「敏腕万引きGメン・麻寿美」
少年少女、そして最近では老人による生活苦や病的な理由のものまで、
スーパーを中心に、小売業では万引きによるロス金額は痛手となっている。
薄利多売の世の中、一つ売った利益よりも一つ盗まれる損害は大き過ぎる。
そんな現場で活躍するのが万引きGメン。
専門の警備会社などに在籍した専門スタッフが依頼先を訪問巡回する。
来客中の主婦などを装って、ターゲットの犯行を現認、
支払いせずに店外へと出たところで声を掛け事実確認、店の責任者へと報告となる。
不思議な事に万引きされやすい店舗・されにくい店舗と言うものがある。
そして、万引きが多発する店舗にこそ重宝されるのが、しっかり結果を出す担当者。
そう、この安さだけが取り柄の雑に陳列された商品が積み上がるこの店、
この店にこそこの担当者がいるという存在、長谷川麻寿美。
普通の主婦から転身した人物で35歳と若く、まだGメンになって2年半だ。
だが、他のGメンとは大差をつけた検挙数を叩き出す敏腕の女性Gメン。
若く経験が短い事を無い物のように、警備会社でトップの成績を上げている。
彼女が尊敬していた前任者が急な理由で退職してしまった為、彼女自らこの地を志願。
前任者は少年課婦警の経歴を持ったベテラン万引きGメンで、
麻寿美は入社後の講習・教育で何度も世話になった“真佐美”の事を姉の様に慕っていた。
つい最近まで、この店を守っていたのは真佐美だった・・・
依頼された立場の外様ながら、麻寿美は店のベテランパートさん同等の“顔”だ。
“オハヨー!!”と元気にやって来て、元気なパートさんに混じって談笑する。
冗談が好きで、パートさんからも元気印の妹・娘、時にお姉さんの扱いを受けている。
だが、一度スイッチが入れば、それは獲物を狙う狩人の眼差しとオーラに変わり、
その存在を商品棚と一体化させるように消えて見せ、そして移動式カメラの様に追う。
前任者の真佐美が“検挙より防止”、そして謝罪・反省を重視する考え方だったのに対し、
麻寿美は“余計な注釈は無用”な考え方。結果に厳しく言い訳は聞かないタイプ。
明るく元気な性格の麻寿美だから、彼女はいつも明るい輪の中にいる。
しかし、その彼女の獲物を前にした瞬間から捕えた後までを知っている人間は、
表面的やり取りとは裏腹、どこかに“恐怖心”を持って一定の距離を置いている。
肩書きは“主任”だが、もう現場職としては支配的立場にいる様なご意見番だ。
同僚先輩の、彼女から距離のある人間にとっては“生意気な女”だろう。
彼女が狩りをする現場に身を置く人は“助かるけど近くには・・・”だろう。
そして彼女に捕えられた獲物となった人間には・・・
短い時間で無理な結果を出す人間はいつだって大きなトラブルを起こす、巻き込まれる。
彼女は独身だ。一応短い時間ながら結婚していた時期もあったが、その性格、
男に折れて“主婦・女房・人妻”なんて肩書で大人しく出来る性格じゃない。
子供を授かる前に、表面的には性格の不一致、静かな離婚だった。
30半ばの独身バツ1女が2階建てアパートに身を置いて慎ましく暮らせば、
それは世間にも男性にも、そして“曲がった者”にはなお更厳しくなるだろう。
渇いた人間は人を許す事をしない。少年・少女、自分の両親のようなお年寄り、でも、
犯罪(万引き)を行う者はすべて甘え、人として未熟だとしか思わない。
涙や事情を前にしても、彼女は仕事が早い。
店長が対象と話している時間にはせっせと書類作成。そして警察への通報を催促。
もう店長やパートさんも彼女の性格とやり方を知っているから、
むしろ自分の店の商品を持ち出されながら、少し加害者に同情的になっている。
スーパーの本部や警備会社側に抗議の電話が入ることも何回もあった。
でも、それはスーパーにとっても警備会社にとっても麻寿美の存在は替え難い存在。
“調子に乗っている”のではなく、麻寿美もそれが自身の人生の裏返しなのだ。
厳しい両親に育てられ、いつも結果を求められた。成果が出なければ酷評。
希望校に進学できず有耶無耶したまま学生生活を終え、妥協した就職、そして結婚。
そんな流れでゴールインしたものの、それは短い期間で破たんした。
自身の人生を仕事に転嫁されても受ける側はたまったもんじゃない。
どれでも、どんな現場にいる人間にもそんなところがある。許せないタイプの人間が。
いつも通り外の喫煙所へ向かった。1日に1箱では足りないスモーカーだ。
昼前からの忙しさが片付き、パートさんたちは決まった交代で昼食に入る。
店内もバックヤードも調理場も、食堂に人を吸い込まれ一番閑散とする時間。
パートさんにも喫煙者は少なくないが、この時間は搬入もなく、
喫煙所のある外の場所はまったく人気がない。大量に積み上げられた空トレイ、
そしてパレットと段ボールの空箱、麻寿美にどこか似た渇いたスペースにも見える。
少し柄悪く、ジャンパーに片手を入れタバコに火をつける。
つけ方・速さも手慣れたものだ。
片方の足で出っ張った段ボールを蹴り押して、そして口に缶コーヒーを注ぐ。
スマホをイジっていた時、遠くから声が聞こえた。
「スミマセ~ン!!」
最初どこから聞こえているのかが分からずに周りを見回した。
すると店舗の外側フェンスに沿った店舗反対側のトイレの方に人影がある。
店舗の側面は長く、隣の敷地との間にあるフェンス沿いの細い通路には先ほどの、
パレット・空トレイ・段ボール・未使用のコンテナなどが散らばって壁側にあり、
普段でも用事がなければ店の人間も通らないような場所だ。
角から少しだけ奥に入った場所に喫煙所があるからこそ、店舗反対側の声が聞こえただけ。
「?? 何ですか?」
若い子(少女)が何かを言っている様だが、その内容が聞き取れない。
注意して見ると手招きしている様にも見える。
麻寿美は仕方なくタバコを灰皿に投げ入れ、細い通路を奥へと進んだ。
真ん中付近に差し掛かった時だった。積み上がったパレットの隙間に人影を感じ、
振り返って足を止めようとした瞬間、思い切り突き飛ばされた。
その反動で胸の高さまで積み上げられていたパレットの上に手を付いた。
麻寿美は驚く。誰もいないはずの場所から3人もの男(少年)が自分に飛び掛かり、
パレットについた手を両脇から片方ずつ一人一人に押さえつけられ、
そしてもう一人が重量のある大きな段ボールを麻寿美の両手の上に下したのだ。
「痛いっ!! やめてっ! 痛いっ、、」
重たい段ボールで腕を押さえつけられて身動きできない。
そして次の瞬間には顔をフェイスタオルのような物で巻かれてしまった。
「静かにしろよ!」
麻寿美は自分が強く蹴られたのを感じた。しかし腕の痛みの方が強かった。
視界すら奪われ、ひどい痛みと恐怖の中で3人の少年に囲まれている。
気の強い麻寿美でも、こんな状態では冷静な判断どころではない。
「ざまぁねぇな! いいカッコしてるよ、ほんと。偉そうにしやがって」
「お前嫌われてんだよ! お前のせいでみんな小遣いが減ってるんだ。うぜぇんだよ!」
また、そして二人からマジ蹴りが入れられる。
麻寿美はただ“万引きGメン”という職業というだけど、武道家でもアスリートでもない。
スリムでやや小柄なぐらいの体格。
「あんまり時間ねぇんだよ。おばさん結構良い女だよね、独身なんだろ?!」
ジーンズの上からお尻を掴まれた事は分かった。でも痛み、そして動ける範囲は小さい。
麻寿美は必死で“やめて!!”を繰り返すが、より強く激しく触られる。
「おい、脱がしてやろうぜ。早くしないとやばいからなぁ・・・」
その言葉が聞こえ、自分の下腹を男の手が何を探しているのを感じた。
そう、男は麻寿美のジーンズのボタンを探していた。
簡単に見つけられ、ボタン・ファスナーを下したほぼそのまま、
ジーンズも一気に下ろされてしまった。
「おばさん地味なパンティ穿いてるねぇ。でも若い感じだよこれ、いいよ」
「これもゆっくり味わいたいけど・・・」
「あああぁぁ、、」
男たちに一気にパンティまで下され、視界が確保されないまま尻を剥き出しにされ、
そこを硬く冷たい手が撫でまわす。
「俺、結構年上好きぃ~ 美味しく頂くよ、おばさん!!」
指で付近を少し探されたと思った次の瞬間には、もう、太く熱い物を感じてしまう・・・
「やっ、、やめてぇ、、、!!!」
受け入れない合図の様に必死でタオルで包まれてしまった顔を左右に振るが、
男たちは後ろから一人が突き、そして横にいる男はジャンパーを捲り、
中のシャツのボタンを外し・・・
麻寿美の中を楽しんでいる男に関係ない動きで、麻寿美の胸を触って来る。
「おい! 中に出してあげれば?! この女、お母さんにしてやれよ!」
「やめてぇ、 中に出さないで、やめてよぉ!」
麻寿美のその声に関係なく二人の男は会話を楽しんでいる。
「バカ! 証拠残してどうすんだよ!! やるならお前が入れてやれよ」
「おい、ちゃんと撮影出来てるか?」
・・・
麻寿美はその言葉に血の気が引いた。
そう、3人いたはずの男。二人の男の声しか聞こえていなかったから。
「あぁ、ばっちり撮れてるよぉ。顔は最初しか映らなかったけどさぁ」
「最後にもう一度、顔を見せてもらおうぜ!」
痛み・情けなさ・恥ずかしさ。でも、もうそれどころではない事をされている。
中に出される事は無かったが、続けざまに二人の男に同じ姿勢で入れられた。
「おい、あんまり長い時間押さえつけてると、おばさん手が一生使えなくなるぞ」
二人終わったところで重く大きいダンボールが外された。
しかしもう痛みさえも感じない。自分の腕が自分に付いているのかも感じられない。
相変わらずタオルで視界を奪われたまま、今度は羽交い絞めにされた。
最後に残った一人なのだろう、足に絡まったジーンズを奪われ、
羽交い絞めにした男が低い台に座り込むように倒れ、
最後の男は麻寿美の脚を大きく開いて、麻寿美の中に入り込んだ。
こんな場所だと言うのにその男は激しく本格的に抱いて来る。
姿勢のせいで上から落ちて着るシャツを、捲り上げて胸を掴んで揉む。
押さえつけている男も、その激しさに笑っている。
「下に寝かそうぜ。どうせちゃんとした写真も頂くんだろ?!」
そう言うと、思い切り麻寿美の腹にパンチを入れた。
麻寿美はぐったりして・・・
男たちは荷物と荷物の間に広めに出来たスペースに麻寿美と共に入り込んで、
もう店舗入口からも店舗裏からも見えない状態になった。
冷たいコンクリートの床に麻寿美を寝かせて押さえつけた。
既に裸にされている下半身。そしてシャツをしっかり開かれブラも持ち上げられた。
“もう大丈夫”と思ったのか、麻寿美の視界を奪っていたタオルが外される。
朦朧とした視界の中、目の前にはビデオカメラと自分に入れている男の顔・・・
抵抗出来る気力も体力もないと言うのに、今もしっかりと押さえつけられて、
麻寿美の視線はフラフラと、カメラ→自分をやっている男→その奥で笑う男→後ろ。
自分を押さえつけている見えない男の薄笑いを感じさせるその声を近くに聞いて・・・
終わりには折り曲げる様に足を持ち上げられて、その陰部と顔が重なるように撮られる。
そのものを撮られ、顔も押さえつけられる様にずっと撮られた。
悪魔の様な時間が過ぎた後も、麻寿美は冷たいコンクリートに横たわったままだった。
きっとこの隠れた場所なら、閉店しようとも明日になろうとも気付かれない。
でも、現実は許してくれない。
床に投げ捨てられ、男たちに内容を抜き取られたスマホが地面を動き回っている。
出る事は出来なかった。悔しさに涙が出た。
外の空気の中に時折“生臭い臭い”が漂う。男たちが自分に残したもの。
自分のハンカチでその身勝手な快楽の後を処理している自分が受け入れられない涙が・・・
麻寿美は前任者で尊敬していた先輩“真佐美”が辞めて行った理由を知らなかった。
突然だったし、真佐美にしてもその理由が言えるわけもない。
その教訓を知っていたなら変わっていただろうか・・・
真佐美は自分どころか娘まで仕返しの対象になってしまった。
麻寿美よりは遥かに柔軟に対応し、“許す心”も持つ女性であったにも関わらず。
それに、夫が警察幹部、さらに本人も武道の心得を持つ強い女でもあった女性。
その彼女ですら大変な目にあったと言うのに、麻寿美は甘かった。
麻寿美を犯した男たちは麻寿美が見つけた万引き少女の友人の男たちだった。
それもよりによって先輩・真佐美に罠を仕掛けた少女の後輩にあたる少女。
そう考えれば、真佐美の後輩である麻寿美が同じ目に合うとはいたたまれない。
今時の少年少女は情報豊かで、悪知恵に至っては大人では敵わない。
立派過ぎる程の大人と言える中年人妻・独身女性も奴らの前では、か弱い女一人だ。
情報を抜き取られ・集められ、それを元にいいようにされる。
対象が性的魅力を残した女とあれば、それはその全てを曝け出されてしまう。
オモチャの様に弄ばれ、それも大人数で。
そして実験道具の様に覚えたての性知識をその体を使って試してくる。
先輩・真佐美が壊されたように・・・
麻寿美は独身の一人暮らしと知られている。もう真佐美の比ではない。
その日の夕方には電話が掛かって来た。そして麻寿美の部屋に押し掛けて来て・・・
普通のアパートの独身女性の部屋に少年が5人。
それも派手なジャンパーを着た茶髪まじりもいる。
下の階や隣室へ知られる事を恐れる麻寿美の我慢を良い事に、
10代の少年たちは30代のバツ1女性にやりたい放題だ。
一部屋に全員揃った中、全裸にした裸をみんなの前で見せあって抱く。
必死で声を抑えようとする麻寿美をあざ笑うかの様に、わざと一層激しくする。
無理やり押し込まれて仰け反る麻寿美を布団に押し付けて後ろからはじく者。
一人を相手にフェラをさせられているのに、その後ろから無防備な陰部を狙う者。
自分の女には断られて出来ない後ろの穴を試そうとする者・・・
5人もいれば、一晩中麻寿美のカラダに休みはない。それも若い男たちだ。
両手・口・陰部と同時に使ったところで一人余る。
その余った男のする事はいつだって決まっている。撮影係しかない。
麻寿美の置かれた立場・年齢が微妙にまずかったのかもしれない。
おばさんとしては若く、10代にも十分に視界の中に入る、遊んでみたい年上だ。
そして20代女性とは違う、“確立した”独り暮らし。
誰かがその生活に口出しして来る事はない。つまり、自分だけの力しかそこにない。
何より、恨まれる状況に立つ人間としての危機管理が乏しかった。
写真・映像。あれだけ強さを感じさせる女性だった麻寿美が、
まだ人生の何を知っているのかさえ未知な少年たちの言う事を聞いている。
現場で万引きを黙認させられていた。それだけならいい。
店内に万引きに来た少年たちに体中を触られ・触らせ、裏に連れ出されてやられる。
AVでもやらない様な、万引きGメンがリモコンバイブを付けられて店内巡回させられ・・・
濃いめの化粧で目の下のクマを隠す状態。“万引きのやりやすい店”と広がり、
関係ない年寄りや主婦も次々に作業に来る。
それがあまりに酷くなった頃、麻寿美は外された。同時に退職した。
でも、少年たちは手に入れたオモチャを簡単には手放さない。
麻寿美の部屋をたまり場にし、これこそが本当の“公衆便所”という様な状態で、
連日連れて来られる新しい仲間という男たちの相手をさせられ、時には、
金を払った中年男性に麻寿美を抱かせて小遣い稼ぎの道具にされたり・・・
無残、もう麻寿美は廃人寸前になった。
全てをむしり取られ、“女としての価値”さえ評価されなくなった時、それは終わった。
アパートを追い出されただけでなく、少年たちに作らされた借金まで背負って。
麻寿美が撮られた画像・映像も、管理の悪い少年たちの下、もう流出していた。
先輩・真佐美は大変な思いをしたが、近くに警察関係者がいたし年齢と母親の強さも。
それでも、そんな強い真佐美ですらほぼ全てを壊してしまったほどだ。
強そうに見えた麻寿美も、それは表面の壁が一枚だけ厚めに出来ていただけ。
母親出来てなく、夫婦生活さえ途中で下車してしまった役足らずだ。
本当はまだまだ人間を知らない未熟な女だった。粋がっていただけの。
老いた人、弱い人、失敗した人。それを理解しないままの力任せが招いた行く末・・・
それでも麻寿美は可哀想かもしれないが。
風俗嬢になった。自分からなったわけでなく、借金の返済として契約した。
30半ばでは女としての扱いも厳しい。
年下の世間知らずの20代前半の女たちに馬鹿にされ弾かれる。
“サービスしろよ!”と過剰なプレイを求められて体を痛める事も多い。
少年たちにされた扱いに“慣れ”もあったが、もう人生のプライドは崩壊した。
彼女が一番低いどん底を実感した瞬間は、別れた旦那を客として迎えた時だった。
“おまえ?!”と見つけられた時、彼女がやっとどん底に着地できた瞬間。
最後までお読み頂きありがとうございます!
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