る男、どちらも無表情だが、
その紳士面と裏腹、どうにも悪魔の案内人に見えてならない。

タクシーは少し木々が生い茂った未舗装の砂利道に曲がって入って行く。
30キロ程のスピードだろうか、右に左に、緩く弱く、波打つように奥へと進む。
「着きました!」
開けた目の前に現れたのは少し怖さも感じる様な、とても古びた洋館だ。
“使われているのか?”
一目見れば誰でもそんな気持ちが湧いて来るであろう、それは当然の事。
「こちらで宜しいですか?  お代は先に頂戴しておりますので・・・」
ドライバーは3人を降ろし、早々に帰って行った。
フロントガラスに目をやれば、そう、確かに“貸し切り”の青い札が置かれていた。
緑の中にバックして行くタクシーを見つめる愛衣。
「こちらです!」
静かな場所でのその声に、少しだけドキッとするのも無理もない。

古く重々しい扉、嫌~な音がする。中から溢れ出るように吹いて来る空気・臭い。
「さぁ、どうぞ!」
ただただ淡々と愛衣を案内する二人の男。
なぜ引き返さない? 愛衣?!
この先に何が待っているのかが分かりそうなものなのに・・・


薄暗い深い絨毯の廊下を奥に進み、男の一人が大きな扉のドアノブを回す。
中からの不自然な発光は、今まさにこの部屋に入ろうとする愛衣を照らした!
眩しい、そして意味がわからない。
中からは複数の人間からの歓声のような声が浴びせられる。細かく聴き取れないが・・・
静かで暗い洋館にはあまりに不釣り合いで、その音圧・熱気、視覚も感覚も白くなった。
真っ白の視界の中に立ち尽くす愛衣、でも次の瞬間には部屋の中に3.4歩入り込む。
確かに背中を押された。“ポンっ”と突き飛ばされるように。
猛獣の中にエサを投げ入れるようにと言うべきか・・・

「谷河内さんっ?? ・・・」
眩しさの奥、微かに暗闇の奥に見える顔、そう見覚えのある顔だ。
自分の間近にいる声の大きな男たちを簡単にすり抜け、むしろ不自然に、
一番部屋の奥深く、中央の大きなソファーに座る谷河内に一直線に辿り着いた。
そしてそこに来て気が付く、その両隣りには田端と米山・・・
「えっ?! どうして??  えっ?  何でっ?!  えっ? ・・・ 」
愛衣には言葉が出て来ない。当然の事だろう。
谷河内とは土建屋を営む北関東エース興業の谷河内泰造。
田端とは政民党・県会議員会長の田端登志夫。
米山は政民党県連の本部長・米山實光。
愛衣にはあり得ない図式が揃い踏みと言うところだ。

今回、愛衣が連れ出されたその理由、
“与党重鎮の県庁発注工事の裏金問題”
それを情報としてリークしたいと二人の男に連れ出された愛衣。
今さら言うまでもない、発注者は田端と米山他の連名、受注先は北関東エース興業。
付け加えれば、この概要は大体愛衣も勘付いていて、
その情報元は北関東エース興業で経理を担当している同級生からのものだった。
つまり、当事者・噂の主が目の前に揃う踏みと言うことなのだ。
ついでに言えば、悲しくも、谷河内は愛衣の後援会でも大きな力を持っている。
愛衣にとっては覚悟を必要とした不正暴きと言うこと。


「先生、どうも・・・ (笑)」(谷河内)
「郷原君、君もひどいねぇ~、私たちを告発するつもりだったのかね?!」(田端)
「君さぁ、自分の立場分かってるの? 谷河内さんにはお世話になってるでしょうよぉ。
   困るんだよねぇ~ 君みたいに自分の正義だけを振り回す人はさぁ・・・
   私たちは仲間の力を集めて安定した地域作りを目指してるわけですよぉ、
   目先の綺麗事だけで動かれちゃ迷惑なんですよねぇ~  ねぇ?!」(米山)
米山の言葉に田端、そして谷河内が無言で大きく頷いていた。
愛衣は横に並んで座っている3人の前に不自然に直立し、3人の顔を見回しながら言う、
「あなたたちのして来た事は許される事じゃありませんよ! もう止めても無駄です!!」

しかし反応はない。一呼吸置いて、3人はバラバラに啜り笑う。
「えぇ、きっとあなたは我々の不正を見逃さないでしょう・・・
   そのつもりですよ。分かってるんです。だからあなたをここに呼んだわけだから。
   あぁ~ ・・・  高部さんだったっけ? 君のお友達。
   ほら、一足先に、こんな形で制裁を受けているよっ(笑)」(田端)
田端はスーツの胸元から取り出したものを愛衣の足元にばら撒くように投げつけた。
写真。全裸にされ恥ずかしい姿で写っている痛々しい女性、そう、
それは愛衣の親友である谷河内の下で経理をしている高部千絵だった。
「千絵っ!! ・・・ 」
自分のせいで友人を巻き込んでしまった。言葉が出ないのも当たり前かもしれない。
どれだけ泣いたのだろう、その泣きはらした顔。顔は真っ赤になり髪が汗で張り付き、
そしてこれが“写真”として存在している事が信じられない程の卑猥なその数々。
意識より先に、瞬間的に出た悔し涙であろう物が頬を伝わって床に落ちた。
愛衣は正しい人、そして聖女と呼ばれる人だが、その女性が怒りに震えた時、
その眼光は鋭く、その敵の大きさなどに屈する事なく薄笑いする男たちを睨みつける。

「怖いなぁ~ 郷原先生。そんな顔しちゃいけない。美しい顔が台無しだ。
   聖女なんて言われる先生が、そんな恐ろしい顔しちゃいけない。
   まぁ、でも、かえってこの方が彼らのやる気が出るのかな?(笑)」(谷河内)
「さぁ、そろそろ始めてもらいましょうか、聖女の成れの果て、見てみたい」(田端)
「ドキドキしますねぇ?!  こう言う気丈な女は面白いかもしれない」(米山)
その言葉を受けた愛衣、我に返り、自分の後ろに群がる男たちを見る、気付く。
もう遅い、森の中の洋館・せせら笑う男たち・千絵の写真・・・
一歩、角度を変えて一歩、でも、もう下がるべき場所などない。
一人の男が大きな笑い声と共に愛衣に襲い掛かった。

大きな部屋の中を男たちの手を掃いながら逃げ回る愛衣。
男たちは走ったりなんかしない、ただただ笑いながら揶揄うように逃げ惑う愛衣を追う。
部屋の中を2周・3周、疲れて大回りになって来た愛衣を突き飛ばす様に床に倒した。
「押さえろよっ! しっかり押さえろっ!!」
うつ伏せに倒れた愛衣をマネキンでも扱うかのように掴み上げ、
仰向けにして男たちが押さえつける。2人→3人、最後には5人がかりだ。
激しく暴れ騒ぎ、いつもの聖女と呼ばれる愛衣とは別人のように、
自分の上に載って押さえつける男、腕を押さえる男、隙間から見える脚を押さえている男、
次々に睨み付けていく。口元は歯ぎしりするかの様に硬くしている。
上に載った男は笑いながら愛衣の胸元を掴む様に揉み上げる。
“プッ!”
男の顔に向かって吹きかけた唾が届く事はないが、男は一瞬真顔になり、
そして少し笑った次の瞬間、愛衣の頬を平手で叩いた。
でも、愛衣は男を睨んだ表情を変えない。また叩かれる。
でも、それでも表情を変えない。
3発4発、男の苛立ちが上乗せされるように振り幅は広くなり、
鈍く頭が揺れる程の力で叩かれる。表情は変えないが、涙だけは流れていた。

「おいおい、若くても県会議員さんだぞ、あんまりメチャクチャな扱いはいかんぞ。
   痛い思いは可哀想だ。気持ちよくしてあげなさい、気持ちよく。
   仕事ばかりのお嬢さんだから、意外とそっちの方が渇いているかもしれんな。
   もっと女を思い出せるように、男を思い切り味合わせてあげなさい」(谷河内)
上に載った男は谷河内から愛衣に視線を戻し、間髪入れず愛衣のスーツを開く。
ボタンを飛ばして開いたジャケットの勢いそのまま、ブラウスのボタンもはじけ飛んだ。
その音に諦めたのか、勢いに観念したのか、愛衣はやや泣き顔の様になり瞳を閉じた。
「おい、閉じるんじゃねぇ!  見ろよっ、見ろよ!! しっかり見るんだよっ!」
男は言うことを聞かない愛衣の目を押さえ付け、人差し指と親指で押し開く。
強く閉じようとする愛衣に対して執拗に押し開き、そして激しく唇を重ねた。
嫌がって強く口を閉ざす愛衣の唇を舌でこじ開けるように激しく音をあげる。
その勢いは凄く、開かない口だけでなく押し開いている愛衣の眼球まで舐め回す。
さすがに口元を開いてしまう愛衣、それを逃さない男の舌は奥底を目指して入り込む。
さっき殴られた口元は切れ出血していて、微かな赤みが口元周辺に広がって行く。

清潔感あふれるスーツ姿、真っ白なブラウスの中に納まったブラジャーは白だ。
34才という年齢には不釣り合いにも思える純白そのもの。
小ぶりなその胸元がさらに清純に見えるカップ上部がレースになった4分の3カップブラ。
フロントホックでもないのに、それは簡単に破り広げられてしまう。
大きくないそのブラでさえ余っていたかのような、本当に小ぶりな胸が露わになる。
仰向けの姿勢、激しく体を震わしたところで揺れる事もないその胸。
乳首を求めて掴まれた瞬間だけ、辛うじてその高さ・肉感を少しだけ感じさせる。
ゴツゴツした荒々しい男の手が、やっとあるだけの愛衣の乳房を掴み上げる。
激しく揉み上げるが、それもまた痛々しい。
無い胸が愛衣の清さを映し出すし、また、それが粗末に扱われる事、この上ない屈辱だ。
細いベルトも勢いよく外され、パンツスーツが引き摺り下ろされる。
顔を押さえ付けられ口の中も犯されているが、きっとまた新たに、
自分の下半身がショーツ一枚にされた事にも気が付いているだろう・・・
部屋の空気を晒された両脚の肌で強く感じるはず、愛衣は惨めな姿にされてしまった。

自分を複数の男たちが犯している。胸を開かれ、下半身もショーツだけの姿。
その数メートル先、愛衣が暴こうとした黒い奴らが談笑している。
弄ばれている自分の姿を楽しみながら・・・
情けない。情けない。自分が許せない。
周りの男たちもまるで悪戯をするように、気まぐれに胸を触り太腿を触り遊んでいる。
もうショーツの上から陰部を触って来ている、それが分かる。
でも、もうそれに反応なんかしない。
激しいキス、そして遊びのように弄られる陰部。愛衣は地獄にいる。
“パシャ”
“パシャ ・・・  パシャ ・・  パシャパシャ ・・”
愛衣はその音で反応した、そして自分の上に載っている男のそのさらに上を見た。
「!!!!!  ぅっ、いっ、、、嫌っ、 やぅめっ、 うっ・・  撮らない っ・!!」
自分の口を押さえている男の口をかわしながら必死で叫んだ。
カメラで撮られている。いや、横にいる男にはビデオでも撮られている。
一度は諦めの放心状態を見せているようだった愛衣だが、再び暴れ出した。
暴れ方は強かったが男は大人数、それにもう体力も残っていない。

「綺麗に撮ってやれよ。お友達とどっちが良い写真になるか楽しみだな・・・」(谷河内)
「いいですね。こういうタイプの女性が犯されるのはそそりますねぇ!」(米山)
「元議員のAV女優としてやって行くのがお似合いってとこですね」(田端)
「もっと良い表情を見たいもんだね。しっかり撮りなさい」(谷河内)
「おもいっきり淫らな表情を沢山撮ってやってね。聖女なんて言えないようなね」(田端)
「所詮女なんだよ、いいザマだっ。俺たちの邪魔しやがって!」(米山)
「綺麗事ばっかり言って渇いてる女だ、沢山潤してやるがいい」(田端)
「もう二度と綺麗事なんか言えませんよ。だって恥ずかしでしょ、これ」(米山)
「郷原君は自分の大きさを勘違いしていたね。この土地は我々が作って来たのさ」(谷河内)
「もっともっと辱めてあげなさい! もう二度と戻れない様にね・・・」(谷河内)

音もなくショーツは下ろされた。聖女、だからこそなのか、
性的な事柄にうつつを抜かす女連中とは違い、下の毛の手入れなどはされていない。
縦長に、そして上に向かって高く盛り上がっている。
清潔感のある艶やかな髪の毛、そして・・・
そのまっすぐな心意気に似てなのか、少し個性の強い硬そうな毛は長い。
「さぁ、良い写真撮ろうよ先生! 開いてもらおうか・・・」
男の合図で愛衣の両脚は開かれた。陰部を集中的に撮られている。
“やめて!”を表わしているのか、顔をしかめ横に背けている。
フラッシュまで焚かれ、そのシャッター音が愛衣をさらに辱めているに違いない。
でも、それでは済ませてもらえない愛衣。
両脚を持ち上げられて体をたたみ込まれ、なんと、折り曲げられて陰部を顔の近くに・・・
「さぁ、記念写真記念写真!」
「恥ずかしいねぇ~  お尻の穴まで丸見えだよ、先生! 本当に恥ずかしいねぇ~」
「おっ、こっちの穴には指入れて記念写真と行こうか・・・」
2分? 3分??
その地獄の時間は愛衣にはどれだけの長さに感じられただろうか・・・

「先生、ここまで撮られちゃ、もう終わりだな?!  議員からAV女優に転職か?」
「かわいいなぁ、ヒクヒクしてる。こっちの穴にも指入れてやるよ・・・」
「すげえなぁ、この角度。陰毛がウルトラマンみてぇじゃない(笑)」
きっと男たちの一つ一つの言葉もボディブローのように効いている、
“あぁぁぁぁ・・・”
愛衣は大きな声で顔を覆った。
「おっと先生、これからこれからっ。さぁ、いよいよ本番と行きますかっ!!」
全裸で男たちの真ん中にいる愛衣、フラッシュの光は止まない。
「俺からでいいな?! 結局全員とやるんだからさぁ。まぁ、早い方が楽しいけど(笑)」
「お前、この前の経理の女は最初にやっただろ! あっちは良いオッパイしてたな」
「少し臭かったよな。まぁ、アキラが出した後だったからかな・・・(笑)」
愛衣は思っているだろうか?  来るべき時が来たと。
それとも恥ずかしい写真・ビデオを撮られる事から見れば、こちらは想定の範囲内か?
さぁ、始まるよ、最後まで、最後まで・・・

男性経験がどうとか、性的知識がどうとか、そんなものは関係ない。
こんな場所で大人数に囲まれ、押さえ付けられてペニスを突っ込まれているのだ。
優しさとか思いやりとか無縁の、ただただ自慢気に力任せに突き上げてくる。
相手が痛み苦しんでもお構いなし。そんなに乱暴に扱われているというのに、
両脇から二人掛かりで片方ずつ乳房を愛撫される。それも下半身の動きに関係なく、
優しく自己満足に、そして左右それぞれの交わる事のない独自のテンポで舐め回す。
足先だって“誰かが何かをしている”のを感じている。
壊されるように扱われ、でも、優しさにも似た愛撫が平行する。
そしてそれらとまた別の動き・思いが別の感触もそこに届けてきて・・・
一人・二人、三人。抵抗しなくなっている自分。
もちろん“抵抗は無駄”だと悟り、もう体力も残っていないし・・・
でも、何より感覚が壊されてしまった様だった。
恐怖・怒り、辱めも受けまた動物・女としての本能もある。
相変わらず写真・ビデオ、撮られている。
もう反応はしていない自分。
それに気が付いた頃、そして男の上に載せられて弄ばれる様にもなっていて・・・

男の突き上げに、不意に声が出た。
“あっ!”
たった一瞬、たったそれだけ。
でも、その一瞬は大きく流れを、そして世界を変えて行く。
呼吸が変わる。今までの鼓動が今、裏打ちのテンポに変わった。
“うぅん・・・”と発し、そして“あぁ、、”と出るようになる。
止められない。誰も許していないし、自分は犯されている。
なのに抵抗、いや、カラダどころか心が受け入れてしまうようになって・・・
涙が出ている。自分が自分をコントロール出来ない悔しさの涙が。
下から突き上げて来るペニスの刺激に抵抗出来ない。声が出てしまう。
自分が許せない。そんな自分が許せない。
でも、男の突き上げは止まる事なく、許せなくなるほどに下半身は感じ取ってしまって・・・
いつしか目の前にペニスが差し出される。
手で払う。愛衣は必死で手で払う。1回、2回、大きく首を振って嫌がる愛衣。
だけど突き上げに反応した瞬間、それは口の中に納まってしまい、
一度口にしたそれ、姿勢を崩し口から抜け出ても、差し出されればまた口に含んでしまう。
“こんな事をしている自分”
愛衣は自分を鏡で見ているように冷静に分かっているが、まったく反応(抵抗)出来ない。
無理な姿勢にペニスを掴んでしまっているだけなのに、
でも、それを口から外そうとか、手を離してしまおうとか、それが出来ない。
いつしか口から音まで出てしまっても。


明らかに愛衣の手はペニスを前後している。
それも下からの突き上げに悶え苦しみ、ペニスを抱え込むような姿勢にまでなって。
“私は感じてなどいない! こんな女じゃない!! 淫らな女じゃない”
自分に言い聞かせたい表情のまま、尽きて行く男の上に重なり倒れ込む愛衣。
下の男が愛衣の中から抜いた瞬間にそのまま後ろから既に大きくなっていたペニスが入る。
下からの突き上げで完全に満水状態だった愛衣、彼女は後ろからの一突きで決壊した。
「あぁぁ!!」
天井を仰ぎ顔を歪めて部屋に響く声を出した瞬間だ。
激しく突かれ、不意に前に差し出された次のペニスにも、もう反射的に反応した。
“あっ、、あっ、、”と声を出しながら自然に口も前後している。
カメラ・ビデオが愛衣の顔に近づいても、もう愛衣は顔を反らす事もない。
受け入れてはいけない快感に苦しみながら、ペニスを包んだ手は激しく動かしている。
そしてついに・・・

「あぁぁぁぁ~」
深く長い悲鳴をあげた。
下に入り込んだ男に陰部を譲り、そう、もう一つの穴まで許してしまった。
上に載った状態で後ろからも入れられてしまった。そして相変わらず口の自由もないまま。
愛衣が本当に終わった瞬間だったのかもしれない。
確かにもがき苦しみ耐えきれない表情をしている。しかし・・・
今、この瞬間のビデオなり写真を見せられた人間に愛衣はどう写るのだろうか。
ありがちなAVの3Pシーン・4Pシーンにしか見えないだろう。
それもアナルSEXまで許している“好きもの女”にしか見えない。
口元の傷、仄かに残っている血の跡、疑いはあるだろう。
しかし搔き乱した髪や悲鳴はむしろ男寄りの、とても都合の良い解釈がされるに違いない。
この後半戦、ここだけ切り取られれば、それはあまりに酷だ。
人には身を守る本能がある。女性には女性としての守り方が。
つまり、聖女と言われる清廉潔白な女性議員も、そう・・・
そう、“女性”に他ならないと言うことだ。
男を超えた女であろうとして、でも、たかが女に落とされてしまった。


谷河内・田端・米山、彼らはさぞかし満足だろう・・・
自分たちを告発しようとした民衆の希望を携えた聖女を泥まみれにしたのだから。
カラダはもとより、何よりその気高き心を思い切り辱める事に成功した。
高い志を汚れた男たちに引き摺り落とされ、
それどころか愛衣は淫らな中身を引き出されてしまった。
“女なんて所詮はこんなものだ!”という、
愛衣が一番嫌うもの、まさにそれに翻弄されることになった。
カラダをボロボロにされたところで、きっと愛衣は諦めなかっただろう。
きっとそうだ。
しかし・・・
こころを汚されてしまった事、いや、自分の隠したかった部分を曝け出されてしまった事、
もうどうにもならなかったのだろう。

不正を暴くこと、出来なかった。
議員を続ける事も出来なかった。
週刊誌で晒された愛衣。でも、愛衣の側には小さな光がある。
そっと寄り添ってくれる彼の・・・
いつかきっと歩き出せる。みんなが待っている、愛衣!




最後までお読み頂きありがとうございます!
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