「支配された剣士女教師」
黒木佳美、中学で3年生を担任し国語を教える27歳の女教師。
自身が高校時代から剣道をやっている事もあり、剣道部顧問。
この中学の剣道部も強く、女子は市内では敵無しと言ったところ。
今時、常識の無い教師や、同僚や男子生徒に媚びる女教師もいる中、
その年齢にも関わらず、佳美は“人格者”と言う言葉が似合う程、冷静だ。
国語を教え剣道を愛するにふさわしい教師なのだろう。
厳格な家庭で育ったのか、身なりは清潔で、
他の若い女教師が短いスカートを穿いたり、タイトなスーツ姿を見せる中、
教育者である自覚、そして女性としてのモラルにも拘り、昔ながらのスーツか、
厚手のポロシャツにジャージのズボンのような選択が多い。
個人的には前の中学で同僚だった2つ年上の男性教師との結婚が決まっていた。
本当なら年齢的にも、毎日のようにデートでも楽しみたいところだろうが、
進路の難しい3年生の担任であり、市内では敵無しの厳しい剣道部を支え、
自分の事など後回しになってしまう。
生徒に対しては、感情的に激しく怒ることは無く、いつでも冷静に言い聞かせる。
公立中学の3年生ともなれば、男子も女子も一筋縄では行かないが、根気よく見守る。
とは言え、大きな問題が無いわけではない。
一緒に担当している剣道部の男性教諭は病での休職中。
自分が担任するクラスの男子・女子にも犯罪すれすれの問題児も抱えているのだ。
そんな佳美にとって夏休み突入は気が重かった・・・
夏休みに入る直前、クラスの中に大きな事件が発生した。
公にされていないが、クラスの中でも特に問題児の男子生徒が、これまた問題児の、
大人顔負けの女子生徒を妊娠させてしまったのだ。
夏休みも近い事もあり、二人は登校させず、学校外の水面下で大人たちの処理は続いた。
それでいながら、6月に剣道部の練習中にケガ人が出てしまった事から、
佳美には多大な重圧も掛かっていた。部活の監督責任は最優先された。
体調面でも、少し不安を抱えていた。生理が来ていないのだ・・・
止める事など出来ず、夏休みに突入。
妊娠騒動は遊びだった事もあり、女子生徒が下すことで双方の両親が和解。
学校も表立って処分を行わない姿勢となる。その後の指導は担任まかせと言うこと。
しかし、佳美だけはその筋の通らない解決方法に不満を持っていたし、
学校側・両方の父兄・当人たちにも、その佳美の納得出来ない表情は伝わっていたはず。
彼女は正義の人であり、“正当であるべき”と考える人なのだ。
しかし、それは現代の社会ではむしろ劣性であり、教育現場も例外ではない。
不満を抱えたまま、遠征や招待試合などが続く剣道部の仕事も本当に忙しい。
生理の事も忘れる程に時間は過ぎたが、体の不調もあったので二週間ほど抱え、
やっと部活終わりの足で婦人科専門医の門をくぐった。結果は陽性。
最後にしたデートの日さえ忘れるぐらいの月日が経っていたが、その時だったらしい。
この忙しい中、喜びよりも不安が大きいのが正直な気持ちだが、彼に報告した。
彼は喜び、早めに休んで欲しいと言って来たが、現状、せめて休職中の教師が戻るまで、
その2学期の開始まで、つまり夏休み中は休むわけにはいかないと答えた。
ある日、夏休み中ではあるが、学校がほぼ剣道部だけという日が出来た。
週末土曜日で、他の運動部や体育館を使う部活は遠征や試合・合宿などが重なり、
用事で職員室に出ている教師と用務員、そして体育館で部活を見守る佳美。
体育館の鍵は、剣道部の生徒が借りに行くが、返すのは戸締りを確認する佳美だ。
佳美は経験者。もちろん剣道着を着て指導にあたる。
暑い体育館。生徒たち同様、大量の汗をかくので、練習後はシャワーを浴びて帰る。
それは日課となっていた。
猛烈に暑い日が続き、体育館の中も蒸し風呂状態だが、強い剣道部ゆえ、
練習への集中力は途切れない。
そんな中、妊娠問題を起こした男子生徒から職員室経由で連絡があった。
自分の携帯に掛け直してもらい、生徒と話をした。
明日の処分の為に出来た臨時登校の予定を、今日に替えて欲しいと言うのだ。
「ごめん。今日は他の先生が誰もいないし、剣道部を見なきゃいけないから」
「戸締りも私だけしかいないし・・・」と佳美は電話の先の生徒に言って納得させた。
練習も終わり、洗練された剣道部の部員たちらしく、スムーズに片付けも終わった。
女子の更衣室で女子の部員たちがシャワーを真っ先に使うので、
先に周辺の戸締りや電気のスイッチの確認にまわる。
広い体育館を歩きまわり、更衣室に向かう頃には、着替えの終わった女子部員とすれ違う。
「お疲れ様でした!」との部員の元気な声に、佳美は「お疲れ様!」と返す。
窓も閉め、広い体育館を歩き回った佳美はもう汗が滴る状態。
手早く道着を脱いで、中に来たTシャツを脱ごうとするが、体に張り付いて脱げない程。
びっしょりと濡れたTシャツで、ブラとパンティを包み横に置き、
着替え用の新しい下着類を洋服の上に置く。そしてシャワーに向かう。
佳美にとって唯一とも言える、今ではこの時間だけが安らぎの時間となっている・・・
夕方とは言え夏、上窓の細い曇りガラスからでさえ、室内が充分に明るく、
特に電気などつける必要もない。
バスタオル1枚だけを手にして、佳美がいつも使う3つあるシャワーの一番右、
入口から見れば一番奥を好んで使っている。
暑さで沢山の汗をかき、疲れ、いつもより長くシャワーを浴びていた。
突然カーテンが開き、目の前に3人の男が立っている・・・
「キャ!」と悲鳴を上げ、咄嗟に胸元を隠し、
カーテンの上に掛けてあるバスタオルを取ろうとした。
しかし、男たちの1人の動きの方が早く、先に取られてしまった。
彼らは既に、スマホで撮影している。
明らかに10代の高校生風の男たちに教師目線のまま佳美は、「何すんのっ!」
「やめなさい!!」と大きな声を立てながら、スマホを押さえようとした。
高校生風とは言え、茶髪やアクセサリー、そして服装を見れば悪い連中と一目瞭然。
スマホを押さえる勢いでシャワーのスペースから外に出た佳美は、
必死で自分の下着のあるロッカーの前に走った。だが・・・
そこに下着はなく、反対の床に散らばっていた。次に出口へ逃げようとした。
1人の男が反対から先回りしていて、両側からスマホで撮影しながら囲む。
「いい加減にして!」と怒鳴るが、彼らは笑っているだけ。
1人は落ちていた汗だくのパンティを拾い上げ、「この匂い最高だなぁ!」と、
思いきり嗅いで見せた。佳美は、「やめて!」と言うのが精一杯。
男の一人がナイフを出した。
「静かにしろよ!」「手を下せよ!」「しっかり見せろよ!」と怒鳴り上げた。
それでも、佳美は剣道部の顧問・教育者としての強い心で怯まない。
「怪我してぇのか?!」と真ん中の男が怒鳴り、「押さえつけろ!」と、
他の2人に指示を出した。二人はスマホをポケットに入れ、
左右両側から佳美に近づいた。佳美は激しく払い、近づく二人を蹴った。
「痛てぇな!」「大人しくしろよ!」が何度も響くぐらい、激しく抵抗した。
それでも、1人に足を掴まれてしまい、そのまま床に倒されてしまった。
1人は佳美の腕を佳美の頭の上で押さえつけ、1人は足首を押さえつける。
真ん中の男はスマホで撮影したまま。「先生良い体してるね」と舐め回し、
やがてスマホをポケットにしまい、佳美の下腹の上に座ろうとした。
「やめて、赤ちゃんがいるの!」と躊躇なく、咄嗟に佳美は声を上げた。
「ん?」その男は両手で静かに佳美のお腹をさすり、いきなり腹パンチしようとした。
目を強くつぶった佳美。しかし寸前で止めたその男は笑っていた。
「じゃぁ先生、大人しく言うこと聞いてね」と今までにない優しい口調で言った。
佳美は無言で首を縦に振った。
「先生、こっちに来な!」とシャワーのスペースに戻され、
「シャワーぐらい浴びろよ! 気持ちよくしてもらう先生に失礼だろ!」
中央の男は他の2人に指示する様に言った。
男たちはすぐに全裸になり、急ぐようにシャワーを浴び、先程の男がまた口を開く、
「来いよ、先生に口でやってもらえよ!」そう言って佳美を座らせる。
それ以上の事がされる事を避けたい覚悟なのか、佳美は観念して指示に従う。
静かに口に含むと、経験の少ない10代の男ゆえ、すぐに声を上げる。
それを横から見ながら、「さすがに大人の女は上手いんだね」とひやかす。
もう一人は佳美の後ろに回り、後ろから佳美の胸を激しく揉む。
それでも、佳美の表情は変わらず、ただ淡々と触られ、そしてフェラを続ける。
中心の男はその冷静な佳美に不満を抱いていた。
突然佳美の髪を掴み、引き上げ、後ろから触っていた男に、
「入れてやれよ!」と言った。
佳美はすぐに「それだけは堪忍して」と言ったが、さらに髪を引っ張り、
「腹にパンチ入れるぞ!」と大きく拳を振り上げた。
静かになった佳美を無視し、「やれよっ!」とさっきの男に指示した。
さすがにさっきまで冷静に対応していた佳美だっが、瞳から涙が溢れた。
挿入した男の動きが激しさを増すと、声に出して泣くようになっていた。
そんな佳美の顔を眺め、男は満足げに笑う。
フェラをされていた男が佳美の口の中に出して、そのまま床に座った。
それに続くように果てようとしていた男に、「中に出すなよ。可哀想だからな」
冷静な男は指示した。二人の男が立て続けに射精して、少し静かになる。
見ていた男は、「俺の番だよ、シャワー浴びろよ!」と佳美に言う。
やっと泣き止んだばかりの佳美は無表情に、シャワーを浴びる。
そして・・・
突然後ろから胸を掴まれ、ボディーソープを大量に塗られた。体中。
「あいつらの臭いが残った後にやれっかよ!」そう言いながらさらに塗りたくる。
いつの間にか、既に自分も全裸になっていたその男は、
「俺の体も洗ってくれよ!」と佳美を抱きしめ、耳元で小声で言った。
佳美は返事することなく、静かに男の体を洗い始めた。
男の下半身を洗い始めた時、「そこは口でやれよ!」の声を上げた。
佳美は何の反応もなく、静かに口に入れた。
少しして、「立て。向こうに向けよ!」と佳美に言い、反対を向けると、後から挿入した。
完全に反応の無い佳美を許さない男は、「俺は中に出させてもらおうか・・・」
そう言って佳美を挑発する。
その言葉にだけは激しく反応する佳美を見て、男はとても満足げだ。
佳美に声が漏れる程に激しく突いた男は最後に、「俺のを飲めよ!」と佳美に耳打ちした。
佳美は目を閉じたまま、今回は静かに首を縦に振った。
口の中に押し込み、大量であろうザーメンを佳美に飲み込ませた。
若い男たちの回復は早く、そろそろ電気の明かりが必要な時間まで続いた。
誰もいなくなり、疲れ果てた佳美は無表情にシャワーを浴び、床に落ちた服を着た。
用務員に鍵を返した時には、その佳美の疲れ切った表情が心配された。
「今日暑かったんで・・・ 体調悪くなって、この時間になってしまって・・・」
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